小学生から死にたい57歳主婦が機会を伺う。親と兄は酷くても夫への憎悪は筋違い

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
あ・・はじめまして、高橋です。

相談者:
はじ、はじめまして、よろしくお願いします。

高橋龍太郎:
ねえ、大変な・・人生だと思うけれど。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
人生の、価値って・・1つの、何か、事件があったときに、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
逆にい・・そうじゃない可能性について・・思いを致すっていうことができるかできないかで、全然、人生の見方って、違っちゃうと思うんですよね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
例えば・・親からそれだけの虐待を受けて、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ね?、普通ならもう、言ってみれば機能不全家族の典型で・・AC(*)っていう人の・・

(*)アダルトチルドレン: 心理的に未成熟な大人

相談者:
はい、はい

高橋龍太郎:
その・・人の中で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
も、本当にあなたは、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
物凄く頑張って、生き残った人ですよ。サバイバーってよく言うけど。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ね?

相談者:
はい(涙声)

高橋龍太郎:
で、それは・・子供2人を、産んでここまで立派に育てたらあ・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
こーんな見事なサバイバーはいないですよ。

相談者:
・・はい、ありがとうございます。

高橋龍太郎:
ね?、自分を、肯定することが・・もちろん、もちろんそういう育ち方をすると・・あなたはその、自分を褒めることを失ってしまってる、状態だと思うのね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、カウンセリングやなんか、なったときには・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そういう自分を、どうやって褒めて、自分をどうやって、少しでも・・気持ちを楽にさせるかっていう基本形は・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どんなカウンセリングでも同じことなんですよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ま、カウンセリングがたまたま上手く行かなかったってことがあるとして、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
でもやっぱり自分を褒める言葉は自分で見つけ出すってことが、できれば、もう、いくつもの試練は乗り越えて行けるはずなんです。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
もう1つ、あなたが、それができない大きな理由は、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そのトラウマがフラッシュバックして、いつもいつも、自分を苦しめてるから、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
肯定的な要素に、なかなか辿りつけないっていう・・そういう辛さも一方でありますよね?もちろん。

相談者:
はい、はい

高橋龍太郎:
まず一番最初に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
フラッシュバック退治をやって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それでニュートラルな立場で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
自分の人生を、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
もう一度振り返るってことができたら・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなたの中に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
自分を肯定する気持ちが・・一旦芽生えると・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どんどん、どんどん、オセロの、最後のゲームみたいな物で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どんどんひっくり返ってくの。
それ例えばさ・・人間が産まれるってことは・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一人の人間だよ?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
これはもう本当に、あり得ないような奇跡なの。
なぜかっていうと・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
宇宙の歴史が、ま、例えば・・えー、130、は、今、8億年か9億年かな?、で、太陽系の歴史は、ま、50億年。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
生命体が生まれて、30億年ぐらい。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、そん中で小さな微生物が、集ま、って・・それこそ哺乳類ができて、もう、それこそ1千万年ぐらいかな?人類が生まれて、500万年。
で、その人類の中に、例えばあなたのご両親、ひどいご両親だったか、かもしれないけど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなたを産むために、例えば・・えー、性行為があったときに、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
例えば、お父さんの精子1つ違ったとしても、あなたではないわけだよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そうすると例えば精子が5億個あるとすると・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
5億個の1、の可能性で、あなたは産まれるの。そうすると・・とりあえずそんな奇跡的に生まれた人が、どんなに辛かろうと・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一番最初に、まず産まれたということで・・白。

相談者:
・・はい

高橋龍太郎:
ね?・・で、自分の人生が全部真っ黒だとしても・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
最後の最後に、今言ったような、治療法いくつか重ねて・・自分を許したり自分を肯定するっていうことが、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
もしできたらば、最後に、白丸がついたら・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
中の黒丸は・・全部白丸に変わるの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ね?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、それは、人間にとっては、ホントに、最後の最後に、自分の人生を・・振り返ったときに、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
本当に辛い人生だったけれど・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
でも・・最後の最後になって、この幸せな境地に辿りついたら・・全部が本当に幸せな一生だったんだっていうふうに人間って思えるのよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
自然との一体感でもいいし、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それこそ、自分で自分を耕すことでもいいけど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そういう、自分に対する肯定感・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
或いは自然との一体感みたいな物を・・これからゆっくり身に着けるために・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
みんなが苦しんだ末に書いた本を、いくつか読むのが・・僕はあなたには、勧めたいことだな。

相談者:
・・はい

高橋龍太郎:
うん。辛いだろうけど・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
やっぱりそれを変えるのは、もちろんカウンセリングや、いろんな方法あるけど・・自分自身が自分自身を許す。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
自分自身が自分を、い「あ、こんなことがあるから生きてていいよ」でも、小ちゃくでも思えたら・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そっからどんどん、どんどん、世界は広がってくよ?

相談者:
・・

高橋龍太郎:
あなたが、一番最初に傷ついたっていうのは、もちろん・・えー、ご主人の田舎のほうに行ったんでしょ?

相談者:
あ、そうです。

高橋龍太郎:
ね?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、あなたは都会育ちなの?

相談者:
そうです。

高橋龍太郎:
ね?、そうするとさ・・都会、育ちの女性にとっては・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
田舎の・・下卑(げび)た表現っていうのは、物凄く傷つくんだけど。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
向こうは言ってみれば・・ぶっちゃけえ、トークみたいなことをするオッサンがいるのよ、必ず。
「子供作れ」とかなんかいろんなこと言うのは、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
いじめてるということではなくて、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
共同体の気持ちみたいなものを・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
わざと、ぶっきらぼうに、都会の女を・・少し鍛えてやるみたいな感じで、わざ、と、わざわざ嫌らしい表現で、言ったりするの。

相談者:
あー

高橋龍太郎:
都会の女性はそれに物凄く傷つくんだけど。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お、ご主人は、それが分かってるから笑ったわけで。
あなたを、非、非難するとか、あなたを・・罵倒するつもりで笑ったんで・・笑ったんじゃ、絶対ないよ。

相談者:
あー

高橋龍太郎:
その、親戚のおじさんに笑ってるの。
ご主人は、すごく優しくて・・困ったおじさんを、笑い飛ばしたっていうふうに・・考えてあげると・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
この問題はもう少し救いのある話になると思うよ。

相談者:
あ、はい、分かりました。

高橋龍太郎:
うん

(再びパーソナリティ)


「小学生から死にたい57歳主婦が機会を伺う。親と兄は酷くても夫への憎悪は筋違い」への14件のフィードバック

  1. むかしむかしの思い出したくもない自分があったからこそ、今の自分がある。

  2. 相談者さんは、まず、虐待したこども達に謝罪しましたか?
    虐待を悪いことだと、自分の罪を認めて、今からでも、謝罪してください。
    そこからしか、自分を癒すことはできません。
    自分の罪を認めずして、親兄弟を責められません。

    こども達に謝罪することができたら、今度は、自分の中で、堂々と親兄弟を責めることができ、自分を癒していけます。
    加害者であった自分を認めて許しを請うこと。そうやって初めて、黒を白に変えていけます。

  3. う~ん…加藤先生と龍太郎先生のコンビの方が相談者は少しは楽になれたかな~
    当然だよそんな環境で育ったら人格形成も
    崩壊寸前だけど…
    本当に良く幼少期から今日まで生きたんですね
    もう~自己肯定感も低く、承認欲求も強く
    劣等感も強くなり愛情感も過剰になるし
    自己中心的になるるよね…
    けど解決したいから相談して来たし、カウセリングも受けてる事だし
    その姿勢が大事ですよ大丈夫!
    自分で自分の事を褒める自己肯定感が上がってきます、自分には価値がある
    感覚になると劣等感が低くなるからね
    居場所は沢山作って社会的に出来たら
    自己中心的も消えるはず
    旦那さんの他に質の良い人と出逢うことで…
    重要な作業は今の私を自己受容する
    つまり認めること…
    相談者の両親兄は捨てる整理する…あの人達も弱かったと思う事だよね
    いや~本当57年間…我慢し耐えたんだね
    本気で取り組んで生きて欲しいと願います

  4. 幼少期からのトラウマで怒りのエネルギーが大き過ぎて見失っている事が多いと思う。50年近くを死にたい感情だけだったとは思えません。楽しかった日、幸せを感じた日だって必ずあったはず、昔の家族の写真は✂切って、ご主人と息子さんとの生活が明るく楽しい物になるようエネルギーをシフトして欲しい。昔の家族の誰よりも一番の勝ち組になるってね!

  5. 相談者は過去の自分の不幸のすべてを理解している。
    そして幸せな家庭生活を営んでいる現在も、それを手放す気はない。

    自殺したいと思いながら57年生きてきたのは、何故なんだろう?

    幸せだと実感した時に、過去の不幸な人生が無価値になってしまうのを恐れているのだろうか?

    今までテレ人で相談して来たアダルトチルドレン達が、毒親を乗り越えられないのは、何故なんだろう?

  6. いやいや、この相談者から過去とったら何にもないよ。
    このかわいそうな過去だけが、この人のステータスだからね。
    だから、何をやっても許されると思ってる、過去を言い訳に子ども虐待し、親戚の素朴なおじちゃんを悪者にし、挙げ句に優しい旦那まで憎しみをもつという。
    過去があるから生きれるんだよ、この相談者は。

  7. いや〜、⁇さん仰るとおりですがな。

    おかげでスッキリしましたわ。

  8. わかったようなコメントにイラッと思ってたら、爽快な⁇さんのコメント最高でした❗️

  9. あっ、A Iさんのも最高です。
    すみません、後付けになってしまって🙏

  10. オセロの例えになるほどなぁとますます高橋先生を好きになりました。
    でも、つらい人生を送っていると、5億の精子の中で一番勝ったとは思えず、ババや貧乏クジをひいたという恨みしかないので、生まれが黒ということもありますね。
    ことあるごとに思い出しそうな相談でした。

  11. 鬱はいまや安静にしないで治す時代。勉強してない奴の価値観の固定化の方が有害 より:

    これシリーズの人だと思う。

    よく毒親だ、劣悪な環境だって簡単に口にして同情を欲しがるけど
    ここまでマイナスのエネルギーを内包してなければ、ほぼおままごと。

    精神科の言葉や症状って時代が下がるに連れて軽く浅くなってる。
    拒食症も昔ほどハードじゃないことが多い。
    なんでだろう

    まだトラウマに振り回されて七転八倒している感じ。
    色々理由が見えてきて嘆きの時期だったんだと思う。
    怒りや憎しみに呑まれないで再生できてることを祈る。
    その時に生きててよかったと思えるよ

    世の中には意地悪な人間の方が多い。
    でも彼、彼女らの見識は一向に深まらない。
    それだから焦って排除しようとする。
    つまんない人生だよなー

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