暴走する正義感とリーダーシップに自己嫌悪。自我のないヒステリー性格

(回答者に交代)

マドモアゼル愛:
はい、どうもこんにちはあ

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
はい、

相談者:
こんにちは、よろしくお願いします。

マドモアゼル愛:
はい、こちらこそ。
とにかく・・自我がないっていうことなんです。結論からいうと。

相談者:
あー、自我がない・・

マドモアゼル愛:
ホントは自我がない。
自我がどういうものかすら分からない。

相談者:
あー、はい

マドモアゼル愛:
そいで・・だから常に自分のことを考えてんの。
もう四六時中。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
も、常にな・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
自分の視点、からしか物事を、考えられないの。

相談者:
ふうん

マドモアゼル愛:
でも本当の自我がないから、自我に拘(こだわ)ってるのね。そういう人ってね。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
だから・・自我が脅(おびや)かされるような状況・・例えば、電車に・・乗るときに、列が乱れていると。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
このままドアが開いたら・・あの人、横になってるからちゃんと行ってくれないと困るとか。

相談者:
あー、はい

マドモアゼル愛:
そういうことが・・とにかく自我が脅かされる、どんなに小さなことでも・・気になってしょうがなくなんの。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
だから、正義感が強いとかっていうのも確かに、あると思う。と、あとリーダーシップっていうのも・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
自我の、問題だから、そうなんだけれども、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
必ず・・すぐ、自我を守ろうとするから、てか自我を感じたいから、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
すぐ怒るのよ。こういう人っていうのは。

相談者:
あー

マドモアゼル愛:
すぐ、そうでしょ?あなたも正義感が強いっていうか、すぐに怒っちゃったりするでしょ?

相談者:
怒りますね、はい

マドモアゼル愛:
でも必ず、あとで嫌な気持ちになるんだよ。

相談者:
はあー、はい

マドモアゼル愛:
それは本当のもんじゃないからなのよ。

相談者:
ふうん、そうなんですね・・

マドモアゼル愛:
それで・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
もっと言えば・・小学生ぐらいまでの間に・・培われた自我・・それは本当の自我じゃなくてポーズとしての自我なのね。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
だ、リーダーポーズなんですよ。

相談者:
うんうん

マドモアゼル愛:
それポーズでならば、小学生時代までは何度も上手く行くのよ・・

相談者:
うんうん

マドモアゼル愛:
とりあえずは。

相談者:
そうですね。はい

マドモアゼル愛:
しかし、ポーズで作っちゃったイメージで、ん、であるから、そこから本当の自我を伸ばすことができなくなっちゃうんですよ。人間って。

相談者:
ふうーん

マドモアゼル愛:
だから・・ことごとく失敗するはずよ。自我を出すと。

相談者:
うーん

マドモアゼル愛:
だって自我がないんだもん。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
自分っていうものがなんだか分かんないです、この人。

相談者:
あー(ため息)、あーでも、そう、かもしれないです。

マドモアゼル愛:
うん。そいであなたも・・小学生で覚えたリーダーポーズで今尚、やろうとしているから、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
本当の自我っていうものに、行き当たらなくなっている構造を持ってんのよ、心ん中に。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
ね?、だから・・それは、刺激するからやめることなのよ、まず。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
もう、小さな頃の思い出として・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
中学に入って高校に入ってそれが通用しないことだんだん分かって来てるんだから。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
そこで、自分の・・面影は捨てて。
果たして、わたしは何者なんだろうか?・・ていうあたりを・・

相談者:
うん

マドモアゼル愛:
ゆっくり・・自分と相談しながら・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
作っていく・・作業が、あると、すごく安定していくと思うの。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
うん
誰でも・・幼少期において・・自分は何者だ?というときに、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
お母さんが期待する物とか・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
もしくは、たまたま見たスーパーマンの物語でもいいけども、たまたま見た物を、使って、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
自分の自己投影、自分というものはこうで、こうありたいという自分を投影して・・えー、幼少期の、自分なりの像を作ることがあるんですよ。

相談者:
うん

マドモアゼル愛:
だから、そこで仮の自我っていうものはやっぱり必要な時代があるんですよね。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
そして、それが、そのまま成長し・・しないってことは普通はないんだけれども、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
やっぱり・・その、幼少期に作られた、自我が・・だんだん伸びて、どんどん成長して、本物になって行くっていうケースは少ないんですよ、実は。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
でも・・それを、真面目に・・ずっと・・やって来てるのが、あなたなのよね。

相談者:
はあー

マドモアゼル愛:
うん。でもそれは・・ホントに魂の底からとか、ホントの性格に、根ざしたものでないから、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
作る物が虚像になって・・はかない物になってしまっているわけなの。

相談者:
はい・・

マドモアゼル愛:
だから、正義感を、出せば出すほどリーダーであろうとすれば、するほど・・幼稚な世界に・・

相談者:
うん

マドモアゼル愛:
周りを巻き込んじゃって・・

相談者:
そうですね・・

マドモアゼル愛:
自己嫌悪で、終えると。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
このパターンを無くすには・・

相談者:
はい、はい

マドモアゼル愛:
この、イメージ・・の、達成を求めないで、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
自分は違ったところから自分像を・作っていくと、いう、ことで・・捉えていただければなと、いうふうに、思うので・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
はい

相談者:
分かりました。

マドモアゼル愛:
はい

相談者:
ありがとうございました。

マドモアゼル愛:
え、加藤先生が、あん、も一回、伺ってみたいなと思います。

相談者:
はい、ありがとうございます。はい

(再びパーソナリティ)


「暴走する正義感とリーダーシップに自己嫌悪。自我のないヒステリー性格」への12件のフィードバック

  1. テレビ番組「スカッとジャパン」に出でくる人達みたい。

  2. 日本の保育園だの学校だのは、こどもを一人リーダーにしておくと、指導者はラクできるから、リーダーを設定したがる。
    こども本人は、指導者から信頼されていると思って張り切る。
    けれど、家庭ではただのこどもでいさせてあげてほしい。
    時々、家庭でも、こどもにしっかりさせて、大人の代わりをさせラクしようとする母親がいて、こどもの大事な「こども時代」を奪ってしまう。
    結果、本人は、リーダーでなければ存在価値がないと思い込んでいく。親が、条件つきの愛しか与えないから。
    推測の域を出ないが、相談者さんの親もそうだったんじゃないかと思う。

    違っていたら、ごめんなさい。

  3. 加藤先生とマドモアゼル愛先生の久しぶり
    のコンビでした
    相談者の話しのポイントから心理分析して
    原因を指摘した「自我」の無い人
    自分が居ない…聴いてた読むテレ側からすると一瞬…んっ?
    一般的には自我の無い人とは「優柔不断」
    特徴的ですが…ヒステリー性格との因果関係があるんですね。深い構造に何層にもなっているだと理解しました
    あくまでも無意識化での両先生の分析だけど
    発達段階で自我が無くなると…やっぱり従順だったのかな?意思が無くなる?
    相談者の「周りの優秀な人達とか」「率先して生徒会」やら「私がやらないとか?」
    動機はなんでしょうね?
    自己顕示欲が満たされて無いのかな…目立ちたがり屋さん?
    相談内容はヒステリー性格を解消したい訳で…怒りっぽいのは防衛機制だからね~
    この相談者は旦那さん子供居て人格的に自我が無いから…
    良い関係を築けるのかね~
    電話口の声は穏やかな声に感じたけど
    この相談者は何者なんだ…
    解決する意思があるからテレ人生に相談した訳だし良い人生を送って欲しいです

  4. とうしても、
    自我がない=ヒステリー性格と結びつかない…。(自分の理解力のなさ故。)

    わたしは、ヒステリーっていうよりクレーマー気質だと思いました。

    子どもの保護者という立場だったらモンスターペアレントになってるだろう。

    相手の失敗だったり、落ち度、弱味を見つけたら、そこを執拗に責める。

    自分より弱いものには強く、
    自分より強いものには下に出る。

    正義感…っていうと聞こえが良すぎる気がするけど。自分は完璧で、自分は正しくて、自分に自信があって、だから他人の間違いや失敗が許せない。

    でも、例え相手が間違っていたとしても、いきなり怒りでぶつからなくてもいいはず。
     
    同級生の母親だったら、関わりたくないタイプだな。

    でも、そんな気質なのに、自覚があって、後悔したりするのが不思議なくらい。

    テラス事件だって
    「あ、席あいたっ!ラッキー!荷物で席とろう!」と我先に席をとるか、
    「あ、席あいた!先に待ってる人いなかったかな?」と一呼吸おいて、辺りを見渡して、それから席をとるかどうか。

    考え方を変えることでしか、
    行動は変わらないだろう。
    考え方を変えるってかなり難しいと思う。性格ってなかなか変えられない。
    性格を変えるのって、
    何か大失敗をして、ほんとに心から反省、後悔するとか、そういうことでもないと、ほんとに難しいと思う。

    ま、このままだと、
    子どもが学校いってる期間は、他の保護者からは面倒な人物、と避けられ、年取ってからは、図々しい迷惑高齢者となるだろう。

    いつも、後悔するらしいので、何か言ったり、行動する前に、一旦頭で考えることだね。
    今は多分頭で考える前に、口から言葉がでてるんだろうから。

  5. なんで自分ってこうなんだろ?って考えた結果、自分は家族ががっかりしないように先回りしてるってことに気付いたんだよね。意外と家族も、もはや何も期待していないかも?
    私も30代後半、家族のために、まるで代理のように振る舞ってた時期があって、自分では勇気を振り絞って出た行動が、逆に家族から「こわっ」みたいなニュアンスで言われた瞬間、こんなのは求められていない…と実感しました。単にそんな時期です。しばらくは使命感にかられるかもしれませんが、「私は本当は平和主義なんだ、トラブルなんか好きなんじゃない」と思いながら直そうと日々生活してれば、絶対に落ち着きます。

  6. 思い出す過去回
    あの猫の大学生は
    どうなったのだろう?

  7. このご時世、自粛警察に走ってなければ良いけどね。テラスの件でも、席取ろうとした相手が「目付き鋭く、がっちりした体型の男性」なら歯向かったのかな。要は「ルールのはっきりしない些細なマナーが破られる」「対抗者が同年代以下」という状況なら正義のスイッチが入ってヒステリックに怒り出す。
    この相談者、昔仕事していたかも、今もしているのかも、はっきりしない。既に仕事で「正義の使者」を気取って大失態を犯したのかもしれない。とかく言う自分もそうで、職場に居られなくなった。相談者が言っていた「自分がやらなきゃ」という使命感や焦燥感が何処からか沸いてきて、それで変に自信があった。結果は職・人間関係・住処がごっそり消えた。10年近く経った今でも影響があるのか、正規職員の職に縁がない。
    正義感なんて自分のヒステリーを晴らす為の口実にすぎなかった。

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