肉親も距離置く喘息トランスジェンダに加わる慢性病と騒音。墨汁一滴に準えて涙
(回答者に交代)
三石由起子:
はい、こんにちは
相談者:
よろしくお願いします。
三石由起子:
はい
あなた48歳
相談者:
はい
三石由起子:
今、お仕事って何してます?
相談者:
えっと無職になります。
三石由起子:
あ、なんにもしてない?
相談者:
ええ
三石由起子:
はい
あのね?
相談者:
はい
三石由起子:
48歳ってえ・・どういう年だと思ってる?
相談者:
えーっとお、わたし、折り返しい、ていうか
三石由起子:
折り返しくらい?
相談者:
折り返し・・
三石由起子:
うん
相談者:
ちょっと過ぎて、
三石由起子:
うん
相談者:
これから先、の、ことをあと・・考えてっかなっていう・・
三石由起子:
そうかそうか。
相談者:
はい
三石由起子:
はい
そういう・・精神状態でいるとお・・
相談者:
はい
三石由起子:
えーと、現状維持が、
相談者:
はい
三石由起子:
なんか、ベストでさ、
相談者:
はい
三石由起子:
そいでえ、これより悪くなったらどうしようっていう話にしかなんないのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?
相談者:
はい
三石由起子:
えーといろいろこういうふうに、こう、マイナスの、あなたが・・話されたような・・
相談者:
はい
三石由起子:
感じてらっしゃるようなね?
相談者:
はい
三石由起子:
マイナスな要素がいっぱいいっぱい、こうって、少しずつ少しずつ溜まってくるとさ、
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、人間ってどうなるかっていうと、
相談者:
はい
三石由起子:
とにかくこう、自分の足下を見なくちゃとかさ。
相談者:
はい
三石由起子:
自分の生活を見なくちゃと。
相談者:
はい
三石由起子:
こっからあの、減らさないようにしなくちゃ、みたいなことしか考えられなくなるのね?
相談者:
そうですね、はい
三石由起子:
うん、でもね?そこに解決はないんだよ。
相談者:
はい
三石由起子:
そこに解決がないっていうのはね?
相談者:
はい
三石由起子:
そういうときであればこそね?・・足下見なくていいんです。
相談者:
・・はあ
三石由起子:
あのね・・
相談者:
は、はい、はい
三石由起子:
足下見ないでえ・・空を見る。
相談者:
はい
三石由起子:
(苦笑)え、どういうことかっていうとね?
相談者:
(苦笑)はい、はい
三石由起子:
まずあなたがねえ?、何をしたいかを、まだ考えられる年なの。48歳っていうのは。
相談者:
ですねえ。
三石由起子:
うん
あのね?、こうだから、こうだから、こうだから何もできないじゃなくてさ、
相談者:
え
三石由起子:
そういうことを、一応もう、なんにも考えずにだよ?
相談者:
はい
三石由起子:
なんにも、腰とかあ・・えーとお、喘息とか、
相談者:
はい
三石由起子:
トランスジェンダーとか、
相談者:
はい
三石由起子:
そういうことを、まったく考えずに・・
相談者:
はい
三石由起子:
自分が今、何をしたいか?っていうことだけを考えるのね。
相談者:
はい
三石由起子:
そうするとさあ、これをするためにはあ・・
相談者:
はい
三石由起子:
・・何を直さなくちゃいけないか?とかさ、
相談者:
はい
三石由起子:
うん。あ、これをするためだったら、腰の痛いくらい我慢しようとかさ。
相談者:
・・そうですね、はい、はい
三石由起子:
うん、これ腰、腰がいいやとか。
これをするためだったら、トランスジェンダーとか言ってなくていいやとかさ。
相談者:
ええ
三石由起子:
あのね、明確なあ・・目標があるとお・・あのお、自分が今まで、負として抱えて来たと、だけを持ってたものがね?
相談者:
はい
三石由起子:
あ、ひょっとするとこれプラスじゃんとか、これ使えるじゃん、ていうことにい・・
相談者:
え・・はい
三石由起子:
なることもいっぱいあるんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
それをあなたはね?足下ばっかり見てるからあ・・
相談者:
ええ
三石由起子:
全部のことをさ、負だというふうにい・・思う発想しか今できなくなっちゃってるんで。
相談者:
ええ
三石由起子:
そこをさ・・まずあの、取っ払ってさ。
相談者:
はい
三石由起子:
それってわたしトランスジェンダーの人って、得意・・ん、なんだと思うんだけど。
相談者:
&#△%
三石由起子:
そういう考え方をするのは。
相談者:
ですね。
三石由起子:
うん、だからね・・
相談者:
&#△、はい
三石由起子:
それをまずね?、えーと、ちゃんとやってみないとダメ。48歳っていうのは、う、まだ若いんだから。
相談者:
はい
三石由起子:
それとね?
相談者:
はい
三石由起子:
あの、例えばあのお・・生活時間帯っていうけど、
相談者:
はい
三石由起子:
あのお、都会ってさあ、もう、いろんな人が24時間起きてんだよね?
相談者:
はい
三石由起子:
それでえ、例えばあのお、テレビだってさ・・
相談者:
ええ
三石由起子:
24時間やってるチャンネルって山ほどあるじゃない?
相談者:
ですね、はい(苦笑)
三石由起子:
(苦笑)ね?
相談者:
え、へへ(苦笑)
三石由起子:
うん。だから・・朝、えー、夜の11時くらいから、テレビ、見出してさ、朝まで見てる人とか、
相談者:
はい
三石由起子:
夜2時になって、からでないとお・・洗濯機かけられない人とかいっぱいいるんだよ。
相談者:
はい
三石由起子:
で、それはさ・・あなたが、今、生活するのには騒音かもしれないけど、
相談者:
はい
三石由起子:
もしあなたがやりたいことがあって、
相談者:
はい
三石由起子:
そこにあなたの生活を合わせたときにね?
相談者:
はい
三石由起子:
実際あなたが、今の時間帯で寝たり起きたりできるか分かんないよ?
相談者:
ですよね。
三石由起子:
うん
相談者:
はい
三石由起子:
そうするとお・・1時や2時の生活音っていうのは、かえってありがたかったりするかもよ?
相談者:
そうですね。
三石由起子:
うん、俺も、俺もそうだと。
あ、この時間気兼ねなくていいやあ・・
相談者:
はい
三石由起子:
掃除機かけちゃおう、とかできるかもしれないし。
相談者:
(苦笑)はい
三石由起子:
うん。でね?、あなたが、今、なんにも、してなくて、
相談者:
はい
三石由起子:
抱えてる物を全部、負の材料だというふうに思って、
相談者:
はい
三石由起子:
そして、人の生活音がうるさい、っていうふうに感じるっていうのは、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり心病んでるよ。
相談者:
・・ああー
三石由起子:
うん
相談者:
&#△
三石由起子:
あとね?、も、年寄りだと思ってるしね、あなた、自分で。
相談者:
はい・・&#△ですね(苦笑)、はい、はい
三石由起子:
うん、うん
人生あ、あの、真ん中で、
相談者:
はい
三石由起子:
これ以上いいことはねえやって。エヘ(苦笑)ね?
相談者:
(苦笑)ええ
三石由起子:
これ以上悪くならないようにしなくちゃ、みたいなことから発想してるから・・
相談者:
はい
三石由起子:
これはね、あの、不満しか出ない。
相談者:
はい
三石由起子:
うん
相談者:
で、その分やっぱり今あ・・
三石由起子:
うん
相談者:
物を書くっていうか、
三石由起子:
うーん
相談者:
ま、そんなんですけども、ちょっと今まで、経験したこととかってのを、
三石由起子:
うん
相談者:
ブログにあげてたり、
三石由起子:
うん
相談者:
やっぱりしてるんで、
三石由起子:
うん
相談者:
そういうのもやっていこうと思ってるんですけどね。
三石由起子:
そしたら、よ、夜だってできるかもしれないし、
相談者:
ですね
三石由起子:
夢中になったらあ、かえって夜のほうが、捗(はかど)ったりするよ?
相談者:
そういうふうなことやってると、ちょっと嫌なことを半分どっかに、行ってるんで、
三石由起子:
そう
相談者:
そういうのを続けてんのも、いいのかなっていうふうには思ってます。
三石由起子:
書くんだったらほんとにねえ、ご飯を食べるように書くんだよ?
相談者:
はい
三石由起子:
今日は書、書く。明日は書かないじゃなくてね?
相談者:
あ、はい
三石由起子:
朝も昼も夜も書くんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
自分の中で、義務付けて行かないと・・
相談者:
はい
三石由起子:
就職してないっていう人は・・
相談者:
はい
三石由起子:
甘くなっちゃうんだよ。
相談者:
ですよね。
三石由起子:
で、自分を甘くするとね?
相談者:
はい・・はい
三石由起子:
他人に腹立ってくんのよ。
相談者:
うん、はい
三石由起子:
そうすると、自分の、将来が暗くなってくんのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
だ、これダメだから。
相談者:
はい
三石由起子:
もう、とりあえずあなたはずうっと足下を見続けて来たんだから、
相談者:
はい
三石由起子:
もう足下を見るのを止めてね?
相談者:
はい
三石由起子:
うん
自分のそのお、内面の世界に入るのと・・
相談者:
はい
三石由起子:
書くなんていいことができるわけだから。
相談者:
はい
三石由起子:
それと・・
相談者:
はい
三石由起子:
あの、空を見てさ。
相談者:
はい、そうですね、はい
三石由起子:
自分が今から何になりたいかってことをまず?
相談者:
はい
三石由起子:
書いてほしいよ。
そういうね、発想があればね?
相談者:
はい
三石由起子:
絶対にあのお、気にならないことがね、8割になりますよ。
そうだそうだ、正岡子規という人がさ・・
相談者:
はい
三石由起子:
墨汁一滴っていうのを書いてんのよ。
相談者:
はい、はい
三石由起子:
これ、正岡子規の・・闘病生活書いてるんだけど、
相談者:
はい
三石由起子:
すごいよ!。あたしね、これを読んだときにね・・あたし、どんーな・・将来、どんーな病気になっても?、体が動かなくなっても?・・こ、こういう人がいたって知ってるだけで大じょ、もう大丈夫と思った。
相談者:
はい
三石由起子:
正岡子規がね?、書いてあるのはね。
あの、人には夢があって夢が叶うと、どんどんその夢っていうのは大きくなって行くんだけど、って・・
相談者:
はい
三石由起子:
自分の夢はね?、まず、ベ、ベッドから立ちたいっていうのがあったと。
相談者:
はい
三石由起子:
寝床の上に座りたいと・・
相談者:
はい
三石由起子:
いうのがあったと。
相談者:
はい
三石由起子:
それもできなくなってね?、体を・・動かしたいっていうのがあったと。これもできなくなってって・・すごい痛みなんですよ?
相談者:
はい
三石由起子:
これもあのお、できなくなって。
「わたしの今の夢は」ね?
相談者:
はい
三石由起子:
「1時間でいいから痛くなくて眠りたい」って。
相談者:
はい
三石由起子:
そっから始まるんだよ?
相談者:
うん
三石由起子:
すごいでしょ?
相談者:
て、よくまあ・・
三石由起子:
ハハハハ(笑)
相談者:
&#△%
三石由起子:
すごいでしょ?
相談者:
当てはめていくと、当てはめて・・あ、確かに、そう、そう、そう、そうって感じで、
三石由起子:
うーん
相談者:
ええ
三石由起子:
そうなのよ。
ああいうの見るとね?
相談者:
え
三石由起子:
ホントにあのお、自分ん、の状況が・・
相談者:
はい
三石由起子:
どんなに幸せか、分かるし。
相談者:
泣きたくなるような&#△
三石由起子:
泣きたくなるよ?
相談者:
ええ
三石由起子:
そいでさ・・
相談者:
今でももう泣いてますね。
三石由起子:
そうでしょ。
相談者:
え
三石由起子:
こんな状況の中で・・また違うこと考えてるわけですよ。
相談者:
ええ
三石由起子:
彼はね?
彼、あの、やっぱりい・・歌人だからさ。
相談者:
はい
三石由起子:
歌詠みですからね?
相談者:
ええ
三石由起子:
あの、文章綺麗だしねえ?
相談者:
ええ
三石由起子:
絶対勉強なるしね。
相談者:
はい
三石由起子:
あなたが物を書くときに、語彙(ごい)は増えるしね。
相談者:
はい
三石由起子:
あ、こんな言葉があったのかって。
相談者:
はい
三石由起子:
ね?そんで辞書を読んでるだけだって2時間や3時間、いけるしね。
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっとこれ読んで・・
相談者:
はい
三石由起子:
みて、そんな足下を見るのを止めて。ね?
相談者:
はい、分かりました、はい
三石由起子:
あの、そう、空を見るっていうことをね?
相談者:
はい
三石由起子:
1日まずしてみたら?
相談者:
分かりました。
三石由起子:
うん
相談者:
はい
三石由起子:
そしたらね・・やっぱり、あなたがあ、抱えている、そのマイナスの要素っていうのがさ・・
相談者:
ええ
三石由起子:
あ、これなんでもないわ、これなんでもないわって。
相談者:
ええ
三石由起子:
あの、嘘みたいに消えて行くだろうと思います、わたし。
相談者:
分かります。
三石由起子:
うん
相談者:
はい、はい
三石由起子:
ね?
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
墨汁一滴じゃなくて「墨汁の一滴」?
アリガト!
恐縮です、すんません。
こんな奴のために税金が使われると思うと切ないですね。。
三石先生の回答、良かったと思う。
相談者は、「トランスジェンダーで、腰が痛くて、喘息だから」を、働けない=生活保護を受けてることの言い訳にしかしてない。
できることを探してない、探そうともしてない。
ただ、甘ったれてるだけ。
三石先生の言葉で少しは心動かされたかな。
トラジェンと
病気を言い訳
楽だろな
管理人さんの「墨汁一滴」で間違いないですよ。
学生時代に授業の題材で、読んだのでよく覚えてます。
最初、「墨汁”の”一滴」になってたんです。(^^;)
分かりにくくてスミマセン。
なるほど!
そういうことですか^_^
ニコラス刑事さんすみません。
いえ、恐れ入ります。私がもう少し管理人さんの推敲を待つべきでした。(汗)
トランスジェンダーの性別表記は性自認に合わせるのが基本で、この人はMtF(身体は男性で、性自認が女性)なので冒頭の紹介は女とするのが妥当じゃないでしょうか。
(本人のセリフで「性、癖(?)には女性ですね。」となっていますが、ここも音声聴くと「性自認は女性ですね。」と言ってますね)
あと、同じく冒頭に「性的嗜好」とありますが、正しくは「性的指向」です。
「性的嗜好」は単なるシュミや好み。「性的指向」は恋愛や性愛の方向性のことで、もっと変えがたいものです。
細かくてすみませんが、本当によくある誤解なので気になりました。
ご指摘ありがとうございます。
>冒頭の紹介は女とするのが妥当じゃないでしょうか。
そうした啓蒙は必要だと思うのですが、読者が混乱しないよう、以下のやり取りを優先して、とりあえずこのままとさせていただけないでしょうか。
玉置妙憂: お声聞いてると男性の声かなと・・
相談者: はい男性です。
以下訂正しました。
相談者: 性、癖(?)には女性です
↓
相談者: 性、自認は女性です
性的嗜好
↓
性的指向
社会へのとっかかりを失って半ば自暴自棄なのかなと思う。最後のセーフティネットである家族と疎遠、社会的に孤立はかなり精神的に来る。トラジェン、喘息、腰痛など属性てんこ盛りの上に、もう一つはありそう。こうやってテレ人に電話してきたくらいだから生きる気力はまだあるはず。