肺がん切除し生き生きと職場復帰果たした単身赴任の夫53が人生を悔やみ始めた

テレフォン人生相談 2020年7月7日 火曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 関西なまりの女53歳 夫53歳単身赴任中 結婚25年 独立している息子23歳 娘14歳と二人暮らし

今井通子:
もしもし?テレフォン人生相談です。

相談者:
お世話になりますう。

今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですかあ?

相談者:
えっと、病気をした主人が、人生を諦めているような、発言を、し出したので、

今井通子:
はい

相談者:
その相談なんです。

今井通子:
なるほど。
あなたおいくつですか?

相談者:
53歳です。

今井通子:
53歳、ご主人は?

相談者:
53歳です。

今井通子:
53歳。えー、ご結婚何年目?

相談者:
えっと、25年目です。

今井通子:
25年目。お子さんいらっしゃいます?

相談者:
はい
23歳の息子と、

今井通子:
はい

相談者:
14歳の娘です。

今井通子:
えー、23歳の、息子さんまだ・・

相談者:
はい

今井通子:
あ、お家にいらっしゃいますよね?

相談者:
えっと独立してえ、外へ出てます。

今井通子:
もうご結婚されて?

相談者:
いや、結婚はまだですがあ。

今井通子:
はい

相談者:
はい
で14歳の、むす、めと、わたしが一緒に暮らしていて、

今井通子:
はい

相談者:
えっと主人は、近隣の、県に単身赴任中です。

今井通子:
あーあ、はい
ご病気は、ご主人いつなさったの?

相談者:
えっと8ヶ月前に、肺ガンの手術をしました。

今井通子:
えー、片肺ですかね?

相談者:
そうです、はい

今井通子:
うん

相談者:
と3分の2取りました。

今井通子:
現在は、もう、そうすると、

相談者:
と4ヶ月前に仕事復帰して、

今井通子:
はい

相談者:
そのあと1ヶ月ぐらいは、あのすごく生き生き、仕事してたんですね。

今井通子:
はい

相談者:
それでメールも明るくてえ・・

今井通子:
はい

相談者:
順調に行ってるなと思ってたんですがあ、

今井通子:
はい

相談者:
その後(のち)の、1ヶ月後ぐらいからですね・・

今井通子:
うん

相談者:
なんか、今から3か月ぐらい前からあ・・

今井通子:
はい

相談者:
えー、突然メールが、ある日突然、ホントに突然来なくなったんです。

今井通子:
はい

相談者:
で、あとお、わたしがまあ、心配で、あの、あちらのほうにも行くんですけれども、笑わなくなったりい、冗談もまったく言わなくなってしまったんですね。

今井通子:
はい

相談者:
それで、「今までの人生は全部失敗だった」とか。

今井通子:
うん

相談者:
「もう半分死んでる状態や」っていうことを、何回も言い出したので、

今井通子:
はい

相談者:
あの、詳しく、話を、聞くようにしたんです。

今井通子:
はい

相談者:
すると・・今まで、あの、主人の実家との金銭トラブルがあって、
えっと10年ぐらい疎遠な状態なんですね、今。

今井通子:
はい

相談者:
はい
そのこととか、あと、息子とも不仲になって、おりまして、
あとお・・自家用車を、家庭の事情でちょっと一旦手放して、

今井通子:
はい

相談者:
それ以来、買ってないんですけども、

今井通子:
はい

相談者:
ま、そのこととかを、いろいろこう、わたしにこう・・ぶつけて、き出したんです。

今井通子:
はい

相談者:
で、わたしが・・「あのときに、こう言うたやろ」、「ああ言ったやろ」っていうことすごく、ま、責めるような言い方を、し出したんですね。

今井通子:
はい

相談者:
それで、一応わたしは謝ったんです。

今井通子:
はい

相談者:
んけれども・・わたしを責めるような言い方をしたあとで必ず・・
「それもこれも全部、声大きくしっかり、君に伝えられなかった僕のせいや」、「だから僕が悪いんや」、「だから僕の人生は、も、全部失敗やった」・・ていうことを、言い出したんですね。

今井通子:
はい

相談者:
はい
それでまあ、わたしもすごく心配になってえ、放っとけないので、

今井通子:
ええ

相談者:
2週間に1回ぐらいは、あの、必ずその、赴任先に出向いて、

今井通子:
はい

相談者:
ま、この、話を、も何回も何回も、行くたびに繰り返したりして、

今井通子:
はい

相談者:
また自分を責めたり、

今井通子:
うん

相談者:
「いやわたしはそんなことないよ、幸せやから」・・ていうふうな、ま、その繰り返しを、してたんですがあ。

今井通子:
はい

相談者:
昨日・・一緒にちょっと出掛けたんです。

今井通子:
はい

相談者:
はい
そして、主人の単身赴任先に、帰ったときに、

今井通子:
あはい

相談者:
また息子の話をこう・・言い出したんです。

今井通子:
はい

相談者:
「アイツは、こういうところがあかん」、「ああいうところはあかん」みたいなこと。

今井通子:
はい

相談者:
それで、わたしはもう、その話は聞きたくないなと、心で、ま、思ったんですね。

今井通子:
はい

相談者:
それで・・もう、あの、「その話は」も「何回も聞いたし」・・

今井通子:
うん

相談者:
「あなたの気持ちはもう分かってるから」っていうことで、

今井通子:
うん

相談者:
その話を、ま、一旦中断して、
「コーヒーでも入れようかあ」って言うたんですね。

今井通子:
はい

相談者:
や、それが気に入らなかったみたいで。
「いっつも息子の話をしたら話を中断して、話を変えようとする」

今井通子:
ふうん

相談者:
うん。「俺の気持ちを、言葉では『分かった』、『ごめん』とか言いながら、全然分かってないぃ!」って言い出して。
・・なんか、涙がすごくこう、潤(うる)み出したんですね、主人がね。

今井通子:
はい

相談者:
それでそのときに・・
「もう心臓麻痺で一気に死にたい」とか。

今井通子:
うん

相談者:
「手術が失敗したら、良かったんやぁ!」とか。

今井通子:
うん

相談者:
で、怖いことにね?
「もう1回タバコ吸ってガンになったらええんやぁ!」とか言って、すごく昨日・・もう、諦めたような・・

今井通子:
はい

相談者:
言い方を、し出したんです。

今井通子:
はい

相談者:
とても心配でえ・・主人の・・気持ちを、どういうふうに、受け止めてあげてえ、
どういうふうな、対応をしてあげたらあ・・またこう、生きて行こう、頑張ろうっていう気持ちに、なってくれるのかあ?

今井通子:
ふうーん

相談者:
それが知りたいんです。

今井通子:
なるほど。

相談者:
はい

今井通子:
・・えー、今日はですね・・

相談者:
はい

今井通子:
心についてのエッセイストとしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。

相談者:
はい

今井通子:
先生よろしくお願いいたします。

(回答者に交代)

「肺がん切除し生き生きと職場復帰果たした単身赴任の夫53が人生を悔やみ始めた」への8件のフィードバック

  1. 相談者のご主人にはお大事に、としか言えませんが、やっぱり子供は養育されている時は、不満が有っても言えないんです。親に捨てられたら終わりだから。ガマンしてたんですよ。独立したのでは無いですか。いいですよもう、お互いに好きなように振る舞えばちもいくら親孝行しても私の青春を返せとか未だに言うし。私は育ててもらったお金は全額、親に返済させられましたよ。それ以上にたかって来たから、絶縁しました。産んだお礼に死ぬまで、毎月3万円以上払えとか言ってきたので、もういい加減にしてという感じです。

    1. 七夕さん大変ですね。強く生きて!
      私の親も相当金に汚いです。もう付き合ってません

  2. アメリカなどの映画で夫婦のカウンセリングのシーンが出てくるけど、日本でもこれからはああいうのが必要になるのだろうな、ってこの相談を見て思った。
    (本当は夫婦がいつも打ち解けて話せるのが一番なんだろうけど、そうじゃない夫婦が大多数。)

  3. 病気の事だけじゃなく金銭的なトラブルが過去にあったみたいな感じですね。その事が弱った心に影響が出て来ちゃったのかな?大病の後にも独り暮らしってなんだか可哀想、会社側もそんな配慮はしないものなんでしょうかね?

  4. 相談者は優しい奥さんですね、ご主人を支えてあげてください。
    「一病息災」なるほどですね。

  5. 今井先生の言葉、響いてたね。さすがプロ、良き理解者だった。
    ほっといてくれなんて本心じゃないし、不器用というか、本来甘え慣れてない甘え下手な人がやっとの思いで人に頼ろうとすると、あんな感じになる気がする。

    相談者さんはちゃんと必要とされてるんですよね。今井先生の的確な言葉に、どんなにか救われたことか。

    最後は相談者さんの声が明るくなって、なんだかこちらまでほっとした。

  6. ガン、恐ろしいよね。マド愛さんの言うとおり悲鳴だよね。助けてくれー!って。ミドルクライシスも相まってしまって、本当に同情してしまう。甘えたいんだよなー。わかるよ、単身赴任なんてしたことないけど、想像するだに辛いもん。お母さん、携帯のことで親子ゲンカしてるとき、少しもお父さんのことフォローしてあげなかったのかな…。かわいそうに。理屈じゃなくて「お父さんは悪くない!」っていう態度を、お母さんが少しでもしてくれていたら、こんな冷えた関係にはならなかったと思うよ。仕方ないか、みんな必死だから。こんな大病するなんて、思いもよらなかったんでしょうしね…。

    『一病息災』っていい言葉ですね。メモメモ。

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