肺がん切除し生き生きと職場復帰果たした単身赴任の夫53が人生を悔やみ始めた
(回答者に交代)
マドモアゼル愛:
はい、どうも、こんにちはあ
相談者:
こんにちは
マドモアゼル愛:
はい
相談者:
よろしくお願いします。
マドモアゼル愛:
はい
ま、あの、今お話聞いただけじゃ、よく、も、僕も分からないんですけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
息子さんとは何・・があったの?
相談者:
息子とはですね・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
携帯電話の、
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
契約の・・更新とか、ま、解約するかどうかっていうことで・・大きな喧嘩をしてしまったんです。
マドモアゼル愛:
はい
相談者:
主人と息子が。
マドモアゼル愛:
ええ
相談者:
それで息子が怒って、
マドモアゼル愛:
ええ
相談者:
「実は中学のときから」・・
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
「こんなことで腹立ってたんや」、「あんなことも腹立ってたんや」ちゅうことを主人にぶつけたんですね。
マドモアゼル愛:
うーん
相談者:
携帯電話のことをきっかけに。
マドモアゼル愛:
きっかけにね?
相談者:
はい、そうです。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
そしたら、主人が・・怒って帰ってしまったんですね。単身赴任先に。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
&#△%に
そういうことがあったんです。
マドモアゼル愛:
ふうん、でもそれまでは・・特に・・表面的には上手く行ってたわけ?
相談者:
そうです。
マドモアゼル愛:
息子さんと。
相談者:
息子とは、はい、うん
マドモアゼル愛:
じゃお父さんと面と向かってぶつかったのは、初めてのことだったんだ?
相談者:
そうです。はい
マドモアゼル愛:
普通しょっちゅう、ぶつかって・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いたら、お父さんにしろ・・えー、息子さんにしろね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
こ、あ、こういうことで、あ、誤解させたなとか、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
これが今、親父こうだからこうだったんだなとか、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
何らかの・・理解が、逆に進むことが多いと思うんだけれども、
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
そういうのはないっていうことはね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
元々がすべて作りもんだったんですよ。
相談者:
うん・・そうですね。はい
マドモアゼル愛:
うん、何か・・ホントの自分出せないで、ま、生きて来た。
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
も、もっと言えば自分の・・ホントの自分とは何かすらね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
が・・恐らく言えない・・で来た・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
その代わり表面的には努力していい人だった、から、
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
頭もいいからきっと、通用してたと。でも、どっか無理が来てたんだろうね?やっぱり。
相談者:
そうですね、はい、そう思います。
マドモアゼル愛:
ん、ていうとね?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
旦那さんが言ってるのはどういうことかって、一言で・・なんだと思う?
相談者:
・・んん・・
マドモアゼル愛:
「すべて自分が間違ってた」、「だから死んでも同じだ」とかいう・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
・・「もう俺の力ではどうにもできない」。「助けてくれ」って言ってんですよ。
相談者:
うん・・(涙声)はい
マドモアゼル愛:
そういうことなんです。
相談者:
・・はい(涙声)
マドモアゼル愛:
ね?、そうやって考えると分かるよね?
すべて、ひ、謎が解けるよね?
相談者:
はい(泣)
マドモアゼル愛:
ね?・・まず奥さんがそれを分かってあげることが大事だよね、やっぱりね。
もう、分かってると思うけれども。
相談者:
そうですね。
マドモアゼル愛:
でもこのままいうと・・
相談者:
(鼻をすする)
マドモアゼル愛:
もっと、そうか俺がこうしなくちゃいけない、もっと明るくしなくちゃいけないかの世界なっちゃうわけよ。
相談者:
そうですねえ、はい
マドモアゼル愛:
だから・・要求じゃないんだっていうこと・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
を、
相談者:
要求じゃない?
マドモアゼル愛:
うん、要求ではないんだっていうことを・・旦那さんに伝える必要があるの。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「ただ一緒にいたいだけなんです」とか。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
「機嫌が悪くてもいいんです」と。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
もう、こんな大変な思いして来てんだから。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
しかもガンだって、大変だったんだから。
相談者:
そうですね、はい
マドモアゼル愛:
うん、「いいのよ別にそんなことは」
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
だからそこら辺、「わたしは」・・こ、「いざっていうときはあなたを守ります」とか。
相談者:
うん、うん
マドモアゼル愛:
ホントは、そういうの求めてんじゃないの?旦那さん。
相談者:
そうかもしれないです。
マドモアゼル愛:
うん
相談者:
&#△
マドモアゼル愛:
これ以上、「笑ってください」とか「良くなってください」、「元気になってください」っていうことが、実は・・
相談者:
あーあ
マドモアゼル愛:
辛いわけよ。
相談者:
あ、はい
マドモアゼル愛:
そういう立場に置かれることが。
相談者:
あ、はい
マドモアゼル愛:
それができないから、「もう無理だ」って言ってんのよ。
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
だから一言、さっきも言ったように「助けてほしい」、
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
「守ってほしい」・・
相談者:
うん
マドモアゼル愛:
ていう・・叫びを旦那さんは今・・発してるように思われますと・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いうのが・・感想だよね。
相談者:
あ、はい
マドモアゼル愛:
うん。それを、受けて・・妻としてどう・・考えるか?、立ち向かうか?
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
あたり、僕よりも・・その、今井先生と、ぜひちょっと相談して・・
相談者:
はい
マドモアゼル愛:
いただくと、いいあれが、できるような気がします。ちょっとお待ちくださいね?
相談者:
あ、はい、ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)
今井通子:
はい
マドモアゼル愛先生のお話お分かりいただけましたか?
相談者:
はい
今井通子:
たぶん、あのお・・病気に関わらず、
相談者:
はい
今井通子:
今までの・・あなた方の、家庭の生活の中のことを、全般におっしゃったんだと思うんですが、
相談者:
はい
今井通子:
それにもう1つ加えると、
相談者:
はい
今井通子:
人間やっぱり・・「ガンだ」と宣告され、うん、しかも3分の2、片肺取っちゃったりしてると、
相談者:
はい
今井通子:
もう、それだけで・・
相談者:
うん
今井通子:
死が迫っているっていう・・恐怖感?
相談者:
あー、はい
今井通子:
それは・・普段冷静な人でも・・
相談者:
はい
今井通子:
たぶん、1年ぐらいはあ、
相談者:
うーん
今井通子:
それに悩まされてるはずなんですよ。
相談者:
あー、はい
今井通子:
うん
相談者:
うん、うん
今井通子:
で、わたし達の間では、
相談者:
うん
今井通子:
要するに、ま、今、ほかに転移もないし、
相談者:
はい
今井通子:
様子見てるだけの状態?
相談者:
はい
今井通子:
観察期間みたいな・・
相談者:
はい
今井通子:
状態の人に対しては・・
相談者:
はい
今井通子:
「一病息災」(*)っていう言い方をして、
(*)一病息災: いちびょうそくさい
病の一つでも持っている方が身体に気をつけるので長生きする。
「息」には防ぐ、消えるという意味があり、「災いを防ぐ」となる。
ちなみに、無病息災(むびょうそくさい)という言い方もあって、こちらは健康な身体こそが何ものにも代えがたい財産ということ。
相談者:
はい
今井通子:
「病気は1つありますが」・・
相談者:
はい
今井通子:
「その病気については医者に任せてくださいよ」と。
相談者:
うん、うん
今井通子:
「その代わり、定期的な検査は(含み笑い)ちゃんと来て」・・
相談者:
はい
今井通子:
「すべき処置はちゃんとやって」・・
相談者:
はい
今井通子:
「ていう生活をして」くら、「ください」と。
相談者:
はい
今井通子:
で「一方で」、
相談者:
はい
今井通子:
「ご自身は」「、
相談者:
うん
今井通子:
病気だっていうこと忘れてください」と。
相談者:
う、うん
今井通子:
うん
そうすると一病息災だって思って。
相談者:
はい
今井通子:
うん・・というふうに、
相談者:
はい
今井通子:
言っています。
そうじゃないと・・
相談者:
はい
今井通子:
自分の価値っていうのは、家族に何かをしてあげることだと。
相談者:
そうですね。
今井通子:
うん、なのに・・
相談者:
うん
今井通子:
これ以上は何もしてあげられない人間になっちゃったんだ、って。
相談者:
うん、うん、うん、うん
今井通子:
思い込んじゃうと・・
相談者:
ええ
今井通子:
どんどん、どんどん、そればっかり考えるようになっちゃうんですよ。
相談者:
はい
今井通子:
うん
「実は、あなたはもう一病息災よ」と。
相談者:
うん
今井通子:
うん、いうような、話をしてあげて、
相談者:
あー、はい
今井通子:
うん
それで・・なんか「したいこと何?」みたいな。
相談者:
あーあー
今井通子:
よくなんか、あの、ガンになった人が・・これから死ぬまでの間にしたいこと、な、なん、ダダダダダって書いたりするのありますけれど(苦笑)、
相談者:
あー・・あ、はい
今井通子:
うん
逆にいうと、それをね?1つずつ書いてるうちに・・
相談者:
うん
今井通子:
あれもしなきゃ、これもしなきゃ(含み笑い)って、あの、つもりになって来ると、
相談者:
うん
今井通子:
うん、だんだん治って来るんですよ。
治って来るっていうのはおかしいけど(含み笑い)。
体・・あの、元気にしなきゃいけないっていうのと、
相談者:
はい
今井通子:
元気になるっていうのは違うから。
相談者:
あー、はい
今井通子:
うん
元気に・・なる方向に?・・
相談者:
はい
今井通子:
行くように・・
相談者:
うん
今井通子:
うん
とりあえず、その・・ガンの、
相談者:
はい
今井通子:
に関しては・・
相談者:
はい
今井通子:
一病息災で。
相談者:
&#△%
今井通子:
要するに医者任せです。
相談者:
はい
今井通子:
話を・・まず、してあげるのがいいかなって思います。
相談者:
あ、はい
今井通子:
それと・・
相談者:
はい
今井通子:
自分がなんか、できなくなっちゃった・・
相談者:
うん
今井通子:
ていうことを思ってるん、ことに関しては、
相談者:
はい
今井通子:
逆にわたしはね?
相談者:
はい
今井通子:
「今度どうして」、「あーして」みたいな・・
相談者:
はい
今井通子:
うん
相談者:
うん
今井通子:
あんまりね、病人だと思って扱うとね?
相談者:
はい
今井通子:
かえってダメで。
相談者:
はい
今井通子:
うん
「ちょっとあれ、一緒に行こう」とか。
「これ一緒にやろう」とかね?
相談者:
あー、はい
今井通子:
うん
そういうことを、まず一緒にすることと、
相談者:
うん、うん
今井通子:
それから、息子のことについては、「ごめんなさい」だのっていうんじゃなくて、
相談者:
はい
今井通子:
「もう息子のことは息子に任せていいんじゃない?」って言って。
相談者:
うん
今井通子:
もうそもそもねえ?
相談者:
はい
今井通子:
いくら追い付こうと思っても・・
相談者:
はい
今井通子:
50歳の人間が、
相談者:
はい
今井通子:
携帯のことなんか、
相談者:
うん
今井通子:
息子さんと・・話し合っても分かるわけないと思います。
相談者:
あー、エヘヘ(苦笑)そうですね。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
だから、そういう切り口でえ、えー・・息子さんとのことは、
相談者:
はい
今井通子:
むしろそれよりも・・
相談者:
うん
今井通子:
「親父ヅラしたかったら」・・
相談者:
うん
今井通子:
「『一緒に飲もうぜ』ぐらい、言ってあげてくれ」・・ていうふうに・・
相談者:
うん
今井通子:
言えばいい。
相談者:
そうですねえ・・
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
それと・・まだでもねえ?1年経ってないから8ヶ月だから、
相談者:
はい
今井通子:
あの、心の揺れがあるのは当たり前なので、
相談者:
あー
今井通子:
ちょっとやっぱり、頻繁に通ってあげたほうがいいかもしれない。
相談者:
行、行ったら嫌がるんじゃないかな?って、「もう、そおっとしといてくれえぇ」みたいな・・ような・・
今井通子:
言う、言うの?
相談者:
くう&#△、でてたので、はい
今井通子:
ま、要するに「身の回りのことだけは」ね?
相談者:
あー、はい
今井通子:
「してあげるから」みたいな。
相談者:
うん、&#
今井通子:
「してあげなきゃ」・・
相談者:
うん
今井通子:
「て、思うから」って言って、
相談者:
そうですね。
今井通子:
うん、それで行ったほうがいいんじゃない?
相談者:
そうですね。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
「夕食でもご馳走してよ」じゃないけど。
相談者:
エヘヘへ(笑)、そうですねえ。
今井通子:
そう
相談者:
それで、心の状態をよく見て・・
今井通子:
うん
相談者:
いうことですね。
今井通子:
うん
相談者:
うん
今井通子:
だから・・面と向かって「話し合いましょう」とかっていうんじゃなくてね?
相談者:
うん、うん、あー、そうで、はい
今井通子:
なんとなく、その日の気分を、見てくれば・・いいと思いますよ。
相談者:
うん、そう・・はい
今井通子:
こっちが憶しちゃうとお・・
相談者:
はい
今井通子:
逆に・・もう、同調になっちゃうから、同じような調子になっちゃうから。
時々、うるさがられても、
相談者:
うん
今井通子:
ちょっかい出しといたほうがいいです。
相談者:
あーあ・・いいんですねえ?
今井通子:
うん
相談者:
なんか、どうしたらいいかなと思・・
今井通子:
放っといちゃダメですよ?
相談者:
あー、分かりました。はい
今井通子:
大体それで、その説得の・・この方法としては一病息災であるってことと、
相談者:
はい
今井通子:
あとは自分の人生考えるのに、あなたとわたしの人生ね?
相談者:
はい
今井通子:
うん
自分だけじゃなくてね?
相談者:
うん、うん、うん、はい
今井通子:
いいですか?
相談者:
はい、分かりました。
今井通子:
はい
相談者:
どうもありがとうございました。
今井通子:
はあい
7/7(火)https://t.co/f1O731o2ej
病み上がりも単身継続とな。
通院も県またぎじゃん。
冷たいねえ。吐ける人の前だけで弱音を吐いているって感じ。
ほっていてくれなんてって心にもないことを。かまい続けるお墨付きを得てなにより。
#teljin #テレフォン人生相談— 読むテレフォン人生相談 (@KtatsMi) July 8, 2020
肺癌の原因が喫煙習慣。
なんだかね。
相談者のご主人にはお大事に、としか言えませんが、やっぱり子供は養育されている時は、不満が有っても言えないんです。親に捨てられたら終わりだから。ガマンしてたんですよ。独立したのでは無いですか。いいですよもう、お互いに好きなように振る舞えばちもいくら親孝行しても私の青春を返せとか未だに言うし。私は育ててもらったお金は全額、親に返済させられましたよ。それ以上にたかって来たから、絶縁しました。産んだお礼に死ぬまで、毎月3万円以上払えとか言ってきたので、もういい加減にしてという感じです。
七夕さん大変ですね。強く生きて!
私の親も相当金に汚いです。もう付き合ってません
アメリカなどの映画で夫婦のカウンセリングのシーンが出てくるけど、日本でもこれからはああいうのが必要になるのだろうな、ってこの相談を見て思った。
(本当は夫婦がいつも打ち解けて話せるのが一番なんだろうけど、そうじゃない夫婦が大多数。)
病気の事だけじゃなく金銭的なトラブルが過去にあったみたいな感じですね。その事が弱った心に影響が出て来ちゃったのかな?大病の後にも独り暮らしってなんだか可哀想、会社側もそんな配慮はしないものなんでしょうかね?
相談者は優しい奥さんですね、ご主人を支えてあげてください。
「一病息災」なるほどですね。
今井先生の言葉、響いてたね。さすがプロ、良き理解者だった。
ほっといてくれなんて本心じゃないし、不器用というか、本来甘え慣れてない甘え下手な人がやっとの思いで人に頼ろうとすると、あんな感じになる気がする。
相談者さんはちゃんと必要とされてるんですよね。今井先生の的確な言葉に、どんなにか救われたことか。
最後は相談者さんの声が明るくなって、なんだかこちらまでほっとした。
ガン、恐ろしいよね。マド愛さんの言うとおり悲鳴だよね。助けてくれー!って。ミドルクライシスも相まってしまって、本当に同情してしまう。甘えたいんだよなー。わかるよ、単身赴任なんてしたことないけど、想像するだに辛いもん。お母さん、携帯のことで親子ゲンカしてるとき、少しもお父さんのことフォローしてあげなかったのかな…。かわいそうに。理屈じゃなくて「お父さんは悪くない!」っていう態度を、お母さんが少しでもしてくれていたら、こんな冷えた関係にはならなかったと思うよ。仕方ないか、みんな必死だから。こんな大病するなんて、思いもよらなかったんでしょうしね…。
『一病息災』っていい言葉ですね。メモメモ。