辛い地元を離れ転職重ねたアスペ長男が親の心配よそに借金してハマるマルチ商法

(回答者に交代)

中川潤:
こんにちは、中川です。

相談者:
こんにちは、よろしくお願いします。

中川潤:
うーん・・成年後見っていう制度ですけども、

相談者:
はい

中川潤:
心神、喪失の状況これが、後見です。

相談者:
&#△

中川潤:
そいから、もう少し軽度で、保佐・・

相談者:
はい

中川潤:
より軽度で補助・・

相談者:
はい

中川潤:
という、仕組みは、あるのですが、

相談者:
はい

中川潤:
ま、それはトライされる、意味はあると思いますよ?
おっしゃるようにご本人が、変なところへ手を出したときに、そこを遮断するような、手立てがないか?って意味では後見を考える手が、それは1つの手ではあるんですよね。

相談者:
はい

中川潤:
手ではあるんだけれども、
後見制度っていうのは、判断能力の状態、を、実際に、医師が、診断をして、

相談者:
はい

中川潤:
ほいで恐らくね、あの、本来の後見は無理だと思います。
普通に、日常生活は営めてるから。
だから保佐か・・補助か・・

相談者:
はい

中川潤:
という形い、が・・あり得るかどうかっていうのは、これは、診断を受けてみないと分からないん、ですね。

相談者:
はい

中川潤:
病気に、起因すると・・思われる部分が、かなり強いのであれば、

相談者:
はい

中川潤:
それを検討される意味はあるかもしれません。

相談者:
はい

中川潤:
それから、次女の方のおっしゃってる破産ですけども、

相談者:
はい

中川潤:
これはねえ?お話を聞いてる限りではあまり意味ないですよ。

相談者:
あ、そうなんですか・・

中川潤:
うん、ていうのはね?

相談者:
はい

中川潤:
破産っていうのはどういう制度かっていうと、

相談者:
はい

中川潤:
負債、が、まあ多くなり過ぎて、

相談者:
はい

中川潤:
自己資産ん・・で、カバーしきれない、或いは自己資産が全然ないのに、借金漬けになってると。

相談者:
はい

中川潤:
そういう人お・・について・・

相談者:
はい

中川潤:
リスタートする機会を、与えると、いう・・う制度でしてね?

相談者:
うん

中川潤:
破産そのものは一旦そこで仕切って、

相談者:
はい

中川潤:
何も資産がなければもう同時廃止、で終わり。
で、資産あれば、管財人を選んで、配当する。で、そのこと自体には意味がなくて、個人の場合は同時に免責、制度っていうのがあって、

相談者:
うん

中川潤:
免責不許可?、になるような事由がない限り、免責が下りて、要するにそこで、破産、開始決定時点での債務が、一切・・平たく言えばチャラに、してしまうと・・

相談者:
ええ

中川潤:
いう制度なんですよ。

相談者:
うん

中川潤:
で・・免責のことについて言えば、息子さんの場合、一応分かった上で、やったとしても、その判断能力に、欠けるところがあって借財を負って、

相談者:
うん

中川潤:
ということであれば、免責は・・もらえる、かもしれないけども、

相談者:
うん

中川潤:
そこでもらっても、そのあとね?、またおんなじことを始めれば・・

相談者:
そうなんです。

中川潤:
う、おんなじことなんですよ(含み笑い)。
本来の破産のお・・制度の、拠って来(きた)る由縁っていうのは、仕事を、やる中で、事業に失敗をしてしまって、
あ、法人成りをして、自分も代表者で保証債務を抱えてしまって、

相談者:
うん

中川潤:
やっぱり上手く事業が・・回転しなくて、失敗して、借財が、多くなって、二進も三進も行かなくなった。

相談者:
うん

中川潤:
で、それで人生終わり、じゃ、あまりにも可哀想だと・・いうことでリスタートの機会を与えようということで一旦手仕舞いをして、
悪意で何かをやったとか・・

相談者:
うん

中川潤:
そういうことでなければ。そこで一旦チャラにして。リセットをしてあげて、経済的に。

相談者:
うん

中川潤:
チャンスを与えるって、そういうための本来制度なんです。

相談者:
うん

中川潤:
だけどそれはね?、リセットをさせてあげるっていうだけの話で。リセット後は、ご本人がおんなじことをすれば・・

相談者:
うん(咳払い)

中川潤:
一遍、破産宣告を受けて免責・・を取ったらですね、

相談者:
はい

中川潤:
その次同じことをやったときに、明確に決まってるわけじゃないけども、まあ、3年4年後にもっぺん同じように、じゃあ、破産で免責でなんて、そういう・・ことは許してもらえないすから。

相談者:
うん

中川潤:
そうすっと、お母さまの、件について言うと、

相談者:
はい

中川潤:
次女の方がおっしゃってる破産ていうのは・・

相談者:
うん

中川潤:
当面、今、抱えてる借金、まあ、それはどれぐらいの金額がは、ちょっとよく分かりませんけど、

相談者:
はい

中川潤:
それを、リセットすることはできるかもしれないけど、根本的な解決には全然ならないですよ。

相談者:
破産宣告したときに、

中川潤:
うん

相談者:
その後のペナルティっていうか、

中川潤:
ペナルティっていうのはないです。

相談者:
あ、ないんですか。

中川潤:
うん、あの、破産という制度自体が今申し上げたように、

相談者:
はい

中川潤:
経済活動・・

相談者:
はい

中川潤:
ね?その人の経済的な問題について、そういうリセットの機会を与えるっていう限度ですから、戸籍に載るとか、

相談者:
はい

中川潤:
それ以外の、ペナルティ的なものが・・出てくるっていうことはないですよ。

相談者:
うん

中川潤:
ただあれですよ?あの、一点、資格を取るときに、

相談者:
はい

中川潤:
その資格の欠格要件になったりとか、

相談者:

中川潤:
そういうことは・・あったりはしますけどもね?
例えば事業者で破産をして、免責を取ったとしますね?

相談者:
はい

中川潤:
だけど、新たに経済活動普通に生活しなきゃいけませんから、やってくのは全然構わないんですよ。ただね?

相談者:
うん

中川潤:
例えば事業を再度、スタートしようとしたときに、金融機関、だとか、そういうところが、例えば融資の相手にしないとかね?事実上ね?

相談者:
うん、うん

中川潤:
当座を開けないとかね?

相談者:
うん、うん

中川潤:
そういう問題は事実上の問題としては出て来ますよ。

相談者:
はい

中川潤:
だからあくまでその経済活動の範囲内の問題。

相談者:
はあ、はい

中川潤:
ですから、今のお、お母さまの、言ってらっしゃる話の、中では破産を、させるなんてね、全然意味のない話ですよ。

相談者:
あー、そうなんで、あ・・

中川潤:
だって、特にその・・マルチっておっしゃってるけど、

相談者:
うん

中川潤:
何かにハマってしまって、

相談者:
うん

中川潤:
裁判所がそういうことやってくれたからって性格変わらないですから。

相談者:
そうですね。

中川潤:
ね?

相談者:
うん

中川潤:
生活態度をどうさせるかっていう問題だと思う。

相談者:
そうですね。

中川潤:
うん

相談者:
はい

中川潤:
今、支援センターにも行っておられて、

相談者:
はい

中川潤:
自分なりに、自覚は・・

相談者:
あります。

中川潤:
あるわけね?

相談者:
今、ここに来てえ、やっと、自分にはあ、コミュニケーションが取れなくってえ・・仕事お、が、続かなかったとか、

中川潤:
うん

相談者:
高校時代、ちょっといじめられ、て、

中川潤:
うん

相談者:
線路に、寝かされたり、いろいろ、されて、たのが、あとで分かったんですけど、

中川潤:
うん

相談者:
そういうのがあって、実家のほうには、高校時代いじめられた人がいるし、トラウマとかいろいろ言われ・・

中川潤:
うん

相談者:
てしまうとお、なんか、戻って来て引きこもりになられたら・・

中川潤:
うん

相談者:
困るなっていうのが一番先に頭に浮かぶんですね。

中川潤:
うん

相談者:
でえ、今、長女と暮らしてて・・長女の、友だち、と結構今、心を開けて・・

中川潤:
うん

相談者:
話せ、て。やっとこう・・落ち着いて、

中川潤:
うん

相談者:
一般的な若者みたいな(含み笑い)・・

中川潤:
うん

相談者:
雰囲気でえ、過ごせているもんだから、

中川潤:
うん

相談者:
無理に実家のほうに帰って来てっていうのも、どうかなっていうことで今、長女にお願いしてね(苦笑)・・

中川潤:
うん

相談者:
暮らし始めてるんです。

中川潤:
うん

相談者:
ただ、その長女も、もう29歳なので、そろそろ結婚も考えきゃいけないしっていうことで。

中川潤:
そうだね。

相談者:
そのあとお、1人でまた、判断、を、できないっていうか・・騙されやすい、ところがあるのでえ、そうです。

中川潤:
それとそのマルチの問題は、

相談者:
はい

中川潤:
本人は、そこは、頑として譲らんの?

相談者:
洗脳されてるように・・
「この商品はいい物だから僕は続けたいんだ」っていう・・

中川潤:
うん、あの、良くったってね?

相談者:
うん

中川潤:
自分で支払い能力があるんだったらいいんだけれども。

相談者:
そうなんです・・そう

中川潤:
そこのところを、も、根気よく話すしかないよね?

相談者:
うーん

中川潤:
そこは説得して分からせる・・

相談者:
はい

中川潤:
ことに時間をかけるしかないよねえ?

相談者:
そうですね。

中川潤:
うーん

相談者:
はい

中川潤:
で、簡単に破産なんて、全然意味のない話ですよ。

相談者:
はい、そうですね。

中川潤:
うーん。とりあえずはちょっとわたしが言えることはそういうことなんで加藤先生にお返ししますね。

(再びパーソナリティ)


「辛い地元を離れ転職重ねたアスペ長男が親の心配よそに借金してハマるマルチ商法」への3件のフィードバック

  1. さみしいのかなあっていうのが、第一印象です。
    借金してでもチヤホヤされたい、見栄を張りたい、あるいは人の笑顔が見たい。
    障害?があっても、そうならない人もいる。そこの境が知りたいし、その理由も知りたいと思います。それが、子育てのヒントになるかと思うので。

    ただでさえ他人とのコミュニケーションが難しい人は、せめて両親との関係は穏やかで思いやりに満ちたものであってほしいと願うけれど、まず両親との関係からして恵まれてない人が世の中には多いと思います。私自身も含めて。
    そういう場合、親との関係はあきらめて、他人との良い縁を大事にしつつ、上手に距離感をとることが必要で、それはすごく難しい。

    相談者さんの息子さんは、借金を返そうとする意思はあるんじゃないでしょうか。もう大人なんだし、黙って見守ってあげてほしい、と思います。

    まとまりのない文章、失礼いたしました。

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