成長した自閉症息子と蘇る嘲笑に苛まれる母と出来すぎ夫。娘のケアはこうして
テレフォン人生相談 2021年9月23日 木曜日
地方あるある
休みの日にデパートに行くと同級生に会う。
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女44歳 夫48歳 息子小6 娘小3
柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。
こんにちは
相談者:
あ・・こんにちは
柴田理恵:
はい
相談者:
よろしくお願いしまあす。
柴田理恵:
はい。今日はどんなご相談ですか?
相談者:
あ・・子どもの病気に対する、その自分の考え方と、
柴田理恵:
うん
相談者:
あとそのお、子どもお、の、ことで、気が、滅入ってしまったときの、
柴田理恵:
うん
相談者:
この、気持ちの切り替え方について、ちょっとご相談したいと思いました。
柴田理恵:
はい
えっとあなたおいくつですか?
相談者:
わたしは44です。
柴田理恵:
はい。えっと旦那さんは?
相談者:
あ、48です。
柴田理恵:
はい
相談者:
はい
柴田理恵:
で、お子さんは何人いらっしゃるんですか?
相談者:
あ、2人、おりましてえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
えー、上が小学校6年の男の子と、
柴田理恵:
はい
相談者:
えー、下が小学校3年の女の子です。
柴田理恵:
はい。んで、お子さんの、ご病気はどちらのお子さんなんですか?
相談者:
上の男の子でしてえ、
柴田理恵:
はい
相談者:
はい。自閉症です。
柴田理恵:
自閉症ですか
相談者:
はい
柴田理恵:
分かりました。はい
相談者:
はい
柴田理恵:
それで、やっぱりその、自閉症の、
相談者:
はい
柴田理恵:
お子さんは大変で、すう、ねえ?
相談者:
そうですね、やっぱりい・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
下の子と比べると、
柴田理恵:
はい
相談者:
ずいぶん、その、手が掛かりました。
柴田理恵:
はい
相談者:
今あ、お、6年生になってだいぶ、子育ては楽になりましたが。
柴田理恵:
あー、そうですか、はい
相談者:
はい
柴田理恵:
でも、普通の学校に、行ってらっしゃるんですか?
相談者:
はい。普通の小学校
柴田理恵:
うん
相談者:
なんですが、
柴田理恵:
はい
相談者:
もう、入学、から、あのずっと、特別支援学級のほうに、
柴田理恵:
うんうん
相談者:
えー、おりまして、
柴田理恵:
はい
相談者:
でえ、ま、授業によって、普通学級のほうに、
柴田理恵:
うん
相談者:
交流という形で、
柴田理恵:
うん
相談者:
入れていただいて、
柴田理恵:
うん
相談者:
あのお、ほかの子たちと一緒に集団で、勉強してます。
柴田理恵:
あー、そうですか。
相談者:
はい
柴田理恵:
あ、じゃあ、良かったですね。だいぶ、ね?・・あれですもんねえ。
相談者:
そう・・ですね。はい
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
入学、した当初はやっぱり、集団の中になかなかこう溶け込めないというところがあって、
柴田理恵:
はい
相談者:
先生と、こう、マンツーマンで勉強するときが多かったんですけども、
柴田理恵:
あはい
相談者:
今はもうほとんどお、あのお、集団の中に入って、
柴田理恵:
うん
相談者:
勉強できるようになりましたので、
柴田理恵:
うわあ、良、かった!
相談者:
はい。だい、だいぶ、落ち着きましたね。はい
柴田理恵:
あ、良かったですねえ。
相談者:
はい
柴田理恵:
人と、接するのが・・
相談者:
はい
柴田理恵:
苦手だとかっていう、お子さんとかの話はよく聞きますから、
相談者:
あ
柴田理恵:
人の中に入って行けるようになったっていうのは、大変いいことなんじゃないんですか?
相談者:
はい・・あ、やっぱり本人が、ま、一番、その、やっぱり頑張って、えー、あの、まずやる気を持って学校に今、は、こう、楽しく通えてるっていうのが、
柴田理恵:
うん、うーん
相談者:
すごく大きいかなと思います。
柴田理恵:
ああ、良かったですう。
相談者:
はい
柴田理恵:
はい
それでもまあ、やっぱりこの先はね?ご心配・・なん、でしょうねえ。
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
あの、見た目は本当に普通の子なので、
柴田理恵:
うん
相談者:
発達障害があるっていうことは、ちょっと、ただ見ただけでは分からないんですけれども、
柴田理恵:
ふん。ふん
相談者:
やっぱりこ・・数分、でも一緒にこう、過ごしてみると、
柴田理恵:
うん
相談者:
普通に会話はできるんですが、
柴田理恵:
うん
相談者:
相手がこ、話していても、
柴田理恵:
うん
相談者:
自分が話したいって思うと、それを、こ、遮ってワーってこう・・
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
喋り出してしまうところがやっぱりあるので、
柴田理恵:
うん・・うん・・はい
相談者:
なかなかその、なんだろ、コミュニケーションを取る、ことがあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、できるんですけれども、ま、時にはその、なかなかスムーズに行かないっていうところが、
柴田理恵:
うーん、うん
相談者:
やっぱりまだあるんですね。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
はい。えーと、ま、教科でいうと、
柴田理恵:
うん
相談者:
一番苦手なのが国語なんですけども、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
その、相手の気持ちを想像したりするっていうことがなんか、なかなかできないので、
柴田理恵:
うん
相談者:
その例えば、国語の、文章を読んで、
柴田理恵:
うん
相談者:
その、作者が何を言いたいのか?っていうこととか、
柴田理恵:
うん
相談者:
こう、想像をするっていうことができ、なかなかちょっと、本人できないの・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
苦手なので、
柴田理恵:
うーん
相談者:
ちょっとトンチンカンな答えを書いて、いたりっていう、
柴田理恵:
うーん
相談者:
ところが、すごくありますね。
柴田理恵:
ふん、うん
相談者:
うーん
柴田理恵:
じゃあの、今日のご相談としては、
相談者:
はい
柴田理恵:
どういうことでしょうか?
相談者:
あ・・えーと、そうですねえ、
今6年生になりましたけども、
柴田理恵:
はい
相談者:
その、ま、3年生ぐらいまでは、
柴田理恵:
うん
相談者:
本当に、こう、周りからの誹謗中傷っていうのがすごくて、
柴田理恵:
うーん、うーん
相談者:
例えば、
柴田理恵:
ふん
相談者:
えっとお、こう、に、休日、や、お休みの日に、
柴田理恵:
うん
相談者:
家族で買い物に、例えばデパートなどに、こう、お店とかに、行くと、
柴田理恵:
うん
相談者:
やっぱり、こう、同じ小学校の・・家族連れと、こう、
柴田理恵:
うーん
相談者:
会ったりすることが、結構あったんですけども、
柴田理恵:
うん
相談者:
その、うちの子が、特別支援学級に、
柴田理恵:
うん
相談者:
いる子だっていうのが、
柴田理恵:
うん
相談者:
相手のほうには、子は分かっているので、
柴田理恵:
うーん
相談者:
自分の親にこう、話していたり、する、声がこう、聞こえて来たり、
柴田理恵:
うーん
相談者:
て、いうことが、本当に何回も何回も、
柴田理恵:
うーん
相談者:
えーと、あって、
柴田理恵:
うーん
相談者:
でその、子どもだけではなく、
柴田理恵:
うん
相談者:
その親のほうも・・こっちを指差して笑って来たりとか、
柴田理恵:
えーえ!?
相談者:
そういうことが本当に、何回もあって、
もう、わたし・・
柴田理恵:
ひどいね!
相談者:
そ、そう、そうですね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、ま、わたしの中で、こう、それがこう、なんつうの・・頭にこう焼きついてるというか、
柴田理恵:
うーん
相談者:
こう、ふとしたときにやっぱりこう、そういうことが・・
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、
柴田理恵:
うん
相談者:
なんていうんですか?フラッシュバックのように出て来てしまって、
柴田理恵:
うん、うん、うん
相談者:
で、それでこう・・ま・・そういったときに、こう、どう気持ちを持って行けばいいのか?っていうのをちょっと、ご相談、
柴田理恵:
ふうーんーんー
相談者:
したいと思いました。
はい
柴田理恵:
ご主人はなんておっしゃってます?
相談者:
・・ま、うちの子はうちの子、他所の子は他所の子っていう・・
柴田理恵:
うーん
相談者:
考え方の人なので、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
ま、「うちの子に合った」あ、「対応を」?、「していけばいい」って、
柴田理恵:
うん
相談者:
うちの子はうちの、子で、
柴田理恵:
うん
相談者:
ま、その本人、らしく?
柴田理恵:
うん
相談者:
楽しくやって行ければ、行くように、あの、
柴田理恵:
うん
相談者:
周りがサポートして行けばいいんじゃないのっていう
柴田理恵:
うん
相談者:
考え方の人で。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
ま、だいぶその・・夫には、そういう意味では、その助けてもらって・・
柴田理恵:
うん
相談者:
るんですけども、
柴田理恵:
うん
相談者:
はい、夫はそういう・・
柴田理恵:
素晴らしい方ですね。お、ご主人。
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
はい
柴田理恵:
そうですよ。
相談者:
うーん
柴田理恵:
いやでも、あの、あなたの、なんつうか、お悩みもすごく・・
相談者:
はい
柴田理恵:
分かるような気がします。
やっぱり、どなたでも・・
相談者:
うん
柴田理恵:
ちょっと個性的なお子さんを持たれるとね?
相談者:
はい
柴田理恵:
なんか、世間のそういう変な、思いに、やっぱり晒されて・・
相談者:
はい
柴田理恵:
お辛い思いもなさるんだろうなっていうことが、もう今、
相談者:
はい
柴田理恵:
ほんとによく・・
相談者:
はい
柴田理恵:
分かります。
頑張っていただきたいなと思いますけれども。
相談者:
あ、ありがとうございます。
柴田理恵:
その・・あ、あなたがもっともっと頑張れるように・・今からじゃ、ちょっと先生に訊いてみましょう。
相談者:
あ、はい
柴田理恵:
ね!、はい
相談者:
お願いします。
柴田理恵:
えっと、
相談者:
はい
柴田理恵:
今日の回答者の先生は、
相談者:
はい
柴田理恵:
幼児教育研究の、
相談者:
はい
柴田理恵:
大原敬子先生です。
相談者:
あ、はい
柴田理恵:
先生お願いします。
(回答者に交代)
人の目を意識したときは余裕が出てきたと思え?
自閉症の兄にはカレーライスを食べさせて元気づけろ?
こんなんで相談者は納得できたのかしら?
指差して笑われると思うのは被害妄想じゃないか?と言う人も多いよ
>被害妄想じゃないか?と言う人も多いよ
多いって、誰が?どこで多いのでしょう?
YouTubeのコメ欄
障害児の子育てに疲弊していたら些細なことも大ダメージとして捉えてしまう心理は理解できますけどね。
心に余裕のある人は、人が悪口を言っも気にならないはず。
相談者は子供が自閉症という事に気がめいっていて
本当に何回も何回も、人の話し声が聞こえてきたり
被害妄想になっている!何でも悪くとらないで楽に生きましょう。
ほんとに指さして笑うひとっているよ。わたしも息子と電車に
乗ってってすぐ後ろの学生にちょっと子どもっぽい息子のまねして、笑われたこととかある。被害妄想でかたずけないで。
被害妄想ではありませんし、心に余裕があっても、悪口を言われたら気になります。気にせず楽にいきましょうなんて、なんの励ましにもなりません。
自閉症の兄がいますが、周りの他人の態度は、すごく優しいかすごく意地悪かにはっきり分かれてました。
私は大人になって、その中間を心がけてます。あるがままを受け入れて、配慮もする、けれど特別扱いはしない。障害持っててる人で嫌なことをしてくる人もいます。結局、同じ人間だから、健常者と同じでしょう。健常者も嫌なことをする人、けっこういますしね。
他人が特別優しくする必要もないし、困ってたら助けるのは相手の障害の有無には関係がない、と私は思います。
うまく言えませんが、この頃はそう思ってます。
私の母は、小さい頃、私が兄のことでいじめられたと言うと、「そんなことで泣いてないで、兄をかばって言い返せ。」と怒りました。年上からいじめられた上に、母から怒られるので、辛かった。母には何も言わなくなりました。
大原先生の言葉に涙が出ました。
相談者さんは優しいお母さんのようで、よかった。
障害のある子どもの育児、喜びも勿論あるだろうが、その苦労は想像を絶する。
やまゆり園の事件は記憶に新しいし、ここのコメント欄ですらしばしば弱者への風当たりは強いまま。
「被害妄想じゃない?前向きに考えよう!」といったアドバイスはそういうレベルの問題ではないというか、余計に追い詰めてしまうのでは。
元SPEEDメンバーの今井絵理子参議院議員でしたか、息子の障害持ちの話をしていた際、「障害も個性」と言っていたことを思い出しました。
思えば障害者に対する環境整備など、日本は世界でも超後進国と言っても過言ではないほど、本当に遅れているのではないかとつくづく思います。
最近では兵庫県内の小学校の特殊学級教師がヘイトスピーチとも取れる発言や体罰で懲戒免職になった話もありますが、それもこの象徴でしょう。
国際障害者年から40年以上経ちますが、今一度障害者に対する思いやり教育など、日本には心の大国を目指してほしいですが、無理でしょうか。
デパートとかに連れ出す必要性がよくわかんないけど、、、
ただの一般的なイメージだけど、妹苦労しそうだよね。
人間で家族なのでデパートくらい行くでしょう。久々の匿名 希望さん、過去記事に一気にいつも通りの自己責任論と弱者不要論コメントつけてますね。
でもこの人いつも「ではあなたが弱者になったらどうしますか?」って問いには答えないんだよね。答えられないのかもしれない。
コメント欄で見ず知らずの他人につっかかるほど何かお悩みでも、、、?
個人の感想は自由です!
何があったか知りませんが、頑張ってね。
むしろ悩みがあるのは匿名 希望さんか通りすがりさんなのでは…?
個人の感想も自由ですし、差別的なコメントに反論するのも自由なんですよ〜
賛成。
どっかで聞いたような。断定はしない
https://telephone-soudan.com/20180425-shibata-ohara/3/
他人に迷惑かけないようにしてください、という感想しかないな。
※個人の感想ですのであしからず
大原先生ですら自閉症児への理解はこんなもんなのかー…
たとえ障害が軽度でも意図しないスケジュールの変更や突発的な事件への拒否反応は半端じゃないよ
実際に間近で見るか世話しないと、本当の大変さは絶対分からないよね
大原敬子先生の回答好きです。
子どもを良く見て、子どもが疲れていたら、子どもの好きなものを作ってあげる愛!
ヤクザもいます。相手の子も発達障害かもしれない。
人の態度は受け流し、余裕があると自分を褒めて立て直し、自分の子どもを見ましょうと。
本当に前向きな具体的な解決策を出す先生だと、私は思いました