（回答者に交代）

坂井眞：
よろしくお願いします。

相談者：
とんでもないです、お忙しいとこすいませんでした。

坂井眞：
とんでもないです。

相談者：
はい

坂井眞：
ずっと聞いていて、相続の話かなあと思って・・お聞きしてたんだけど。

相談者：
ごめんなさいね。

坂井眞：
いえいえいえ

相談者：
＆#、はい

坂井眞：
いや、理由はよく分かりましたから結構なんですけど。

相談者：
はい

坂井眞：
結局、もう言ってもしょうがない、前の裁判のことなんだけど、

相談者：
はい

坂井眞：
それが心の整理がつかないの？その不満が。

相談者：
ええ、あの、その、嘘に対してね？

坂井眞：
うん

相談者：
なんで俺はこんな、仕打ちを受けなくちゃいけないのか？

坂井眞：
うん

相談者：
悔しいんですよ先生。

坂井眞：
うん

相談者：
で、その、あー、現れが・・もう、相手方に、もう、顔見るのも嫌なんだけど、

坂井眞：
うん。やっぱりお話聞いてると、その、前の裁判で、ま、結論はしょうがないと言いつつも、結論に至る、嘘で、出来上がった、判決が許せないってお気持ちがおありになるようだから、

相談者：
はい

坂井眞：
そこをね？、ほんとにそのもう、出た結論はしょうがないというふうに、ほんとに受け入れるかどうかっていうことだと思うんですよ。

相談者：
あと先生ね？

坂井眞：
うん

相談者：
相手方が、わたしが住んでる近隣の人たちに、

坂井眞：
うん

相談者：
禁止書（?）を書いてもらってんですよ。

坂井眞：
うん

相談者：
で、それも、禁止書も嘘なんですよ。

坂井眞：
・・うん

相談者：
ね、デタラメ、わたしをその、追いかけ回すとかね？（苦笑）

坂井眞：
うん、うん、うん
で、結局そこに戻っちゃうんだけど。

相談者：
はい

坂井眞：
だから今日のお話は全部そこに戻ると思うんだけど。

相談者：
はい

坂井眞：
ま、１つは判決う、が、敗訴しちゃったっていう、受け入れがたい結論、あの、頭ん中では、致し方ないと思ってらっしゃるけど、気持ちは、納得いってないでしょう？

相談者：
納得できないです。

坂井眞：
それと、そういう過程で、散々嘘つかれたことっていうところに全部戻っちゃうわけ。

相談者：
はい

坂井眞：
で、戻っちゃうんだけど、これ動かしようがないじゃないですか？

相談者：
はい

坂井眞：
動かしようがないことについて、いつまでどう拘るかって話なんですよ。

相談者：
そうですね。

坂井眞：
うん

相談者：
はい

坂井眞：
そういうふうに頭を整理しないといけないの。

相談者：
はい

坂井眞：
戻るのは、まあ、そりゃ気持ちの問題だからしょうがないけれども、

相談者：
はい

坂井眞：
・・でも、それ、考えても何も生まれないよ。ていうふうに、切り離しちゃう・・

相談者：
はい

坂井眞：
ことだと思うんですよ。

相談者：
はい

坂井眞：
そうしないと絶対隣りにいるし、顔も見ることもあるだろうから、

相談者：
はい

坂井眞：
いつもそこに気持ちが戻る状況でいたら、そりゃあ、心乱れますもん。

相談者：
はい

坂井眞：
で、これは法律問題だから、

相談者：
はい

坂井眞：
嘘言ってえ、勝てばいいっていうの間違いだけど、

相談者：
はい

坂井眞：
出た結論を動かせないのは、もう一番よくご存知じゃないですか。

相談者：
はい

坂井眞：
わたしだって長く弁護士やってますから、

相談者：
はい

坂井眞：
納得いかない判決はもらってますよ。

相談者：
は（苦笑）はい

坂井眞：
そりゃありますよ、だって事件によるからね。

相談者：
はい

坂井眞：
いろんな相手もいるし。

相談者：
はい

坂井眞：
納得いかない判決、中にはありますけど、
それ、思っていてもしょうがないのね。

相談者：
はい

坂井眞：
わたしの場合は代理人だから、ご本人ほどの悔しさはないかもしれないけど、

相談者：
はい

坂井眞：
代理人も、本人と一緒になって戦うわけじゃないですか。

相談者：
はい

坂井眞：
で、まして、これは負けるよねっていうのは、負けたときはそんなに引きずらないけどね。
これはないよっていうので、変な結論が出ることだって、そりゃ、あるわけですよ。

相談者：
はい

坂井眞：
で、そういうときは、もうこれは法律問題なんだから、

相談者：
はい

坂井眞：
結論出たら致し方ないと。

相談者：
はい

坂井眞：
自分は納得できなくても、法律問題は、裁判所が決めたら、それが結論なんだと。

相談者：
はい

坂井眞：
で、これは正しい正しくないとか、真実、真実じゃないじゃなくて、法律問題を決めるとこは、裁判所なんだ。だからもうしょうがないんだと・・

相談者：
はい

坂井眞：
いうふうに、頭ん中を整理するしかないと思うの。

相談者：
分かりました。

坂井眞：
で、悔しさはね？

相談者：
はい

坂井眞：
絶対残ると思いますよ。

相談者：
はい

坂井眞：
だって、生活う、は、裁判で、決まるわけじゃないからね。

相談者：
そうですね。

坂井眞：
現実生活は。だけど・・

相談者：
はい

坂井眞：
あなたがやって、そういう嘘まで、出されて・・えー、結果、負けちゃったのは、法律の世界の話だから。

相談者：
はい

坂井眞：
法律の世界の話はもう致し方ないんだと、要するに、いろんなルールがあるじゃないですか。

相談者：
はい

坂井眞：
証拠の出し方とか、どういうふうに証拠を、おー、出さなきゃいけないかとか、立証しなきゃいけないかとか。

相談者：
はい

坂井眞：
尋問したときにどうなるか。で、そういうルールの中で、出て来る結論だから、

相談者：
はい

坂井眞：
で、判断者、ま、行司役と言ってもいいんだけど、判断者は裁判所で、こっちが、納得いかなくても・・裁判所にそう判断されたら、もうそれが結論なんだと。

相談者：
そうですね。

坂井眞：
うん

相談者：
はい

坂井眞：
それはいい悪いとか、真実か真実じゃないかとか、いう、こととは違う世界だと思って。

相談者：
ええ

坂井眞：
割り切ってくださいよ。

相談者：
わたしもね、あのお、近隣の警察署でね。

坂井眞：
うん

相談者：
何度も相談に行ったんですよ。

坂井眞：
うん

相談者：
聞いたときはいろいろ親身になって相談になってくれるけど、

坂井眞：
うん

相談者：
え、時間が経つとまた、ぶり返しちゃうんですね（苦笑）。

坂井眞：
うん。いや、それは、生身の人間として当然だと思うけど。
その嘘つかれたっていうのは法律の世界とちょっと違うとこの話だからね。

相談者：
はい

坂井眞：
分かるけど。
それは・・訴訟の場でそういう物を出して来たんだと。
で、事実と違うことまで言って・・えー、そんな、その、ま、財産、についてね？・・取ろうと思う、彼女は、可哀想な人だというふうに思えるかどうかですよ。

相談者：
ヘヘヘ（苦笑）、もう悔しくてね。か、もう、ほんまに。

坂井眞：
うん、当然だと思うけど。

相談者：
はい

坂井眞：
幸いにしてあなたあ、の手元にも財産があるわけだから。

相談者：
はい

坂井眞：
これはもう法律の話なんだから裁判所が言ったんだからしょうがないと。

相談者：
うん・・分かりました。

坂井眞：
はい

相談者：
今日は先生ありがとうございました。

坂井眞：
はい、じゃちょっとお待ちくださいね。

相談者：
はい

（再びパーソナリティ）