べきの暴君から逃げた息子、残された妻が選ぶ打算「あと20年我慢すれば‥」

(回答者に交代)

中川潤:
こんにちはあ、中川です。

相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いします。

中川潤:
居なくなった息子さんのことなんだけども、

相談者:
はい

中川潤:
きっかけは何かあったの?

相談者:
サラ金の最低限のお金を返して、

中川潤:
どれぐらい借りてるかってことは、あなた、知ってるわけ?

相談者:
はい。100万です。

中川潤:
どの、100万?

相談者:
はい

中川潤:
で、その、サラ金の取り立てが怖くてどっか行っちゃったってこと?

相談者:
「もっと、稼げる仕事を、紹介してもらってる」っていうことで。で、それが決まるまでは、今勤めてた会社に、勤めるけれども、

中川潤:
ちょっと待ってよ。何?お勤めはしてたの?

相談者:
はい、そうです。

中川潤:
どれぐらいの期間?

相談者:
3ヶ月、ですね。

中川潤:
あ、3ヶ月間か。

相談者:
はい

中川潤:
で、その3ヶ月間は、

相談者:
はい

中川潤:
ちゃんと会社行ってたの?

相談者:
あ、行ってました。

中川潤:
ほで、その3ヶ月で辞めたっていうのは、無断欠勤か何かで会社クビになったってこと?

相談者:
発端が、サラ金の・・1回滞納、か何かして、催促状があ、届いたんですよ、自宅に。

中川潤:
はい

相談者:
で、それで、借金がわかったんです、そこで。

中川潤:
はい

相談者:
そして・・「これでは、返せない」、と思って。「もっと割のいい仕事、寮付きのそういうところに、行く」と、言いまして、

中川潤:
はい

相談者:
そ・・うれで、行方不明という感じですね。

中川潤:
あのねええ?

相談者:
はい

中川潤:
さっきさ、ギャンブル依存症とおっしゃってたでしょ?

相談者:
はい

中川潤:
だけんど、その、サラ金の借金が発覚するまでね、

相談者:
はい

中川潤:
別に無断欠勤でクビになったわけじゃないんでしょ?

相談者:
ないです。

中川潤:
で、昼間っから・・パチンコ屋にいりびたって、て、会社に出なかったわけじゃないでしょ?

相談者:
ないです。

中川潤:
さっきの、加藤先生とのお話だと、

相談者:
はい

中川潤:
高校時代からゲーセンにい・・入り浸りで専門学校もゲーセンに入り浸りでパチンコを始めて、

相談者:
はい

中川潤:
ほいで、ろくに職も就かないで、っていう感じなのかと思って。若干、違うよねえ。

相談者:
あー、そうですね。働くことは働くん・・ですけども、

中川潤:
うん

相談者:
(吸って)ん、どうも親、から見ると、長続きしないような気がしてしまうんですよ。(苦笑)

中川潤:
じゃあ、いなくなったっていうよりも、

相談者:
はい

中川潤:
彼的には、おそらくどっかで働いてる・・ことは間違いないんですね?

相談者:
・・あ、そう思います。

中川潤:
うーん・・何かその・・あなた、「ギャンブル依存症で、どないしましょ?」って言うけども・・いわゆるその、依存症で、どないも・・仕事にも出られんというのと、全然違うよね?

相談者:
あー、それはそうだと思います。

中川潤:
あー要は、やっぱりい、あれかあ?それはダシか?
要するに、あなた「子供のためなら何とか」って言うけど、

相談者:
はい

中川潤:
子供に寄りかかってさ、

相談者:
はい

中川潤:
弾みつけようと思ってるだけで。
あ、やっぱりさっき、加藤先生、おっしゃってたように、

相談者:
はい

中川潤:
そのご主人といるのが窮屈なんだ。

相談者:
窮屈です。

中川潤:
で、やっぱり別れたい。◆#$そこに来るのか。

相談者:
うーん、ま、そうですね・・別れる、のは、でも、「大変だろうな」と思うと、あと20年我慢した方がいいのかな、(苦笑)とか。(吸って)いろいろ思っちゃいますね。

中川潤:
あと20年我慢した方がいい?

相談者:
主人は、61なので、ま、寿命とかいろいろそういうことを考えると。(苦笑)
「今まで我慢できたならもう少し我慢できるのかなあ」と。

中川潤:
あなた、ご主人との関係ってどういう雰囲気なのよ。もうただ怖いだけなの?

相談者:
そう・・ですね。マイルールが、ありまして、そこから外れるとすごく怒るんですよ。それで・・言うなりにずっとなってきたっていう感じですね、子供、のしつけ、にしかり、

中川潤:

相談者:
家事しかり、それで・・最近は子育ても終わってきたので、

中川潤:
うん、うん。

中川潤:
いいたいことも、少し、言ったりもする、と、

中川潤:
うん

相談者:
昔ほどではなく、ちょっと反省してくれたりとか、する部分もあるんですよね?

中川潤:
はあ

相談者:
なので、このまま、どういうふうに生きて行ったらたらいいのかわからなくて(苦笑)・・

中川潤:
・・うん

相談者:
ただああいう、性格なので。離婚するとなると、すごく、嫌がらせするんだろうなとか(苦笑)・・
そういうことばっかり考えちゃいます。

中川潤:
まねえ、そりゃ、あなたの生き方の問題だからさ、

相談者:
はい

中川潤:
「ああせい、こうせい」ってね、

相談者:
はい

中川潤:
はたからどうこう言うことじゃないとは思うんだけど。

相談者:
はい

中川潤:
1回きりの人生ですよ?あなた。

相談者:
そうですね。

中川潤:
どないすんの?これから。

相談者:
・・

中川潤:
どないすんのって・・私が言う意味はね、

相談者:
はい

中川潤:
「あと20年、もすりゃ亭主はぽっくりいくかな」と。

相談者:
はい

中川潤:
それまでは、今の生活水準を落としたくないんでしょ?

相談者:
んま・・そうなれば、落ちますね。正直ね。離婚すれば。

中川潤:
あそりゃ、そりゃそうだよ?(含み笑い)

相談者:
はい

中川潤:
で、それを落としてまで、自分の人生開拓したいとは思わないわけでしょ?

相談者:
うーんん・・今すごくそのことで悩んでますね・・

中川潤:
あん・・それ自分で決めるしかないよね。

相談者:
そうですね。

中川潤:
どうしてかって言うとね?

相談者:
はい

中川潤:
あと20年、「我慢をすれば」

相談者:
はい

中川潤:
という、おっしゃり方が。

相談者:
はい

中川潤:
ものすごく消極的なん・・だよね?

相談者:
そうですね、はい。

中川潤:
もっと・・はっきり言うけど。「今の生活水準を維持して」っていうのは、打算でしかないよね?

相談者:
そうです。

中川潤:
うん。打算だけで、今の、生活水準が維持できて、で、多少・・自分の言うことも聞いてくれるように、なったやに見えるね?

相談者:
はい

中川潤:
ご主人と、我慢して、

相談者:
はい

中川潤:
付き合っていけば、

相談者:
はい

中川潤:
「それなりの生活を送れるわね」っていう話か。

相談者:
はい

中川潤:
今まで、の思いを考えてみると、

相談者:
はい

中川潤:
「自分なりに、何か、やっていきたいな」と。

相談者:
はい

中川潤:
いうふうに、思うかっていうね?
そこの、あなたの、気持ちの、持ちよう・・が、

相談者:
うん

中川潤:
今ひとつようわからんのですよ。

相談者:
そうですね。私もすごく迷っています。

中川潤:
迷うっていうこと自体が、私にはちょっとよくわからないので。

相談者:
ああ

中川潤:
ちょっとその辺、ね?

相談者:
はい

中川潤:
加藤先生にお話を伺ってみましょう。

相談者:
あ、はい。

(再びパーソナリティ)


「べきの暴君から逃げた息子、残された妻が選ぶ打算「あと20年我慢すれば‥」」への7件のフィードバック

  1. 「べきの暴君」
    これ、心のひきだしに留めておきたい良い単語。
    居丈高な人物に、この人はべきの暴君だと心の中でののしって溜飲を下げたい。

  2. 息子のギャンブル問題のはずが、相談者夫婦の離婚問題にすり替わっちゃったよ

    1. 本当に悩んでたのは自分の身の振り方であって息子の心配ではないって本人も認めてたんだからよかったんじゃないの、聞きたいことが聞けて。

  3. モラハラオヤジの問題でしたね。
    我慢は20年で済むかな?100まで生きるかも。オヤジストレス無いんでしょ。長生きすると思うよ。先生方のお話、金言でした。

  4. もしかしたら長男さんもお父さん、ご相談者さんの旦那さんにストレスを持っていたのではないかという感じもしてしまうのですが、どうなのか?
    そのストレスがギャンブル依存症や借金、職を転々という極端な形で表に出たような感じも。ご相談者さんも、つい我慢という形で表に出たかも。

  5. 加藤先生の「怖いことないですよー」に私も安心感もらいました。
    相談者さん、勇気を出して我が道を行きましょう!

  6. 管理人さんの冒頭のコメントに笑いました。
    私もそこ「え?」って思いました。
    中川先生面白いなぁ。

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