（回答者に交代）

大迫恵美子：
もしもし？

相談者：
あ、はい。よろしくお願い致しま、す。

大迫恵美子：
はい。まあ、ご心配ですねえ。

相談者：
・・はい

大迫恵美子：
基本的には、これ、娘さんのことなのでえ。娘さんが、自分で「やめる」っていうふうに・・決めてくれないとね？

相談者：
・・んん・・

大迫恵美子：
解決する方法は、無いわけなんですう。

相談者：
・・は、い・・

大迫恵美子：
でしょう？

相談者：
そう・・です、ね。は、あい・・（吸って）

大迫恵美子：
だって、もう、22歳なんだからあ。

相談者：
・・うん・・

大迫恵美子：
あの、未成年じゃないのでね？

相談者：
うん、うん・・

大迫恵美子：
あの、親が・・介入して、契約を取り消しちゃうとか、そんなことは、できないのでえ。あの、娘さんが自分で決心して、自分で解決しなくちゃいけないんですけど。

相談者：
・・ええ・・

大迫恵美子：
つまり、娘さんを説得して、どういうことをしているのか打ち明けさせて・・解決、を、まあ、させると。いうこと、を、自分でできるかどうか。

相談者：
・・

大迫恵美子：
・・あのう、あなた自身がね？

相談者：
・・うん、うん・・

大迫恵美子：
その点について、どういうふうにお考えですか？

相談者：
やめさせたいっていうのは、あります。はい。

大迫恵美子：
今、ね、ちょっと、緊急事態なんだと思うんですけど。

相談者：
・・はい・・

大迫恵美子：
非常にね？、あの、危ない・・ところに、娘さんがいる、感じがするんですよ？

相談者：
はい

大迫恵美子：
つまり、あなたの方が、すごくねえ、娘さんの顔色見てるんですよ。

相談者：
ああ・・そう、です、ね。はい。

大迫恵美子：
あの、今、そんな場合じゃないんじゃないかなっていうのが、私の、感じ。（含み笑い）

相談者：
・・ふう、ううん・・

大迫恵美子：
要するに、踏み込んでいかなきゃいけないんだと思いますよ？、娘さんにね？

相談者：
はあ・・じゃあ、もう・・

大迫恵美子：
その、お財布覗いて、ビクビクしてるなんて話じゃなくてね？

相談者：
じゃあ、「見たから、やめなさい」って、もう、思いっきり言った方が、（吸って）

大迫恵美子：
そのね・・思いっきり言うってことに対して、あなたに覚悟がありますか？っていうのが私の質問なんです。

相談者：
・・ううん

大迫恵美子：
思わぬ反論・・された時に、踏みとどまって、なお・・「お母さんの言うことを聞きなさい」って、言って、いくだけの、自信とか、覚悟が、あなたに、ありますか？

相談者：
・・ん・・

大迫恵美子：
私はね、ちょっとそれをね、（含み笑い）心配してるんですよ。

相談者：
・・

大迫恵美子：
要するに、波風も立たずね？

相談者：
・・ん・・

大迫恵美子：
辛いこともなく。この問題が、綺麗に、解決していく・・ということは、（吸って）無いんじゃないかな？って、私は思ってて。

相談者：
・・あ、あ、あ・・

大迫恵美子：
つまり、そのお、娘さんがね？

相談者：
はい。はい。

大迫恵美子：
あの、ハッと、気がついてね？、「ああ、もう、今月の請求が40万もきてしまったから、もう二度と行かない」とかね？
「借金は、こういう計画で返していこう」とかね？

相談者：
・・

大迫恵美子：
直ちに、できるんだったら、それはそれでいいですよ？

相談者：
・・うん・・

大迫恵美子：
だけど、まあ、その、ホスト・・クラブへ、通うことやめられるのかどうかね？

相談者：
・・うん・・

大迫恵美子：
別に、会社に勤めたから、行かなくなるって、保証は、どこにもないでしょ？

相談者：
（吸って）そうですねえ。

大迫恵美子：
誰か、ホストに、大好きな人がいて。その人に会いたくってしょうがなくってね？、行ってるんだとしたら・・「就職したら止むでしょう」なんて、楽観的なことを。
まあ、それは、あなたは、ちょっと、自分を騙してると思いますけどお。（含み笑い）そういう考え方は、成り立たないんじゃないですかねえ・・

相談者：
ううんん・・

大迫恵美子：
まあ、あの、最悪のことを想定して、言ってますけどね？、あの、

相談者：
ん

大迫恵美子：
それは、そんなこともなく、終わる人だって、世の中にはいるのかもしれませんけどお。

相談者：
ん、ん・・

大迫恵美子：
かなりの・・手痛い、目に、遭う・・可能性は、まあ、まだ、残ってんじゃないんですかねえ。

相談者：
うんうん・・

大迫恵美子：
あなたは、それを、止めるようなあ、あの、覚悟がないとね？
覚悟っていうのは、要するに、娘に嫌われても、

相談者：
う、ん・・

大迫恵美子：
怒られても、 立ち向かうってことですよ？

相談者：
・・ん、ん、・・それぐらい・・

大迫恵美子：
もう、22歳だし。

相談者：
はい

大迫恵美子：
あの、就職も決まってるんですからね？

相談者：
はい

大迫恵美子：
娘さん、娘さんなりに、自信があるわけですよ。

相談者：
うん・・

大迫恵美子：
「ホストなんて、何やってるの？」って、言われればね？

相談者：
うん・・

大迫恵美子：
「よくも、人の財布なんか、見たな」とか。もちろん、あなたの・・弱点を、ついてきますよ。

相談者：
う、ん・・

大迫恵美子：
「そんな、プライバシー、守れないような、大人のルールも、ないような人とは、口も聞かない」なんてね？

相談者：
う、ん・・

大迫恵美子：
で、そういう時に、切り返してえ、あなたがあ、「そんな問題じゃない！」って、言ってね？

相談者：
うん

大迫恵美子：
ここぞっていう時の喧嘩は、やはりそれは、人格対人格の、勝負ですからね？

相談者：
うう、んん・・

大迫恵美子：
今回のこの問題は、そんな、お小事で済むような話じゃないと思いますよ？

相談者：
・・あ、そうですか・・

大迫恵美子：
それで、娘さんが、「いやいや、なに・・お母さん、なに、大げさなこと言ってんの？」って。「友達に誘われて」ね？

相談者：
うん

大迫恵美子：
「あの時だけ行って。だけど、もう、そんなん、全然、行ってない」って言うんだったら、「もう、お母さん、すごく心配だから、次の、クレジットの履歴見せて」ってね？

相談者：
うん

大迫恵美子：
そこで、ちゃんと、一点、ポイント稼いで。

相談者：
はあ・・（ため息）

大迫恵美子：
それで、撤退することはありますけど。

相談者：
うん・・

大迫恵美子：
騙されてごまかされてね？

相談者：
うん

大迫恵美子：
そりゃ、ごまかされたいって自分で、思ってますから、お母さんはね？

相談者：
・・

大迫恵美子：
つまり、「ちゃんと私が解決するから大丈夫」って言ってもらいたいと思っているのでえ。

相談者：
・・

大迫恵美子：
心から信じてなくっても、その場は引き下がって終わりにしようと・・すると思うんですよ？

相談者：
・・

大迫恵美子：
・・

相談者：
・・うん・・

大迫恵美子：
だから、本当に今、娘さんは、もしかしたら、非常に、危ないところにいるのに。それを、助けるために、自分はできるだけのことを、きちんと、やるっていう、覚悟ありますか？

相談者：
・・う、ん・・

大迫恵美子：
・・

相談者：
まあ、なんで行くのかってことを、やっぱちゃんと・・（吸って）聞くっていうことですよね？、そ◆＃＄％□＆▽＊＋

大迫恵美子：
「なんで行くのか」って、（含み笑い）そのお、だいたいわかるんですけどね？

相談者：
うんうんうん・・

大迫恵美子：
要するに、優しくするからね？

相談者：
うんうんうん・・

大迫恵美子：
その、失恋してしまってえ。まあ、非常に辛い気持ちでいるところのお、ね？

相談者：
うん、うん。

大迫恵美子：
あのう、傷を埋めるように、

相談者：
うん

大迫恵美子：
非常に、優しくし・・してくれる・・から、みんな、お金出してるわけですからね？

相談者：
そう、です、ねえ・・

大迫恵美子：
ええ。
だから、そういうことが、どういう意味があるのかっていうことを、彼女の気持ちになって、聞き取ってあげないと。

相談者：
うん

大迫恵美子：
あるいは、その、彼女の傷を・・まあ、多少なりともね？、埋められるような話をしてあげないと。

相談者：
うん

大迫恵美子：
そんな、「行くんじゃない」とかね？、「バカなこと、お金だけ・・取られるだけだから」なんてね？、そんな、全然、表面的なこと言っても。

相談者：
・・

大迫恵美子：
あ、納得しませんよ？

相談者：
・・・・っはい。

大迫恵美子：
あの、結構な、試練の場なんだと思います、私。

相談者：
・・んん・・

大迫恵美子：
母親には、何回かそういうねえ、試練の場があ、現れちゃうんですよね？

相談者：
（吸って）そうですねえ。

大迫恵美子：
ええ

相談者：
はじめ・・初めてですね。こんな（ため息）うん・・

大迫恵美子：
順調に、ちゃんと育ってきてると思ったら・・

相談者：
うん

大迫恵美子：
突然・・なんかが現れて、急に、覚悟を決めなきゃいけなくなる時があるんですよ。

相談者：
・・・・うん（涙声）

大迫恵美子：
それはねえ、失敗しちゃダメなんですよ？、母親なんですから。

相談者：
ン、グ（涙声）・・

大迫恵美子：
その、失敗は、どっから来るかというと・・ごまかそうとするからなんです。

相談者：
・・

大迫恵美子：
・・

相談者：
・・（鼻を吸って）

大迫恵美子：
自分が傷ついたりね？

相談者：
うん

大迫恵美子：
まあ、相手を傷つけるかもしれないですけど。その、傷つけた相手を、受け入れる、のは、大変な負担ですからあ。
そういうことを避けようとすると・・失敗します。

相談者：
・・

大迫恵美子：
「本気じゃない」と思われたら、親の説教なんか、何の意味もないですから。

相談者：
・・は、はい。

大迫恵美子：
お父さんに言うというのは、そういう意味で、あなたの本気度を、伝えるために、言う言葉だと思いますよ？

相談者：
・・

大迫恵美子：
・・お父さんに、丸投げする、とかね？、お父さんから叱ってもらうとかって、そういう、責任回避じゃなくて。
もしかしたら、だって、高額な借金してれば・・どっかで、親が、ねえ、お金出さなきゃいけなくなる・・可能性も、ないじゃ、ないでしょう？

相談者：
そうですねえ。

大迫恵美子：
ええ。
それも、そんな、簡単に出しちゃダメですよ？（苦笑）

相談者：
・・う、ん・・

大迫恵美子：
でも、まあ、その、本当に困ってるんだったら、極端なことをさせないためにもね？

相談者：
・・

大迫恵美子：
あの、きちんと、建設的な、道筋を、

相談者：
（鼻を吸って）はい

大迫恵美子：
示しながら。・・ 対決してください。

相談者：
（鼻を吸って）・・はい。

大迫恵美子：
娘さんの方も、辛いことを乗り越える、ために、安易な方法を選んでいると思いますのでね？

相談者：
・・そうですねえ・・はい・・

大迫恵美子：
ええ。これはあ、そのお、試練を乗り越える一つのね？

相談者：
◆＃＄

大迫恵美子：
ええ、場になるように・・親として、温かくも厳しく。

相談者：
（鼻を吸って）・・ん・・

大迫恵美子：
真っ正面から、立ち向かってほしいと思います。

相談者：
・・（鼻を吸って）はい。頑張ります。はい。

（再びパーソナリティ）