躾が厳しいパパとママ。盗る娘7歳に大原敬子式の言い聞かせ方
テレフォン人生相談 2024年11月25日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女41 夫44 長女7(小1)
今日の一言: 子どもの教育にとって必要なのは親の意識でなくて親の無意識です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、もしもしい。
加藤諦三:
あはい、テレフォン人生相相談です。
相談者:
よろしくお願いいたします。
加藤諦三:
はい。
最初に、
相談者:
はい
加藤諦三:
年齢を教えてください。
相談者:
41歳です。
加藤諦三:
41歳。結婚してます?
相談者:
しています。
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
44です。
加藤諦三:
44。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、わかりました。ほいで、どんな相談でしょうか。
相談者:
小学校1年生の7歳の娘が、いるんですけれどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
彼女の盗みぐせについてですう。
加藤諦三:
はい。どういうことでしょうか?
相談者:
今、小学校1年生なんですけれど、もお。
加藤諦三:
はい
相談者:
保育園の時に、
加藤諦三:
ええ
相談者:
保育園のものを、勝手に持ってきてしまったの、私が、見つけたことがありましてえ。
加藤諦三:
ええ
相談者:
「これどうしたの?」と言ったら、明確な答えがなくってえ。
加藤諦三:
ええ
相談者:
「これ保育園の、間違ってもってきちゃったのかな?」っていう感じでゆ(言)ってえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
でえ・・「返さないといけないね」って言って、次の日に、保育園にお返ししたっていうことがあったんですね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、今あの、小学生になって、
加藤諦三:
うん
相談者:
時々、私が、見覚えのないものを、持っていることがあるんですう。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、「これ、どうしたの?」って聞く、とお、
加藤諦三:
あい
相談者:
「お父さんに買ってもらった」って言うんですよお。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、私が仕事をしていてえ、娘と夫と2人でえ、いることがあるのでえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
その時に、そうなのかなって思って・・聞いてたんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、そしたらあ、先日う・・また、それも、あのう・・夫と?、娘と2人でいる時なんですけれどもお。
加藤諦三:
はい
相談者:
娘が、万引きをしようとしたらしいんです。
加藤諦三:
はえ
相談者:
で、その時の状況っていうのが、2人でお店に行ってえ、夫が、レジのところで1人で会計をしていて。
加藤諦三:
えん
相談者:
で、会計が終わったところに、娘が、 駆け寄っていって、
加藤諦三:
ええ
相談者:
片手を、ぎゅっと握りしめてたんですって。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、「手の中見せて」って、
加藤諦三:
うん
相談者:
言ったらあ、ニコニコして、 ただ首を横に振るだけ、だったんですって。
加藤諦三:
ええ
相談者:
でえ、やっぱりおかしいなあと思って、夫も強い口調で、「見せて」って。
加藤諦三:
ええ
相談者:
言ってみたらあ、お店の、飴が握られてたそうなんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、夫が、「これは、お店のだから、じゃあ買おうね」って言って買ってえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
その場は、終わったんですけれどお。
加藤諦三:
うん
相談者:
その日の夜にい、夫と娘と2人で話をしてえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
「それは、泥棒と同じことになっ◆#から、絶対にやっちゃいけない」と。
加藤諦三:
ええ・・
相談者:
で、「このことを」、 娘の「大好きな、お母さんが知ったら、すっごく悲しむよ」って・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
いう話をして、娘も泣いてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
その時、「もうしない」って・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ゆ(言)ったらしいんですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、その時の、話っていうのがあ、夫は私に、「聞かなかったことにしてほしい」っていうか、私から「娘を責めることは、 しない方がいいんじゃないか」っていう話い、が、あったんです。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、娘は、割と、優等生タイプでえ。 先生が振る舞ってほしいように、振る舞っていると思うし。
加藤諦三:
はい
相談者:
嫌なことをされても、
加藤諦三:
ええ
相談者:
自分の気持ちは、なかなか言いづらいっていうことは、言っていて。
加藤諦三:
うん
相談者:
そういう意味でも、ストレスを抱えているだろうと、
加藤諦三:
うん
相談者:
夫は思っていてえ。なので、家で、もう、2人が・・このことを知って責めるようになってしまうと、
加藤諦三:
うん
相談者:
心の、逃げ場がなくなってしまうんじゃないかと思、ってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
でえ、私から、そのことは娘には、一切話していないんですね?
加藤諦三:
うん
相談者:
んで・・その後、2週間くらい経ってからあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
娘の、ズボンを洗濯していたらあ、ポッケからあ、10本くらい輪ゴムが出てきてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
なのでえ、学童とか学校とかからあ、持ってきちゃったんじゃないかなあって・・思うんです。
加藤諦三:
うん・・あなた、あのう・・「お嬢さんを」、
相談者:
はい
加藤諦三:
「責めるといけないと思って」ということ、
相談者:
はい
加藤諦三:
今、おっしゃいましたよねえ?・・
相談者:
はい
加藤諦三:
ものを持ってきちゃうっていうことは、
相談者:
はい
加藤諦三:
よくあるんですけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
やっぱりその・・あ、な、た、が・・非常に厳しい、育て方っていうか・・
相談者:
はい
加藤諦三:
お嬢さんが、親の、
相談者:
うん・・
加藤諦三:
望むように、行動しないといけないという・・そういう、なんか、こう・・言葉でね?、はっきり、
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
「こういうもの持ってきちゃいけないよ」っていうことを、
相談者:
うん
加藤諦三:
言うんじゃないけど・・
相談者:
はい
加藤諦三:
優、等、生、でないと・・
相談者:
ううん。
加藤諦三:
責められるというような、感じを、
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
お嬢さんが持ってるってことはないんですか?
相談者:
あり得ると思います。私もそれは・・感じていてえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
学校で、なんか嫌なこと、結構、あるみたいなんですけどお。
加藤諦三:
ええ
相談者:
それとなく探ろうとするんですけどお、
加藤諦三:
うん
相談者:
言わないんですよ。で・・
加藤諦三:
だから、言うと責められると
相談者:
あうんんん・・
加藤諦三:
思ってるんですよねえ。
相談者:
そうだと思います。責められるとか、あとは、私が悲しむからあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
言いたくないとかあ。
加藤諦三:
うん
相談者:
それは、思います。
加藤諦三:
子供が不安になる時っていうのはね?
相談者:
はい
加藤諦三:
自分にとって、非常に重要な人からあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分が認め、られないんではないか、という・・時に、
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
不安なるんですよ。
あなた、言葉でハッキリ、お嬢さんに何も言ってないと思うんですけども。
相談者:
・・はい
加藤諦三:
お嬢さんの側からすると、
相談者:
ううううん・・
加藤諦三:
自分の存在は認められてないっていう、
相談者:
うんん・・
加藤諦三:
不安な気持ちが、
相談者:
うんん・・
加藤諦三:
いつもあるんじゃないんですか?
相談者:
なるほどお。あるかもしれないです。
加藤諦三:
で・・あなたの中にね?
相談者:
はい
加藤諦三:
これは無意識ですよ?
相談者:
はい
加藤諦三:
隠された憎しみなんていうのはないですか?
相談者:
・・
加藤諦三:
あのね、
相談者:
はい
加藤諦三:
非常に、立派な人に、
相談者:
はい
加藤諦三:
隠された憎しみってのはあるわ◆#・・そうすと、その隠された憎しみが、
相談者:
ガチャ(?)うん・・
加藤諦三:
周りの人に対して、立派であることを要求しちゃうんですよ。
相談者:
あー・・「自分も、今まで我慢して、頑張ってやってきたんだからあ」、
加藤諦三:
そうですそうです。
相談者:
「あなたもそうしなさい」みたいな、そういう、
加藤諦三:
そうです。
相談者:
プレッシャーというか、ああ・・心当たりは、あります。
加藤諦三:
だから、親の無意識が、小学校1年生の子に、小さい頃から伝わったんじゃないかな、と、思ってますけれども。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日のあなたの相談っていうのは、 小学校1年生の、
相談者:
はい
加藤諦三:
お嬢さんの、
相談者:
はい
加藤諦三:
こう、いろ◆#望ましくないことを、してしまうんだけれども、どうしたらいいでしょうかっていうのが、今日の相談ですか?
相談者:
そうですう。
加藤諦三:
はい、わかりました。幼児教育研究の、大原敬子先生が、今日いら、してるので、伺ってみてください。
(回答者に交代)
子育ては難しいですね。
優等生だの親から責められるだの、子供の不安だの、憎しみだの、と
親への憎しみを増殖させながら育った諦三さんの言葉はいりません。
早く敬子さんに渡して下さい。
母親、父親、で話しながら役割分担を決めて、そこそこ子育てが出来ていると感じます。
敬子さんのアドバイスなかなか具体的で参考になりますね。
回答を参考に、また夫婦お二人で考えながら、娘さんに向かいましょうね。
諦三さんは最後の言葉だけはよかった。
親は子供と一緒に成長していくもの。
・・・ですよ。ホント。
加藤さんの放送回は好き嫌いがハッキリしていますが、大原さんの言うことを聞いて対処でしょうか。
必要に応じてになりますが、役所の福祉関係や精神科に通って対処するのもいいのかなあと思います。
私は小さい頃から、父親、母親って本当に私のことが大好きで仕方ないんだからーって思いながら生きてきました。
両親はなにがあっても自分の味方でいてくれるっていう安心感がありました。
母親は、食事のマナーや躾に感しては厳しかったですが、とても優しかったし、
父親は、とにかく娘の私が大好きで、信頼してくれていました。
そんな両親に育てられたことは幸せなですね。
親が子供に関心があるかどうかは、子供は自然と感じ取りますよね。
本当の意味で子供を愛してあげてほしいなと強く感じました。
羨ましいです。やはりそういうご両親だと何でも話せて頼れて今も親子仲良しなんでしょうか?
難しいところではありますが、加藤さんや大原さんの言うことをしっかり実行するしかないでしょう。
大原先生のおっしゃることも一理ありますが、クレプトマニアも疑った方がいいかと思います。
一般の7歳児は盗みはいけないことだと理解していますよ。罪悪感もあるはず。もし、このお嬢さんがそうでないなら、きちんとわからせてしばらく様子を見る。
それでも収まらないなら、理解力がないか、衝動が押さえられないか、何かしら素人が対処できる範疇を越えている原因があるのでプロに相談したほうがいいと思います。
加藤・大原両先生の定番の相談でしたね、幼児教育研究の面目躍如
冒頭、7歳の一人娘を「彼女」って呼ぶところからもう違和感
悪い意味で子ども扱いしていないというか、妙によそよそしいし、物言いも母親としての感情みたいなものがあまり伝わってこない
大体、優等生で我慢しがちって客観的に(というか他人事みたいに)言ってるけど、わかってるならなぜ発散させてやらないんだよ
そもそも子どもにどれだけ好きなことをさせてやってるのか、実際は両親が相当圧力をかけてるんじゃないのか
大方、小学校受験をさせていいところに受かったけど、こんな問題行動をしてるようじゃ先が思いやられる、みたいな心配で電話をかけてきたんじゃないのか
ただ、加藤先生がズバリ図星を突かれてたように、相談者自身もその親にそういう育てられ方をして、ずっといい子を強いられてきたから、自分と同じように我慢ができない娘が許容できないんだろうな
終盤、加藤先生に生返事してたけど、どれほど納得してるやら
現代の上流階級、いわゆるお受験クラスタの家庭の病理を感じた
「隠された憎しみはないですか?」
そりゃあどんな人にもあります
無い人なんて居ません
「親の意識ではなく親の無意識」
はい、確かに確かに、その理論わかります
でも子育て中の親にはその言葉が親の意識をがんじがらめにして考え込ませてしまいそうな気がします
敬子先生の具体的なアドバイスがとてもわかりやすくて、心に沁みました
普通に小児メンタルヘルス案件なのでは…と思った。所謂、クレプトマニアって病気ですものね。依存症みたいなもので、当人曰く、店に入るとノルマとか使命感が頭の中に涌き出て止まらないらしい。
一方で、相談者の口調も気になった。娘の将来よりは生活環境の外聞を気にしてる印象。元小売店員としては、世間体を気にしてテレ人に電話するよりも早く病院に連れて行ってくれと思う。
理想と現実は、そううまくいかないよ。
子供が7歳ということは、親になって7年目ということです。
まだまだわからないことが沢山出てきますよ。
親の理想を振りかざすのではなく、
子供の訴えをちゃんと聞いてあげて、
3人で話し合う。お互いまだ7年よ。これからだよ。
盗癖は治りません。私の伯父がそうだったそうです。。子供の頃から手癖が悪く、死ぬ迄治らず、借金もそれを踏み倒すのも平気。罪悪感も無いようだったとか。それで親戚全員から絶縁されると逆ギレしたらしいです。まじめを絵に描いたような一家に、なぜあんな人が生まれたのか不思議だといわれています。何か大事なものが欠落している、病気だとしか説明がつかないと。
この娘さんがそうでないことを祈ります。が、楽観もしないほうがいいと思います。
加藤先生の憎しみの話を出されたら
急に論点がずれてしまいます。
もっとシンプルにこうしたらいい、とか
幼児期こうだった、とか具体的な話のほうが
相談者さんたちには伝わりやすいと思います。
憎しみがあるでしょ,と言われたら「まあはい」と
言わざるを得ないようになるので
聴く側からしても相談内容から外れてしまい
加藤先生の持論になっているような感じが
します。
憎しみ、本当にそうなのでしょうか。
大原敬子先生のアドバイス。身に染みます。うちの子も物を取りそうな危うさありました。
子育てのサークルで、このサイトの大原敬子先生の回を教えていただき、目から鱗。理解したくて、このサイトの大原敬子先生の専用ページから、先生の相談を全部聴きました。
初めて聞くとわからなかつたことも、たくさん聞くと、点が線になり、理解できてきて。ありがとうございました。
今は、三石先生のをまとめて聞いて、爆笑したりしています。
そして、毎回このコメントを読んで、なるほどと思ったり、とても参考になります。
すごく楽しませてもらってます。
管理人さん、ありがとうございます!
頑張っては辛い、と言いながら、
相談者に「頑張ってね」と言ってしまった大原先生。
「ママが悲しむからやめよう」「今日はやらなかったね。偉い❗」
本当にそんなんでいいの?甘くないですか? こういうことは、単刀直入に「盗みはいかん❗犯罪だ❗お巡りさんに捕まって牢屋に入れられるくらい悪いことなんだぞ❗」と叱るべきことではないですか? 7歳ですもの、理解できます。逆に7歳ですもの、回りくどい言い回しではわかりません。
昨今の子どもにおもねるような風潮は行き過ぎです。「愛情」と「甘やかし」は別物。大人が自分に自信がないのかな。
相談者さんの旦那さんが「お母さんが悲しむから」って万引きの件を娘さんに口止めしたのが変だと思いました。
お母さんの方がすごく厳しいのでは?