9年間養育費が払われないんです。弁護士「娘を交渉役に」
テレフォン人生相談 2017年2月15日 水曜日
9年前に夫と離婚。月3万円の養育費をもらう約束だったが、ほぼ払ってもらっていない。遡って未納の養育費を請求できるか?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 女48歳9年前に離婚 元夫48歳 両親と長女20歳 次女18歳 長男16歳の6人暮らし
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもしい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願い致しますう。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えて下さい。
相談者:
はい。48歳ですう。
加藤諦三:
48歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してますう?
相談者:
あ、えーと9年前に離婚いたしましたあ。
加藤諦三:
あそうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
んで、今はそうすとお一人では、お暮らしですか?
相談者:
あ・・えーと今あ、は、えーとわたしの両親ん、と、
加藤諦三:
はい
相談者:
子ども3人と、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーと
加藤諦三:
子ども3人、何、なな、何歳ですか?
相談者:
はい、えーと、長女が、二十歳
加藤諦三:
はい
相談者:
次女が18歳
加藤諦三:
はい
相談者:
長男が16歳です。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、どんなご相談ですか?
相談者:
はい、えーっと9年前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
離婚しました、
加藤諦三:
はい
相談者:
夫への、養育費の未払いを・・請求すべきか、しない方がいいのかということで、ご相談させていただいたんですが。
加藤諦三:
あーそうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
で9年前の時には、あのお・・あの養育費というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
どういうような決まりだったんですか?
相談者:
はい、えーと、家庭裁判所において調停離婚、
加藤諦三:
はい
相談者:
致しました。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、えーと一人1万円の3人で3万円。
加藤諦三:
はい
相談者:
ってことであと、面接交渉権月1回、子ども達と会うということで、
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、合意のうえ
加藤諦三:
はい
相談者:
あの離婚しました。
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、ま、このまま・・あの何もなくう、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしたちい、あ、わたしの、えっとお・・一応生活費だけでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
子ども3人を育てようっていう・・気持ちでいたんですけれども、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
あの、今・・上の子が大学2年なんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
奨学金で、大学に今行っております。
加藤諦三:
はい
相談者:
んで、あのお・・ま、奨学金で行っているのでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのま、このまま・・健康であれば、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの普通に自分で、しょう、就職をしたらあ、払って、
加藤諦三:
はい
相談者:
行ける、と思ってたんですが、ちょうど3年前にい、
加藤諦三:
はい
相談者:
病気が発覚しまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、あのお・・もう、ま何とか、大学に進むことができたんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、この未払いの、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーっと養育費、を・・この長女の、将来の奨学金に、
加藤諦三:
うん
相談者:
充てることができないかということをちょっと、
加藤諦三:
うんーん
相談者:
最近思うようになりましてえ
加藤諦三:
いつ頃からですか?その払わなくなり出したの。
最初は払ってた?
相談者:
えーと、最初のお・・ご、5回6回は、あの飛び飛びで・・払って・・
加藤諦三:
5回6回・・
相談者:
あの催促すれば・・はい
加藤諦三:
っていうのは、随分少ない、毎月払っ・・
相談者:
そう
加藤諦三:
って行くって・・
相談者:
いえいえ、あの、連続でってことはほとんどなく、あの、こちらが催促してえ・・何とか渋々払う。
加藤諦三:
この日に3万円、はい、入って来るなあという、そういう安心感はなかったわけです?
相談者:
あ、全くなかったですね。
加藤諦三:
あー
相談者:
はーい
加藤諦三:
んで、子ども3人抱えてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
でご両親・・と一緒でえ、
相談者:
そうですね、まあ、まだ両親がいて、くれたのでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、何とか、助けてもらったってところは、
加藤諦三:
うーん
相談者:
ま何とか、ここまで(苦笑)育てて来たんですけれども。
加藤諦三:
でその夫、
相談者:
はい
加藤諦三:
あの元夫への、その不信感っていうのは、ほん、この人は・・
相談者:
はい
加藤諦三:
3万円っていうのは、決めても・・払ってくれないだろうなあっていうような、そういう不信感はあったんですか。それとも・・
相談者:
あ、あの、離婚の・・原因が、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、夫のお、借金だったので、
加藤諦三:
はあ、はあ、はあ
相談者:
ま、調停の時に、
加藤諦三:
はい
相談者:
一応ちょっとあのお・・金額も上げたんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
もうちょっと高い金額を、請求したんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、親権が(苦笑)親権で争うことになったので、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、だ、あの、主人の方が・・「これだったら・・あの親権を譲ってもいいよ」っていう金額が、この金額だったんですね。
加藤諦三:
あー・・なるほどね。
相談者:
はーい
加藤諦三:
元々働くのはよく働いてない?
相談者:
えーと最初は働いていたんですがあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーと結婚10年、間・・のうち、
加藤諦三:
ん
相談者:
最後の1年ぐらいは、ほ、ほぼ、無職でした。
加藤諦三:
うん
相談者:
はーい
加藤諦三:
しかし、最後の1年間無職っていうのは、お、若い頃ですよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
それで無職でブラブラしてたんですか。
相談者:
あは(苦笑)そうです、はい
加藤諦三:
子ども3人いて。
相談者:
んそうですね。でわたしがあ、あのお、二つ三つ掛け持ちで、
加藤諦三:
うん
相談者:
は、仕事はしてましたけど。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はーい
加藤諦三:
であなたが、子どもを抱えながらね、
相談者:
はい
加藤諦三:
二つ三つ掛け持ちをしていて、
相談者:
はい
加藤諦三:
彼え、は、平気な顔し、顔しているような、ふ・・
相談者:
そう・・でしたね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
最後はもう、そうでしたね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はー、うーん
加藤諦三:
そうすと、あなたから見ると、
相談者:
はい
加藤諦三:
父親の資格はなかったということ?
相談者:
あ・・えっと、ホントにそこだけは、げ、あのお、悪いところというか、あとはホントに、子どもお、と、のことを、よく面倒見てくれましたし、
加藤諦三:
ああ
相談者:
あの家事もやってくれましたし、
加藤諦三:
あれまあ、そうですか。
相談者:
はーい、そうなんですね
加藤諦三:
そうすと、
相談者:
はい
加藤諦三:
もう気持ちが冷たくてね、
相談者:
はいはい
加藤諦三:
もう、家のことから気持ちが離れていてえ、ギャンブルやって、お酒飲んでというんじゃないんですね?
相談者:
もう、最後の方は、もう、あの、ちょっとお・・おみ、昼間、家にいる時は、も、ビールを・・ずっと飲んでる、状態でしたね。
加藤諦三:
あーま、
相談者:
うーん、最後は。
加藤諦三:
職は・・ないのは、心の荒廃で、その最後の方はそうなるけれども、
相談者:
はーい
加藤諦三:
元々は要するに、心のない人ではなかった。
相談者:
あ、そう元々はそうでもなかった、はいそうですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
はーい
加藤諦三:
そうすと、経済的なことは別として、結婚生活の内容そのものにはそんなに不満はなかったんですか?
相談者:
あ、そうですね、なかった・・です。で、時々、こう、まあわたしも、ちょっとそこは甘かったんですがあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
通帳のお金が引き、
加藤諦三:
うん
相談者:
子どもの通帳のお金が引き出されたりとか、
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
そういうことはあったんですけれども、
加藤諦三:
うーん
相談者:
ま、それは、えっと、「車検代だ」とか、ふ(苦笑)なんだとかは言って、持っては行って、いました。
加藤諦三:
ん持って・・だけどそれは車検、実際に車検代ではなか・・んん
相談者:
あ、ない・・ないですね。はい
加藤諦三:
んー、ほんで離婚してからも当然きちんと働いてない、ということ、でっすね?、こやって払わない・・
相談者:
そうですね、そうですね、恐らく。はーい
加藤諦三:
そうすっと・・今例えば、あの、未払いのものを請求つっても、あなたの、か、側からすると・・彼まだ、はず、きちんと働いて・・
相談者:
うーんと、
加藤諦三:
ないんじゃないかなって、
相談者:
気はしてます。(苦笑)
加藤諦三:
気はしてるわけね?
相談者:
(笑)うーん、そうですね。
加藤諦三:
で今・・
相談者:
はい
加藤諦三:
そのお・・元夫お、の、消息っていうのは、よく分かってんですか?
相談者:
あのお、実家は分かってますがあ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
恐らくそこに、い・・いるとは思うんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
結婚してるだとか、どういう状況かとかってのは、ちょっとわ、全く分からないですね。
加藤諦三:
全く分からない。
相談者:
はい、はい、はい
加藤諦三:
で今あ、は、夫は、なあ、何歳ですか。あなたは48歳・・
相談者:
えーっと、わたしと一緒なので、
加藤諦三:
あ
相談者:
48になると思います。
加藤諦三:
え、40、48歳ですか。
相談者:
はい、はいはい
加藤諦三:
はい、それで今日はまあ、そういう状況の中・・だけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
とにかく、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、あなたも大変だと思いますけ、3人抱えてますからね。
相談者:
はー、はい、はい、はい
加藤諦三:
それでその、未払いのものを、請求・・しようと思うけど、どうか?っていうことですね。
相談者:
はい
加藤諦三:
分かりました。今日はあの、
相談者:
はい
加藤諦三:
スタジオに、弁護士の大迫、恵美子先生がいらしてんので、
相談者:
あ・・はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
よろしくお願い致します。はい
(回答者に交代)