母が腐す種を蒔き散らかした瞼の父。違う面を知りたい娘に個人情報保護の壁

テレフォン人生相談 2023年9月22日 金曜日

パーソナリティ:田中ウルヴェ京
回答者: 大迫恵美子(弁護士)

相談者: 女39歳 夫48歳 長男20歳 双子の次男三男13歳 疎遠の母がいる

田中ウルヴェ京:
もしもし、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、もしもおおし。

田中ウルヴェ京:
もしもおし、こんにちは。

相談者:
はい、こんにちは。

田中ウルヴェ京:
最初に、年齢を、教えてください。

相談者:
39歳です。

田中ウルヴェ京:
39歳。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ご結婚は、されてますか?

相談者:
あ、はい、しております。

田中ウルヴェ京:
はい。ご主人の年齢は?

相談者:
48歳です。

田中ウルヴェ京:
はい。お子さんいらっしゃいますか?

相談者:
三人いまして。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
全部、男です。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
で、上から順に、20歳。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
下が、13歳で、双子です。

田中ウルヴェ京:
はい。五人暮らしでいらっしゃいますね?

相談者:
あ、はい、そうです。

田中ウルヴェ京:
はい。今日は、どんな、ご相談でしょうか?

相談者:
私いの、父のことなんですけども。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
私い・・の、えっと、両親は、私が小さいときに、離婚してましてえ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
私いいい、が、おそらく1歳ぐらい、なんで。あの、全く父の記憶はないまま、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
育ったんですね。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
で、母は割と・・一般的に、毒親・・って言いますか、あの、結構虐待とか、(吸って)言葉、の、暴力が、結構多い・・目の、ちょっと、母親でえ。父のことも、常々こうう、悪口しか聞いてこなかったんですけどお。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
私の中でちょっと、すごいだから・・お父さんって、嫌な人っていう感じでは、育ったんですね?

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
ですけど、反面、やっぱりちょっと・・全く記憶ないものですから、「会ってみたいな」とか、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
そういうことは思いながら、育ったんですけどお。
ちょっと、母が、怖・・かったので、(苦笑)「会いたい」っていうのは、ずっと言えないまま・・こんにちまで至ったったんですけど。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
ちょっと・・ここおお、4、5年ちょっと、母と、疎遠でして。
その中で、ちょっと、考えることがあってえ。やっぱり、今がチャンスかな?、と、思ったんです。あの、ちょっと、父を探すのに。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
で・・・・初めに、私の、戸籍、から取り寄せたんですけど。父が・・と、母は、要は、入籍はしてなくて、私を認知してるっていうことがわかったんですね?

田中ウルヴェ京:
はあ・・

相談者:
で、ええと、父いい、の方の、えとお、戸籍いい、を、私が、まああの、娘・・として、認知してますので、取り寄せることができて。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
取り寄せたんですけどお。10・・年以上前に、亡くなってることがわかったんですう。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
でえ、まあ、ちょっと、タイミングが悪くて、まあ、会えなかったんですけど。せっかくなので・・ちょっとお墓の方に手を合わせることぐらいしたいなあ、と思って考えててえ。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
でえ、父い、が死んだ死亡届を・・出した方が、死亡届の方がおそらく父の、ご兄弟・・の方なんですけど。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
そのうう、人に連絡が取れればあ、父のお墓の場所を聞けるかな?、と思って、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
死亡届が出された、役所に電話をしたんですけれど。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
「ちょっと・・教えられない」っていうことだったんです。(苦笑)

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
だから、どうしたら、父の、お墓までたどり着くことができるかっていうかあ。

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
法律の観点から見ても、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
私がその探し出すこと、が、可能なのかっていうのが、

田中ウルヴェ京:
うん

相談者:
相談の(苦笑)内容になります。

田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。ちょっと確認しますね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
お父様のことは、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
あなた自身が1歳くらいの時に、既に。まあ、当時は離婚をしたと思っていたが、

相談者:
ああ、まあ、そうです。そうです。はい。

田中ウルヴェ京:
ね。でも、そのときには、おそらく住んでいたようだが、まあ、いなくなってしまった、というふうに、お母様に聞いただけ、で。
つまり、あなた自身は、本当にお父様が、いたことも、覚えてない。

相談者:
ああ、ま、はい

田中ウルヴェ京:
もしかしたら、いなかったかもしれない。

相談者:
そうですね。全然、全く・・記憶にないです。

田中ウルヴェ京:
そうですよね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
なので、あなた自身がこうやってきちっと、戸籍謄本などを、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
取り寄せたことによって、事実としてわかったことは、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
離婚とか結婚ではなく、そもそも、戸籍には・・入れてなかった。

相談者:
そうですね。

田中ウルヴェ京:

相談者:
えと、父がもう、そもそも・・私を認知してるときに、別の方と(苦笑)入籍してい・・て。

田中ウルヴェ京:
あ・・それも、わかったんですね?

相談者:
はい、わかりました。

田中ウルヴェ京:
はい。う、う、うん。◆#$%□&

相談者:
それで多分、母と入籍することは、まあ、(苦笑)不可能で。私を認知するしかなかったんだと思うんですけど。(吸って)

田中ウルヴェ京:
そうですね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
あなた自身は、既に、亡くなったお父様の戸籍は、もう、入手できたんですよね?

相談者:
そうです、はい。

田中ウルヴェ京:
なぜなら、認知、された、お嬢さんだから。

相談者:
はい、そうです。

田中ウルヴェ京:
うん。でも、亡くなっていたので、亡くなったときの、死亡届を出した人は、兄弟っぽいってのは・・お名前でわかったということですか?

相談者:
あ・・あ、そうです。そのうう、死亡届け人の方の、お名前なんですけど。

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
はるか昔にあのうう、母から聞いたことがあってえ、

田中ウルヴェ京:
ああ・・

相談者:
その、父の兄弟で、

田中ウルヴェ京:
はい

相談者:
で・・確か、その名前だったっていう感じなんですよ。
ただ母と、(苦笑)疎遠なんでえ、確認することも、できてないって・・おそらく、

田中ウルヴェ京:
そっか

相談者:
父の、妹さんな、はずです。

田中ウルヴェ京:
ううううん。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
確かに、それは、ありえますね。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
ご自身が、何となく、覚えていたお名前っていうことであれば。

相談者:
はい、そうです。

田中ウルヴェ京:
うん。妹さんの、可能性は高いですね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
はい。わかりました。では、今日のご相談としては、

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
おそらく、実の、妹さんが、死亡届を出したであろう。

相談者:
はい。はい、そうです。

田中ウルヴェ京:
そして、あなたの望みは、亡くなったお父様。
残念ながら、覚えてはいないけれども。

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
せめて、お墓参りをしたい、から、ということですね?

相談者:
そうです、はい。

田中ウルヴェ京:
はい、わかりました。
今日の回答者は、弁護士の、大迫恵美子先生です。大迫先生お願いします。

(回答者に交代)

「母が腐す種を蒔き散らかした瞼の父。違う面を知りたい娘に個人情報保護の壁」への10件のフィードバック

  1. この相談者は戸籍を取り寄せて初めて父親が10年以上前に亡くなったと知ったということ。
    そして、戸籍を見て正妻と実子以外にも、認知された婚外子が何人もいると知ったこと。
    「認知された婚外子」は父親の戸籍には入らなくとも、記載はされる。だから彼女にもまだ見ぬ異母兄弟姉妹の存在がわかった。
    すると父親が亡くなった時点で遺産分割協議が行われて相続人全員(正妻、実子、認知済み婚外子)の印鑑証明なり何なりが必要になるはずだが…。

    相談者のお母さん、こっそり娘の判子を捺してお金もらってないっすか?

    1. まさか母が実印(登録印)を無断で拝借した上に、印鑑証明も代理?で申請・入手する、とは考えにくいが・・・(役場でも通常は交付しないはず)

      まだ、亡き父の遺産分割手続きが終わっていない可能性もある

  2. ご相談者さんにこのようなことを言うのは過酷ですが、どうしてもというのであれば、探偵事務所などの興信所に頼るしかないかなあと思います。
    個人情報保護法が施行されて20年近く経ちますが、もしかしたら興信所をもってしても、お父さんを探すのは難しいかなあという感じもします。

  3. お母さんは、相談者さんにとっては間違いなく「毒親」だったのでしょうが、お父さんも第三者が聞く限りでは、なんだかまぁ節操のない…、という印象。

    自分のルーツをたどりたい気持ちは、理屈じゃないよな、と思います。
    が、知るほどに複雑そうな樣子もありますね…。

    先日の「薄情な父親に会って文句?を言いたい」の人と比べたらいけないけど、戸籍から父親の手がかり辿って…と、すごい行動力!
    嫌味じゃなくて、おー、すごい!
    と、聞きながら思いました。

  4. 父はメインの家族を持っていて自身は婚外子、ってことは相談者の母に対してどういう態度だったかは察することができる。
    自分の都合でいろんな女に手を出して子供作ってそういう態度って頭にくると思う。相談者の母にしたら頭にくるさ。
    相談者は手を合わせる気持ちだけでいいと思う。

  5. 一昨日の相談に似ていますね。目的はそれぞれでしょうが、生き別れのお父様を探したい。正確に言えば、今日のかたは、お墓参りがしたいんですね。。今日の方の場合は望みが薄そうですが、やっぱり探すのはやめたほうがいいと思います。相続の話が出てきましたが、仮に親族の方が見つかったとしても「何が目的なんだ?」と痛くもない腹を探られたりして不愉快な目にあうかもしれませんよ。

  6. 最初の匿名さんに納得。
    自分の父とは何者なのか。自身も子供持った以上、気になるのも無理はない。
    しかし聴く限りは両親共々クズっぽい。
    そして今更ながら異母兄弟を詮索したところで何になる?
    血筋の半分は、あのクズ父の。
    (相談者もそうなってしまうが)
    個人保護法が壁になってるとのことだが、同時に相談者の盾でもあることに気づくべし。

  7. この父親の事を聞いたらいい話なんて出てこないんじゃない。遺産もなさそうだし。
    「知らぬが仏」って事もある。

  8. わたしの勝手な妄想だけど、お父さんの親族は、彼の婚外子たちに いい感情は抱いていないんじゃないでしょうか? たとえ探し当てても歓迎されなさそう。探すのやめておいた方がいいと思います。

  9. 自分という存在に確信を持てないから探そうとしているのなら、やるところまでやって、駄目な親の真実を知り精神的に堕ち切って、ケリをつければいい。まだ人生半分あるなら再スタートにいいタイミング

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