20代がない独女34歳。練炭買って目張りして終わらせるつもりが生き延びる

テレフォン人生相談 2020年11月3日 火曜日

最近、自死を図ろうした(図った?)相談者。
なんでこうも自分を傷つけてしまうのか?
私生児として生まれ、母の虐待とイジメに遭った10代。

 

冬場になると、テントや車内で暖を取ろうとして、七輪などを使った事故が起こる。
不完全燃焼によって発生した一酸化炭素中毒だ。

これを逆利用する人たちが後を絶たない。

もっとも、相談者みたく室内で目的を遂げようとすると量が必要になる。

練炭一個でも不可能ではないが、進行が緩慢なので頭痛や吐き気などの初期症状の段階で思いとどまることが可能。

ただし中途半端が過ぎると、脳だけが破壊され、生きる屍となる場合もある。

 

「死ねなくて・・」

苦痛に耐えきれなかったか、
死の恐怖か、
生への未練か
はたまた、寝て起きただけか。

 

そんときは冷たく感じた、かつてのスクールカウンセラーの言葉は実は刺さってたのね。
結局は自分を守れるのは自分しかいない。

高校入学後間もない中間テストで周囲の見る目が変わったのを実感し、さらに先生に級長まで託される。

プチサクセスストーリー。
4位という鮮明な記憶。
味わったことのない快感だったのでは。

人間関係そのものに直接抗(あらが)おうとせず、勉強で差をつけようと考えたのは優れた目のつけどころ。

いじめられっ子は参考にするといい。
勉強じゃなくったって何だっていい。

 

続かなかったのはなぜかしら。
勉強が麻薬になったって不思議じゃないのに。
自傷行為に漬かるまでのストーリーは分かりづらい。

優越する快感より、人を助けてあげることの誘惑が勝ったってことかしら。

 

劣等感の激しい人にとって、人の役に立てるというのはとてつもなく価値が大きいのかもしれん。

頼られる高揚感にしなくていいことをする男。

勤務先の痴話に首つっ込んで現実味ない訴訟ブラフに怯えるパパラッチ

 

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 関西なまりの女34歳独身 母は他界 4人姉妹の末っ子

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夫への言葉の過激さは甘えの深さ。母との関係で成し得た成長を夫婦にも

テレフォン人生相談2020年11月2日 月曜日

すごく仲がいい夫と喧嘩した時に「一人になりたい」「離婚する」など心にもないことを言ってしまう自分を直したい。
中学のときに進行性の目の病気にかかり、早晩、視力を失う。

 

親の苦労を分かってないかのような子どもの態度に、
「あんたのせいでナンチャラ カンチャラ」

そこいらじゅうに転がっている親子喧嘩。
許すのに10余年とか、なかなか執念深い。

 

人の失言には厳しく自分の失言には甘い。

さらに結論ありき。

傷ついた夫のセリフも失言なんだけど、状況を説明してるから良い夫の評価は揺るがない。

母の一言だって状況があるハズなのに、なぜか言葉だけを切り取って愛情不足で冷たい母の一丁上がり。

 

これも。

母は娘の不安を感じ取った。
言葉を切り取って恨むのは図星だったからなの。

母親が暗いと子供はバカになる。3人目の妊娠に「産むの?」と言った母に会いたくない

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女25歳現在妊娠中 夫25歳 娘1歳

今日の一言: 1日1回夫婦喧嘩で医者知らず。アメリカの言葉にあります。

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業績が反映されない独女47歳。仕事が充実する故に気づかなかった本当の空白感

テレフォン人生相談 2020年10月31日 土曜日

中途で入社して14年。
結果も出し、売上げにも貢献してきたが、同族会社の役員は身内で、幹部はイエスマンばかり。
仕事は任されて、社外では評価も得られるのだが、処遇とのギャップに消耗感をつのらせている。

 

評価制度がない会社での不満の典型。

ロワーの作業レベルならまだしも、非定型業務で評価制度がないとこうなってしまう。

何が良くて何が足りないのか?
どこを変えればいいのか?
何を期待されているのか?

これが従業員に分かりづらい。
消耗感は分かりつらさ。

本来的には、評価項目を従業員に公開して、期末の面談によって評価結果を本人に伝えて、次期目標について会社と従業員との間で合意するということを繰り返さないといけないんだけど、別に義務でもなく、余計なコストとしか捉えない経営者もいる。

やってない会社だと、胸先三寸。

 

あやふやな他者評価なんて、自己評価マイナス2割ぐらいと思ってればいいの。

たまに自己評価が低い人もいるけど、成果をアピールし、個人的な処遇アップを訴える相談者はそっちではなさそう。

 

相談者 「社長に交渉して、何度も言って」

フム。

社員500人の会社の創業社長と直接、待遇の交渉が出来るわけだ。

こんなこと、十分の一の50人ですら時間的にムリ。
公式にやろうと思えばね。

つまり、アンタと社長との交渉は非公式。

仕事の性質上、打ち合わせをオファーすれば、割りと簡単にスケジュールを空けてもらえる立場を利用してるわけだ。

意識しているかは分かんないけど、アンタには優れた能力がある。
それは加藤諦三氏とのやりとりでも発揮されている。

爺殺し。

 

やりきった先輩を参考にしてみて。

選んだ人生を誇る言葉と
問わず語りの選ばなかった人生への言葉に本心が見え隠れ。

【日曜に読む傑作選】定年退職したビジネスウーマン68歳が接客のプロに一目惚れ

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 女47歳 未婚

今日の一言: 人生における充実感、それは実存の満足です。

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バカ正直夫に逆ギレ間女からズサン弁護士まで。女の周りのおかしな人たち

テレフォン人生相談 2020年10月30日 金曜日

離婚してから5年間は夫の浮気相手を訴えることができるのか?
相談した弁護士に渡した資料はいつ返してもらえるのか?
元夫がつきまとうがどうすればいいか?

 

相談者 「別居して1年半のときにもう許そうかな?じゃないけども、向こうの女に電話しました」

おかしな人たちにはアンタも含まれてるよ。

67歳と73歳のマウント合戦。
案の定、返り討ち。

で、許すつもりが新たな事実を知って急転直下。
破り捨てるハズだった離婚届を提出。

一体なんだったんだよ、この4年間は。

 

好きなんでしょ?旦那さんのこと(大迫女史ふう)

「訴えるよ」と口にはしつつ、やり直したいと抱きつく元夫に身を任せ。

旦那ぁ、もうひと押し。
元妻はプライドが邪魔してるだけ。

し方がないというストーリーを満足させてあげて。
押し倒せば元サヤ。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 女67歳 9ヶ月前に離婚 一人暮らし 離婚した夫73歳

今日の一言: なんかおかしなことが実際の世の中にはどういうわけか起こります。

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いくつになっても弟は心配。離婚ショックで失踪した男53歳が探す姉を避けるワケ

テレフォン人生相談 2020年10月29日 木曜日

53歳の会社員の弟が失踪して2ヶ月。
母も弱って来て、このままの状態だといたたまれない。

 

この年代の5歳差なんてあってないようなもんだけど、 兄弟姉妹はまた別。

小6のときの小1。
赤ちゃんの弟もハッキリ覚えてて、この関係は一生続く。

別に3歳差でも構わんし。😁

 

以下、時系列。

結婚生活15年

6年前に離婚
相談者が奥さんに話聞く「もういっぱいいっぱい」

家族と疎遠
電話に出ないので会社を訪ねて会うも、
相談者の顔も見ず「(離婚は)俺が全部悪い」

5年前に4日間失踪後、職場復帰。
会社の人「頑張ろうよ」

2ヶ月前に失踪
警察に相談。

 

弟 「全部自分が悪いし、だから結婚もできないんだ」

離婚しておいて、このセリフは変。

しょうもない揚げ足取りと言われるかもしれんが、アタシがこだわるのは、デフォルメが剥がれた瞬間だから。

もし離婚ではなく、実際は同棲の解消だとしたら、弟のセリフも変じゃない。

失踪のきっかけは3年前の回と同じ。
細部をアレンジした上での再相談。

弟恋慕は終わってなかった。

 

以前の相談。
状況が酷似。

声も酷似 😁

独身40男の失踪。家族を避ける理由が分からず途方にくれる姉に番組も為す術なし

 

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)

相談者: 女58歳 弟53歳 父83歳 母80歳

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定年前夜の同床異夢。堅実な妻に自己実現を否定された夫はホントに離婚を選ぶ?

テレフォン人生相談 2020年10月28日 水曜日

3週間前に夫が単身赴任先から帰省した折り、口論から突然、自由がなくて、ずっと前から離婚したかったと言われ、後日家族会議を持ったものの頑なな態度。

反省して努力する旨を伝えて、今までとおり単身赴任先に身の回りのモノを届けたり、それに対して夫が感謝したりといった生活を続けているが、夫が離婚に向けて動き出した場合、どうしたらいいのか分からない。

 

昨日とは一転。声、若!
マイナス20歳は余裕。
30代でも通るかもしれん。

 

鬱憤を吐き出せた夫と本音を聞けた妻。
とりあえずは無かったかのような日常。
離婚はないんじゃないかしら?

 

離婚の芽はないにしても、火種は消えてない。

誰でもそうだとはいえ、家族のために色んなものを我慢して、
若干堅実すぎる妻に我慢させられて。

大半のサラリーマンがそうであるように役員には届かず、選択肢は、定年延長という名の年収半減嘱託社員か、自前の再就職か。

子育てと主婦業で自己実現を果たした妻と、
未だそれを探す夫。

この差は大きい。
何を目指してるのか知らんけど、やりたいようにやらせる以外にない。

ただねえ、喧嘩のついでに話を持ち出すとか、
自由になりたいための起業とか。

失敗フラグが立ちまくり。

否定から入るって言われようが、ルールは決めないと。
いくらつぎ込むか、どこまでやるか?

不動産を奥さん名義に変えておくとか。

 

起業セミナーでお決まりのセリフ。

最初の取引相手は奥さん。
貴方のことを一番良く知ってる人を納得させることも出来ないで何を売るんですか?

 

パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 女60歳 夫59歳単身赴任 独立している娘29歳 息子26歳

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ニッポン放送ラジオの最長寿番組「テレフォン人生相談」のファンサイト。文字起こし&コメントブログ。 あらゆるお悩み、身の上相談に専門家がズバリ回答。

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