（回答者に交代）

中川潤：
こんにちは、中川です。

相談者：
あ、お世話になります。

中川潤：
あの、ちょっと整理していくとねえ、

相談者：
はい、はい

中川潤：
まず替え地、う、云々っていう話っていう、うー、

相談者：
はい

中川潤：
ことについて、そっちを先に整理したいんだけども。

相談者：
はい、はい

中川潤：
それは今の話の流れ、からすると、いきさつとしてはね？

相談者：
はい

中川潤：
叔父さんから、「代わりの土地を」と、

相談者：
はい

中川潤：
言われて、買った、

相談者：
はい

中川潤：
という、ま、いきさつはそういういきさつですよね？

相談者：
ええ

中川潤：
だけど、その買った土地は、あなた名義の、

相談者：
はい、そうです、はい。

中川潤：
で、資金も、あなた、

相談者：
はい

中川潤：
が出して、

相談者：
はい

中川潤：
買った土地ですよね？

相談者：
はい

中川潤：
ということになると、これ自体については、これをどうしよう、こうしよう、と、あなたの一存で、

相談者：
はい

中川潤：
ん、全て処理できること、ではないか？と、私は思うんですよね？

相談者：
はい

中川潤：
で、問題は、そのお、作業、場が、もう廃業したけれども、

相談者：
はい

中川潤：
残ってる、ずっと使ってきた土地。

相談者：
はい

中川潤：
これなんだけども、

相談者：
はい

中川潤：
これも、まずもって、あのお、一時期からは、

相談者：
はい

中川潤：
「息子がマンション買って生活苦しいから」って言われて、

相談者：
はい

中川潤：
それまでは、ま、タダで、無償、ですね？

相談者：
そうですね、はい。

中川潤：
借りてたのが、

相談者：
はい

中川潤：
年間、30数万、かい、

相談者：
はい

中川潤：
支払いだした時期があるわけですよね？

相談者：
はい

中川潤：
それ何年ぐらい続いたんですか？

相談者：
えーと、十、数年ですね、はい。

中川潤：
ああ。
で、そうすると、一旦はそこできちんとしたね？

相談者：
はい

中川潤：
借地になったという風に考えるべきじゃないか？と思うんですね？

相談者：
あ、そうなんですか、はい。

中川潤：
はあ。
で、あのお、その間（かん）、十数年間、30数万払ってきたっていうのは、そのお、証拠としては、ちゃんと残ってる？
送金、なりなんなりしてるっていうのは？

相談者：
・・

中川潤：
叔父さんに、年2回に分けて、払ってるけど。

相談者：
いやあ、もう、結局う、叔父も亡くなってますし・・

中川潤：
で、はら、いや、は、支払い方はどうされてました？

相談者：
あ、支払いは、振り込みですけど。
振り込みで・・

中川潤：
振り込みでしょ？

相談者：
はい

中川潤：
その通帳はとってある？

相談者：
えーっとお、生きてると思います。
使ってはいないですけど。

中川潤：
あのね、えっとね・・

相談者：
結局、もう商売、を、廃業してから・・

中川潤：
商売辞めたの何年前っておっしゃった？

相談者：
8年になりますんで。
ただ通帳は、まあ、残してあると思いますけど。
あのおー、解約はしてないはずです。

中川潤：
いいや、かい、解約っていうことではなくって、

相談者：
はい

中川潤：
解約したって、あの、過去の通帳ってあるわけだから。

相談者：
ああ、そうですか、はい。

中川潤：
うん。
あのお、ちょっとお大事なので、

相談者：
はい

中川潤：
過去お、あのお、遡ってずっと30、数万ね？

相談者：
はい

中川潤：
払ってたというのは、

相談者：
はい

中川潤：
何か揉めた時にはね？

相談者：
ええ

中川潤：
証拠になるから、

相談者：
はい

中川潤：
それはちょっと大事にしといてください。

相談者：
はい

中川潤：
ねえ？

相談者：
はい

中川潤：
それで、私が今、ちょっと、あのお、私なりに考え、てる、

相談者：
はい

中川潤：
ことを申し上げると、

相談者：
はい

中川潤：
今後おー、この作業場の土地について、

相談者：
はい

中川潤：
どうしていきゃあ、いいのか？と、

相談者：
はい

中川潤：
いうことなんだけども、今相続されてんのは従兄弟の方なんでしょ？

相談者：
はい

中川潤：
でね？
今後の進め方なんだけども、

相談者：
はい

中川潤：
その従兄弟の方とは、あなた、普通にお話はできる関係？

相談者：
いや、ほとんどもう、行き来はないんで、連絡は取れないですね。

中川潤：
その、ただ、今払ってる十数万は誰宛てに払ってます？

相談者：
あ、今は、あの、従兄弟に、従兄弟名義の口座に、はい。

中川潤：
入れてるわけでしょ？

相談者：
はい、はい

中川潤：
あの、もと・・

相談者：
ただ、入れたから、そのおー、「入りました」とか、どうとかっていうことは、何もないです。

中川潤：
何も言ってこないけどもね？

相談者：
はい

中川潤：
あのね？

相談者：
はい

中川潤：
いや、なん、なんでそんなことを、

相談者：
はい

中川潤：
あ、あの、四の五の聞いてるか？っていうと、

相談者：
ええ

中川潤：
結局、今あ、この作業場の問題の、

相談者：
はい

中川潤：
法律的な意味での、あなたの交渉相手ってのは、その従兄弟の方、だけなんですよ。

相談者：
そうですね、はい。

中川潤：
ねえ？
その・・

相談者：
で、ごめんなさい、あの、

中川潤：
うん

相談者：
お、話、折るようで申し訳ない。

中川潤：
え、いえいえ

相談者：
あのお、いや、あの、法律的な問題は、

中川潤：
うん

相談者：
まあ、何となく分かるんですが、

中川潤：
ううん、うん

相談者：
あの、これを人間的に？例えば親戚の者と、お、どういう風にして、見て、良いのか？
あるいは、あんまり、汚いこと、いやらしいことはやりたくないんで、

中川潤：
うーん

相談者：
ん、あのお、真っ当に解決、こ、この後、つけたいなと思ってるんですね。

中川潤：
あのお、彼にしてみれば、例えば、「もうこれいらんから返すよ」と、

相談者：
はい

中川潤：
「それでお前んとこで売ってさ、金に換えたら？」と、

相談者：
はい

中川潤：
言ったら、逆に言えば、あー、結構な話なんですよね。
あの、第三者的に見れば。

相談者：
ああ、はい

中川潤：
だから、あの、ぶっちゃけその辺のところね？

相談者：
はい

中川潤：
あの、「うちとしては、もう、これえ、お宅に返すわ」と、

相談者：
はい

中川潤：
うん。
「で、あんたんところでさ、」

相談者：
はい

中川潤：
「これえ、売るなりな、なんなり、ね？もう、処理してくれや」と。

相談者：
ええ

中川潤：
うん

相談者：
それが言えや簡単なんですが（笑）

中川潤：
ん、ぜ、だから、それが、い、いえ、言えない、なん、何となく、引っ掛かるものって、な、何なのか？が、い、よう分からんわけですよ。
よ、要するに、その・・

相談者：
いやあ、いや、要は、恐らく、概算なんですけど、これ壊すのに、700万ぐらいかかるんですね？

中川潤：
うん

相談者：
で、それを、あのお、更地にするのにかかっちゃうんで、それを知らん顔して渡す、出せるのか？っていうこと。

中川潤：
いやねえ、あなた壊す、費用、を、凄く、気に、されてるんだけども、

相談者：
はい

中川潤：
あのおー、一つの理屈の立て方として、

相談者：
はい

中川潤：
一定の時期からきちんとした賃料を払ってる。

相談者：
はい

中川潤：
で、で、その実績を踏まえた上で、

相談者：
はい

中川潤：
今度、減額をしたんだけれども、

相談者：
はい

中川潤：
黙示的に相手は、了解してると、

相談者：
はい

中川潤：
いう状況であれば、そこで賃貸借。

相談者：
はい

中川潤：
で、建物が建ってるんですから、

相談者：
はい

中川潤：
建物所有目的の賃貸借と、

相談者：
はい

中川潤：
いう、うー、ような、

相談者：
はい

中川潤：
あの、主張の組み立て、は、可能だと思うんですよね？

相談者：
あ、はい

中川潤：
そうだとすると、

相談者：
はい

中川潤：
契約、が、終了させる、う、時に、

相談者：
はい

中川潤：
極端な話、建物を買い取れと、

相談者：
はい

中川潤：
買い取り請求権、

相談者：
はい

中川潤：
みたいなものも、

相談者：
うん

中川潤：
逆に、

相談者：
ええ

中川潤：
主張できなくもないんですよ。

相談者：
ええ、あのお・・

中川潤：
ゴチゴチの話になったらね？

相談者：
はい

中川潤：
だから、現状としては、

相談者：
はい

中川潤：
そういうことなんだということを腹に入れた上で、

相談者：
ええ

中川潤：
それを生にぶつけるんじゃなくて、

相談者：
はい

中川潤：
まずもってそのお、従兄弟の方とね？

相談者：
はい

中川潤：
お話をして、

相談者：
はい

中川潤：
これもう、おー、賃借権、を前提にした上でですよ？

相談者：
はい

中川潤：
どないするんや？と、

相談者：
ええ

中川潤：
いうお話を（笑）、まず、す、された方がええんやろなと、

相談者：
はい

中川潤：
いう気はするんですよ。

相談者：
はい

中川潤：
で、ここでちょっと大事なこと、は、

相談者：
はい、はい

中川潤：
念のためにリスク回避のためなんですけども、

相談者：
はい、はい

中川潤：
30万が10万になった、

相談者：
ええ

中川潤：
で、そのこと自体で、

相談者：
はい

中川潤：
かつては30数万もらってて、

相談者：
はい

中川潤：
れっきとした賃貸借かもしれないけども、

相談者：
はい

中川潤：
一旦はなったのかもしんないけど、

相談者：
ええ

中川潤：
固定資産税やなんかとの関係で、

相談者：
はい

中川潤：
ん、今の10万というのが、

相談者：
はい

中川潤：
固定資産税、にほぼ見合う金額でしかなくて、

相談者：
はい

中川潤：
単なる、賃料の減額ではなくて、

相談者：
はい

中川潤：
元の使用貸借じゅ、と同じような、ね？

相談者：
はい、はい

中川潤：
えー、状態に戻ったん、だとかなんとか、

相談者：
はい

中川潤：
言いかねない、

相談者：
そうですね、はい。

中川潤：
という余地はあるんです。

相談者：
はい

中川潤：
だから、10万払うの止めちまうと、

相談者：
はい

中川潤：
いうのは止めた方が良いよ？

相談者：
あ、そうですか、はい。

中川潤：
ええ。
ん、最低限それはちょっと、話が落ち着くまで、

相談者：
はい

中川潤：
は（わ）、あのお、それ、を、止めることはあまりにもリスキーだと思う。

相談者：
あ、そうですか、はい。

中川潤：
うん

相談者：
はい

中川潤：
という風に、私は思うのです。

相談者：
はい

中川潤：
よろしいですか？

相談者：
ありがとうございます。

中川潤：
はい

（再びパーソナリティ）