40年前の兄の恩。消滅時効で踏み倒す気満々の女74歳

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
もしもしい?

相談者:
はい

中川潤:
(笑)

加藤諦三:
・・あーの・・

相談者:
はい

加藤諦三:
・・お兄さんにしても、お姉さんにしても、結構親切だよねえ

中川潤:
(笑)

相談者:
はは(笑)え?

加藤諦三:
思わなーい?

相談者:
ああ、そうですよね。その時・・出していただいたんだから。

加藤諦三:
うん

相談者:
ま、そういう気持ちはあります。

加藤諦三:
うん、だから法律は法律ですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
その法律の権利を行使するかは、

相談者:
うん

加藤諦三:
どうかは、

相談者:
うん

加藤諦三:
あなたの・・

相談者:
あ、そうなんですけど、ただどのくらい払ったらいいのかもちょっと分からないんで・・

加藤諦三:
うんだって、そ、そりゃ・・借りた額は分かってんだから・・

相談者:
うーん

加藤諦三:
その言い方はないでしょう。
どのぐらい払ったらいいかも。

相談者:
うーん

加藤諦三:
だって・・借りた額分かってんだから、

相談者:
うんうん

加藤諦三:
150万だって、なんとか・・

相談者:
利息としても払った方がいいんですかね?

加藤諦三:
んや、だから、そ、そこは、さ、今・・

相談者:
そこは・・そこ(苦笑)

加藤諦三:
中川先生がおっしゃった通りで、

相談者:
うん、ふふ(苦笑)

加藤諦三:
なんかあなた継都合良く逃げようとしてるよね?

相談者:
あっはは(笑)ちょっと色々考えて・・他に・・

加藤諦三:
「色々考えて」じゃない、ズルく考えてる。

相談者:
うーん・・そうですかね。はい

中川潤:
あ、ちょっとだけ先生いいですか?

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
うん、うん

(割って入る回答者)

中川潤:
あのお、奥さんね・・何かちょっと勘違いされるといけないから、念のために法律的なこと、もうちょっとだけ説明しときますね。

相談者:
はい

中川潤:
あの・・あなた「いくらぐらい払ったらいいんだろうか?」とかね、

相談者:
んん

中川潤:
「利息ぐらい」とかっておっしゃったから、

相談者:
ふふ、はい(苦笑)

中川潤:
ちょっと気になるんで、言っときますけどね、

相談者:
はい、聞いて・・はい

中川潤:
あの、時効っていうものは、

相談者:
はい

中川潤:
あの、今、申し上げたように、それを援用するしないは、自由ですから、

相談者:
はい

中川潤:
ね、時効を主張するのを潔し、としない人は・・ね?、主張しないんです。

相談者:
うん

中川潤:
ほで・・「いやあ、そんなもんは、法律で、時効お・・だってこと決められてんだから・・んで、それ主張するんや」っていう人は、それで構わないんです。

相談者:
ええ、はい

中川潤:
それはもう、その人の考え方です。

相談者:
はい

中川潤:
ただね、わたし今言おうとしたのは、

相談者:
はい

中川潤:
あなた、「じゃ、利息ぐらいは払う」って言うんで、一部払ったとしますね?

相談者:
はい

中川潤:
はい・・で、その総体が分かってるわけですから、その利息だ、ぐらいだ、分だって言って払ったら、それ全体について承認したことになりますから。

相談者:
はい

中川潤:
うー、それで、あの、時効の中断というのと、ちょっと違って、時効完成後の承認というんで、援用権の喪失っていうんだけど、
もう援用権を失うと。
一片一部でも払ったら、

相談者:
はい

中川潤:
全体について・・援用できなくなります。
これは法的に・・なりますから。
そこは忘れんでくださいよ。

相談者:
えーと、じゃ、払わないなら払わない。払うんだったら払うですかね?

中川潤:
ん(苦笑)いやいや・・そういうま、だから、そう、そういうことなんですよ。

相談者:
はい

中川潤:
ただね?
加藤先生がおっしゃったように・・奥さんが、本当に、今ね?、困っておられて、その・・おー・・100万だか、150万だか、

相談者:
うん

中川潤:
これえ、が、もう、こんなもの・・あの今返せって言われたら・・あのお、生活が成り立たんのよと・・いう、うー、ことで・・あるのであれば、また、違うのでありますが、
向こうさんは向こうさんで。あのお、奥さんが・・さっき・・認知症っておっしゃったっけ?、お兄さん、の、奥さん?

相談者:
そうです、はい

中川潤:
あの困っておられて、その・・違う?

相談者:
「困ってる」って言ってます。

中川潤:
うん。そうすっとね。

相談者:
うん

中川潤:
あのお、今の・・あの貸した金を返す返さないっていうのと、ちょっと離れて・・あん時助けてもらったんやから・・今回はあ・・わたしが、もし、ゆ、ゆとりがあるんであれば・・助ける番やなと・・いうことは親族間であってもええんやないかなあと。

相談者:
うん

中川潤:
いう気も、するので、ありますが・・いかがなもんでございましょうか?

相談者:
はい、はい

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい。ありがとうございました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい。失礼します。

 


「40年前の兄の恩。消滅時効で踏み倒す気満々の女74歳」への2件のフィードバック

  1. 胸くそ悪い回ですが
    こんな奴が平気で息をしているのが現実だし
    ラジオとして聞く価値はある
    ・・絶対払わない方に100万点

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