求めない彼の携帯チェックがやめられない。最後の女になれないキープ女25歳

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
えー、今あのお、マドモアゼル愛せんせ、先生になん・・点かね、

相談者:
はい

加藤諦三:
大変いい・・ご指摘受けたと思うんですけれども、

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
あのお・・つまりね、

相談者:
はい

加藤諦三:
ここまで露骨にね、

相談者:
はい

加藤諦三:
25歳と30歳で、女の側から性を要求するっていうのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ちょっとおかしいんです。

相談者:
うーん、そうだと思います。

加藤諦三:
つまり、それはなぜかっていうと、

相談者:
はい

加藤諦三:
お、あなたは・・性の中に・・

相談者:
はい

加藤諦三:
「わたしは、女よ」という事を・・

相談者:
うん

加藤諦三:
性の中で証明したかったんです。

相談者:
うん。それはあると思います。

加藤諦三:
だからもう、そ・・性は、ん、必要なんです、あなたにとって。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
あなたとアイデンティティーにとって。

相談者:
うんうん、はい

加藤諦三:
ところが同時に彼の場合には、

相談者:
はい

加藤諦三:
その性が・・

相談者:
はい

加藤諦三:
不可能なんです。

相談者:
・・

加藤諦三:
求めるのは求めます。

相談者:
うんうん

加藤諦三:
肉体的に求めるけれど、心理的に拒否してんの。

相談者:
あー、あ・・

マドモアゼル愛
あ、ごめんなさい、途中で・・

加藤諦三:
あ、ちょっと待って、

(割って入る回答者)

マドモアゼル愛
ご、ごめんなさい。

加藤諦三:
あの、ま、マドモアゼル愛先生にちょっと、はい

マドモアゼル愛:
はい

相談者:
あ、はい

マドモアゼル愛:
あ、ごめんなさいね、ちょっと話途中になっちゃ・・

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
あのお・・最初からあなたの声を聞いていて、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
何かを麻痺させてる声だっていうのが分かったのよ。

相談者:
麻痺させてる・・?

マドモアゼル愛:
うん、うん。真実を麻痺させて、か、喋ってる・・っていう声だって分かんのね。

相談者:
うん、はい

マドモアゼル愛:
そいで・・それは自分が一番、何を、見ようとしていないか。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
ていうのは・・必ず声とか・・

相談者:
うん

マドモアゼル愛:
態度に、人間って現れるんですよ。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
だから・・例え、誰でも自分の・・声を、あの、レコーダーなんかで聞いてみると嫌だけども、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
わたしって何者か?と思いながら。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
自分の写真とか、

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
声とか・・一回、聞いてみるといいと思います。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
そうすと自分が巧みに、何を隠そうとしていたのかが・・

相談者:
うん

マドモアゼル愛:
きっと僕ね・・ちょこっと捕まえられると思う。

相談者:
うーん

マドモアゼル愛:
そしたらそっからズルズルって行けるような気がする。

相談者:
はい

マドモアゼル愛:
・・ごめんなさい、余計な、はい

(結びのパーソナリティ)

加藤諦三:
はい。よろしいでしょうか。

相談者:
はい、分かりました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございましたあ。

加藤諦三:
愛が天国への切符と思ってる人は、必ず人生で挫折します。

(内容ここまで)

男 「寝室が寒いから」

色んな言い訳があるもんだ。
これを思いやりと言うんでしょうか。

女 「部屋を暖かくした」

おもろうて、やがて悲しき(ミヤコ蝶々)

 

女 「お金と時間が節約できるから」

始めるのも簡単だし、終わらせるのも簡単。
一人暮らしどうしだとなおさら。

その代わり結婚は遠のく。
だよね?

どんなごちそうでも毎日食べていれば飽きるし、それがいつでも食べられるとなればなおさら。

冷めなくったって、平温になったカップルに結婚に駆け上がるエネルギーはない。

最悪なのは別れるエネルギーもないっていうパターン。
ダラダラ同棲を続けるか、でも・しか結婚で破綻する。

 

女 「今日はしてくれるの?」

リカ(鈴木保奈美)が完治(織田裕二)に、
「ねえ、セックスしょう?」
と言ったのはこの娘が生まれる少し前。(*)

あれから四半世紀。
今やお昼のラジオに出て来るセリフとなってしまった。

(*)東京ラブストーリー:
1991年 フジテレビ。
原作 柴門ふみ
携帯電話普及前のバブル期の最後を飾ったトレンディドラマ。
最終回の視聴率がナント32%。
主題歌の小田和正の「ラブ・ストーリーは突然に」もミリオンヒット。

 

いけないと思いつつ、やめられないのは中毒だからだ。
携帯を覗くことでドーパミン(*)が分泌されている。

セックスレスからカレの浮気を疑って、携帯をチェックして安心する。
このメカニズムはアルコール依存症や薬物依存症とまったく同じ。

(*)ドーパミン: アドレナリンや、セロトニンと並んで脳内神経伝達物質の一つ。
快楽、向上心やモチベーションにつながるが、過剰になると依存症や妄想、統合失調症を引き起こす。

 

依存症にはなり易い人となり難い人がいる。

加藤  性はあなたにとってアイデンティティ。

そう。
そしてこの女は、選ばれることでそれをより強く実感するという性癖を持っている。

携帯をチェックするのは不安が解消されるからだけではない。
複数の女とやり取りする男と同棲している自分が確認できたときの高揚感にやみつきになってしまった。

彼女のいる男と平気で付き合うのも、携帯を覗いてドーパミンが分泌されるのも同一線上にある。

 


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