（再びパーソナリティ）

加藤諦三：
もしもし？

相談者：
はい、もしもし、すいません。

加藤諦三：
あの・・ちょっとキツい、質問、させて下さい。

相談者：
はい

加藤諦三：
息子さん、マザコンじゃないの？

相談者：
・・ええ、そう言われてえ、みればそう、そう、いう面もあるかもしれないですよね。

加藤諦三：
「そういう、面」というよりも、僕は・・

相談者：
ええ

加藤諦三：
そう・・だと・・

相談者：
そうですか。

加藤諦三：
・・でないと説明が、つきませんよねえ。

相談者：
ええ、そうですか・・

加藤諦三：
・・うん、だから・・

相談者：
はい

加藤諦三：
親から心理的な乳離れができてない、４０歳の男の子なんですよね。

相談者：
はーい

加藤諦三：
・・ここを治さない限り、

相談者：
はい

加藤諦三：
何話したって・・無理ですよ。

相談者：
はい

加藤諦三：
・・わたしの息子はマザコンだっていう・・この現実を認めることがあ・・

相談者：
はい

加藤諦三：
・・第一歩ですよね。

相談者：
はい

加藤諦三：
要するに・・母親と息子のマザコンの関係プラス、

相談者：
はい

加藤諦三：
嫁姑の関係とね、

相談者：
ええ

加藤諦三：
複雑な関係が絡み合って今の・・

相談者：
ええ

加藤諦三：
状態が出て来てんですよ。

相談者：
あーそうですか。

加藤諦三：
「わたしは、立ち入りません」て言いますけど、
わたしは立ち入ってますって事を認めれば、

相談者：
ええ

加藤諦三：
・・解決の糸口は・・

相談者：
あ・・

加藤諦三：
必ず出て来ると思います。

相談者：
あ、はい、分かりました、じゃあ・・

加藤諦三：
はいどうも失礼します。

相談者：
それ、

加藤諦三：
はい

相談者：
ありがとうございました。失礼します。

加藤諦三：
「カラスは白い」と言えば問題は・・複雑になります。