父の再婚相手の息子の要求より耳につく58歳男の発する「お父さん、お母さん」
テレフォン人生相談 2018年2月10日 土曜日
父親の再婚相手である義母は要介護で施設に入所している。
父親も入院することになり、年金だけでは足が出るようになったため、父親の家土地を売却する話も進めている。
最近、義母の実子から電話があり、義母の年金の権利を主張してきたので、取り合わなかったが、それでいいか?
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 男58歳 妻57歳 二人暮らし 子ども3人は独立(女35、女33、男31)
父82歳は入院中 実母は相談者が小さい頃に離婚したきり
父親が32年前に再婚した相手78歳は要介護で施設に入所中
再婚相手には50代の息子と娘がいる
他に相談者には61歳の姉
今井通子:
もしもし?
相談者:
はい
今井通子:
テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、お世話になりますうー。
今井通子:
今日はどういったご相談ですかあ?
相談者:
32年ぐらい前にですね、
今井通子:
はい
相談者:
わたしのお、お父さんがあ・・
今井通子:
はい
相談者:
あの、再婚したんですよね。
今井通子:
はい
相談者:
そのお、再婚したお母さんにも・・義理のお母さんにも子どもがおってですね、
今井通子:
はい
相談者:
その子どもさんがあ、その・・自分の実のお母さん(*)の?
(*)自分の実のお母さん:
自分⇒父の再婚相手の子ども
お母さん⇒父の再婚相手
今井通子:
はい
相談者:
年金なり、「いくらか、くれ」(苦笑)ちゅうてですね。
今井通子:
・・はい?
相談者:
年金とかですね・・
今井通子:
ええ
相談者:
・・を、いくらか・・「もらう権利があるので」というような、形で連絡をして来たんですよね。
今井通子:
ちょっと待って。
相談者:
はい
今井通子:
まず最初に・・
相談者:
はい
今井通子:
あなたおいくつ?
相談者:
わたし58です。
今井通子:
58歳
相談者:
はい
今井通子:
お父さま・・
相談者:
はい
今井通子:
今、お話はあなたのお父さま?
相談者:
はい、わたしの、実のお父さんです。
今井通子:
うん。で、お父さま、は、
相談者:
はい
今井通子:
何、最近亡くなったの?
相談者:
いえ、亡くなってません。あのお、5ヵ月前にい・・ちょっと倒れてえ・・緊急入院しまして、今、入院中なんですけど。
今井通子:
あ・・じゃおいくつ?
相談者:
えー82です。
今井通子:
82歳
相談者:
はい
今井通子:
で、お母さま(父親の再婚相手)は?
相談者:
えーっと、要介護4で、も、施設に・・えー、3ん、4年ぐらい前にもう入ってですね。
今井通子:
ええ、で、おい、おいくつ?
相談者:
えー70う、8です。
今井通子:
78歳
相談者:
はい
今井通子:
はい。それで、あなたお兄弟は?
相談者:
えー、わたし姉がおります。
今井通子:
はい
相談者:
で、61です。
今井通子:
61・・弟さん妹さんはいらっしゃんない?
相談者:
いえ、いません。
今井通子:
はい・・ご結婚されてます?あなた自身。
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
はい、してます。
今井通子:
奥様おいくつ?
相談者:
57です。
今井通子:
57歳、お子さんいらっしゃる?
相談者:
はい
今井通子:
はい
相談者:
えー上から、女、35。
今井通子:
はい
相談者:
33歳の女。
今井通子:
はい
相談者:
えー長男で、31です。
今井通子:
31歳
相談者:
はい、もう一緒住んでおりません。みなさん独立してます。
今井通子:
はい。
・・で、あなた自身は・・奥様と住んでらっしゃるの?
相談者:
はい、2人です。
今井通子:
お、2人住まいでいらっしゃるのよね?
相談者:
はい
今井通子:
はい。で、お父さまは1人で住まわれてんの?
相談者:
そうですね。
今井通子:
うん
相談者:
もう今、はい、もう1人です。
今井通子:
で、お母さま(父親の再婚相手)は、介護の・・
相談者:
はい
今井通子:
病院に、びょ、あの・・
相談者:
はい。施設の方にもう入所しております。
今井通子:
施設にいらっしゃ、うん
相談者:
はい
今井通子:
いらっしゃんだもんね?
相談者:
はーい
今井通子:
はい。それで?
相談者:
はい
今井通子:
突然言われたんだけれども、
相談者:
はい
今井通子:
その・・お母さま(父親の再婚相手)、あの、義理のお母さんの、
相談者:
はい
今井通子:
娘さん?
相談者:
はい
今井通子:
お父さまが再婚した時い・・
相談者:
はい
今井通子:
子どもの時ですかね?、32年前・・
相談者:
わたしがもう、わたしが20う・・
今井通子:
あ、子どもでもないですね。
相談者:
5、25ぐらいの時ですね。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
その時に、再婚されてえ、
相談者:
はい
今井通子:
そしてその時にお子さんー、が、えー女の子、男の子?
相談者:
女と男の子2人・・
今井通子:
いて?
相談者:
はい
今井通子:
それ、いくつぐらいの子どもだったの?
相談者:
えー、わたしと同じぐらいみたいですね。55から、50う・・8ぐらい、っていう感じです。わたしまだお会いした事ないんですけど。
今井通子:
・・あ、なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
じゃ、55から58ぐらいの・・お嬢さんと、
相談者:
はい
今井通子:
あの・・
相談者:
長男さん・・
今井通子:
息子さんが・・
相談者:
はい
今井通子:
うん息子さんが、いらっしゃるわけね?
相談者:
はい
今井通子:
はい。
・・で、その、連絡して来たのは、
相談者:
来たのは、息子の方ですね。
今井通子:
あ、息子さんの方が連絡して来たの?
相談者:
はい、はい、はい
今井通子:
そいで、その、その連絡っていうのは・・どういう話が、来たんですか?
相談者:
たまたま自宅におったら電話が入りましてですね、
今井通子:
はい
相談者:
そしたらそのお・・ま、そこで初めて自己紹介とかお互いしながらですね、
今井通子:
ええ
相談者:
たらあ・・
「わたしの、お母さんが」・・その、「施設に入ってるけども、」
今井通子:
ええ
相談者:
そのお・・「年金が、いくらか、ある」と。
今井通子:
ええ
相談者:
その「いくらか」・・ま、「くれないか?」ちゅう事ですよね。
今井通子:
・・うん
相談者:
それで・・実際、もうそのお・・親父の年金と、おふくろ(父親の再婚相手)の、義理のおふくろの年金合わせても実際足らないような状態が今、続いておってですね、
今井通子:
ええ
相談者:
もうその「渡すようなお金ありません」と。
今井通子:
はい
相談者:
たら「わたしは子どもですよ」っていうような、ことを、言われてですね、
今井通子:
はい
相談者:
ま、「そんな事言われるとなら」、ま、わたしも感情的になりまして・・まあ・・
「じゃもう夫婦離婚しますか?」(*)・・「構いませんよ」というような事をですね?
(*)夫婦離婚しますか?:
父親と再婚相手(電話の男の実母)を離婚させましょうか?
という意味。
今井通子:
うん
相談者:
ま、ついつい言ってしまったんですよね。
今井通子:
はい
相談者:
そうしますと・・
(電話の男が)「お母さんは、認知があるからそれはできないやろう」と。
今井通子:
はい
相談者:
しかし、「わたしも、応援するつもりはありません」(*)というような事をですね?
(*)応援するつもりはありません:
相談者が、電話の男を支援するつもりはないという意味。
今井通子:
はい
相談者:
こ、突っぱねたんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
それからあ、まあ、連絡はないんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
ちょっと気になってですね?
今井通子:
はい
相談者:
で、ご連絡させていただいたっていうところなんですよね。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
・・そ、あなた会った事がないっていう事は・・
相談者:
はい
今井通子:
そのお、何だろ、お父さまが、再婚された時・・
相談者:
はい
今井通子:
要はだから、その・・えーあなたにとっては義理のお母さまも・・
相談者:
はい
今井通子:
再婚でしょ?
相談者:
そうです。
今井通子:
うん、で・・その、再婚の時、お義母さまが、子ども連れて来なかったっていう事ですよね?
相談者:
そうです、はい
今井通子:
ていう事は、その、こ、あの・・えー、電話して来た・・
相談者:
はい
今井通子:
男の人・・
相談者:
はい
今井通子:
もしくはその、そのお姉さん?
相談者:
はい
今井通子:
は(わ)、父親側で育てられたって事?
相談者:
ま、そーう、みたいですね。わたしも・・お父さんとはもう、成人になって・・からじゃないとちょっと仕事の関係で、一緒に生活してないもんだからですね・・実のお父さんとはですね。
今井通子:
はい
相談者:
だから、もう、気が付いたら、もう再婚しとったっていうところなんですよね。
今井通子:
あー、なるほどね。
相談者:
はーい
今井通子:
・・あの、お義母さまはもう、ん、かなり認知度が進んでんでしたっけ?
相談者:
はい、はい、要介護、4でもう、わたしい、が行っても、も、全く分からない状態ですね。
今井通子:
・・成年後見人みたいのは付いてないの?
相談者:
いや、ないですねえ・・
ただ、お父さん、も、もう・・も、施設にい、入れるような話をし、も、して、で、ですね。
今井通子:
はい
相談者:
ま、知り合いの方から、
「まだ認知が酷くならないうちにい」・・
今井通子:
うん
相談者:
その、も、「色んな手続きはしとった方がいいよ」というような矢先にこんな事が起こったもんだからですね、
今井通子:
なるほど。
相談者:
はーい。だから、まあ・・お父さんも施設に入れれば、お金掛かるしい・・
今井通子:
ええ
相談者:
実際、お母さんもお金掛かってるしですね。
今井通子:
はい
相談者:
でえ・・ま、お父さんいわく、そのお・・お母さんの分は、そのお・・
「俺の年金で、そこは合わせれば、ギリギリできるから」っていうような・・感じで思ってたみたいなんですよね。
今井通子:
はい
相談者:
・・ところが実際自分がもう、そういうような状況になったからですね、
今井通子:
ええ
相談者:
も、迷惑掛けられないという事でもう・・も施設に、入って、少々お金が掛かってもですね、
今井通子:
はい
相談者:
で、施設に入れてえ、そのま、辛うじてえ・・ひと月い・・ま、2、3万の赤が出てもですね?
今井通子:
ええ
相談者:
わたし達だけでやって行こうかなっていうような感じで、も、実際今進めて、おるんですよね。
今井通子:
・・なるほど。
相談者:
はーい。ただ・・お母さ・・
今井通子:
で、お父さんはでもそのお・・
相談者:
はい
今井通子:
あれでしょ?、意識は、意識はっていうか普通、なんですよね?
相談者:
まあ、普通よりもちょっと悪いけどです(苦笑)ま、普通ですね。
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
で、お父さん自身の、その、財産?
相談者:
はい
今井通子:
ていうのは、その年金以外の・・
相談者:
が、あと家があります。
今井通子:
はい
相談者:
戸建ての家を、もう・・まあ、お父さんとのお・・話の中でですね?
今井通子:
ええ
相談者:
今後の施設の部分のお金が掛かるので・・
今井通子:
ええ
相談者:
もう、売却しようという話も進めてます。
今井通子:
あーははは
相談者:
もうそれも、早い方が、まあ、よかろうねという事でですね。
今井通子:
うーん、でこれ、家って何、土地付き?
相談者:
はい、そうです。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
今井通子:
じゃ土地と家と・・あとは年金と、
相談者:
はい
今井通子:
で、お父さんができるところまでやって、
相談者:
はい
今井通子:
であとは2万ぐらい、マイナスになっても?
相談者:
はい
今井通子:
あなたが受けちゃう・・っていう事?、そこは。
相談者:
ま、自分の実の親だからですね。
今井通子:
うん
相談者:
で、ま、義理のお母さんでも、わたしの姓になってるんで、
今井通子:
うん
相談者:
もう、ま親父い、が再婚した相手でも、戸籍上はお母さんだからですね。
今井通子:
はい
相談者:
もうわたしが、もちろん、もう・・ん、看なくちゃいけないだろうっていう事は、も、準備はでき、心の準備はしてます。
今井通子:
うん・・あのちなみに確認なんですけど、
相談者:
はい
今井通子:
あなたの本当のお母さまは・・
相談者:
はい
今井通子:
若い時亡くなっちゃったの?
相談者:
いえ、あのお・・
今井通子:
離婚?
相談者:
離婚です。
今井通子:
あー、そうなんですか。
相談者:
はい
今井通子:
ま、離婚理由が何だかは、なんかは分かんないですよね?
相談者:
もうわたしの小さい時なんでよく、顔も覚えてません。
今井通子:
うーん、で、そのお母さまとはあ、全く連絡取れてないの?
相談者:
・・はい
今井通子:
うん、ふん、ふん・・分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
そうするとお・・もう1回その、何ていうのかな、質問としては、何っていうのをおっしゃってみて下さる?
相談者:
あのお・・義理のお母さん、のですね?
今井通子:
はい
相談者:
年金をいくらか渡さなく、くちゃいけないのかですね?
今井通子:
はい
相談者:
まあ・・あとは、もしい・・その渡す渡さんで揉めた時に、離婚んー・・とかができるのか?っていう事ですね(苦笑)
今井通子:
(苦笑)なるほど。
相談者:
はい(苦笑)
今井通子:
はい。今日はですね弁護士の、大迫恵美子先生がいらしてますので伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
先生よろしくお願い致します。
(回答者に交代)
管理人様 さすが。勉強になります。
すごく同意。本解説こそ相談者の人生を左右しますね
当人、見てるかな~もったいな
それでもアレな感ビンビンですね。この人
ピントがズレてる