（再びパーソナリティ）

柴田理恵：
とにかく、あの、ま、まず、環境を変えないと、

中川潤：
うーん

相談者：
はあい

柴田理恵：
どうしようもないと思うんですよ

中川潤：
うーん

相談者：
はあい

柴田理恵：
その、ま、あのお、昔羽振りが良かった、人だっていうふうに、さっき、お聞きしたんで、

相談者：
うんうん、はい

柴田理恵：
きっとそのお、オレはもっと頑張りたいと思ってるのかもしれないけれども、

相談者：
はあい

柴田理恵：
ま、ハッキリ言うと、お子さんの問題からは逃げてますよね？

相談者：
はあい

柴田理恵：
だけど、そこを、逃げ、逃げてるって責め立てるとまたマズイから、

相談者：
はい、そうですね、うーん

柴田理恵：
「どうしたらいいと思う？」っていう、この現状をキチンと、伝えるってことですよね。

相談者：
うーん

柴田理恵：
「わたしの身体はもうこうなってる、もう大変です」と。

相談者：
はい、ちょっと

柴田理恵：
あのお、キチンと、お話し合って、そこからですよ。

相談者：
そうですね、はい

柴田理恵：
うん
じゃ、も、今のうちにちゃんと話し合わないと、

相談者：
はい

柴田理恵：
お子さんを守るためですから、

相談者：
はい

柴田理恵：
あの、冷静に、

相談者：
はい

柴田理恵：
キチンとお話になってくださいね。

相談者：
はい、分かりましたあ。

柴田理恵：
はい
はあい

相談者：
はい、ありがとうございます、よく分かりました。

柴田理恵：
頑張ってください

相談者：
はあい、ありがとうございまあす。

柴田理恵：
失礼します

相談者：
はい、失礼します

柴田理恵：
はい

（内容ここまで）

母親を看るために引っ越して来たのかしら。

にしても、姑の身体の心配が、あからさまな年金目当て。

シュールだ。

 

５０過ぎの男が、若い嫁もらって、とっくに諦めていたろう孫２人を母親に抱かせてやって・・
ピークはここ。

人並みの人生をキャッチアップしようとしたのかねえ。
ちと、ムリしたねえ。

どういう未来を想像してた？
旦那もだけど、アンタも。

 

年収を上げたいとき、スキルの横展開という戦略がある。

たとえば、ある程度のプログラマーが転職で年収を上げようとして、プログラミングスキルを磨いてもたかが知れている。
これがスキルの縦方向の進（深）化。

ところが、このプログラマーが英会話を身につけると、プログラミングスキルはそのままでも、一気に市場価値は上がる。

これがスキルの横展開だ。
つまり、職種と一見関連のないスキルを身につけること。

早い話、頑張って50点を80点にするより、もう一つ50点を作れば合計100点だ。

もちろん、このシナリオには条件がある。
プログラマーが習字の免状を取っても年収はアップしない。
要はスキルどうしが相乗効果（シナジー）を生むものでないといけないわけだ。

もし、今日の夫が床屋なら、マッサージスキルはシナジーを生む。

居酒屋とマッサージ。
確かに横展開だが・・
横過ぎる。

アタシの固い頭ではシナジーが思いつかない。
浮かぶのはアレだ、器用貧乏。

 

昼間時間が空くからってさ、だったら、ランチ営業とか、お弁当とかはダメなわけ？

どうしてもやってみたかったのね、両方。
で、辞められないのは、そこそこ客がついているから。
ヘビの生殺しっていうやつ。

てか、この二つの商売の書き入れ時って、普通、重なるでしょ。

第一、体力的にムリ。

とっとと畳んで就職しろと喉まで出かかって飲み込むしかない御年６５歳。
わずかな年金すら店につぎ込んでいるもよう。

どう考えても残りの人生を子ども2人に捧げるしかないのに、この期に及んで見栄と自己実現が頭にある。

母親の認知は進む。
旦那の体力は落ちていく。
商売はジリ貧。
息子のサポートは生涯必要。
娘にもカネが掛かるようになる。

今日より悪くなる明日。

せめて10歳の娘が大人になったとき、両親に感謝の気持ちが持てるようにしてあげて。

♥借金抱えて居酒屋を切り盛りする両親を襲った父の脳腫瘍。２７の娘に出来ること