優等生の不登校。焦る母の自責の言葉に大原敬子が辛辣「思ってない人がソレ言う」

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは、いつも・・

大原敬子:
か・・

相談者:
あの・・聞いてるんです(涙声)。

大原敬子:
はい

相談者:
悩んでしまって(涙声)。

大原敬子:
はい。その気持ちが分かった上で、
「壁に、穴を開けた」って言いましたね?

相談者:
はい

大原敬子:
でも、ま、「それも」、「反抗期でしょうから」ってあなたは・・

相談者:
はい

大原敬子:
壁に穴を開けた・・事、事実をですね・・

相談者:
はい

大原敬子:
反抗期で・・くくって・・

相談者:
はい

大原敬子:
その場で収めているんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
で、もう一つは、「夜遅くまで電気が点いていました」。

相談者:
はい

大原敬子:
「もうそのぐらいで」・・「寝た方がいいんじゃないの?」・・

相談者:
はい

大原敬子:
と言った。

相談者:
はい

大原敬子:
これ・・お子さんにすると、訳が分からないんですよ。

相談者:
・・はい

大原敬子:
お母さんは・・

相談者:
はい

大原敬子:
・・非言語的に、

相談者:
はい

大原敬子:
「わたしはあなたをこんなに理解してますよ」・・と言いながら、

相談者:
はい

大原敬子:
「学校もどこでもいいですよ」・・と言いながら、

相談者:
はい

大原敬子:
「でも」・・「あなたが行く学校は」・・「分かってるわよね?」・・っていう・・メッセージなんです、これ。

相談者:
・・はい

大原敬子:
これ、どな、ったもやるんです。親が。

相談者:
はい

大原敬子:
「わたしは」・・「子どもに『凄く勉強してくれ』とは言ってない」とかって。

相談者:
はい

大原敬子:
言ってないお子さんはこうならないんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
それが1点なんですね。
先程・・無意識ですよ?・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが、何気なくおっしゃったんです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
それはですね・・
「いえ、学校では」・・「不登校、出席、日数は、何とかなります」とおっしゃったんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
ていう事は、学校に行かなくてもいいって事をあなたは頭に、計算したんです。

相談者:
はい

大原敬子:
その間(かん)、

相談者:
はい

大原敬子:
あの子は塾でも行ってなくて勉強してるんだから・・

相談者:
はい

大原敬子:
家でやれば・・

相談者:
はい

大原敬子:
すぐに追いつくと思ったんじゃないかしらね?

相談者:
その通りです。

大原敬子:
これはお嬢さんにとっては物凄く怖いです。

相談者:
あ、そうですか。

大原敬子:
次に、お子さんが、

相談者:
はい

大原敬子:
この時期から学校に行かなくなる。

相談者:
はい

大原敬子:
しかも受験期の時にはですね・・

相談者:
はい

大原敬子:
SOSなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
「お母さん」・・「お母さんが理想としていたわたしの、器は」・・「もうこぼれてるの」って。

相談者:
はい

大原敬子:
今、お嬢さんは・・触れては・・欲しくないけれども・・触れて強く自分を引っ張って欲しいっていう、このアンバランスが凄く今あるんですね。

相談者:
あ、分かります。

大原敬子:
分かりますか?

相談者:
はい

大原敬子:
それでね?、子どもは、お母さんが一番影響力あるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
・・いいも悪いも。

相談者:
はい

大原敬子:
そうすると、このお嬢さんが、ね?・・夜、電気が点いていた時に、

相談者:
はい

大原敬子:
「あら?」・・「頑張ったのね?」・・「じゃ、おにぎり置いとくわ」とか、
「お紅茶ね」って・・「眠かったら寝るのよ」って言ってくれたらありがたいんですよ。

相談者:
はあー

大原敬子:
そしてね?、最後です。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたもそうですけど、お嬢さんもそうなのは・・人の裏表を見ると嫌になる・・って。

相談者:
はい

大原敬子:
・・お母さんの、

相談者:
はい

大原敬子:
励ます言葉の・・裏表を見てしまうと・・

相談者:
はい

大原敬子:
お母さんを・・信じられなくなる。となったらどうしますか?

相談者:
・・

大原敬子:
「わたしは絶対に言っていません」と言うお母さん程・・言ってるんです。

相談者:
・・

大原敬子:
今までの、器以上に頑張ったんです。

相談者:
それは・・

大原敬子:
認められたくて。

相談者:
あの・・こうなってから気付きました。

大原敬子:
あーそれは良かった・・

相談者:
はい

大原敬子:
そうするとね?

相談者:
はい

大原敬子:
まだお嬢さん気付いてないんです、それを。

相談者:
はい

大原敬子:
今、あなたがポロっと言いましたね?
「ええ、不登校は構いません」て。
「構いません」の裏側は、

相談者:
はい

大原敬子:
家で・・させるっていう意味でしょ?・・言葉は言う、言わないじゃないんです。

相談者:
あはい

大原敬子:
あなたの行動・・一貫性の中で・・人の、裏表を見るんです、このお嬢さん。

相談者:
「勉強しなさい」とは言わないけれども・・

大原敬子:
うん

相談者:
・・「まだ間に合うよ」・・とかは、言ったり・・

大原敬子:
そ・・「間に合うよ」っていう事は・・

相談者:
してしまいました。

大原敬子:
もう間に合わないってお母さんは思ってるわけですよね?
このお嬢さんは、お母さんの承認と評価しか生きてないんです、今。

相談者:
はい

大原敬子:
分かります?・・お母さんに喜んでもらいたい。

相談者:
はい

大原敬子:
認めて欲しい、だけで来たんです、一途に。

相談者:
はい

大原敬子:
・・そう考えたら、「今やって間に合う」なんて言えますか?

相談者:
・・言えないです。

大原敬子:
言えないですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
分かりますか?

相談者:
はい

大原敬子:
そうしましたらですね?・・このお母さんが・・わたしを全面的に理解してくれたっていう事を・・彼女が知った時に・・勇気と行動になって、あなたが言った、
「まだ間に合う」になるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
分かりますかしらね?

相談者:
・・

大原敬子:
好きな事をさせる事です、今、聞いて。

相談者:
「好きな事がない」って言うんです(苦笑)。

大原敬子:
そうでしょうね。

相談者:
はい

大原敬子:
奪ってしまったんですもん。
「でもさ「・・「これ小さい時に」・・「これ食べたの覚えてない?」って。
「あ!、覚えてる」っていうのは好きな事ですよ?

相談者:
あーあ、はい

大原敬子:
「あ、お母さんこれ食べたらお母さん怒ったよね?」って時は、好きな物です。
「これが好き」が好きじゃないんですよ?、あなた。

相談者:
はい

大原敬子:
お嬢さんに今、好き・・な物を、無いように、頭の中をあなたが作ってしまったの。

相談者:
(大きなため息)ああー・・わたしの子育てはダメだったんですね(涙声)。

大原敬子:
そんな事・・一番卑怯なお母さん、そういう事言うの。
・・それ言われた時に・・もう子どもは、あ・・「うちの子どもは」・・「もう」・・「ダメなんですね」って言ってるんですよ?、あなたが。

相談者:
・・

大原敬子:
自分を可愛い余りに。

相談者:
ああ

大原敬子:
「そうかぁ、うちの子ども」・・「頑張ったんですね」って、「強かったんですね」って・・気付く事が大事なんでしょ?

相談者:
(鼻をすする)はい

大原敬子:
「わたしはダメです」って、思っていないから言っているんです。わたしが怒ったのはそこなんです。
ホントに思ったら言えない・・「やっちゃったー」と思ってますから。

相談者:
は・・

大原敬子:
でしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが、受け入れる事なんです、それは。

相談者:
はい

大原敬子:
まず今日、1週間掛からないと思いますけどね?

相談者:
はい

大原敬子:
「今日買い物行こう」って「行きたくない」ったら・・「じゃ近くのとこ歩こうか」とか・・とにかく一緒に・・

相談者:
はい

大原敬子:
一緒に触れる。

相談者:
はい

大原敬子:
そして彼女が小さい時の話し出します。

相談者:
はい

大原敬子:
絶対言い訳しないで、「そんなに寂しかったの?」って、「気付かなかった」って。

相談者:
・・

大原敬子:
「お母さんバカだったのね」・・それだけでいいんです。

相談者:
はい

大原敬子:
もう一つ、一番心が楽になるのは・・

相談者:
はい

大原敬子:
もし・・今、模擬試験があったとしても・・

相談者:
はい

大原敬子:
お母さんは・・この点の悪い事を・・責めないだろうと思った時に、

相談者:
はい

大原敬子:
お嬢さんは力出ます。

相談者:
はい

大原敬子:
分かりますか?

相談者:
あ、もう・わたし・・

大原敬子:
うん

相談者:
以上に娘の方は辛いので・・

大原敬子:
そうです。

相談者:
わたしが・・

大原敬子:
うん

相談者:
甘えてる場合ではないんですよ(涙声)・・ね。

大原敬子:
そうです・・そういう事です。

相談者:
はい

大原敬子:
母は強くなるってそういう事なんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
泣いちゃダメよ。

相談者:
はい

大原敬子:
先生いかがでしょうか。

(再びパーソナリティ)


「優等生の不登校。焦る母の自責の言葉に大原敬子が辛辣「思ってない人がソレ言う」」への5件のフィードバック

  1. YouTubeに過去の類似の放送がありますね。不登校の件数が過去最多という報道があるので、ネットしてない親御さんリスナーに啓発する意味はあったかと。

  2. 壁に穴を開けるって、相当なストレスがかからないと、できない。
    お母さん、それを看過できるって。
    臭い物に蓋をする人なんでしょうね。

    かわいそうに、このお嬢さん。
    周囲の嫉妬にまみれて、つぶされそうになっているのに、学校で。
    私なら、転校も考えるけど、ここまで頑張ってきた娘のためになら。

  3. このお母さん、表面しか見えてなさそう。娘さんのことも、娘さんがお友達とうまく行ってないことも。娘さんにもいろいろと理由があるんじゃないかな?と思った。
    唐突な「私の子育ては間違ってたんですね(泣)」にはオイオイ急になんじゃ?ヒロイン気取り?と思ったが、その後の大原先生のツッコミで少し溜飲が下がった笑

    でも、自分の娘のこととなるとこうなってしまうものなのかな?同じ年頃の娘がいる立場として、我が身を振りかえりながら聞きました。

  4. うちの母親と同じタイプで吐き気がする。ちょっと自分を非難されたと思ったら「私の子育てが悪かった」って「私が全て悪い」

    は??

    そう言われたら子供はまた自責にかられるよ。お母さんにそんな事言わせる自分が悪いんだってね。そんな母親だから不登校まで追い込んだんだよ。

    このタイプは自覚出来ないで子供をとことん追い込むんです!!

  5. いくら優秀な子に見えても、人間ならば抱える問題の一つや二つあるものでしょう。自ら行動して結果まで出せている我が子に安心して、いざ躓いた時にどう接したら良いのか分からなくなってしまったんですかね。でも人を育てるのに一切の言葉をかけずに、問題なく育つとは思いません。優秀だから、勉強が出来るからそれで満足、安泰、というわけではないでしょう。学校は人間関係を学ぶ場でもありますしね。もっとお子さんに適度に寄り添うことも必要かなと思いました。

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