あれから7年。健全に育つ内なる女性を前に被害感情の整理に番組を訪れた26歳

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは

大原敬子:
お話を聞いていてね?・・あなたの言った「怖い」っていう感情が・・

相談者:
うん

大原敬子:
わたしの怖いっていうのと・・違う可能性があるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
で、もしそれが違ってしまったらね?

相談者:
うん

大原敬子:
お話がどんどん違うほうに行ってしまうので、

相談者:
はい

大原敬子:
同じ位置に持ってきたいのでね?伺いたいんですけども。

相談者:
はい

大原敬子:
わたし自身が・・

相談者:
はい

大原敬子:
そういう経験があって怖いと思ったときには、

相談者:
はい

大原敬子:
2つあるんですね。

相談者:
うん

大原敬子:
自分の中に。
も、考えたくもない。

相談者:
はい

大原敬子:
も、あれは、過去のもの!、わたしじゃない!ってことで、蓋をする生き方と、
怖いっていうのは・・もっと言うと逆に言えば、自分の中に・・怖いって反面と、みだらな気持ちがあったっていう怖さも2つあるんですよ。

相談者:
ああ

大原敬子:
で、なぜそれをあなたに聞くかっていうとね?
「怖い」と言っておきながら、「妊娠」とか、その性の話をあなたが、具体的に出してるんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
で、ほんとに怖かったときに、妊娠とか、この先この男性と付き合ったら、どうなるだろう?って、考えるのかな?、とわたしは思ってしまうんです。

相談者:
はい

大原敬子:
で、あなたの場合は・・男性そのものには関心があるわけ?

相談者:
飲みに行ったりとか・・

大原敬子:
うん

相談者:
まではいいんですけど・・
もし誘われたらとかいうのの・・&#△

大原敬子:
ということは、「誘われ」た、「たら」と思うのは・・自分も関心あるときですよ?

相談者:
はい

大原敬子:
もう、ほんとに怖いっていうあなたがトラウマになったら、「誘われたら」がないんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
わたしホッとしたのは・・この事件がすごいトラウマだと思ってないんですね。

相談者:
・・

大原敬子:
心に傷を抱いてしまったら、男の人を見るのも嫌なんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
触れることも嫌なの。

相談者:
そうですね、普通だったら仕事に行けなかったりも・・

大原敬子:
そうです。素直ですね。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、それ行けるでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
それから、この男の人・・と思って、この先付き合ったら、って考えることは、あなたの中に、この男性に対して・・

相談者:
はい

大原敬子:
関心と興味は、あるってことですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
それは認めます?

相談者:
はい

大原敬子:
あ、良かった。
ていうことは、あなたの場合には・・自分がそのときの事件を・・

相談者:
はい

大原敬子:
今は・・

相談者:
はい

大原敬子:
自分の現実を見ない・・ための・・

相談者:
はい

大原敬子:
道具にしてませんか?

相談者:
・・うん

大原敬子:
あなた今、好きな人がいるの?

相談者:
・・職場に気になる人はいますけど、でもどうなんかなとは思いますけど・・

大原敬子:
「どうなるかな?」ってことは?

相談者:
その、向こうの気持ち次第でもあるかもしれないんですけど・・

大原敬子:
それが怖いから・・「わたしは」・・「過去にああいうことがあったんだから」・・

相談者:
うん

大原敬子:
「わたしは怖いんだから」って、自分の・・

相談者:
うん

大原敬子:
異性に対する思いとか・・

相談者:
はい

大原敬子:
性的なものとか、

相談者:
はい

大原敬子:
欲情とか欲望とかっていうのを・・そいであえて抑えて、

相談者:
はい

大原敬子:
無関心なフリして・・今のあなたが、ちょっと思ってる人も・・その行動で今つきあっていたとするならば・・今日電話する気持ちは分かるんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
どうにもなんないから、自分が今。

相談者:
はい・・

大原敬子:
その、現実に・・直視できない弱さを・・

相談者:
はい

大原敬子:
この、20歳のときの・・恐ろしい体験を・・

相談者:
はい

大原敬子:
使ってるんですけども、

相談者:
はい

大原敬子:
わたしはもうそろそろ・・それを使うからこそ、尚更苦しむんじゃないかと思ってんです。

相談者:
はい

大原敬子:
自分のホントの気持ちは・・

相談者:
はい

大原敬子:
ある程度あなたは分かってるはずなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
それから・・ちょっと気になる男性は、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたの中で相当心が動いているような気がするんです。わたし。

相談者:
はい

大原敬子:
そしてもう1つは・・誰でもね?

相談者:
はい

大原敬子:
自分のほうから「好きだ」っていうのは怖いですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
だけどその、もう1つの奥に・・

相談者:
はい

大原敬子:
過去の、自分の・・この事件が・・今度は罪悪感となって?

相談者:
はい

大原敬子:
出て来ているのかなと・・

相談者:
・・はい

大原敬子:
今日あなたが電話して来た内容が、もし、理解・・されるならば・・

相談者:
はい

大原敬子:
この先わたし・・ホントに好きな人と結婚したいんだけども、

相談者:
はい

大原敬子:
素直に打ち明けていいのか?

相談者:
はい

大原敬子:
過去のものを・・どうするのか?って、自分の中の、整理の電話だ、と思えば・・

相談者:
はい

大原敬子:
すと、お答えできるんですけど、どうなんでしょうか?

相談者:
あの、整理の電話で・・

大原敬子:
整理の電話ですか?

相談者:
はい

大原敬子:
あなたね?

相談者:
うん

大原敬子:
その二十歳のときの出来事ね?

相談者:
はい

大原敬子:
怖いです、二十歳のときには。

相談者:
はい

大原敬子:
でも・・男の人は怖くないでしょ?

相談者:
そうですね。

大原敬子:
じゃあ、も、二十歳のこと忘れることよね?

相談者:
はい

大原敬子:
で、二十歳のことは、あなたが。最後まで、心にしまって生きるってことですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
これがあなたを逞しくするわけですから。

相談者:
はい

大原敬子:
でも・・あの事件があっても・・妊娠とか云々を考えるってことは・・あなたの中の性的なものは、求めてるものが、今、すごく強くなってきたってことです。

相談者:
そうですね。

大原敬子:
そしたらこれから・・

相談者:
はい

大原敬子:
お父さんもお母さんも、怖い怖いとか・・

相談者:
はい

大原敬子:
言わないで。あ、わたし・・Aさんが好きだっていうことはやっぱり自分は認めることよね。

相談者:
はい

大原敬子:
認めて、何か誘われたら・・楽しくいくこと、
この先どうなるんだろう?なんていうの、あなたはそこに期待しちゃってることに、自分が苦しくなるの。

相談者:
はい

大原敬子:
この先こうなるだろう、っていうことを、頭に、あなたは描いたときは・・「いけない、いけない」って、「わたし、妄想が強すぎる」って思ったほうがいいかもね。

相談者:
はい

大原敬子:
恋愛っていうのは、相手があって自分なんです。
今あなたは、すべて自分の世界で・・答えを出してるの。

相談者:
はい

大原敬子:
となると、明日からの職場、あるでしょう?

相談者:
はい

大原敬子:
好きだったら、笑顔で挨拶することよね、まずは。

相談者:
はい

大原敬子:
明るい返事をすることよね?

相談者:
はい

大原敬子:
うれしかったときは、「うれしい」と素直にいうことね。

相談者:
はい

大原敬子:
「一緒に帰らないか」ったら「ありがとう」ですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
これからやることは、あるがままの・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたの気持ちを、素直に相手に伝えることによって・・

相談者:
はい

大原敬子:
この先一歩前に出れると思うんです。

相談者:
はい

大原敬子:
だから、過去はもう・・蓋をして・・

相談者:
はい

大原敬子:
前に進んでほしいなと思うんですけども、先生いかがでしょう?

(再びパーソナリティ)


「あれから7年。健全に育つ内なる女性を前に被害感情の整理に番組を訪れた26歳」への5件のフィードバック

  1. 相談者さん。無理する事無いですよ。飲み会も事情を説明して辞退しましょう。無理やり最後まで参加するなんて、荒療治もいいとこです。カウンセリングにかかり、ゆっくりトラウマを解消しましょう。

  2. こんなに重い悩みを背負っている人に、何と言えばいいかわかりません
    比べてはいけないけど、先日のやる気のない元教師の相談はどうでもいい悩みだった

  3. 管理人さんの解説ありがとうございます。
    私たちよく聞いてるリスナーからすると、話の展開がよくわかるのですが、それでも、必要ないんじゃないかと思う件(服は脱がされたのか?抵当できなかったのか?)などがあったとは思います。

    襲われてる時に、とっさに大きな声を出すのも、もちろん抵抗するのも、女性はその場では難しかったりします。
    私は、いきなり胸を触られたり、露出狂に出くわしたこともありますが、声を上げれませんでした。
    露出狂の場合は、他にも同じタイミングの被害者はいましたが、声を上げれていなかったです。

    こういった詳細を語らせるのは、セカンドレイプになると、私も思いました。
    服を脱がされた、声を上げれなかった云々がなくとも、話の流れを作ることは可能だったと思いますし、プロなのですから、そうして欲しかったなぁと思いました。

    私のように考えるTwitter民も、多いのではないでしょうか。

  4. Twitterは最早「各個人が自分の物差しで殴り合う」場と化した。Twitter離れも加速しているし、自分もアカウントこそ保持しているが閲覧はめっきり減った。
    実は自分もネット代弁者を気取って相談者叩きをしていた時期がある。就職の失敗、親からの嫌がらせ、小中高と長年に渡る底辺カースト暮らしの劣等感‥様々な欲求不満をネットで晴らしてした。頭がどっぷりと脳内麻薬に浸かっていた。その危うさに気づいた時には社会から孤立していたし、社会復帰には時間がかかった。ネット代弁者へ浸かるのはあっという間だけど、回復は倍の時間かかる。
    何故長々自分のことを書いたかというと、相談者が自分やTwitterのネット代弁者のように「攻撃」に走ってなければいいな、と願ったから。匿名の場とは言え、体験をアウトプットしたのは大きな一歩である。他の方のご指摘のようにカウンセリングでもアウトプットしていき、ご自身と対話できれば、と願うばかりである。あとここのサイトに気づいてくれたら、とも。管理人さんのコメントも参考になる。

  5. このコメントの一番上もそうだけど、Twitter民含めて「優しい」人達は聞こえの良いこと言うだけで、実際に助けてくれる訳ではないからね。(飲み会辞退等で益々孤立したらどうするのだろう?)
    今回少し荒れたのは先生の回答というよりも、過去を乗り越えようとしている相談者に対して過剰に反応する人が多かったんだろう。
    被害者意識を振りかざして周囲の助けをあからさまに期待する人間にとって、今回の相談者みたいなのは自分の惨めさを意識させる最大の敵なんだよねw

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