一日一食。母の罪悪感を拠り所に引きこもる二人の息子。女が認めない共依存

テレフォン人生相談 2021年9月17日 金曜日

食べないでいると、だんだんと食が細くなってくる。
胃が小さくなるなんて言ったりするけど、あくまで感じ方。
実際は脳(カラダ)が適応する(慣れる)だけ。

とはいっても、標準的な成人男性に必要な一日の熱量は2千キロから3千キロカロリー。
吉野家の並盛が733キロカロリー。
ギリギリの生活じゃ、間食を常備することもできまい。

必要量に幅があるのは体の大きさや活動量に差があるから。
寝てるのが一番という息子たちは理に適ってる。

摂取カロリーが少ないと、カラダは蓄えられた脂肪を使い始める。
動かないので筋肉量も落ちる。
こうして脳に追随してカラダまでも省エネ仕様になる。

夜更けに年齢の判別も難しいガリが一つ、2つと部屋から出てきてモソモソと食べてまた部屋に帰っていく。

この一室に3人住んでいるということをどれだけの人が知ってるだろうか。

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大迫恵美子(弁護士)

相談者: 女61歳 別居中の夫62歳 長男31歳 次男29歳 3人暮らし

今日の一言: 人間の心の葛藤は人間関係を通して現れて来ます。

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