長男が5年来の彼女に謎の送金。唐突に口にした次男への想いに相談は意外な方へ

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あなたが・・認めるかどうかは別としてね?

相談者:
はい

加藤諦三:
最後にマドモアゼル愛先生がおっしゃったように、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたがほんとに愛してるのは長男のほうだっていうこと。

相談者:
あ、そうですか。

加藤諦三:
で、お互いに、嫌いで・・お互いに、離れられない。

相談者:
うん

加藤諦三:
お互いに相手に依存しながら、お互いが嫌いなんだって・・

相談者:
うーん、そうですね、ええ

加藤諦三:
こういうの、あの、共依存という言葉があんですけどね。

相談者:
はい、はい、はい

加藤諦三:
お互いに依存し合ってるんですよ。

相談者:
あーあ・・そうですか。

加藤諦三:
だからお互いに依存してるんだけど、お互いに嫌いなんですよ。

相談者:
そうですね、はい

加藤諦三:
だけどじゃあ、長男選ぶか?、次男選ぶか?っていったら、長男のほう選ぶんです。

相談者:
あーあ

加藤諦三:
そいでね、恐らくね・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたは成長してないですから・・
まあ、ご、ごめんなさんね、こんなこと言っちゃって。

相談者:
はい、そ、そうですね、はい、はい

加藤諦三:
長男は、あの、成長の過程で寂しい思いしてると思います。

相談者:
あーそうですね、次男に・・あれで。

加藤諦三:
と同時に・・

相談者:
はい

加藤諦三:
同じようにあなたも・・

相談者:
はい

加藤諦三:
小さい頃・・寂しい思いしてんじゃないかな?

相談者:
そうですね、してますね。
きょうだい3人なんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
長女と・・

加藤諦三:
うん

相談者:
あ、わたしが次女なんで、

加藤諦三:
うん

相談者:
あと下に弟なんですよ。

加藤諦三:
うん

相談者:
それやっぱり、あの・・長女は、あの、な、すごい、父親は可愛がって、

加藤諦三:
うん

相談者:
次に、あの・・男の子が産まれたんですけど、3ヶ月くらいで亡くなっちゃって、

加藤諦三:
うん

相談者:
で、また、わたしが・・産まれたら・・

加藤諦三:
うん

相談者:
その、なんか一度も抱っこしたこともなく・・

加藤諦三:
うん

相談者:
全然扱いが違うんですよね、でまた・・

加藤諦三:
うん

相談者:
次男・・が産まれて、すごく喜んで、

加藤諦三:
うん

相談者:
なんかわたしはすぐ、叩かれたとか、

加藤諦三:
うん

相談者:
「うるさい」とかなんかキツい言葉を掛けられたのも・・

加藤諦三:
うん、あのお・・

相談者:
あ、あるんです。

加藤諦三:
邪魔者のように・・扱われて、

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
すっごい寂しい思いしてるんです。

相談者:
そうですね、はい(涙声)

加藤諦三:
そこが最大の原因です。

相談者:
ふうーんうーんうーん

加藤諦三:
そこに気がつかな、い限り・・

相談者:
はい

加藤諦三:
この問題は解決しません。

相談者:
あーそうですか。

加藤諦三:
つまり、あなたはほんとに小さい頃寂しい思いをしてんですよ。

相談者:
そうですね、はい

加藤諦三:
それで・・その、寂しい思いがあるから・・

相談者:
はい

加藤諦三:
積極的な関心が周囲からほしいんです。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
それで、その積極的な関心を・・

相談者:
うん

加藤諦三:
この長男から得ようとしたの。

相談者:
あーあ、そうですか。あー

加藤諦三:
ところが・・長男は、あなたが望むようには動かないんですよ。

相談者:
ですね。

加藤諦三:
気持ちも体も。

相談者:
はいそうですね。はい

加藤諦三:
そこであなたは、長男に対する憎しみが出たの。

相談者:
はい

加藤諦三:
依存的敵意です。

相談者:
あ、あ

加藤諦三:
だから、長男も寂しいから・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの関心がほしいんですよ。

相談者:
あー、そうですか。

加藤諦三:
だからあなたに関心を、求めながらあなたに、依存してあなたが嫌いなの。

相談者:
うん、うん

加藤諦三:
して、おんなじその心理があなたと長男との間に・・成立してんです。

相談者:
あーあ、そうですか。

加藤諦三:
それが・・コ・ディペンデンスって共依存っていうことなんです。

相談者:
あーあ、はい

加藤諦三:
これ長男は・・

相談者:
はい

加藤諦三:
家出ませんよ?

相談者:
出ないでしょうね。

加藤諦三:
あなたも・・「1人になりたい」とかって言うけれども、

相談者:
そうですね、きっと1人になったら寂しいと思いますね。

加藤諦三:
うん、いざとなったら・・

相談者:
はい

加藤諦三:
1人ならない。

相談者:
あー

加藤諦三:
共依存ですから。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
だから2人が・・お互いに嫌いでお互いに依存し合って、どうにもならない関係なんですよ。

相談者:
そうですね。はい

加藤諦三:
だからそれを解決するためには、

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたが今おっしゃったこと、猛烈に大切なこと。

相談者:
あー

加藤諦三:
自分は、こういう・・家族構成の中で小さい頃・・

相談者:
はい

加藤諦三:
寂しい思いした。

相談者:
&#

加藤諦三:
お父さんお母さんの関心ほしかった。

相談者:
そうですね(震え声)。
だからよく泣いてばっかだったっていうことは、母から聞きました。

加藤諦三:
そういう運命を背負ってわたしは今生きているんだ。
これをわたしは乗り越える。

相談者:
はい、分かりました。

加藤諦三:
70歳を越えて・・

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
素晴らしい人生が開きます。

相談者:
はい、ありがとうございました。

加藤諦三:
はい、どうも失礼します。

相談者:
はい、失礼します。

加藤諦三:
お互いに嫌いで、お互いに関心をほしくて、お互いに離れられない。共依存、コ・ディペンデンス(codependence)といいます。

 


「長男が5年来の彼女に謎の送金。唐突に口にした次男への想いに相談は意外な方へ」への6件のフィードバック

  1. 彼女への送金が6万5千円で
    送金を初めて家に入れてくれる分が半分になったということは
    以前は13万円相談者に渡していたという事でしょうか?
    よその家の事だから余計なお世話だけど
    それにしても多すぎるような・・・
    つまるところ、息子の入金が減ったというのが
    一番の気になるポイントなのでは?
    ていうか13万も取られなければ十分部屋借りて暮らしていけるだろうに。

  2. よく読んだら相談者への入金が半分になったことと
    彼女への6万5千円は違う話のようでした。
    早とちりしてすみません。

  3. 「彼女」への送金理由と、「彼女」の正体は分からず仕舞い。詐欺の疑いなら、警察なり行政なりにすれば良かったんじゃないかな。
    相談者息子が慰謝料背負っているんじゃないかとも思った。「彼女」に頻繁に会ってる訳で無い、定期的かつ程々の金額を渡している、相談者が詳細を知らない、相談者自身が「彼女」に対して面識薄そう。‥これらの事情を解明するなら、慰謝料なんかな、と。
    「元彼女」に何等かの被害を及ぼしたか。あるいは交通事故を起こして、見栄で「彼女がいる」と嘘ついて影で慰謝料払っているとか。
    最も、法的に賠償が決定した状態だと自宅に特別送達等の通知が来たにも関わらず、相談者が気づかなかったということに。慰謝料説も苦しいか‥。
    トラブルを話し合える程の関係性が築けていなかったとも言えるし、息子の「心配かけさせたくない」という不器用な孝行も伺える。

  4. この人、次男との関係も危ないのでは。
    可愛い可愛いで育てたというが結婚して子供ができて穏やかになったって荒れてた時期もあったということですよね?
    何かあったら頼るつもりのようだが次男のほうは案外冷たく見てそうだ。

  5. 知り合いのおばあちゃんは独身の次男と二人暮らしだったがケンカして、今はバツイチ長男と二人暮らし。長男はろくに口をきかなくて物に当たるので怖く、夜遅くまで帰ってこない。ケンカしたくせに次男の所に戻りたいと盛んに言っていて、いちばん好きなのは早くに亡くなった三男だそうです。先生方の説だと、このおばあちゃんも長男がいちばん好きで依存してるってことですね。自分の子育てや老後についていろいろ考えさせられました。相談者さんと関係ない話でごめんなさい

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