家から逃げ出した2人が求める家庭の食い違い。妻任せの夫と結びつきたい妻

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あなたの幼少期っていうのは、

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
どうよ・・いうあれだったんですか?お父さんとお母さんとの関係から始まって。

相談者:
あーあ、結構複雑な家庭、だったんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
4人きょうだいで、長男、がいて、

加藤諦三:
うん

相談者:
お母さん、連れ子で長男と。

加藤諦三:
ええ

相談者:
それで、わたしのお父さんを紹介してもらって、

加藤諦三:
ええ

相談者:
下3人も産まれて・・

加藤諦三:
うん

相談者:
それでも、長男と、お父さんが、ちょと、血が繋がってないので、

加藤諦三:
うん

相談者:
殴り合いの喧嘩とか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
してまして。

加藤諦三:
うん

相談者:
で、お母さんもお兄ちゃんばっかり手焼いて、
わたしはもうなんか・・愛情を掛けてもらえなかった(ため息)・・

加藤諦三:
うん

相談者:
ていう、意識があって。
高校3年生ぐらいのときに、まあ・・お父さんが、(ため息)、自分で、亡くなってしまったんですよね。

加藤諦三:
はい

相談者:
そっから・・この家とは距離置こうと思って、

加藤諦三:
うん

相談者:
卒業し、た、年の、4月にはもう独り暮らし・・

加藤諦三:
うん

相談者:
してました。

加藤諦三:
うん
そうでしょうね。
小さい頃から、

相談者:
はい

加藤諦三:
人から、積極的な関心を持たれたことがなくて、それを常に求めていたっていうことはあるんでしょうね。今の話を伺うと。

相談者:
はい
わたしは母親の反面教師として生きて来たので(震え声)。

加藤諦三:
うん

相談者:
わたしはずっと幸せな家庭を築きたいなと思って(泣)

加藤諦三:
でしょうね。だから・・

相談者:
たぶん、できまし・・(泣)

加藤諦三:
幸せな家庭を、築きたいっていうのは・・人と結びつきたいっていう・・止めることのできない、物凄い強い欲求ですよ。

相談者:
はい・・はい

加藤諦三:
だから今、この・・29歳の彼と、今離婚するっていうのは、あなたにとっては、

相談者:
はい

加藤諦三:
人生で最も、あなた自身が求めている・・

相談者:
はい

加藤諦三:
物を、切ることですから。

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
好きというよりも、

相談者:
(鼻をすする)はい

加藤諦三:
人と離れるということ自身が辛いんじゃないですか?

相談者:
そうです(泣)うん

加藤諦三:
だから・・愛してくれる人に感謝しちゃうんですよね。

相談者:
はい(泣)そうです。

加藤諦三:
本当に自分自身になって来た(生きた?)ってことはないんですよね。

相談者:
ええ・・はい(鼻をすする)

加藤諦三:
だけど、デヴィット・シーベリーが、言ったことなんですけれどもね、

相談者:
はい

加藤諦三:
人間の唯一の義務は、

相談者:
はい

加藤諦三:
自分自身であることと。

相談者:
はい

加藤諦三:
だけどあなたは、自分自身になるということが・・罪悪感を伴っちゃうんですよ。

相談者:
はい・・(泣)

加藤諦三:
やっぱり人間が、恐ろしいのは、孤独感ですからね?

相談者:
(鼻をすする)(泣)はい

加藤諦三:
孤独を避ける、というために・・なんだってやるんです。

相談者:
はあ、そうだと思います(泣)。
もう、1人じゃ・・わたし寂しくて・・

加藤諦三:
うん。寂しさあ、には、勝てないんですよね。今の状態ではね。

相談者:
はい

加藤諦三:
・・でもね?、このまま寂しいからというだけでえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
別れないでいると、

相談者:
はい

加藤諦三:
どんどん、困難が、次々に出て来ますよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたが自分自身になるという・・

相談者:
はい

加藤諦三:
そのことを、

相談者:
はい

加藤諦三:
京先生の言葉で言えば目標として生きないと、

相談者:
はい

加藤諦三:
これから・・どんな好き勝手なことをやる男性が・・現れても・・その人に振り回されますよ。

相談者:
(鼻をすする)はい

加藤諦三:
人間は、孤独を恐れるために、

相談者:
はい

加藤諦三:
人生を、間違える人は非常に多いんです。

相談者:
はい

加藤諦三:
わたしには、わたし自身になる権利がある。

相談者:
はい

加藤諦三:
そう、毎日言い聞かしてですね、

相談者:
はい

加藤諦三:
今までの自分の人生をしっかり受け入れて、
この運命の下で、

相談者:
はい

加藤諦三:
わたし自身の、人生を成就する。

相談者:
はい

加藤諦三:
そう毎日・・決意して、

相談者:
はい

加藤諦三:
生きてください。

相談者:
はい

加藤諦三:
必ず・・自分の人生に、深あい意味を感じる、ときが来ます。

相談者:
はい。分かりました。
ありがとうございます。

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。

相談者:
はい、失礼いたします。

加藤諦三:
人間の唯一の義務。それは自分自身になること。ほかに義務はありません。あなたがあると思い込んでいるだけです。デイビットシーベリー

 


「家から逃げ出した2人が求める家庭の食い違い。妻任せの夫と結びつきたい妻」への6件のフィードバック

  1. 管理人さん、いつも楽しみに聴いています。
    ありがとうございます^_^

    この田中さんは毎度少しずれた回答なような・・・
    相談者はご主人と仲良く暮らしたいという要望なのに、物事を効率の良く決めるための回答しててそのやり方だと逆効果ではないのかな?旦那さんから馬鹿されてると思われないかなと少し心配。

    1. 私も同感です。
      ウルヴェさんの回答には、いつも頭にハテナマークが、、笑
      「、、。で?」と言いたくなります

    2. ウルヴェさん、旦那さんは回避行動と目の前の欲望を満たすことに伍し易そうな方と…なので納得しました

  2. 相談者は相談する時って、言いにくいことがあるけど、それを言うかどうかでも悩むんだよなあ、と今日の内容を聴いて思いました。
    今日の女性は自分の育った家庭環境。
    更に未婚の母になってからの結婚、っていうのもすごく言いづらいから電話するのも相当悩んだことだろう。

  3. 複雑な家庭で苦労して懲り懲りなはずなのに、未婚で第一子出産、連れ子と夫の関係って、反面教師の母を見て一番避けたい部分をコピーしたのかなと、DNAを感じます。

    1. 同感です。
      自分から不幸に寄せていってるのか?と思ってしまいますね。
      ご夫婦ともども何とも頼りなくてハラハラします。どうか、もっと気を強く持って幼い子供たちのことを守ってください。

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