アル中の怒声に耐える少女が現実否認をやめたからこその怒り。次は過去の梱包

(再びパーソナリティ)

加藤諦三:
あの、あ、今いい話、伺いましたね?

相談者:
はい

加藤諦三:
過去を整理するっていう。

相談者:
うん

加藤諦三:
これであなた出発ができますよ。

相談者:
あー

加藤諦三:
あなたは、要するに現実を、否定していないですから、未来への出発は・・割と容易にできると思います。

相談者:
はい

加藤諦三:
例えばね?

相談者:
うん

加藤諦三:
現実否認ていうことをすると、

相談者:
はい

加藤諦三:
出発ができないんです。

相談者:
ああ

加藤諦三:
だけどあなた現実否認していないもん。

相談者:
そうですね。よ、なんか、ずっと、現実否認をして来て、最近、というか去年、あたり、に、漸く、なりましたね。そういうふうに。

加藤諦三:
で、現実否認ていうのはね?

相談者:
はい

加藤諦三:
物凄いエネルギーを必要とすんです。

相談者:
うん

加藤諦三:
だけどあなたはそんなことないんですから。

相談者:
うん

加藤諦三:
現実をちゃんと受け入れてるわけですから。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、お、さっき、「仲間と比較してしまう」って、言いましたけれどもね?

相談者:
はい

加藤諦三:
原因はね?

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたは今自分ん、で、自分のことを尊敬できないからなんですよ。

相談者:
そうですね。はい

加藤諦三:
そこが原因ですから、

相談者:
はい

加藤諦三:
大原先生の、おっしゃったことの、過去の整理をきちんとすれば、

相談者:
はい

加藤諦三:
自分に、対する失望は消えますから。

相談者:
うん

加藤諦三:
そんなやたらに、仲間と自分が比較することもなくなります。

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたは、これから、自分の・・固有の能力を生かすために、

相談者:
はい

加藤諦三:
エネルギーを使ってください。

相談者:
はい

加藤諦三:
人生の悲劇は良い子に始まる。

相談者:
はい

加藤諦三:
だけどあなた・・さっき、大声で許せなくなって、怒ったっていうこと言いましたけども、
良い子でなくなったときですから、

相談者:
うん

加藤諦三:
過去を整理するときですね、

相談者:
うん

加藤諦三:
自分は不幸だったなんて変なことは思わないでくださいよ。

相談者:
そうです、なんか、10年間くらい・・その我慢、というか、

加藤諦三:
うん

相談者:
ずっとほんとに、アルコール依存症とかがある家族なのに、

加藤諦三:
うん

相談者:
ほんとに普通の家族だと思ってい、いて・・

加藤諦三:
うん・・そうです。わたしの家族は良い家族だ、というふうに思い込んでんです。

相談者:
あー・・はい

加藤諦三:
それを・・エレン・ランガーさんというハーバードの教授が、

相談者:
うん

加藤諦三:
「感情は、囚われに基づいている」って言っているんです。

相談者:
うんうん

加藤諦三:
だから、わたしの家族は良い家族だっていうふうに言い張るんです。

相談者:
うん

加藤諦三:
それで大原先生がおっしゃったようにその、囚われに基づいてる感情を、

相談者:
はい

加藤諦三:
どう解放して行くか?っていうことを言ったわけです。

相談者:
あー、はい

加藤諦三:
よろしいでしょうか?

相談者:
はい

加藤諦三:
21歳から大きく羽ばたいてください。

相談者:
あー、はい、分かりました。

加藤諦三:
はいどうも失礼します。

相談者:
はい、ありがとうございます。

加藤諦三:
現実否認は、膨大な、生きるエネルギーを、消費します。

 

「アル中の怒声に耐える少女が現実否認をやめたからこその怒り。次は過去の梱包」への23件のフィードバック

  1. また出たよ!大原の動物占いまがいのごまかし答弁!
    いつも思うんだが、そんなに加藤、大原が素晴らしいなら他の情報番組でも話題に出そうだが、テレ人以外では全く聞かないよな~
    聞く力とか雑談力とかいろんな本がベストセラーを飾るが、加藤、大原は箸にも棒にもかからないじゃん(笑)
    リスナーも、同じことしか言わない加藤、大原のおかしさに気づいたから相談の電話が激減、常連のヤラセでつなぐ始末。そこまでして2人はしがみつきたいか?
    加藤大原真理教に騙されるのはよほどの崇拝者と情弱(笑)

    1. 先生方を呼び捨て、批判するなら聞かなきゃいいのに。
      コメント欄に一番初めに批判するのはやめて欲しい。

    2. ヤラセはないってここでも言っているのに?
      どうせ5chに書き込んでも誰も相手にされないから
      わざと書き込んでいるのか、ふーん

      1. 同じ声の相談者が設定を変えて何度も電話かけてくるのを、お前はどう説明するんだい?

          1. そんなあかはたやせいきょうしんぶんみたいなもん信じねえよ、ばーか

    3. 貴方には宗教に見えるのかもしれませんが、加藤、大原両先生の言葉に救われ、導かれて充実した人生を切り拓いたリスナーは少なくないはずです。人生の諸問題に逃げずに正面から立ち向かう。このシンプルで前向きなメッセージを素直に受け取れるかどうかが幸不幸の別れ道だと思います。

  2. この相談者さんと似たような環境で育ったので、感覚としてよくわかりました。
    先生方の回答も、感覚的にすっと入ってきました。
    その時の感情を箱にしまっておいてもいいんですね。なんとかしなきゃいけないのかと思い、でも感情的には苦しくてなんともできないので、いつもモヤモヤしてました。
    一旦箱にしまって、今の目の前のことに気持ちを向けて、楽しんで生きようと思えました。
    ありがとうございました。

  3. リアルタイムで聞いてましたが、よくわかりましたし、自分にも当てはまる回答だなぁと思いました。相談者さんの気持ちが軽くなって前に進めたら、、とおもいます。

  4. 大学生ということですが、3年生かなあ?先週も大学生が相談に来ていましたが、あと1年精一杯頑張って、内定獲得、就職して欲しいですねえ。

    1. 就職の話は相談に全く関係ないだろ。
      理解出来なかった話にも無理矢理コメント残そうとするからそういうトンチンカンなことになるのでは。

      1. 親への怒りをエネルギーにして勉学も就職も頑張れという意味だろ。大学生なら就職がついて回るだろ。怒りをエネルギーにして大成功したアスリートもいたよね

        1. 北のあのお方がそこまで考えて書いてるわけないと思う。
          過食嘔吐の症状まで出てる人に対して頑張れという内容も微妙。

  5. こんにちは。いつも、書き起こしサイトを読ませていただき、ありがとうございます。
    私は四十代ですが
    相談者さんのきもちが、本当に、よくわかり共感しました。
    相談者さんは、怒りが表現できて良かった!
    摂食しょうがいは大変だけど、気長に向き合えたらいいなあ。
    若い相談者さんに、楽しいことや嬉しいことがきっと、必ず待っている。きっと、自分を責めずに好きになってほしいな。
    管理人さま、ありがとうございます。😌


  6. さんに共鳴です。
    相談をして心がすこし解放されたのではと
    思います!
    抜苦与楽。
    動物の例えが出ようと、苦しみを抜いて
    楽にさせることがまず大事と思う。
    私もいつも読ませていただいています。
    管理人さん、ありがとうございます!

  7. アル中家庭で育った子供をアダルトチルドレンというらしい。母親のことが出て来ないけどアル中夫から逃げられない共依存なのでしょうか。この相談者さんは自分が何か悪いことをしているような気持ちでいるとしたら、それも共依存と言えるのかも。
    私もアル中夫に散々ひどい目にあいました。当時は回りの人が、私のせいだと思ってるんじゃないかとか思ったりしてました。この人には、あなたは被害者で何も悪く無いし、もっと自分を大切にしてねって言ってあげたい

  8. 加藤先生・大原先生を呼び捨てにするのはやめてほしいです。聞く力とかの著書を引き合いに出すのも変です

  9. 怒りとの付き合い方、ですかね。咄嗟に言うべき時に怒りを出す人は少ない。多くは自分の下にもっと不幸な人を作って、それこそ「現実否認」する。相談者の両親もそうだろう。怒りを一旦箱にしまって脇に置く。その生き方は別に恥ではない。

  10. 明らかに異常な家族を「これが普通なんだ」と思って育つと、周りとの違和感に戸惑ってしまうもの
    周りのみんなはどうしてあんなにお気楽なんだろうっていら立つ気持ちも、周りに合わせて自分がどんどん疲れていく感覚も、実体験としてとてもよくわかる

    まずは「家族が異常だったってことに気づけてよかったじゃん」だし、怒りの気持ち、反発心はとりあえず持っていい
    そのうえで、怒りや反発心にとらわれてても人生はつまらない、自分がハッピーになれることをしようと思えるようになれば、一歩踏み出せる
    相談者はそのスタートラインに既に立ってるし、理解のある祖父母の存在に感謝しながら、大学生の間に自分を作り直してほしい

    かく言う自分自身、相談者と同じ時分に、親との関係に悩み、周囲との関係に悩んで、自分はなんかおかしいと違和感を感じて、ふと本屋でタイトルにひかれて手に取ったのが、加藤諦三著「親離れできれば生きることは楽になる」って本だった
    今日の相談者は直接加藤先生の謦咳に接することができて、オンエア以外の部分でも数々の気づきを得られたろうし、それは一生の財産だと思ってほしい

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