アル中の怒声に耐える少女が現実否認をやめたからこその怒り。次は過去の梱包

テレフォン人生相談 2022年2月14日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女21歳 大学生 独身 祖父母(83歳と85歳)と同居中

今日の一言: 現実否認は、膨大な生きるエネルギーを消費します。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい・・はい、もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい

加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。

相談者:
えっと、21歳です。

加藤諦三:
21歳。独身ですか?それとも結婚してんですか?

相談者:
あ、えっと独身です。

加藤諦三:
独身ですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすっと今は、ご両親と一緒に暮らしてんの?

相談者:
今は、祖父母宅で、暮らしています。

加藤諦三:
祖父母はおいくつですか?

相談者:
80う・・3歳と・・

加藤諦三:
はい

相談者:
85歳です。

加藤諦三:
はい、分かりました。
そいでどんな相談ですか?

相談者:
子供の、頃からの、

加藤諦三:
はい

相談者:
家族・・とのお・・いざこざあ・・が、

加藤諦三:
うん

相談者:
あって。

加藤諦三:
うん

相談者:
そのせいにしてしまって、なかなか人生を・・受け入れられなくて。
もう、自立をしなきゃいけないのになかなか・・

加藤諦三:
うん

相談者:
現実逃避ばっかりしてしまって、先に進めなく、なってます。

加藤諦三:
ふん
具体的に言うと今・・どんなことがあって、こうなってるわけ?

相談者:
大学に、進学う、したあ、頃くらいまでは、

加藤諦三:
うん

相談者:
両親、と一緒に、暮らしてたんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
うつ病というか、

加藤諦三:
うん

相談者:
学校に通えなくなったり・・

加藤諦三:
うん

相談者:
食べ吐きを繰り返したりが・・して。

加藤諦三:
学校に、通えなくなったっていうことは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
休学しなきゃなら、なくなったとか、そういうようなこと?

相談者:
授業自体は、ちゃんと、通ってはいるんですけど。

加藤諦三:
あ、授業自体はちゃんと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
友達は?

相談者:
大学う、に友達は、いたんですけど、
そんとき自分でも、家族のことで悩んでるとか、分かってなくて。
なんかみんなが・・

加藤諦三:
うん

相談者:
楽しそうにしてるのが、ほんとは・・学生だから当たり前なんですけど。なんか許せなかったというか。
自分だけ、みんなが悩んでるほうの悩み・・じゃなくて、こんな家族の話、は、誰も、話さないものだから。

加藤諦三:
あああ、あーあ
要するにい・・

相談者:
うん

加藤諦三:
なんか、違った世界の人のような感じね?

相談者:
あ・・そうです、全員が。

加藤諦三:
それで、うつ病、という、言葉を言ったのはあなたが、朝、起きて学校へ行く気がしない、

相談者:
はい

加藤諦三:
ま、鬱じゃないか?というようなことで、別に病院へ行ってうつ病と診断されたとかっていうことではないんですね?

相談者:
病院へ行くほどでもないなというふうに、ほんとにそういうふうに思っていて。

加藤諦三:
うん

相談者:
食べたり吐いたりもしていたので、行こうかなというふうには言ってはいたんですけど、
祖父母宅に、居場所、を、移したあとに、

加藤諦三:
うん

相談者:
祖父母が心配してくれて、一緒に、初めて病院に行ったって、感じです。

加藤諦三:
祖父母のとこに出るきっかけはなんだったんですか?

相談者:
実家で、ほとんどもう、昼夜逆転みたいな、生活を繰り返して、いたときに・・漸く、父親?・・

加藤諦三:
うん

相談者:
への怒りが湧いて来て、
何十年かぶりに、怒ったんです、物凄く。

加藤諦三:
ええ

相談者:
で、それまで・・何を怒らなかったかっていうと、

加藤諦三:
うん

相談者:
その、父親が、アルコール依存症、みたいな感じで(震え声)、暴力はないんですけど・・声を発しちゃうみたいな、大きい声で、

加藤諦三:
うん

相談者:
この、お酒を飲みすぎてるので、自分が何をやってるかとかもう分かんなくなってしまっていて。

加藤諦三:
うん
怒りが、湧いたっていうのは、あなたここで本当に自分の自我に目覚めたんですよね。

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
うん

相談者:
ええ

加藤諦三:
これはあのお、良かったです。

相談者:
うん

加藤諦三:
ここで怒りが・・表現できないと、さっきあなた言ったうつ病になるんですよね。

相談者:
ああ

加藤諦三:
それで、

相談者:
はい

加藤諦三:
今日の相談というのはどういうことですか?

相談者:
本当に、この、2年間くらい、祖父母の家にいたときに、

加藤諦三:
うん

相談者:
漸く自分の人生だって分かって、いるのに、過去お、に、こういうことがなかったらとか、自分の人生、のためだけに使えるから、こういう、選択肢をしただろうとかいうふうにずっと考えちゃって。

加藤諦三:
うん

相談者:
もうそろそろ、先を見なきゃいけない時期、になってるのに、

加藤諦三:
うん

相談者:
怒ってばっかりというか、また現実逃避を・・&#

加藤諦三:
でも怒ってばっかりっていうのは・・変な言い方だけど、すごくいいことだよね?

相談者:
あー、&#△%

加藤諦三:
自分の怒りを表現できてるわけだから。

相談者:
はい・・◆#$

加藤諦三:
ただ・・発散してるだけで、

相談者:
はい

加藤諦三:
それが生産的なことに・・結びついていないことですよね?今ね?

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、このときこういう状態の中でどう生きたらいいか?っていうことですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました。
今日は、

相談者:
はい

加藤諦三:
幼児教育研究の大原敬子先生が・・いらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
お話を伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「アル中の怒声に耐える少女が現実否認をやめたからこその怒り。次は過去の梱包」への23件のフィードバック

  1. また出たよ!大原の動物占いまがいのごまかし答弁!
    いつも思うんだが、そんなに加藤、大原が素晴らしいなら他の情報番組でも話題に出そうだが、テレ人以外では全く聞かないよな~
    聞く力とか雑談力とかいろんな本がベストセラーを飾るが、加藤、大原は箸にも棒にもかからないじゃん(笑)
    リスナーも、同じことしか言わない加藤、大原のおかしさに気づいたから相談の電話が激減、常連のヤラセでつなぐ始末。そこまでして2人はしがみつきたいか?
    加藤大原真理教に騙されるのはよほどの崇拝者と情弱(笑)

    1. 先生方を呼び捨て、批判するなら聞かなきゃいいのに。
      コメント欄に一番初めに批判するのはやめて欲しい。

    2. ヤラセはないってここでも言っているのに?
      どうせ5chに書き込んでも誰も相手にされないから
      わざと書き込んでいるのか、ふーん

      1. 同じ声の相談者が設定を変えて何度も電話かけてくるのを、お前はどう説明するんだい?

          1. そんなあかはたやせいきょうしんぶんみたいなもん信じねえよ、ばーか

    3. 貴方には宗教に見えるのかもしれませんが、加藤、大原両先生の言葉に救われ、導かれて充実した人生を切り拓いたリスナーは少なくないはずです。人生の諸問題に逃げずに正面から立ち向かう。このシンプルで前向きなメッセージを素直に受け取れるかどうかが幸不幸の別れ道だと思います。

  2. この相談者さんと似たような環境で育ったので、感覚としてよくわかりました。
    先生方の回答も、感覚的にすっと入ってきました。
    その時の感情を箱にしまっておいてもいいんですね。なんとかしなきゃいけないのかと思い、でも感情的には苦しくてなんともできないので、いつもモヤモヤしてました。
    一旦箱にしまって、今の目の前のことに気持ちを向けて、楽しんで生きようと思えました。
    ありがとうございました。

  3. リアルタイムで聞いてましたが、よくわかりましたし、自分にも当てはまる回答だなぁと思いました。相談者さんの気持ちが軽くなって前に進めたら、、とおもいます。

  4. 大学生ということですが、3年生かなあ?先週も大学生が相談に来ていましたが、あと1年精一杯頑張って、内定獲得、就職して欲しいですねえ。

    1. 就職の話は相談に全く関係ないだろ。
      理解出来なかった話にも無理矢理コメント残そうとするからそういうトンチンカンなことになるのでは。

      1. 親への怒りをエネルギーにして勉学も就職も頑張れという意味だろ。大学生なら就職がついて回るだろ。怒りをエネルギーにして大成功したアスリートもいたよね

        1. 北のあのお方がそこまで考えて書いてるわけないと思う。
          過食嘔吐の症状まで出てる人に対して頑張れという内容も微妙。

  5. こんにちは。いつも、書き起こしサイトを読ませていただき、ありがとうございます。
    私は四十代ですが
    相談者さんのきもちが、本当に、よくわかり共感しました。
    相談者さんは、怒りが表現できて良かった!
    摂食しょうがいは大変だけど、気長に向き合えたらいいなあ。
    若い相談者さんに、楽しいことや嬉しいことがきっと、必ず待っている。きっと、自分を責めずに好きになってほしいな。
    管理人さま、ありがとうございます。😌


  6. さんに共鳴です。
    相談をして心がすこし解放されたのではと
    思います!
    抜苦与楽。
    動物の例えが出ようと、苦しみを抜いて
    楽にさせることがまず大事と思う。
    私もいつも読ませていただいています。
    管理人さん、ありがとうございます!

  7. アル中家庭で育った子供をアダルトチルドレンというらしい。母親のことが出て来ないけどアル中夫から逃げられない共依存なのでしょうか。この相談者さんは自分が何か悪いことをしているような気持ちでいるとしたら、それも共依存と言えるのかも。
    私もアル中夫に散々ひどい目にあいました。当時は回りの人が、私のせいだと思ってるんじゃないかとか思ったりしてました。この人には、あなたは被害者で何も悪く無いし、もっと自分を大切にしてねって言ってあげたい

  8. 加藤先生・大原先生を呼び捨てにするのはやめてほしいです。聞く力とかの著書を引き合いに出すのも変です

  9. 怒りとの付き合い方、ですかね。咄嗟に言うべき時に怒りを出す人は少ない。多くは自分の下にもっと不幸な人を作って、それこそ「現実否認」する。相談者の両親もそうだろう。怒りを一旦箱にしまって脇に置く。その生き方は別に恥ではない。

  10. 明らかに異常な家族を「これが普通なんだ」と思って育つと、周りとの違和感に戸惑ってしまうもの
    周りのみんなはどうしてあんなにお気楽なんだろうっていら立つ気持ちも、周りに合わせて自分がどんどん疲れていく感覚も、実体験としてとてもよくわかる

    まずは「家族が異常だったってことに気づけてよかったじゃん」だし、怒りの気持ち、反発心はとりあえず持っていい
    そのうえで、怒りや反発心にとらわれてても人生はつまらない、自分がハッピーになれることをしようと思えるようになれば、一歩踏み出せる
    相談者はそのスタートラインに既に立ってるし、理解のある祖父母の存在に感謝しながら、大学生の間に自分を作り直してほしい

    かく言う自分自身、相談者と同じ時分に、親との関係に悩み、周囲との関係に悩んで、自分はなんかおかしいと違和感を感じて、ふと本屋でタイトルにひかれて手に取ったのが、加藤諦三著「親離れできれば生きることは楽になる」って本だった
    今日の相談者は直接加藤先生の謦咳に接することができて、オンエア以外の部分でも数々の気づきを得られたろうし、それは一生の財産だと思ってほしい

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