「私いりません」は通用しない。お荷物を背負わないための相続放棄

テレフォン人生相談 2022年3月9日 水曜日

パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 大迫恵美子(弁護士)

相談者: 男58歳独身 母85歳施設入所中 父は他界している 妹が1人いる 母は6人きょうだい (兄、姉、姉、母、妹、弟)母と弟(叔父)のみ存命

玉置妙憂:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ・・お世話になります。よろしくお願いします。

玉置妙憂:
よろしくお願いいたしまあす。
えー、さて、今日はどのようなご相談でしょうか?

相談者:
伯母あ、のことでですね、

玉置妙憂:
親戚・・

相談者:
亡くなった場合の相続に関してちょっとお訊きしたいと思いまして。

玉置妙憂:
あー・・はい、えー、では、あなた様のご年齢から、お伺いしてよろしいですか?

相談者:
えーと58歳です。はい

玉置妙憂:
え、ご家族構成はどんなようになってらっしゃるんでしょうか?

相談者:
えーと、わたしは独身です。
母親はあ、施設のほうに入居しています。

玉置妙憂:
おいくつですか?

相談者:
えーと85です。

玉置妙憂:
で、お父さまは?

相談者:
亡くなっています。

玉置妙憂:
じゃ、伯母さんというのは?

相談者:
えーと、わたしの母の、姉にあたります。

玉置妙憂:
で、お母さんの、じゃあ、ごきょうだいからお伺いしようと思うんですが、お母さんは何人きょうだいでいらっしゃるんですか?

相談者:
えー、と、6人きょうだいです。

玉置妙憂:
6人で?

相談者:
はい

玉置妙憂:
じゃ、上からちょっと教えてください。

相談者:
で、上から男、で、次があ・・伯母にあたりますね。

玉置妙憂:
次が伯母さん。今日の、ご相談の方ね?

相談者:
そうですね、はい

玉置妙憂:
はい、はい・・はい

相談者:
次も・・があ・・女性ですね。&#△

玉置妙憂:
はい、女性?、はい

相談者:
で、次も女性。

玉置妙憂:
女性、はい

相談者:
と、次も女性ですね。

玉置妙憂:
女性で、はい

相談者:
でえ、男。

玉置妙憂:
じゃ、この中っでお母さんどれですかね?

相談者:
えーと1、2、3番目ですね。

玉置妙憂:
3番目?、で、このごきょうだいの方々皆さまご存命ですか?

相談者:
うちの母と、叔父ですね。

玉置妙憂:
叔父さん?、えっと一番上の?

相談者:
2人目ですね。え、下の・・下で。

玉置妙憂:
一番下の叔父さんだけ?

相談者:
あはい

玉置妙憂:
あとは、皆さん亡くなられている?

相談者:
亡くなってますね、ええ

玉置妙憂:
伯母さん、は生きてますよね?でも。

相談者:
ん・・

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
はい、はい、あそうですね、はい

玉置妙憂:
ね?、今、ご存命の、お、ま、今日のご相談の伯母さまと、えーと、それから、一番下の叔父さまは、えーと結婚なさってるんですか?

相談者:
えーと、伯母は、

玉置妙憂:
うん

相談者:
えー、旦那さんお亡くなりましたね。はい

玉置妙憂:
では、お子さんは?

相談者:
は(わ)、いないですね。

玉置妙憂:
うん、下の、叔父ちゃんはどうでしょ?

相談者:
結婚してます。

玉置妙憂:
お子さんは?

相談者:
は(わ)あ、いないですね。

玉置妙憂:
ちなみに一番下の叔父さま、おいくつぐらいでしょうか?

相談者:
えーと、70う、3ですね。

玉置妙憂:
次は、あの、あなた様のごきょうだいは?・・どうですか?

相談者:
えーと、妹が1人います。

玉置妙憂:
えー・・

相談者:
あ、姉が、いましたけども亡くなりました。

玉置妙憂:
あ、えー、それで?、伯母さまが亡くなられたときの相続という話ですが、その辺りを、詳しく。

相談者:
今、伯母があのお、施設のほうに入居してまして。でえ・・

玉置妙憂:
それは何年ぐらい前からですか?

相談者:
&#、8年前ですね。

玉置妙憂:
8年ぐらい前から。

相談者:
あはい

玉置妙憂:
で、その間(かん)の、あー、手続きですとか、そういうのは全部あなた様がやってらっしゃったという、うん

相談者:
え、あの、通帳のほうを管理しまして。

玉置妙憂:
はい

相談者:
ええ、支払い等々もしてました。

玉置妙憂:
はい

相談者:
で、去年、え、旦那さんのほうが亡くなりまして。

玉置妙憂:
はい

相談者:
で、そのときの手続き等も、あのお、してま、してる中で、こと、今年になって、あのお

玉置妙憂:
はい

相談者:
農業ずっとやってましたので。農業、それからずっともう、その農作業というのもしてなかったもので。

玉置妙憂:
はい

相談者:
土地の地目変更の手続きをしてほしいと・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
いう、書類が来ましてですね。

玉置妙憂:
は、それは役所とかからですか?

相談者:
そうですね。

玉置妙憂:
はい

相談者:
ま、今まではそのお、伯母の入退院とか・・今の生活するためにい、の手続きはわたしができたんですけども。
要はその財産に関わる分で、そういう手続き等が発生しましたのでね。

玉置妙憂:
はい

相談者:
えーと、今はもう、後見人さんのほうにその、いた、通帳とかそういうのを管理してもらってる・・

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
ま、状況なんですよね。

玉置妙憂:
はい

相談者:
病院のほうからですね、

玉置妙憂:
はい

相談者:
&#△%来まして。
ま、高齢で、す、し、認知症になってもう・・え、数年経ってるので、「そろそろもう、最後の部分のことを考えておいてほしい」という・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
ま、話がありまして。

玉置妙憂:
はい

相談者:
ま、「ここ数ヶ月の間ですよ」という話がありましたので。

玉置妙憂:
あ、そんなお話もあったんですね。

相談者:
ええ、伯母1人ですので。

玉置妙憂:
はい

相談者:
ま、わたしのお、近い親戚の、人たちとも相談しまして。

玉置妙憂:
はい

相談者:
財産もあるし。

玉置妙憂:
うん

相談者:
親族のほうは、関わりたくないという話が出て来たんですよね。
で、ま

玉置妙憂:
ちなみ、うん

相談者:
葬式に関する費用に関しては、まあ、身内だけで、できる範囲の中で、

玉置妙憂:
うん

相談者:
ま、やることはできるけど、まあ、相続に関することはあ、ま、関わりたくないっていう話が出たんで。

玉置妙憂:
はい

相談者:
そうなった場合のその、相続う、ま、手続きしない・・

玉置妙憂:
うん

相談者:
かった場合ですね、

玉置妙憂:
うん

相談者:
どういうふうな、えー、流れになるものなのか?

玉置妙憂:
あー

相談者:
できるものなのか?

玉置妙憂:
ちなみに、その財産の内容って、ま、農業していた土地はありますけど、ほか何かあるんですか?

相談者:
はい・・あー、山ですね。森林

玉置妙憂:
山?、あとは?

相談者:
現金ですね、はい

玉置妙憂:
うん
あと、家とかもですか?

相談者:
そうですね、はい

玉置妙憂:
うん
じゃ、結構・・持ってらっしゃる感じなんですね?

相談者:
え、そうですね、はい

玉置妙憂:
でも、先ほどあの、後見人立てられたって話、ですが、

相談者:
えー、はい

玉置妙憂:
えっと、後見人さんはそこまでや、ってくださらないんですかね?

相談者:
「生きてる」だけ、い、「うちはその管理はしますけども、亡くなった場合はわたしらがそこで・・何もできません」ていうことで・・

玉置妙憂:
うーん、うーん

相談者:
したんでね。

玉置妙憂:
そうなんですね。

相談者:
ええ

玉置妙憂:
で、えーと、一世代前、要するにお母さま・・のところですけども、えっと、実際に、あなた様のお母さま、まだご存命で、

相談者:
はい

玉置妙憂:
あと、73歳の叔父さまが・・あの、要するに伯母さんの、ごきょうだいですけど。

相談者:
そうですね、はい

玉置妙憂:
うん
その方々も、あのもう、関わりたくないって感じで
・・

相談者:
そうですね、ええ

玉置妙憂:
あー、そうなんですね。

相談者:
はい

玉置妙憂:
それで・・まあ、あの少し・・え、手続き等で、面倒看てらっしゃったあなたのところに・・ま、被って来そうだと。

相談者:
そうですね、はい

玉置妙憂:
まあ、何も動かなければ、一体どうなって行くんだろう?

相談者:
え、そうですね。ええ

玉置妙憂:
ということなんですね?

相談者:
はい、あ、ま、きょうだいである、あ、母とか、

玉置妙憂:
はい

相談者:
ま、叔父が・・一番のまず、相続の・・

玉置妙憂:
はい

相談者:
&#△に、当たると思うんですけども。

玉置妙憂:
うん、うん

相談者:
自動的にそちらのほうに、なんらかの形で書類で、

玉置妙憂:
うん

相談者:
来て、ま、アクション起こしてくださいって来るもんなのか?

玉置妙憂:
はい、はい

相談者:
はたまた、こちらのほうで、逆に動いて、まあ、相続放棄、ていうか、だ、なんかいい形?、があるもの、かどうかですね。

玉置妙憂:
相続放棄、あー

相談者:
その辺をちょっとお訊きしたいなと思いまして。

玉置妙憂:
じゃ、相続放棄をしたい、ていうご希望なんですか?

相談者:
あはい

玉置妙憂:
あー、そうなんですね。そ・・

相談者:
ええ、ま、その、叔父、とも話(はなし)したんですけども、

玉置妙憂:
はい

相談者:
ま、放棄したいと、関わりたくないと(苦笑)・・

玉置妙憂:
うーん

相談者:
いう話だったんで、なあ、どういう形を取ったら一番いいものなのかどうか?

玉置妙憂:
あー、そうなんですね。

相談者:
ええ

玉置妙憂:
分かりました。
ま、ちなみに相続放棄したいのは、非常に面倒なご関係だったんですか?

相談者:
・・いえ、そういうわけじゃないです。

玉置妙憂:
うん、ん

相談者:
要は、あの、山とか、

玉置妙憂:
はい

相談者:
あの、畑とかと、田んぼの土地とか、

玉置妙憂:
はい

相談者:
ま・・そういうのを相続した場合、当然、固定資産税とかいうのも、

玉置妙憂:
あーなるほ・・

相談者:
掛かって来るわけですし。

玉置妙憂:
あーそうですよね。

相談者:
これからなんか、利用できる物であればいいんだろうけども。

玉置妙憂:
うーん

相談者:
ま、ただ放っておくのも、い、ん、相続したところで、いずれ・・またそれも、放棄っていうか、放棄つうかな?、あのお、なんかする場合にも手続き等々・・煩雑でなるんであれば、もう、1回に、できる物であれば、

玉置妙憂:
うーん

相談者:
した方、&#△%、おいた、いたいなということで。

玉置妙憂:
あー、分かりました。
えー、では、この問題にお答えいただきます先生をお呼びしたいと思います。

相談者:
はい

玉置妙憂:
え、弁護士の大迫恵美子先生です。

(回答者に交代)


「「私いりません」は通用しない。お荷物を背負わないための相続放棄」への2件のフィードバック

  1. 終活も、相続も難しいなあというのが正直ですが、少し料金が掛かっても法律事務所、いわゆる弁護士に頼んでみるのも手なのかなあと思います。
    遠隔地の方もいらっしゃるとなれば、テレビCMで出てくるよう全国ネットの事務所に当たってみたらと思います。手続きは早く、そして円満に。

  2. ボイスレコーダーでも使ってるのかな?
    って思ってしまう位、聴きづらかった・・・です。

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