バーチャル空間の失敗にリアルのごとく落ち込むツイッタラーに苦行の「見ない」

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
こんにちは

大原敬子:
あのね?、今、あたしは、「ああ、あなたは話せば分かる子じゃないかな?」と思ったのは・・

相談者:
はい

大原敬子:
冒頭ですね、加藤先生が「23歳ですか?」、「結婚していませんか?」って言ったら・・

相談者:
はい

大原敬子:
「もちろんしてません」って、ちゃんと自分で・・しかも、笑いながら(苦笑)、「まだ23歳で、結婚なんて」っていうような・・意識を持ってる方なんです。あなたは。

相談者:
あ、はい

大原敬子:
ところが、人間関係っていうのかね、特にですね、今回みたいTwitterとかって、現実の社会ではなくって、

相談者:
はい

大原敬子:
擬似。
要するに、現実の社会ってのは、対面で会う、1対1で会う、触れる。

相談者:
はい

大原敬子:
それが現実社会、だから、「もちろん僕は23歳、結婚してませんよ」っていうのは、現実のキミなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
その頭と、

相談者:
はい

大原敬子:
もう1つはTwitterの中の・・あなた。

相談者:
はい

大原敬子:
それがあなたのすべての人間関係って思ってしまう・・擬似的社会に怖いんですね。

相談者:
はい

大原敬子:
まずあなた、2つに頭に分かれてるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
でね?訊きたいのは、ふっとね、あなた、ポロっと言ってるんですよ。
「いやいやいや、友だちが」とかね?

相談者:
はい

大原敬子:
「身近な人が」とか、「周囲」って、この周囲っていうのは、あなたが現実に会っている・・人たちなのか?
それとも・・

相談者:
はい

大原敬子:
Twitterで、交信している、方々を言ってるの?

相談者:
はい

大原敬子:
じゃあ、身近で会ってる人とは違うんですね?

相談者:
はい

大原敬子:
Twitterの世界ですよね?

相談者:
はい

大原敬子:
それが、あなた自身を混濁さしてんです。

相談者:
はい

大原敬子:
大事なことっていうのは、Twitterの社会は、

相談者:
はい

大原敬子:
あくまでもTwitterって頭で、いれてなければ。

相談者:
はい

大原敬子:
それを現実とあなたは混乱してるんじゃないかな?違います?

相談者:
混乱、して、今、こういう状況になってます。

大原敬子:
混乱することないのよ。

相談者:
・・はい

大原敬子:
でも、「ないのよ」って言っても、あなた納得しないので、綺麗に、こう、整理していきますね?

相談者:
はい

大原敬子:
まずですね、あなたがやってしまったこと。
これは、

相談者:
はい

大原敬子:
Twitterの社会でも・・現実の社会でも、言ってしまうことがあるんです。誰でもが。

相談者:
はい・・はい

大原敬子:
そのときに、「どうしよう」と思ったときに、自分の中で、落ち込むって意味は、自分の、美意識の執着なんです。

相談者:
はい

大原敬子:
「こう思われたら、どうしよう?」とか。

相談者:
はい

大原敬子:
「きっと、こう思ったんじゃないかな?、あの人は」、と。

相談者:
はい

大原敬子:
「嫌だな、違うのに。なんで自分はしてしまったんだろう。」

相談者:
はい

大原敬子:
「あの人もこの人も、みんな、自分をそのように捉えてるんじゃないかな?」って、思って、事実の自分はやってしまったんだけども、

相談者:
はい

大原敬子:
でも、そんな軽々なことやってしまった失敗に、自分が、嫌になってしまうんです。

相談者:
はい

大原敬子:
これは・・Twitterの社会でも・・現実の社会でも、こういうことを人は学んで行って、

相談者:
はい

大原敬子:
生きる知恵をつけるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
これ、誰もがやるんです。
それを、

相談者:
はい

大原敬子:
何度も、何度も、繰り返すの、おバカさん。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、「嫌だなあ」って、「僕はそうじゃなかったのに」って、「あれしまった、喋っちゃったな」ってのは、Twitterでも、現実でも、みなさん、やってしまうんです。

相談者:
はい

大原敬子:
じゃ、どうするか?って。

相談者:
はい

大原敬子:
絶対に動かないことです。

相談者:
・・はい

大原敬子:
時を置くことです。

相談者:
はい

大原敬子:
Twitterは、何度来ても、放っとく。

相談者:
はい

大原敬子:
伏せる、動かない・・心を捨てる。そいでどうなるかというと、人の噂もってよく言うでしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
「あいつはねえ」って、

相談者:
はい

大原敬子:
君はそれで苦しんでるんでしょ?今。

相談者:
はい

大原敬子:
それを、消すにはどうしたらいいか?というと、

相談者:
はい

大原敬子:
Twitterの社会では、もう、発信しない。

相談者:
はい

大原敬子:
もう、しばらく放っとく。

相談者:
はい

大原敬子:
「あいつ、どうしたんだい?、いなくなっちゃったね」っても放っとく。

相談者:
はい

大原敬子:
そうすっと人はどうなるか?というと、だんだん、だんだん?・・忘れて行くんです。

相談者:
はい

大原敬子:
つまり、こういう状態で「やってしまった」って。「恥ずかしいな」ってときには・・これが・・次の今後の次の糧にしようと思って・・

相談者:
はい

大原敬子:
動いちゃいけない。

相談者:
はい

大原敬子:
分かった?

相談者:
はい

大原敬子:
時を置く。
時間を置く。

相談者:
はい

大原敬子:
そうすると・・あなたが「嫌だ」っていうこの執着が消えて来ます。

相談者:
はい

大原敬子:
経験を活かすか活かさないかの人間は、

相談者:
はい

大原敬子:
「そうか、じゃあ、じっとしてよう」ってしてますね?

相談者:
はい

大原敬子:
そしたら何も、事がなかったようになってしまう。「あの嵐のように感じた自分の感情はなんだろう?」と思ってしまいます。

相談者:
はい

大原敬子:
痛みが瞬時忘れる人はまたおんなじことするんです。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたは今回・・辛かったでしょう?

相談者:
辛かったです。

大原敬子:
辛かった。そしたら、もう、この思いしたくないわよね?

相談者:
はい。もうなんかこういうことをやりたくない、と思・・

大原敬子:
と思ったわね?

相談者:
はい

大原敬子:
これは・・あって良かったんです実は。
こんなこともね、

相談者:
あって良かった?

大原敬子:
そうですよ?・・取り返しのつかないことがこれから出て来るんです、大人になるってことは。

相談者:
はい

大原敬子:
でも、こんなことで、もうこんなことです、はっきり言って。

相談者:
はい

大原敬子:
ね?・・「終わって、良かったな」と。

相談者:
はい

大原敬子:
ただし、「この経験は、絶対に、自分の知恵として残しておこう」と。

相談者:
はい

大原敬子:
「軽々に、言わないでいよう」って。

相談者:
はい

大原敬子:
そして、もし万が一、

相談者:
はい

大原敬子:
また、違うことで繰り返したときは、もう、何かあっても感情が怖くなるんですね、不安で。

相談者:
はい

大原敬子:
その感情を抑えることには・・時を待つこと。

相談者:
はい

大原敬子:
動かないこと。

相談者:
・・はい

大原敬子:
もっと言うと、捨てること。

相談者:
はい

大原敬子:
そして、「こんな僕、あんな僕」も考えないこと。

相談者:
はい

大原敬子:
今日、今、やることです。

相談者:
はい

大原敬子:
人間ってこの執着のある人っていうのはね?、今日やることやってないんです。

相談者:
はい

大原敬子:
君、今日、今から・・優先順位、何、今、し、しなきゃいけない?なんかやること残ってませんか?何か。

相談者:
パッと思いつくのは、例えば、アルバイトするっていうことは。

大原敬子:
す、そう・・じゃあ、それを、一生懸命すること。
それから次は?

相談者:
あとは・・ご飯食べたり、

大原敬子:
(苦笑)ご飯食べたり、そうね?食べなければね?ううん、食べる力があるんだ、はい

相談者:
それから、あとは・・SNS以外?・・

大原敬子:
うん

相談者:
Twitter以外で、本読んだりとか、

大原敬子:
うん

相談者:
ま、それこそ・・ラジオ聴いたりとか。

大原敬子:
いいですねえ、ラジオ聴く、

相談者:
はい

大原敬子:
音楽聴く、

相談者:
ラジオと、SNSとかで、一緒にこう結びついて・・

大原敬子:
いや!そのとき今訊きたかったのは、時を置くってことは、SNSを

相談者:
はい

大原敬子:
見ないってことです。

相談者:
はい

大原敬子:
できますか?

相談者:
頑張ります。

大原敬子:
見なければ・・

相談者:
はい

大原敬子:
この、あなたの落ち込みも消えます。

相談者:
はい

大原敬子:
それが「見たいな」と思うときは、「あ、僕はやっぱり、擬似社会で生きてるんだ」、と思って?

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが・・今、まさに、あなた現実&#△、「まず、ご飯を食べて」って。

相談者:
はい

大原敬子:
ご飯を食べること。

相談者:
はい

大原敬子:
それから「23歳?」ったら、「いや、まだ、もちろん結婚してませんよ」って言える・・今のあなたの、年齢に、応じた、

相談者:
はい

大原敬子:
今の、現実の社会に生きることです。

相談者:
はい

大原敬子:
アルバイト?、ラジオ聴く。音楽聴く?、ただし・・

相談者:
はい

大原敬子:
この、SNSは、しばらく、触れない。

相談者:
はい

大原敬子:
使わない。

相談者:
はい

大原敬子:
見ない。

相談者:
はい

大原敬子:
これを、1週間から10日待ってると・・

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが落ち込んだのが「なんだろな?」って気づきます。

相談者:
はい

大原敬子:
必ず気づきます。

相談者:
はい

大原敬子:
そのときに、「こういう怖さがあったんだな」って気づきます。

相談者:
はい

大原敬子:
分かりました?・・だから、

相談者:
はい

大原敬子:
これは、こういう経験があって良かったんです。

相談者:
はい

大原敬子:
現実の社会で、ペラペラ、ペラペラ喋って失敗する場合もありますもんね?

相談者:
はい

大原敬子:
それも、あなたは、SNSで学んだんですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
23歳っていうのはいろんなことでこれから学びます。
まさかと思ったことが起きるんです。

相談者:
はい

大原敬子:
そのときに、自分が、どう対処するかが・・若者のあなた達が学ぶことなんです。

相談者:
はい

大原敬子:
これは、落ち込むどころが大丈夫ですので、まずは、なんだっけ?一番大事なことは。

相談者:
SNSを・・

大原敬子:
うん

相談者:
やらない、見ない。

大原敬子:
いや、そうです、見ない。
それだけでいいんです。

相談者:
そして、まあ、10日間とか1週間ぐらいは、

大原敬子:
うん

相談者:
長あく、して、それで見たら、もう、あ、もう、「これは、またやってしまうんだな?」っていう自分を自覚したほうがいいか・・

大原敬子:
すごい、か、そうです。
SNSが悪いんじゃないですけども。

相談者:
はい

大原敬子:
こんなふうに落ち込んでしまって、

相談者:
はい

大原敬子:
自分の人生、23歳を潰すの嫌でしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
そしたら・・SNSをうまく飲み込む。

相談者:
はい

大原敬子:
あなたが飲んでしまう。

相談者:
はい

大原敬子:
で、対応する人間になってください。

相談者:
はい

大原敬子:
分かりました?

相談者:
・・

大原敬子:
なんかありますか?

相談者:
もしですけどお、

大原敬子:
うん

相談者:
その、SNS?

大原敬子:
うん

相談者:
知り合いの人には、どう向き合ったらいいのかな?っていうのは、最後に訊きたいです。

大原敬子:
はい
しばらく放っとく。

相談者:
はい

大原敬子:
君が立ち上がれたときに・・新しい自分としてしなさい?

相談者:
はい

大原敬子:
今、ぐらついてるときは絶対ダメですよ。

相談者:
はい

大原敬子:
それが知恵です。

相談者:
はい

大原敬子:
分かりました?

相談者:
はい

大原敬子:
できます?

相談者:
できます。

大原敬子:
はい、頑張ってください。

相談者:
ありがとうございました。

大原敬子:
加藤センセ・・はい
加藤先生に代わりますね。

(再びパーソナリティ)


「バーチャル空間の失敗にリアルのごとく落ち込むツイッタラーに苦行の「見ない」」への12件のフィードバック

  1. この相談者さんはSNS は見るだけにした方がいい。あるいは、何度も不愉快な思いや失敗をしながら「発信していいこと、悪いこと」や「批判を気にしない強さ」を身に付けていくか、ですね。ただ、後者はこの方には難しそうだと思うので、見るだけに徹して心穏やかに日々を過ごしていく方がいいのでは?

  2. どうやったらまたSNSが出来るようになりますか?という質問にギャフン!となった。そこ?!
    それにしても濃厚接触者になった、でも出かけたとイチイチツィートするって誰得なのだろうか。
    呟かねば死んでしまうのか。
    おばちゃんには理解不能だった。

  3. 何を悩んでいるのかな?Twitter で顔も知らない人から批判されただけなんでしょう? 別に現実的な被害はありませんよね? 言ってるほうも送信したとたんに忘れてますよ。そんなこと投稿した相談者も うかつでしたけどね。絶対突っ込まれるとわかりそうなもんだけど。

  4. 「悩みを顕微鏡で見ない」← いいですねえ👍 ざぶとん10枚‼️

  5. 加藤先生の「だけどそれは無責任な行動ですよね?」という駄目押しが、それは本当の事なのだから仕方ないでしょうという、自分のしたことをきちんと認めて、耐えるという事が立ち直る一番の近道だと感じました。

  6. クリーンハンズの原則から、本来受けてはいけない相談というのが正直な感想です。
    濃厚接触者時の外出はもってのほかだが、SNSで言ってしまうのも考え物だろう。

    1. 濃厚接触者の外出は倫理・衛生的にNGなだけで法に触れるわけじゃないし本人も法の尊重・保護を求めてるわけじゃないので、クリーンハンズの原則には当てはまらないです。

  7. まずこんな事ぐらいで悩みのかなーと思いました。現代のSNSが普及したネット社会ならではの悩みなんでしょうね。確かに心ない誹謗中傷は傷つきますがそもそも濃厚接触者は自宅待機が原則なので、外出した事もわざわざツィートしなければばれなかったのでは?いつもの癖でついついつぶやいてしまったんでしょうね。少々依存ぎみだったようなのでしばらくSNSから離れてみるのはいいアドバイスだったと思います。

  8. ほんとに、見ないでいれるのかなあ?我慢できると
    いいけど・・。禁煙ぐらいむつかしいのかな?
    依存症だとしたら。
    「批判されても動じない」そうなればのめりこまずに
    楽しめるね。

  9. キャッチ画の「オエー鳥」初めて見ました。
    かわいいのもあるんですね(笑)
    よくある普通のも好きですが。

    管理人さんにはいつも楽しませてもらってます。ありがとうございます。

  10. テレ人関連でオエー鳥にお目にかかるとはw

    まさに「転んでも泣かない。」(byひろゆき)案件
    というか、濃厚接触者になった、でも外出した、そんなことまで全世界に公開しなきゃいけないものなのか?
    しかも往年の匿名掲示板と違って、身バレのリスクが段違いに高いのに

    もっとも、自閉気味の相談者にとっては、現実世界が生きにくくて、バーチャルの世界こそがイキイキできる場所だったんだろう
    その世界をいったん断念して、現実世界でリア充を目指してがんばれっていう大原先生のアドバイスは、本人には苦痛だと思う

    ただ「今からバイトを」って言うからには無職なんだろうし、ここで現実世界での踏ん張りどころかも知れない
    現実をほったらかすと、いよいよもってバーチャルの世界にしか居場所がなくなってしまいかねない

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