決断を背負う覚悟なく欲張りで友だちのいない劣等感の塊39歳。その名も優柔不断

テレフォン人生相談 2023年1月20日 金曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

相談者: 男39歳 未婚 一人暮らし

今日の一言: 人間は過去から自由ではない。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
お願いします。

加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。

相談者:
39です。

加藤諦三:
39歳、結婚してます?

相談者:
独身です。

加藤諦三:
離婚して独身?それともずっと独身ですか?

相談者:
ずっと独身です、

加藤諦三:
ずっと独身、はい、で、今はそうすっと、ご両親と一緒に住んでるんですか?、それとも1人ですか?

相談者:
はい、一人暮らしです。

加藤諦三:
一人暮らしですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、分かりました。どんな相談ですか?

相談者:
いろいろ・・2つ選択肢があるときに、物事を決められない、ていう相談なんですけど。

加藤諦三:
はい

相談者:
特に、仕事、に関してで、今、転職、しようかどうかっていうことを、悩んでいて。

加藤諦三:
はい、はい、はい

相談者:
1つ、内定はもらってるんですけども、

加藤諦三:
はい

相談者:
そこに行くかどうか?っていうこと、あの、このおっきな決断をするときに、とにかく迷っていて。

加藤諦三:
はい

相談者:
ずっと迷っていて。

加藤諦三:
要するに、優柔不断、ということですね?

相談者:
そうですね。はい

加藤諦三:
単純に言うと、どちらかを決められない人っていうのは捨てられないっていうことですけれどもね。

相談者:
はい

加藤諦三:
要するに、今、内定、の、ところに、転職すれば、メリットはあるけれども、いいことだけっていうのはないわけですよ。

相談者:
そうでしょうね、はい

加藤諦三:
だから、その、内定が、決まってるところに、行くことの、デメリットっていうのかな?

相談者:
はい

加藤諦三:
それはなんかあるんですか?

相談者:
次内定もらってるところは、かなりハードワークなところで。

加藤諦三:
うん

相談者:
得られる物もあるけど、やっていけるのかどうかっていう、ところ・・で、すぐ潰れちゃうんじゃないかっていうよな不安とか、が、あって、うまく踏み出せなくって。

加藤諦三:
うん

相談者:
ちょっとごめんなさい、飛んじゃって申し訳ないんですけど。今の仕事をやっていて、転職したいっていう、マイナスな面っていうのは、もう、人間、関係ですよね、やっぱり。
自分が、どっちかっていうと、搾取され、やすいというかあの、いじめられやすいとか、そういう体質がキーだと思うんですけど。

加藤諦三:
うん

相談者:
ともかく集団にいると、ま、そういう対象にされやすくって。
最終的には独立して1人で仕事をしたいっていうよな、ネガティブな方向からの動機っていうのと、

加藤諦三:
うん

相談者:
もう1つは、今、営業職で、始めて2年なんですけど。

加藤諦三:
うん

相談者:
結構、そこは、合っていると思っていて。

加藤諦三:
うん

相談者:
その営業職を、ひたすら磨いて行きたいっていう思いで、より難しい営業職に転職したいっていう意味での、プラスな、思いも、あるんですけど。
でも結局それって、ぶつかっていて・・自分の、特技を磨きたいなら、絶対1人なんかではやって行くことは無理だし。

加藤諦三:
うん

相談者:
そういう、メリット、デメリットがぶつかって、最後50対50になっちゃって決めれないっていうふうになっちゃって。

加藤諦三:
うん

相談者:
すいません、いっぱい話しちゃって申し訳ないん&#△%

加藤諦三:
要するに、単純に言おっか?
あなた欲張りなんだよ。

相談者:
んあーあ

加藤諦三:
あれもこれもっていう&#△

相談者:
確かに。

加藤諦三:
だから・・迷ってるっていうのは、今の職業の選択で迷ってるんじゃなくて。

相談者:
はい

加藤諦三:
あなたの性格が・・

相談者:
はい

加藤諦三:
あれもこれもという欲張りなんです。

相談者:
あーあ・・なるほど。
ああ

加藤諦三:
だからそこの・・今の悩みの原点は、

相談者:
はい

加藤諦三:
自分の性格にあるというところをきちんと掴まないと、

相談者:
はい

加藤諦三:
これからもずうっと迷い続けますよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
もし、今内定してるところに行けば、また次に、転職したくなって、またそこでも迷うし、ずうっと迷ってますよ。

相談者:
あ・・そ、そう、も、今までも、ずっとそうで、ずっと迷っていて。

加藤諦三:
うん

相談者:
&#△・・

加藤諦三:
だから・・迷っているのは・・

相談者:
はい

加藤諦三:
転職先と今の、職業との、どちらかを迷ってるんではなくて。

相談者:
はい

加藤諦三:
自分が迷う性格なんだという、そこ、きっちり、しとかないとダメですよ。

相談者:
あーあー、なるほど。はい

加藤諦三:
で、あなた、成長の過程になんか問題がないんですか?

相談者:
ま、あの、両親とか母親が厳しくて。
小さいときに、厳しく育てられたっていう、思い出はあるんですけど。

加藤諦三:
うん

相談者:
やっぱ、その、くらいで、そっから先がちょっとどうしても、分かんなくて。

加藤諦三:
だから・・決められないっていう、性格は・・

相談者:
はい

加藤諦三:
単純に言えば口唇(こうしん)性格っていうんですけどね。

相談者:
はい

加藤諦三:
口唇期の欲求が満たされてないっていう・・

相談者:
あー

加藤諦三:
だから、厳しく育てられたあなた、両親に甘えるっていうことができなかったんじゃないのかな?

相談者:
あー、あー・・それは、そうかも、しれないです。

加藤諦三:
だからそこら辺をきっちりしないと・・

相談者:
はい

加藤諦三:
今内定してるところに行っても、また・・迷い出しますよ。

相談者:
でもそれ、今からその、を、取り戻すことはなかなか、できんというか・・

加藤諦三:
うんだから・・その自分の弱点を・・

相談者:
はい

加藤諦三:
理解できれば・・

相談者:
はい

加藤諦三:
対処の仕方が・・分かってくんじゃないの?

相談者:
あ、あ、あ、なるほど。

加藤諦三:
だって、今までも、転職して来て、

相談者:
はい

加藤諦三:
迷ってたわけですから。

相談者:
はい

加藤諦三:
それと、もう1つはその・・営業職で、1人で独立してって言うけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
今やってることが好きではないんじゃないの?

相談者:
あー、あ、そうです。
営業職っていう職種自体は、好きなんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
とにかく、今の会社のことは、こう中にいる人も、嫌いだし、会社のことも嫌いだっていう自覚はありますね。

加藤諦三:
だから、そこで迷ってるわけで、仕事の内容そのものに迷ってるわけじゃないんでしょうね。

相談者:
あー、あー、なるほど。

加藤諦三:
というようなことで、今、非常に迷ってるということ、僕は、いろんなこと想像して、言いましたけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
今日はですね、スタジオに、弁護士の中川潤先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)


「決断を背負う覚悟なく欲張りで友だちのいない劣等感の塊39歳。その名も優柔不断」への14件のフィードバック

    1. 激しく同意。優柔不断な男の「成る程」連発。「お前、そんなエラソーな態度取る分際じゃねえだろ」とツッコミながら聴いてた。
      所謂「青い鳥症候群」だ。何度でも転職ガチャが引けるという傲慢さがある。選択権はいつまでも自分が握ってると思ってるんかね。
      いい加減気づかないのだろうか。今が一番充実してるってことに。青い鳥を探し続けた末路は、何者にもなれなかった老いた己だぞ。

  1. 加藤先生
    友達作りなさいって一言で言うけど、この手の男には大難題でしょ。
    中川先生の金言も頭素通りしてそう。
    さあ、転職活動何歳まで出来るかな?
    報告望みます。

    1. 職業選択の自由はありますが、ご相談者さんの状況を考えると、出来れば転職は断念して現状維持で頑張る方が、そんな感じもしてしまいました。
      ご相談者さん、転職を繰り返しそうで…。中川さんの発言はいい発言だったと思いますが、仕事に隔たりがないとはいえ、裏はドロドロ劇なのか?

  2. 私はおばちゃんです。長年付き合う、心置きなく喋れるおばちゃんが2人いるので週1回ずつ2時間ぐらいおしゃべりしてます。
    話すと頭が整理されて、そう言う事だったのか!と気づく事多いです。
    この時間があればこそ、嫌な事言われても、今度の話題になるわと思い、言われてる自分を俯瞰で見ることができるようになりました。
    もちろん後日嫌な事言ったやつをおばちゃん同士でけちょんけちょんに言ってやります。
    すごくいいです。
    相談者さんにもそう言う人できるといいですね。

    1. この長々と自分語りする書き方、もしかして「井の中の蛙」?
      まあ、空気読まずに長々自分語りする性格、もしかしたらご友人にも内心煙たがられているかもね。

    2. 本音で言い合えるいい友達がいていいですね。相談者もそんな友達が早く見つかるといいと思います。

  3. この相談者、返事がよすぎるし、はきはきとしゃべる割には内容が抽象的だし、20代半ばの意識高い系さんかと思ったらアラフォーかよ
    10年以上社会人やってたとは思えない軽薄さだった

    とにかく自分の選択に責任を負いたくなくて、しかも損もしたくないから、いつまで経っても踏ん切りがつかないんだろうな
    そのくせ、どこかに虫のいい話が転がってないかと転職活動してみて、いざ内定もらったらハードワークに怖気づく
    こんな腹の据わってない意気地なしに、何が成し遂げられようか
    中川先生の腹の据わり方とのコントラストが残酷ですらあった

    これだけ打算づくで生きて来た人間に、腹を割って話せる友達をつくるのはなかなか厳しかろう
    損得を超える信頼関係とか、自分が成長するための努力の必要性とか、この相談者に理解できるだろうか
    「四十にして惑わず」どころか、自分の人生の目標もあやふやな相談者に、後悔しない選択ができるかどうか、甚だ心許ない

  4. 自分は、よく頑張ってる男性だなと思いました。
    営業職はノルマや競争もあり、なかなか穏やかな関係が築きにくいと経験者から聞いた事があります。
    個人的にはハードな所よりも、落ち着いた職場で自分を見つめ直し、穏やかにプライベートを充実させて欲しいと思いました。

    幸せは、今の職場にも転職先にも無いんじゃないかな。本当の人間関係を手に入れて、幸せになって欲しいですね。

  5. 口唇欲求が満たされてない。ここから相談者さんの人格が形成されたと思う。
    この自分との対峙が難関です。
    これまでの自分を俯瞰でみて長所、短所、思い方の癖、相談者を思って伝えてくれる友逹。いるといいですが。
    自分の運命を乗り越えていってほしい。
    まだお若いから、日記でも付けて殻を破ってご自分を鍛えて下さい。

  6. 5ちゃんねるのテレ人スレに相談者本人っぽい人が降臨して中川先生を脈絡なく罵っていましたよ。さもありなん、という感じでした。

    1. すごく納得した。
      というのも、この「読むテレ人」コメント欄にもアンチ中川先生が出没していたから。本相談者の収録がこれより数ヶ月前とすれば、時期も一致してくる。
      優柔不断・面倒なことから逃げたがる・自分の若さを永遠的と思い込み…と、5ちゃん民の悪いところを凝縮した性格であるが、案の定5ちゃんで憂さ晴らししてたか。「未婚で職を転々としている」理由も納得した。本人は「選んでる」つもりだけど、本当は周りから避けられてる。

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