農業法人の2代目がFXで溶かす。泣いて誓った舌も乾かぬも自己破産できぬワケ

(回答者に交代)

野島梨恵:
もしもしい。

相談者:
はい。よろしくお願いいたしまあす。

野島梨恵:
はい、よろしくお願いします。・・最初の60万の借金は、ご本人が返した?

相談者:
・・いえ、それもまた・・払いきれず、に、残っていたのを、2回目の・・

野島梨恵:
ああ、ああ、2回目の借金で、

相談者:
そう、はい。んん・・

野島梨恵:
借りてえ、ってことね?

相談者:
だと思います。

野島梨恵:
だと、思うけど、まあ、定かではない?

相談者:
はい

野島梨恵:
そこは、ちょっと、訊いてみた方がいいですね?

相談者:
ああ、はい・・

野島梨恵:
・・で、この、250万は、

相談者:
はい

野島梨恵:
親御さんが、全部出してあげた?

相談者:
はい

野島梨恵:
えと、農業なんですよね?

相談者:
はい

野島梨恵:
会社があってえ、あなた様のご主人が、代表取締役やっておられて、

相談者:
はい

野島梨恵:
息子さんは、そうすると、その会社のお、従業員って形なの?、取締役って形なの?

相談者:
あの、一応、役員に、な・・

野島梨恵:
役員に入れてるのね?

相談者:
はい、はい。

野島梨恵:
でえ、えと、農地は、お持ちですか?、借りていらっしゃるの?

相談者:
借りてもおりますし、自分のもあります。

野島梨恵:
ご自分のもある。

相談者:
はい

野島梨恵:
それは・・農地の、名義は、会社の名義?、それとも、(鼻を吸って)ご主人の名義?

相談者:
あ、あ、ほとんど・・ほとんど、会社名義です。

野島梨恵:
会社名義ね?

相談者:
はい

野島梨恵:
そう、する、とお。息子さん、は、ご自身の名義の、土地、建物っていうのを、お持ちなの?

相談者:
無いです。

野島梨恵:
ふううううんん・・

相談者:
・・

野島梨恵:
・・まあ・・もう、二度と肩代わりしない方がいいでしょうね。

相談者:
そうですねえ。

野島梨恵:
まあ・・2度あることは、3度あり。3度あることは、4度ある・・のでえ、

相談者:
はい・・

野島梨恵:
またやるかもしらんってことは、腹くくっておいた方がいいと思いますよ?

相談者:
そうですか・・

野島梨恵:
うん。これは、もう、やめさせることはできないんで。やってるのが、もう、大の大人の・・

相談者:
うん・・

野島梨恵:
30超えた、妻も子供もある、一人前の男なんでえ。

相談者:
はい

野島梨恵:
もう、本人が好きでやってるんだったらあ、(含み笑い)やらしとくしかないっていうのがあ・・

相談者:
うん・・

野島梨恵:
で、まあ、お母様として、それは、ご心配でしょうけれどもお、

相談者:
はい

野島梨恵:
でえ、ギャンブル依存症っていうほど・・でも、今のところ、(含み笑い)なさそう・・かな?、っていう気は・・する。
んんんん・・

相談者:
はい

野島梨恵:
ちなみに、一番、最初って、何年前でした?
60万借りちゃったって。

相談者:
多分、2年・・ほど前だと思います。

野島梨恵:
2年前か・・まあ、2年間で、3回の借金っていうとお、

相談者:
はい

野島梨恵:
そういうことをしたことがない人間には、非常にとんでもなく、見えますが、

相談者:
はい

野島梨恵:
ギャンブル依存症の人ってのは、2年間に、10回ぐらい借金しても、おかしくないんでえ、

相談者:
・・ああ・・

野島梨恵:
ま、まだ、依存症って、断定する、ほど、なのかなあ?っていう気は・・

相談者:
はい

野島梨恵:
しなくも、ない。んん・・

相談者:
んん・・

野島梨恵:
しかも、まあ、FX、なんですよねえ?、やってることがねえ。

相談者:
はい。それですう。

野島梨恵:
・・そうすると、「依存症じゃないか?」って、ご心配をされる、気持ちも、わからんでもないですが、そう、断定するには、チョイ、早いのかな?、と。この先の、彼・・次第なのかな?っていう気も、しなくはないですね、私は。わかんないですけどね?、んん。お話聞いてると。

相談者:
でも・・約束を?、してもお、やっぱり・・家族の・・前で、涙、流して、(涙声)約束をしても、やっぱりそういうものに・・走るものなのでしょうか?

野島梨恵:
そら、走りますよ。

相談者:
・・あ、そうなんですね。(押し殺す声)

野島梨恵:
うん。あのうう、残念だけどお、そうなっちゃってるんですよね。

相談者:
(鼻を吸って)これは、家族としてはあ、この子に対して、毅然とした態度というか、こう、突き放した方がいいのかあ?・・どうしたらいいのか?っていうのが、ちょっと今・・迷ってるっていうか・・

野島梨恵:
(吸って)

相談者:
考えてるんですけどお・・

野島梨恵:
これねえ?

相談者:
はい

野島梨恵:
奥様あ、の、

相談者:
はい

野島梨恵:
お考え次第だと思いますよお?

相談者:
・・

野島梨恵:
この、息子さんの、奥さんの。つまり、お嫁さんのね?

相談者:
はい

野島梨恵:
お嫁さんがもう・・「こんな男でも、私が選んだ男だから、しゃあない」と。「私が、ケツ、拭くわ」と。いう、お考えなのかあ?・・

相談者:
「次あったらもう」・・「離婚」という、

野島梨恵:
うんん。

相談者:
言葉は、突き、付けられて・・おります。

野島梨恵:
うんん。ま、もう・・「もう、こおんな、男には付き合いきれん。離婚する」◆#

相談者:
はい

野島梨恵:
っていうふうに、まあ、なるんだったら、それはそれでしょうがないし。

相談者:
はい、もう、しょうがないと思って、おりますう・・

野島梨恵:
ううんん・・

相談者:
はい・・

野島梨恵:
で、そうなったときに、お父さんとお母さん、ま、でえ、

相談者:
はい

野島梨恵:
この会社でね?、息子さんはまだ働かせ続けて、どうされるのか?ってことですけども、

相談者:
うん・・

野島梨恵:
突き放すっていうほど、冷たくなる必要も、無いけどお、
だからといって、

相談者:
うん・・はい

野島梨恵:
こっちから、手を差し伸べる必要も、無いっていうか。

相談者:
・・◆#

野島梨恵:
金を、出す必要は、無い。

相談者:
ああ・・

野島梨恵:
うん。

相談者:
はい、はい、わかりました。

野島梨恵:
ん、とにかく、金を出しちゃうと、(苦笑)それはもう・・

相談者:
ふんん・・

野島梨恵:
絶対、次、やりますよ。

相談者:
はい・・◆#$%

野島梨恵:
だって、親が、やってくれるんだもん。何やったって。

相談者:
そうですね・・

野島梨恵:
うん。

相談者:
・・うん、うん・・

野島梨恵:
まあ、あと、この、70万を、どう返済するつもりなのか、ね?

相談者:
はい

野島梨恵:
会社からの、一応、お給料という形で、月、何がしかは、出てるわけなんでしょ?

相談者:
はい、もちろん。

野島梨恵:
お給料というか、報酬としてね?

相談者:
はい

野島梨恵:
で、息子さんの、奥様は、働いておられるの?

相談者:
まあ、あの、アルバイト的な・・もので。

野島梨恵:
うん・・

相談者:
はい

野島梨恵:
親御さん・・に、返すべき金っていうのは、あとどれぐらい残ってるの?

相談者:
これ、始まったばかりなので。

野島梨恵:
ああんん・・

相談者:
毎月、5万ずつを、4、5年、かけてっていう・・

野島梨恵:
ううううんん・・

相談者:
約束は、しております。・・で・・

野島梨恵:
ま、ぼちぼち返していくしかないですよね。うん。

相談者:
はい。そうですね・・うん・・

野島梨恵:
だからもう、この、話会う前に、

相談者:
はい

野島梨恵:
アドバイスが欲しいと。いうことであればあ、

相談者:
はい

野島梨恵:
申し上げられるのは、ま、もう、二度と、立て替えられない方がいいでしょうねっていうこととお、

相談者:
はい。ああ・・わかりました。

野島梨恵:
5万円の約束だけは、絶対、守らせること?

相談者:
はい

野島梨恵:
ま、幸いほら、今、息子さん名義の・・不動産らしきものは、あんまり無さそうだしい・・

相談者:
あの、あと、ちょっと気になるのが、
親子で、役員やってたりしていて、借入の保証人、の、名前にも、息子の名前があるんですけども。

野島梨恵:
ああああああ、あの、会社の、借入のお、

相談者:
◆#$%□、はい。

野島梨恵:
保証人に、息子さんが、なっている?

相談者:
はい、はい。その場合・・もう、嫁が・・もう、頭あ、に、きてるので、「もう、自己破産してえ」という、言葉を、言ってるんですけれども、自己破産、した場合に、そういう保証・・の?、立場としたら、どういうふうに、なるんでしょうか?・・

野島梨恵:
・・んと、もしも、自己破産、息子さんがされたらあ、その、金融機関はあ、「残ったもん全部、一括で払え」っていうふうに、会社に言ってくるでしょうから、

相談者:
ああ・・はい。

野島梨恵:
それは、非常に、よろしくない。できれば、自己破産はやめてほしい。

相談者:
あ、そうですか。

野島梨恵:
っていうのが、会社から見た、立場でしょうね?

相談者:
あ、はい・・

野島梨恵:
かつ・・今、借金の総額が、いくらぐらいあるのか、わかんないんですけど。本当に70万だけなのかなあ?

相談者:
・・まあ、嫁としたら、その、前の・・金額と、合わせて・・ていう感覚で、とってると思うんですね?

野島梨恵:
う、うん・・まあ、300万ぐらいになるのかな?

相談者:
はい、はい。

野島梨恵:
わかんないけどね?うん。

相談者:
はい、はい。

野島梨恵:
(吸って)まあ、300万、借金があるっていうんだったら、自己破産しても、確かに、おかしくはないですけどお、

相談者:
ええ

野島梨恵:
ま、ただ、外から借りてんのは、一応、70万だけだと考えるとお・・ま、そこまで、でも、無いのかな?っていう気もする。

相談者:
あ・・はい。それはね・・

野島梨恵:
あああ・・ん・・

相談者:
はい。ありますけれども・・

野島梨恵:
ま、自己破産しちゃえばね?、もう、二度と、借りられなくなるからね?。ん、二度とは、言いませんけれども。

相談者:
はい

野島梨恵:
結構な期間、借りられなくなるんでえ。(含み笑い)

相談者:
ええ。それは・・

野島梨恵:
それは、それで・・一つの手だと思うけど。

相談者:
ん・・阻止、できるう、ことも、考えてるんじゃないかと思うんですよね。

野島梨恵:
ま、だったら、別に、破産までしなくてもね?

相談者:
はい

野島梨恵:
弁護士頼んで、債務整理とかして、業者に連絡させれば、まあ、なかなか、もう、

相談者:
あああ。

野島梨恵:
借りにくくは、なるんでえ・・

相談者:
・・

野島梨恵:
借りにくくなるっていうのは、あるんだろうな、とは、思いますね・・

相談者:
はい・・うん・・

野島梨恵:
うん。
自分で、何とかしようとしない限り、息子さんがね?

相談者:
はい

野島梨恵:
絶対、何とも、ならんのでえ、

相談者:
はい

野島梨恵:
自分で、何とかさせないといけないんでえ。

相談者:
◆#$%

野島梨恵:
で、これ、自分で何とかしようと思わせるためには、周囲があれこれ手助けしたら・・いかんのです。

相談者:
はい

野島梨恵:
うん。そうじゃないと、「わあ、みんながやってくれる」ってなると、何しようともしませんからね。

相談者:
ああ・・◆#$%

野島梨恵:
だから、まあ・・「これからちゃんとやる」というのであれば、

相談者:
はい

野島梨恵:
ご両親として、

相談者:
はい

野島梨恵:
それを見守って、言葉をかけたり、

相談者:
はい

野島梨恵:
声をかけたりい、

相談者:
はい

野島梨恵:
することは、必要だと思いますが、それ以上のことは、別に、する必要はないのかな、と。

相談者:
はい

野島梨恵:
思います。

相談者:
あ・・はい。

野島梨恵:
ああの、お母さんから見たら、とんでもない金額で。「こんな短期間に、とんでもない」と思われるかもしれませんが、

相談者:
・・

野島梨恵:
ああのお、(含み笑い)もっと、とんでもないのを、たくさん見てきている、人間からするとお、

相談者:
・・

野島梨恵:
お母さんが考えるほど、事態は、絶望的では、無いように思いますよ?

相談者:
(涙声)あ・・そうですか。

野島梨恵:
うん。ただあ、もう、

相談者:
はい

野島梨恵:
親が何とかしようとしちゃ駄目よ?

相談者:
はい

野島梨恵:
うん。

相談者:
はい、わかりました。

野島梨恵:
それは、しっかりしてくださいね?

相談者:
はい、わかりました・・

野島梨恵:
はい。

相談者:
はい

野島梨恵:
よろしくお願いしまあす。

相談者:
はい、どうもありがとうございました。う・・(涙声)

(再びパーソナリティ)

「農業法人の2代目がFXで溶かす。泣いて誓った舌も乾かぬも自己破産できぬワケ」への10件のフィードバック

  1. この前FXのやり方を教わって息子とやって見たけど気が休まらなくてやめました。ちょっとだけ利益出たぐらいで。

    その経験から考えると、私にはこの息子大馬鹿だと思いました。

    泣いて電話してきた相談者さん不憫です。

    バカ息子で依存症だからもう絶対お金出しちゃダメって言ってやった方がいいと思った。
    野島さん不親切。

  2. FXって儲かる事もあるんです、外貨預金と違って金利分も増えるし。それで調子に乗って大きく儲けようとすると失敗しちゃう、という法則があるような気がします。 
    って相談の本質じゃありませんね、失礼しました。

  3. ご相談者さんの息子さん、ギャンブル依存症に近い感じが否めないでしょう。
    正直なところ弁護士案件で、自己破産回避条件でやめさせるしかないかなあ。

  4. 儲かるはず無いじゃん。
    母ちゃんよ、息子の涙は1円より安っすいよ。
    泣いてる間にどっかに働きに出して、返済させるしかないぞ。
    で、嫁は農家に嫁いでやったのに、借金癖で泣いてごまかす大外れを引いたと思ってるはず。こっちを引き止めようなんて無理だから、まずは息子を役員から外して、外で働かせる。先生の言う事ちゃんと聞いてね。じゃないと、地獄の老後だよ〜。

  5. お母さんが思うほど、絶望的な物でもない…

    と野島先生は言うけれど、お母さんはこの先もまた繰り返すことを想像しての絶望的な思いになるんだろうなぁ…。

    第一子が女の子で、ちょっと歳離れてできたお宝長男で、甘やかされてここまできたのかなぁ、とも想像してしまう。
    奥さんもお姉さんと年齢が同じ位だから、「家庭の中にお母さんが3人」みたいな感じだったのかもー?

    でも、いい年なんだからやっぱり本人が気付いてしっかりしないのが、一番いけない。
    突き離す必要はないけど、助ける必要もない、ホントそれだ。

  6. 悩んで、か細い声のお母様の話を聞いてたら、一回でもいいから、親子体ごと入れかわって、親の苦しみをあじあわせたい息子です。お嫁さんも悩んでると思うし、早く息子さんが立ち直ってほしい。

  7. 息子さんがFXなぞに手を出してしまうのは
    今の日本の農業というものが働けど働けど…という状況だからなのかもと少し思った。
    息子さんとしては家族や従業員を助けたいというピュアな気持ちから手を出してしまい次第にギャンブル中毒になりかけ?みたいな。
    政府にはもっと、農家が報われるような政策を打ち出して欲しい。
    話がズレてしまいすみません。

  8. 野島先生はもっとすごい事例をたくさん知っていらっしゃるんだろうけど、どの事案だって最初はこんな感じだったんでしょうからねえ。
    ここから持ち直すには、「お金を渡さない」だけでイケるもんでしょうか。

    私はこの息子さん、どんなに断ったとしてもお金くれるまで食い下がるタイプに思う。
    で、結局はこの相談者、折れてお金を渡してしまうと思う。

    息子の目の前でパソコンぶっ壊す、スマホ踏み潰すぐらい激怒しないと、状況は変わらないと思います。

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