進んで実家を頼る女が描く頼らない家族の形。夫の泣きが入るハイレベルな要求

(回答者に交代)

塩谷崇之:
はい、こんにちはあ。

相談者:
あ、こんにちはあ。

塩谷崇之:
はい。
あなた、自身があ、親元に、帰ることに対して、後ろめたさを持っているというよりは、夫に対して、もっと関わってほしいっていう、そういう不満なの?

相談者:
あ、どっち、かっというと、実家に帰ることに対してえ、

塩谷崇之:
うん

相談者:
後ろめたさを持ってる・・っていうのは、あります。
その後ろめたさからあ、夫が、育児できるっていう・・ところを、奪ってるんじゃないか?っていうのも、気に、なってます。

塩谷崇之:
ええと、「夫の、育児、のチャンスを奪ってる」、というのは、その、夫に対して申し訳ないということ?

相談者:
ん、もう、はい、あります。

塩谷崇之:
そう、そうじゃなくて、夫がもっと父親として、「もっと、成長してほしい」っていう、夫に対する、不満なのかな?

相談者:
あ、どっちもある、とは思うんですけど・・はい

塩谷崇之:
えっと、今あ、お子さんは0歳っていうふうにおっしゃったけどもお、

相談者:
はい

塩谷崇之:
今、な、何ヶ月ぐらいですか?

相談者:
今、9ヶ月、です。

塩谷崇之:
9ヶ月。じゃまだ・・喋ったりはしない?

相談者:
は、しないです。

塩谷崇之:
しないんだよねえ。

相談者:
はい

塩谷崇之:
ま、生まれてからねえ。まあ、9ヶ月・・まだ子供が、ええ、言葉を喋る前・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
で、まだ・・当然ね?、あのうう、歩いたりも、しないわけだよね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
その頃っていうのはあ、

相談者:
はい

塩谷崇之:
どうしてもね?、あの、母親と子供との間のお、関係の方があ、深くなってしまう。

相談者:
うん

塩谷崇之:
それは、まあ、仕方無いことでえ。赤ちゃんの方もね?、父親っていうものを、まだ、おぼろげにしか、認識してない、

相談者:
はい

塩谷崇之:
し、
父親と子供の関係っていうのは、これから作られていくもんなんでね?、今の段階で、今の・・あなたのご主人と、

相談者:
はい

塩谷崇之:
子供との関係がね?、

相談者:
はい

塩谷崇之:
このまま固定されちゃうんじゃないか?っていうふうに思ったらあ、それは全く違う、と思うんですよね。
これから、もう、子供が、言葉喋るようになってえ、ハイハイしだしたりい、歩いたりするようになってえ、いずれね、「パパ、パパ」っていうふうに、後ろをついて回るようになったり、

相談者:
はい

塩谷崇之:
するんでね。
そう、なったときにね、そうなったにも関わらず、夫が、全く、子育てに関与しないっていうんだったらあ、

相談者:
はい

塩谷崇之:
それは、いろいろ問題あるかもしれないけどもお、今の段階では、生まれたばかりの子供をね?、どうやったら、一番、すくすくとね?、健康に育てることができるかっていうところに・・集中すべきだと思うのね?
で、そのためには、やっぱりあなた、一人の力じゃ、無理・・

相談者:
はい

塩谷崇之:
なんで。難しいので、

相談者:
はい

塩谷崇之:
ご実家の、両親の、助けを借りるっていうのが、多分、一番、いい、選択だと思うの。

相談者:
うん・・

塩谷崇之:
うん。で、それがあ、あなたのご主人との関係で、「後ろめたい」というに思っているようだけども、

相談者:
はい

塩谷崇之:
そんなことは全然なくて。子供がそれでね?、ちゃんと、元気に育ってくれれば、いずれ、「パパ、パパ」っていうふうに、後ろ、ついて回るようになるんでね。
そこはねえ、今、そんなに、心配する必要、無いと思うんですよ。

相談者:
・・

塩谷崇之:
で、あなた自身・・があ、子供と、の、関係しか、

相談者:
はい

塩谷崇之:
何か、こう、人間関係がないようなね?、状態に陥ってしまっていて、何か、それまでの、その・・え、夫とのね?、ま、単身赴任だったにせよ、まあ、夫婦、としての、関係・・が、何かこう、希薄になってしまったような、

相談者:
はい

塩谷崇之:
感じが、してるんだと思うんだけども、

相談者:
はい

塩谷崇之:
それも、一時的なものなんでね?
やっぱり、0歳児ってねえ・・父親からするとねえ、どう接していいかわかんないような部分って、あるんですよね。でもお、それは、時間が解決してくれるというかね?、そこで、そのう、無理に、夫に・・いろいろ押し付けるんでは、なくてえ、あなた自身が・・精神的にね?、

相談者:
はい

塩谷崇之:
安定し、子供が、精神的に安定し、そういう状態であれば、おのずと、父親と・・子供との関係っていうのは、築かれていくんでね?
そこでえ、「あなた、何もしてないじゃない」、「いつも帰ってくるの遅いじゃない」と、いうふうな、不満をぶつけてしまって、夫がね?、子供と、いる、時間(苦笑)っていうのが、何ていうのかな・・こう、苦痛に、なるようなね?

相談者:
はい

塩谷崇之:
そういう、雰囲気を作ってしまうのは・・長い目で見たときには、あんまり、得策じゃないような気がするんですよね。
だから・・今、とにかく、あなた自身の、心と、体を、きちんと安定させること。子供を、きちんと、え、育てていくこと。

相談者:
はい

塩谷崇之:
そこに、い、集中した方がね、いいと思います。そこで、あの、ご主人を引き合いに出して、「私はこんな状態なのに、あなたは何もしてないんじゃない」と、いうようなことを・・あまり、言わない方が、いいのかなあ、と思います。

相談者:
・・ああ・・

塩谷崇之:
で・・「家族になれてない」と言っても、だって、まだ、生まれてから、1年、経ってないんですからあ、
家族の姿って、そんなに・・すぐにね?

相談者:
うん

塩谷崇之:
できるもんじゃなくて、これから・・出来上がっていくものなんでえ、何も、慌てる必要はないと思いますよ。

相談者:
はい

塩谷崇之:
で・・もう少しするとね、ええ、保育園・・に、子供を、預けて、まあ、仕事を、始めるとか、あるいは、まあ、

相談者:
はい

塩谷崇之:
ベビーシッター・・を、あのうう、頼みやすいような、いろんな制度ができてるよね?、そういうのを使ってえ、あなた自身も、仕事をしたいんであれば、仕事を、するということを、これから考えて・・いくことができるだろうし、あなた自身のね、趣味を、持つってこともね、やってくことができるようになるだろうし、そうなったときにね、あなた・・の、心の健康、それから、ご主人の、心の健康、

相談者:
はい

塩谷崇之:
子供の、心の健康、

相談者:
はい

塩谷崇之:
これがちゃんと、整っていれば、あなた自身のね、ストレスの、解消とかっていうのも・・きちんと、やっていくことはできるんじゃないのかと、思うんですよね。
うん。そこで、ご主人をね?、押さえつけて。「ゴルフにも行くな」と、

相談者:
はい

塩谷崇之:
「有給は、全部、家族のために使え」というふうに、

相談者:
はい

塩谷崇之:
抑え込んでしまうよりも、

相談者:
はい

塩谷崇之:
「ああ、じゃあ、有給取って」、ええ、「たまにはリフレッシュしてきて」と。その代わり、

相談者:
はい

塩谷崇之:
「私にも、たまには、有給くださいね」と。

相談者:
うん・・

塩谷崇之:
「その日は、あなたが有給取って、子供、1日、面倒見てね」。

相談者:
うん

塩谷崇之:
多分、子供が・・1歳、2歳ぐらいになってくればね、

相談者:
はい

塩谷崇之:
ご主人に、子供を預けて、あなたは、友達と一緒に、1日、遊びに行ったりとか、

相談者:
はい

塩谷崇之:
そういうことも、きっと、できるようになってくると思うんで。

相談者:
わかりました。そうですね。

塩谷崇之:
はい

(再びパーソナリティ)


「進んで実家を頼る女が描く頼らない家族の形。夫の泣きが入るハイレベルな要求」への20件のフィードバック

  1. 相談者さんはたぶん学生の頃から理想像を努力で手にしてきた方なのかなと思いました。

    出産して自分の身体もうまく動かないし、旦那もうまく動かない(笑)

    本当の家族と言っているけれどあなたの旦那さんへの発言でどんどんその理想から離れてるのではないかな。

    1. いや旦那はこれくらい言われるの当たり前でしょう。育児よりゴルフしたいのに子どもは欲しかったの?

  2. 旦那のプライオリティがゴルフ>育児(奥さん&子供)というところが笑った。相談者の心身の安寧のためには、旦那が仕事(会社の仕事・ゴルフ・飲み会)よりも育児を優先することが大事だと思う。
    子供って産まれた瞬間からひとりでご飯を食べられるくらいまでの時期までは色々と大変だよね。
    今日の相談内容は今のニッポンの育児の現実を見事に表してると思う。ベビーシッターの許容率も低いし男性側の協力も期待できないし、まだまだ女性側には暗い時代が続きますな。

  3. 男性の育休、難しいですよねえ。ゴルフというのは多分仕事での兼ね合いがあるだろうと思いますが、仕事も稼ぎ時だし、やっぱり難しいかなあ?
    もちろん、理想は男性も育休、イクメン育成ですが、日本の悪しき伝統が今も残っているというか、既得権益というか、困ったものですよねえ…。

  4. 旦那さんの興味がこちらにないことが一番ストレスなんじゃないかな。
    そういう子供男が家族に興味を持つ日が来るのだろうか。
    ゴルフ?? 笑わせるよね。

  5. いや1歳2歳にならなくたって一日くらい見れなくてどうする。今時は母乳だって冷凍できるしミルクだって液体も粉もキューブもある。女親にしかできないことなんて無いですよ。

  6. それでもこの夫と固く結ばれた家族としてやっていきたいんだね。

    聞く限りでは、けっこう美味しいとこ取りなパパに感じるけど。

    実家に頼ることも、
    頼れるところがあって良かったね、みたいなとこを夫が言ったようだけど、これだって

    1. あ、入っちゃった、すみません

      自分は端から育児戦力外の傍観者って思ってるからの言葉に聞こえる。

      家事も育児も夫が割ける時間は少ないことは致し方なし、それより大変さとか気持ちを共有出来ないってのが、ダメな夫だ。

      ごるふ

  7. 一日中会話もなく1人で子育てってほんときついです。毎日泣きたい気持ちで必死で子育てしてるのに平日のゴルフ、飲み会…心が引き裂かれる。3歳まではほんと大変なのでどんどん頼れる実家に行きましょう。旦那さんもそこは文句言わないのならありがたいですよ。家族の理想、罪悪感なんていってられないです。あなたの心が壊れないように守りましょう。4歳からはパパの出番! ゴルフ好きなら、パパ上手だからゴルフ教えてあげてーとよいしょして、たくさん遊んでくれると思いますよ。
    夫に面と向かって家事の事をあれこれいうのはほんと損ですよ。とにかく小さなことでも褒めて褒めて褒めまくる! うちの旦那より家事の素質あると思いますよ!長い目で育ててあげてください。それが家族を築いていく事だと思います。

    1. 旦那は褒めて育てるというのもまた、妻側の旧い悪習だと思います。

    2. 子育てって、自分が子供作ったんだから必然ですよね。別に他人に押し付けられた訳ではない。
      自分で子供を産む決断をしておきながら、辛いだの泣きたくなるほど大変だのと嘆く人の思考が理解できません。

      その辛さ、大変さも子育ての醍醐味と楽しめない親が子供を作り、自分は大変だ、辛いんだと嘆く。
      勝手に産み落とされて、親に嘆かれる子供は「何のために生まれたんだろう」と思うでしょう。
      全て親である自分の選択です。

      人1人を産み落とす、それは壮大な計画で子育てが大変なのは周知の事実です。
      もっと子作りに慎重になるべきだと思います。

      1. 育児に限らず経験してみないと分からないことは人生には山ほどあります。志望して入った会社でも働かなきゃ向き不向きは分からない。
        また、慎重に慎重を重ねた準備万端の状態でも想定外のことが次々に起こるのも、各家庭によってしんどさが全く違うのもまた育児。
        辛いからと投げ出すのはもちろんダメですが、自己責任論で孤育てを追い詰めたところで親子社会ともに誰も幸せになれないのでは。周囲に愚痴りながら手を借りながら育児していく方が健全に感じます。

      2. 〉自分で子供を産む決断をしておきながら、辛いだの泣きたくなるほど大変だのと嘆く人の思考が理解できません。

        こういう思考の持ち主が子育て世代を苦しめます。今にも溺れて死にそうな人に向かって「そもそもライフジャケット着なかった自分が悪いよね」って言い放って見てるだけ~みたいな。

  8. 結婚できて、子供もできて、実家に頼ることもできる環境。恵まれているからこその贅沢な不満だな、と思いました。

    夫が協力的じゃないって嘆く家庭は、だいたいが妻が完璧主義で自分の思い通りにならないと気が済まないから結局自分でやっちゃうんですよ。やりっぱなしなら夫に「こうして、ああして」って言えば済む事。
    詰まるところ自己満足を追求するから夫はついて行けなくなる。

    育児で手のかかる時期は理想を追い続けてるとパンクしますよ。適度に怠ける隙を見つけないと自分の理想に反する事象に逐一怒りを覚えるだけで、そんな理想を知りもしない夫は怒りをぶつけられて、え…何?!って困惑するだけ。

    自分自身の意識改革しないと永遠に不満がたまる。
    お金稼いで来てくれるだけでもありがたいと思うけどね。

  9. 実家に頼ってしまっている今、今後この現状が改善することは難しいかもしれない。家事育児って、結局結婚開始した時点で夫婦が同じスタートラインにいないと、その先もずっと女は家庭、男は仕事、みたいな昭和の構図になりがち。先生のアドバイスでただひとつうなずけたのは、「夫がゴルフ有給とったら、妻も一日休みをもらう」。そのくらいの自由はもらいましょう。また、夜7時間半には帰宅するのなら、夕飯の片付けくらいはしてもらっては。やり方が気に入らなくても、やってくれるだけマシって思えるなら、ですが。
    夫に不満を言ったら、相手が傷ついてしまった…。何歳のお子チャマですか?!共同生活していく大人同士なんですからねー。家事育児ひとりでやって、泣きたいのは妻も同じ。

  10. 旦那さん、大企業勤務ですね。営業マンですか?
    飲み会、ゴルフ、とっても大事。
    ホントにとっても大事! なんなら仕事より大事!
    (特にゴルフ。職場・取引先でのナントカ杯とか あったりして。)
    1日に10時間も過ごす職場。そこでの人間関係。
    会社での立場をおろそかにするでない。
    家事・育児は大事だが、それとこれとはまた違った話。
    旦那さんには うんと稼いでもらって 家事手抜き家電や家事代行や便利システム利用して!

    奥さん、不自由な時期は短い。今は実家を頼って元気になって。
    同じ立場の子育てネットワークで視野を広めて!
    子供が2~3歳になったら、パパの出番がぐっと増えます。
    それほど悪い旦那さんとは思えないので、ここは焦らずにね。

  11. 頼れる実家があるのは良いこと。受け入れてくれるのだから頼ればいい。日中は子育てひろばに行くなどして、子どもを遊ばせながら、同じ月齢のママとかスタッフと話ししてみてはどうかな。四六時中子どもと二人きりはキツいですよ。

  12. オキシトシンだか母性父性は、赤ちゃんや幼児を抱いたり世話したりすると誰にでも分泌されると聞いた。それが分泌されると、こどもをかわいいと思い、つい世話したくなるそうだ。
    察するに、この夫はオキシトシンの分泌が足りない!笑

    夫には、家事をさせるよりも、こどもを抱いたりおむつ替えや離乳食をあげたりさせる方がいいのでは?
    家事も育児もどうせ下手なんだから、同じやらせるなら、育児をやらせよう!下手でも多少は目をつぶる。

    実家に帰っている時も、実家に夫が来たら何かというとパパにこどもを任せる。「パパが大好きで~」とかなんとかうまいこと言って。
    そうしたら、パパも悪い気はしないでしょ。
    ジジババには、夫がいる時は育児は夫に任せると言い含めておく。ジジババに手出しはさせない。

    それと、以前、年配の女性から、「夫が帰宅したら、私がこどもを玄関まで引き連れて、お父さんお帰り~(ニコニコ)って毎日やったから、こどももつられてうれしそうに出迎えるし、夫もうれしそうに帰ってくるから、いいことずくめだったよ。」と教わった。私も見習って続けたら、こども達は、夫が大好きになったし、夫もこども達をすごく大切に育てた。

    時々、奥さんに荷物を持たせて、赤ちゃんも抱っこさせて、手ぶらの旦那を見ると、後ろから蹴り入れたくなるね~。でかい図体して何やってるんだか。
    私の息子達には、ちゃんと言っておかないと!って思う。

  13. 妻や実家に育児丸投げで自分(夫)はゴルフって終わってるな…。
    昭和の子育てがこども親父をつくりあげたんだから年寄りは黙っているが吉。
    実家の祖父母に預けたらまたこども親父の再生産がはじまるよー
    爺婆ちゃん子は三文安いというしね。

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