回答歴2年と50年の初タッグ。夫を亡くした悲しみが込み上げてどうにもならない
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
最初に話したようにね?
相談者:
ん、はい・・
加藤諦三:
人間として生まれて・・どうしても、こういう、対象喪失っていうか、
相談者:
はい
加藤諦三:
親しい人を失うということは、避けられない、ことですよね?
相談者:
ええ、はい・・
加藤諦三:
その対象喪失の、正常な過程っていうのはどういうか・・っていうとお、
相談者:
はい
加藤諦三:
一般的にはね?
相談者:
はい
加藤諦三:
認めないっていう、
相談者:
ええ、ええ、はい。
加藤諦三:
否認と時期っていうのがあるんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
今回のように・・親しい人を、失うのでありね?
相談者:
はい・・
加藤諦三:
で、おそらく、あなた、半年っていう、け、れ、ど、も、
相談者:
はい
加藤諦三:
・・そろそろね?
相談者:
はい
加藤諦三:
認めないっていうんじゃなくて・・「ああ、やっぱり、そうなんだ」っていう、
相談者:
はい。
そう、はい・・
加藤諦三:
受け入れる時期っていうのがあるんですね?
相談者:
はい、はい・・
加藤諦三:
「ああ、人間は、こういうことがあるんだ」っていうことを受け入れてえ、
相談者:
はい
加藤諦三:
その間をしばらくして、
相談者:
はい
加藤諦三:
次に・・新しい人生が始まるっていうのが、
相談者:
ええ・・
加藤諦三:
対象喪失の正常な、過程なんですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
それであなたが・・この、正常な過程を・・経る人は、
相談者:
はい
加藤諦三:
必ず、最後に、新しい、人生・・に、立ち向かう・・時期っていうのは、
相談者:
あぁー・・
加藤諦三:
最後に、来るものなんです。
相談者:
ああ・・ああ、はい。
加藤諦三:
だから、あなた、その、あんまり、こう・・親しい人が失って、すぐに元気になるっていうようなね?
相談者:
あはい・・
加藤諦三:
人間は、そういうふうんじゃなくて、十分苦しんで、悲しんで、そして、最後に、新しい人生が始まるんですよ。
相談者:
ええ
加藤諦三:
だから・・必ず、新しい人生が始まるんだと。
相談者:
はい
加藤諦三:
そういうように信じてえ、
相談者:
はい(鼻すする)
加藤諦三:
この悲しみと、向き合ってください。
相談者:
あはい。
加藤諦三:
つまり、この悲しみを逃げないで。
相談者:
ああ、はい・・ありがとうございます。(涙声)はい・・
加藤諦三:
この・・うん。
この悲しみで、自分は、人間として、深くなるんだということです。
相談者:
う、ッフ(嗚咽)・・わかりましたあ。
加藤諦三:
よろしいですか?
相談者:
はい、ありがとうございます。
加藤諦三:
まだ78歳ですから、
相談者:
はい
加藤諦三:
これから・・
相談者:
・・はい
加藤諦三:
新しい人生を、立派に生きてください。
相談者:
はい、ありがとうございましたあッハー・・
加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。
相談者:
失礼しま、す。
加藤諦三:
苦しみや悲しみがあるからこそ人間は深くなるんです。