クズ男と別れさせたい。娘の気持ち置き去りにカラ回りする母親の中途半端な心配
テレフォン人生相談 2017年6月7日 水曜日
娘と一緒に暮らす男は仕事もしないヒモ男。娘は男を支えるために昼も夜も働くようになった。別れさせたい。
パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 女 家族は夫と長女26歳と長男と次女
ドリアン助川:
もしもし?テレフォン人生相談ですう。
相談者:
あ、よろしくお願いします。
ドリアン助川:
よろしくお願いします。
えー、今日どんなご相談でしょうか?
相談者:
あ、はい。
娘のことでご相談をしたいので、よろしくお願い致します。
ドリアン助川:
お嬢さんのことで。
相談者:
はい
ドリアン助川:
どんなことですか?
相談者:
えーと5年ん、程前からあ、あのお、娘が水商売に勤めている男性で・・お父さんは自殺、されてて、お母さんとは絶縁で、一人で頑張っている男性と交際しているっていうことを娘から聞いたのです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
そして8ヵ月ほど経ったら・・あの、男性が仕事のトラブルう、によって行き先がないので、娘がアパートを、男性のために借りたんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
はい。そしてしばらくすると、なんか娘、が、なんか言うには、あの・・彼が、ちょっとこう病気になったりしてえ、で、ま、しばらくしたら、
「もう、大丈夫だから」っていうことで、ま、わたしもホッとしてえ・・いたんですけど、いつまで経っても、なんか、しご、とに、男性が就かないのでえ
ドリアン助川:
はい
相談者:
あの、ちょっと心配してて、それで、その頃から段々こう、娘も・・わたしに
「お金を貸してほしい」とか言うようになったんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、あのお、それと同時に娘も昼も働き、夜も働くっていう、もう、ホントに毎日働くような生活になってしまってえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で、もう、おかしいなと思って、主人と二人で、そのアパートに行って、アパートから追い出すんですけど、また、男性が帰って来る。
それが2回程繰り返してましてえ。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、あの、ま、ずっとその間(かん)も働いてないんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
ま、そういう、せ、ことを2年間ぐらい続けてましてえ、でも別れなくてえ・・で、ある時に、娘とトラブルがあってえ・・娘がアルバイトに行く、道の途中に男性がいてえ・・道に立ち塞がってたので・・娘があ、の車のフロントガラスを割ったんです。
で、
ドリアン助川:
男性が?
相談者:
男性が、はい。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、警察に行ったんです。
ドリアン助川:
ん
相談者:
で、娘の話を聞いただけでえ、交際の縺(もつ)れで片付けられてしまってえ・・で、警察、に訴えることもできなかったんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、その時に、わたしの携帯に・・あの、「もう別れるので」みたいな連絡があったんですけど、まだまだ、そこからまた娘と彼は繋がっていてえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
それでえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
これではもう駄目だと思ってえ、今までは娘が可哀想だなと思ってたんですけどお、で、娘はまあ家と・・あのお、アパートを出入りしてたんですけど、もうこれでは駄目だなと思って、娘を追い出したんです。
ドリアン助川:
どちら・・家からですか?
相談者:
家から。
ドリアン助川:
はい
相談者:
そして・・何ヵ月か経ってえ、や、相変わらずやっぱり家にい、えー、携帯の催促状とかクレジットの、ハガキが来るのでえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
娘のところに行ったらあ、またその男お、とちょっと揉め合いになってえ、以前にもその放り出した時にい・・無理矢理追い出したりしてえ・・ことがあったので、今度、男性いわく
「今度来たら包丁を持って来るから」
あの「今度は何があっても許さん」みたいになってしまってえ、
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
で、わたしもその時に、ドアに腕を挟まれたのでえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
警察に行ったんですけどお、そういうことを言っててもお、やっぱり、あのお、娘と、わたし身内ですのでえ・・立証ができないていうことでえ・・駄目だったんです。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
うん、で、あ、それとお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
そのお母さまに会いに行ったら、お母さま・・がおっしゃるには、男性は・・結婚しててえ・・あの、職場の女性と、娘と付き合う、前なんですけど、
ドリアン助川:
はい
相談者:
逃げたらしいんです。
で、逃げてから娘と出会ったみたいで・・
ドリアン助川:
逃げたというのは、結婚ん、をしてる状・・
相談者:
そうです。
しててえ、で、職場の、
ドリアン助川:
はい
相談者:
娘と付き合う前の・・その職場の女性と逃げたらしいんです。
子どもさんも二人いらっしゃったらしいんですけど、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
で・・そういうことがあって、あとの、その・・
ドリアン助川:
ん、今その、法的に、その男性には・・妻子がいるわけですね?
相談者:
あ、ち、それで、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
あの、その・・あの、奥さんが、ま、家で待ってたらしいんですけど、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
やっぱり先行きが、良くないのでえ・・お母さんがもう離婚させたらしいんです。
ドリアン助川:
はい
相談者:
で、ま、向こうのお家の方も、ま、承諾して・・離婚して、ま、今はだから、えー、ま、
ドリアン助川:
法的には、あの、
相談者:
そうです、でもお、
ドリアン助川:
はい
相談者:
「あなた結っ」、あの、その男性に「結婚してましたよね?」って言っても、
「知らない」・・って言い張るんです。
ドリアン助川:
うん。
まず、娘さんおいくつですか?
相談者:
27歳です。
ドリアン助川:
27歳
で、5・・
相談者:
はい。
あ、ごめんなさい6歳です。
ドリアン助川:
26歳。
相談者:
はい
ドリアン助川:
で、5年前からということは、ま、えー20・・二十歳とか21の、頃に知り合ったということ、ですね?
相談者:
そうですね、はい
ドリアン助川:
でえ、そん時もう、お嬢さんは働かれてたんですか?
相談者:
そうです、働いてました。
ドリアン助川:
はい。
で、えーと、水商売をその頃、その男性はしてたっていうことですね?
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
この男性は今いくつですか?
相談者:
27です。
ドリアン助川:
27歳、あ、
相談者:
はい
ドリアン助川:
まだ若いんですね。
相談者:
はい
ドリアン助川:
うーん
ま、あの、今お聞きした、ところでは・・ま、徹底的なダメ男・・
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
ということ、ですね?
相談者:
はい
ドリアン助川:
何から何まで責任もないし、
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
えー、ダメ男だから、じゃあ嫌いになるかっていうと、ま、嫌いになる瞬間も多々あったんでしょうけども、
相談者:
はい
ドリアン助川:
やっぱり一緒に居るわけですよね?
相談者:
そうなんです。
ドリアン助川:
だ、つまりもう、例えばもう、ほ、ほとんど、は、犯罪者のようになって、居座っていて。
相談者:
ええ
ドリアン助川:
怖くてしょうがなく渋々、ということなのか?
じゃなくて・・えー、やっぱり男女、のなんか、こう、通い合う物があって、それで・・やっぱり彼と離れられないのか?
相談者:
そ・・
ドリアン助川:
ん、ん、どうなんですか?
後者の方なんですかね?
相談者:
多分そうだと思います。
ドリアン助川:
うーん
相談者:
で・・わたしが・・思うには、もしも・・向こうの、親御さんが、彼がこういうことを言ってるのでえ、「刺す」とか、「包丁で」とか言ったので、
ドリアン助川:
はい
相談者:
もし何かあったらあ・・あの、近所お、に、ま、住めなくなったり・・わたしもそうですけどお・・男性の方のお家もお・・住めなくなったりするのでえ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
できたら・・迎えに来てあげて欲しいなって思うんですけど、かえ、自分から帰るっていうことはなさそうなので、
ドリアン助川:
ええ、ええ
相談者:
またちょっとクレジット会社からあ、
ドリアン助川:
はい
相談者:
あのお、催促のハガキとか来てるのでえ、
ドリアン助川:
ええ
相談者:
多分もうホントにそのお金もちょっと、ふく、少しずつまた膨らんで来てるので、
ドリアン助川:
うーん
相談者:
物凄い額になったら、ま、わたしとしたら、どうしようとかあ、
ドリアン助川:
どうしたらいいのか?っていうことですね?、もう、そっからこう脱するためには。
相談者:
そうです。
ドリアン助川:
えー、今日の回答者の先生・・ご紹介いたします。
相談者:
はい
ドリアン助川:
弁護士の大迫恵美子先生です、よろしくお願いします。
相談者:
お願いします。
(回答者に交代)
心配してると言いつつ自分の身の安全のことだけなんだよね。
娘の心身の心配って本当にしてるのかな?
こんなのが親で彼氏がこれじゃ娘はキツイだろうね