私生児の息子が中年で結婚したらDVで追い出されて孫にも会えず

テレフォン人生相談 2017年10月12日 木曜日

息子のDVで嫁が子供を連れて出て行った。子供に会えなくなり「死にたい」と口にする息子への対応のし方。

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 女81歳 別に住む息子58歳 息子が15年前に結婚した妻は10歳年下で現在別居中 娘4歳は妻と同居

ドリアン助川:
もしもし、テレフォン人生相談ですう。

相談者:
は、どうもお世話、お世話になります、よろしくお願い致します。

ドリアン助川:
はい、よろしくお願いします。
今日どんなご相談でしょうか?

相談者:
はい、あの、息子夫婦の事で。

ドリアン助川:
はい

相談者:
15年連れ添っていたんですけど、

ドリアン助川:
はい

相談者:
赤ちゃんができ、あのお、色んな治療をした結果やっとできたんです、赤ちゃんがね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
そうしましたら・・ちょっとした事の、赤ちゃん・・わたしの考えでは赤ちゃんの方にやっぱお母さんは・・手が行くに決まってるん、
息子の方はやっぱりね・・男の人ってやっぱ寂しかったのかも分かんないけど、ちょっと乱暴な口を利いて、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あのお・・お、奥さんは「暴力振るった」って言うんですけど・・せがれは、振るったとは思ってないんですね、いつもの調子の口暴力っていうかね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
それでえ、出て行ってしまったんです。

ドリアン助川:
あのお、奥さんが?

相談者:
はい

ドリアン助川:
はい

相談者:
でいきなりもう赤ちゃんと・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
権利書ですか、お家のね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
・・名義は奥さんの方にあのお、そこへ、越す事によって変えたんですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
その権利書を、も、どこにあるかわたし達じゃ分からないけど、ちゃんとお、ね、持って。あの実家へ帰って4年帰って来ないんですって。

ドリアン助川:
はい

相談者:
どうしてこんな事になっちゃったのかしら、と思って、今、もう・・子どもの事で、な、もずーっと、もう寝られなくて。

ドリアン助川:
はい

相談者:
81にもなって・・

ドリアン助川:
んー、あ・・

相談者:
こんな思いをね。

ドリアン助川:
お母さん81歳なんですね?

相談者:
そうなんです。

ドリアン助川:
はい。お母さん81歳で、じゃちょっと、話を整理して行きますね。

相談者:
はいー

ドリアン助川:
えー息子さんは今おいくつですか?

相談者:
えーと58

ドリアン助川:
58歳。おいくつん時に結婚なさったんですかね?

相談者:
5・・15年ぐらい前、前にね・・

ドリアン助川:
15年ぐらい前。ま・・

相談者:
ええ、同棲から始まってね。

ドリアン助川:
4、じゃあ、ま、えー仮に15引くと43歳ですね?

相談者:
ええ

ドリアン助川:
えー初婚なんですか?

相談者:
え、そうです。

ドリアン助川:
で・・その時の、お、奥さんは、おいくつだったんでしょうね?

相談者:
奥さんの年がね、分からなくてわたしも。

ドリアン助川:
分からない、年上か年下かも分からない?

相談者:
いや年下も、ずっと年下なんです。

ドリアン助川:
ずっと年下ですか?

相談者:
若いんですね。

ドリアン助川:
え、どれぐらいでしょうか?仮に。

相談者:
10歳は若いと思います。

ドリアン助川:
10歳は若い・・

相談者:
ええー

ドリアン助川:
10歳は若いという事は、ま、じゃ、えー43と33という事にしときましょうか、じゃね、仮にね。

相談者:
はい

ドリアン助川:
その、お二人が結婚なさって。

相談者:
ええ

ドリアン助川:
で・・お子さんができたのが・・何年前ですって?

相談者:
4年前です。

ドリアン助川:
4年前?

相談者:
はい

ドリアン助川:
という事は、ま、結婚して10年11年で、できたという事ですね?

相談者:
そうなんです。

ドリアン助川:
はい

相談者:
治療してね。

ドリアン助川:
はい。で4年前に、えー男の子女の子?

相談者:
女の子です。

ドリアン助川:
女の子ができた。それで?・・奥さんの気持ちい、が、まあ、赤ちゃんの方に、ま、当然行きますよね?

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
それえ、についてなんか、息子さんが、ヒステリックな事を、口走った?

相談者:
そうです、蹴っ飛ばしたらしいんです。

ドリアン助川:
蹴っ飛ばした?

相談者:
ええ

ドリアン助川:
あー、で、えー・・ま、奥さんとしてはもうこれ一緒にやってらないわという事で。

相談者:
そう・・何度か別れるう・・ようなところで、そう、二人で・・相談してね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
「どうする?、実家に帰る?、向こうに帰る?」って・・あのお、二人で駅のベンチで、悩んでいた事もあるくらい、わたしも・・だ、可愛がってたつもりなんですけどね。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
やっぱ一緒に住んでないもんですからね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
目が行き届かなくて。

ドリアン助川:
あ、あの、え、それで・・その住んでるお家というのは元々奥さん、の・・

相談者:
いえいえ、そうでない・・

ドリアン助川:
お家なんですか?

相談者:
そうじゃない、あの・・彼のお父さんが・・くれた物なんですその家(うち)を、あの、お祝いにね。

ドリアン助川:
か、彼女のお父さんが?

相談者:
いえ、うちの、男のほ、息子の方のお父さんが。

ドリアン助川:
ちょっと待ってくださいよ。
息子の方のお父さんというのは、あなたの・・

相談者:
いや、わたしは・・あのお・・なんと・・息子との間にできた、あのお父さんとの間にできた、子どもなんです、息子は。
・・ですけど、やっぱり20年間籍を入れていただけなかったんで・・わたし、一から出直して、今日まで生きて来たんです。

ドリアン助川:
旦那さん・・ではないんですか?

相談者:
え、あの、奥さんがいたんです。

ドリアン助川:
は、は、は、は・・あの・・概略は分かりました。

相談者:
はい

ドリアン助川:
そういう形で、お子さんができたと。

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、その、お子さんとは一緒に暮されたんですか?

相談者:
え、ずーっと高校卒業するう、まで。

ドリアン助川:
は(わ)ずっと一緒にいられた?

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、その後、息子さんは高校卒業した後は・・えー出てって・・

相談者:
ええ

ドリアン助川:
出てった?

相談者:
もうあのお・・19歳の時に、

ドリアン助川:
はい

相談者:
あの同棲する女性がいて、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
同棲してました。

ドリアン助川:
あ、それで出てったという事ですね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
じゃ、えーと、その後は一緒には暮らされてないわけですね?

相談者:
え、そうです。

ドリアン助川:
それで、40を過ぎて、えー結婚をして。

相談者:
ええ

ドリアン助川:
お父さんがプレゼントした、家に住んだと。

相談者:
ええ

ドリアン助川:
で、この権利書、とかそういう物が、奥さんの、息子さんの奥さんの、名前になってるという事ですね?

相談者:
え、そうです。

ドリアン助川:
で、現在は、その・・ま、お孫さんですね、

相談者:
ええ

ドリアン助川:
は(わ)、誰と一緒に暮してるんですか?

相談者:
あの、お嫁さんとお母さんと・・

ドリアン助川:
ええ

相談者:
妹さんとです。

ドリアン助川:
で、その皆さんが住んでるのは・・お嬢さん、あの、その奥さんの実家なんですね?

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
はい。で、じゃ今その、家にいるのは、息子さんと?

相談者:
息子一人でいます、今。

ドリアン助川:
一人で?

相談者:
ええ

ドリアン助川:
あ、は

相談者:
あのお、二人が暮らしてたところにね。

ドリアン助川:
はいはい、分かりました。

相談者:
はい

ドリアン助川:
それで、離婚というのは成立してるんですか?

相談者:
してないんです。

ドリアン助川:
してないんですか?

相談者:
ええ

ドリアン助川:
あーじゃ、あの、籍は残ったまま、4年間別居してるという事ですね?

相談者:
そうです。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
そいでわたし達が・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
行って初めてそこでそういう、話し合いを、少しでもできるかなと思ったけど、ま、それもなく一切、あのお、サーっともう帰って行かれて、

ドリアン助川:
はい

相談者:
それ以降、も、何をしても、もう連絡が取れないんです。電話にも出てくれませんので。

ドリアン助川:
はい

相談者:
そいでえ、1週間前に行って来たんだけど、それでも会って、いただけなかったんです。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
お母さまにも、お嫁さんにもね。

ドリアン助川:
うーん。あ、いっその事、離婚が成立した方が、よっぽどスッキリしますよね?

相談者:
そう、ええ、もう、今となれば、そうは言ってるけど。

ドリアン助川:
はい

相談者:
せがれは、もう、やっぱり子どもの事をね、初めてできた子だから。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
それを凄く・・あの、残念がってね。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
あの命を絶って、も、何の未練もないから、子どもも、いないの暮らせないならっていう事でね。
「そんなことしたって始まらないから、お母さんの側へ来て・・出直しましょうよ」って、説得したんですけども・・
「駄目だ駄目だ」って言うんですよ。

ドリアン助川:
息子さんは・・つまり死にたがってるっていう事ですか?

相談者:
そうなんです。だから心配だからあの警察に・・お願いしてね、

ドリアン助川:
はい

相談者:
見て頂くなんて事もできるものかどうかも、ずっとそんな毎日で。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
もう、ご相談させていただいたんです。

ドリアン助川:
はい。えー息子さんは・・出てった、4年前に出てった、奥さん、その実家とも連絡は取れず・・でえ、ん、娘に会いたい。
あなたからすればお孫さんですね?

相談者:
そうなんです。

ドリアン助川:
に会いたいけども会えないと。で、その中で・・仕事は、現在ど、どうなんでしょうか?

相談者:
もう・・やけになって辞めてるそうなんです。

ドリアン助川:
で「死にたい死にたい」と言ってると。

相談者:
そうなんです。

ドリアン助川:
で、お母さんとしてはもう、どうしたらいいか分からないという事ですね。

相談者:
そうなんですね。

ドリアン助川:
ま、一番理想的なのはその、奥さん、が、戻って来る。

相談者:
そりゃそうですねえ・・

ドリアン助川:
ん、或いはあ、えー、離婚が成立してきちんと、する・・

相談者:
そうですね・・

ドリアン助川:
という部分ですね。

相談者:
うん

ドリアン助川:
どうしたらいいかという・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
事ですね?、分かりました。

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー今日の先生紹介致します。

相談者:
はい

ドリアン助川:
今日の回答者、弁護士の坂井眞先生です。

相談者:
はい

ドリアン助川:
よろしくお願いします。

相談者:
すいません、お願い致します。

(回答者に交代)

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