60万を返さない30年来の親友ナンバーワンに見切りをつけるも法的根拠ナシ

テレフォン人生相談 2017年12月28日 木曜日

口約束で親友に貸した90万。返済を迫ると「貰ったもの」と主張。さらに「自己破産したので返す必要はない」。回収する方法は?

パーソナリティ: ドリアン助川
回答者: 坂井眞(弁護士)

相談者: 男52歳家庭持ち

ドリアン助川:
もしもし?、テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、もしもしい

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい。初めまして。

ドリアン助川
あ、よろしくお願いします。

相談者:
はい。よろしくお願い致します。

ドリアン助川:
今日どんなご相談でしょうか。

相談者:
はい。ま、友人にですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
お金を、3年ほど前に貸したんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ちょっと、ま、あのお・・ま・・えーと、彼の方もちょっと・・自己破産をしてしまいまして、

ドリアン助川:
ええー

相談者:
3年間の間で、ま、少しずつ、わたしが貸したお金が大体、90万ぐらいなんですけども、

ドリアン助川:
はい

相談者:
3年間の間で少しずつ、30万ほどは返していただいたんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
久しぶりにちょっと彼と、お会いしたところですね、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
ちょっと・・ま、結婚はしてるんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
今ちょっとお・・女遊びをしてるような感じでですね、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
ちょっと、わたしのも方もに、えー、ちょっと返済い、を、せず、そちらの方にちょっとお金を使ってるような感じでですね、

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい。ちょっとただ、口約束なあ、だけなものですから、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
えーと、彼の、ま、諸事情もわたしは分かっておりますので、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
残りの60万について、
「月々1万円ぐらいで構わないから、ただ、5年、6年掛けて」という事で話はしたんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
ま、5年6年先い、まあ、お互い、も、今わたくし52歳になるんですが、

ドリアン助川:
はい

相談者:
彼も同じ年なんですね。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
はい。ただ、やはり、5年6年先何が起こるか分かりませんので、病気したりとか。

ドリアン助川:
はい

相談者:
えーと「連帯保証人を付けてくれ」と。
「それで借用書を、ま、えーと、お互い交わしたい」と。

ドリアン助川:
はい

相談者:
いうお話をしたところ・・彼の方から、
「悪いけど、その、要は・・『使ってくれ』と、君から言われたので・・いただいた物だと思ってた」と。

ドリアン助川:
はい

相談者:
それで、「破産もしてるので」、「返済の義務はないので」、それで、あの、「やり取りの証拠がない」と。
「だから」、えっと、「保証人なんかは」、えーと「考えられない」と。

ドリアン助川:
はい

相談者:
いう形で彼の方から一応メールで、そういう感じい、のやり取りが来たんですね。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
ええ、それでえ・・どうしたもんかな?と思いまして、あ、ちょっと、ご相談をさせていただいた次第です。

ドリアン助川:
なるほど。

相談者:
はい

ドリアン助川:
あなたには、か、家庭があるんですか?

相談者:
あります。

ドリアン助川:
えー、ご家族いらっしゃるね?

相談者:
はい

ドリアン助川:
でえ、彼は、彼も家庭があるんですよね?

相談者:
あります。はい

ドリアン助川:
で、お金え・・自己破産はしてるんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
これ元々、あれですか?会社か何かやってらっしゃったんですかね。

相談者:
ええ、あの飲食業をやっておりました、はい

ドリアン助川:
飲食業を彼がやっていた。

相談者:
はい、はい

ドリアン助川:
自己破産・・は、

相談者:
はい

ドリアン助川:
何年ぐらい前ですか?

相談者:
えっと去年ですね。

ドリアン助川:
昨年?

相談者:
はい

ドリアン助川:
うーん・・んで、えー、その後、今仕事はど、彼はどうしてんでしょう?

相談者:
え、仕事は今、あの、知り合いのところで、

ドリアン助川:
はい

相談者:
えーと・・ま、居酒屋みたいようなところで働いております。はい

ドリアン助川:
居酒屋の店員をしている?

相談者:
はい、はい

ドリアン助川:
という事は、ま、収入はあるわけですね?

相談者:
収入は月25万円ほどあると聞いております。

ドリアン助川:
はい

相談者:
はい

ドリアン助川:
なのでまあ・・
「毎月1万でもいいから返してよ」と。

相談者:
はい

ドリアン助川:
この90万を・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
あのお、貸した時というのは、どういう理由で・・彼は貸、

相談者:
あ、はい

ドリアン助川:
はい

相談者:
えーとお、彼がやはり、あのお、家族と賃貸の、マンションに住んでおりまして、

ドリアン助川:
はい

相談者:
えーと、家賃滞納が、あったらしいんですね。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
それで、大家さんから、いきなり内容証明で、

ドリアン助川:
はい

相談者:
督促状と、ま、明け渡しという事で、家賃が・・えーと2年ぐらい溜まってたらしいんですね(苦笑)。

ドリアン助川:
家賃2年溜めちゃった?!

相談者:
はい。それで、えーと、わたしがそれを聞いて・・

ドリアン助川:
ええ

相談者:
まあ、あのお、相談に・・あー、電話掛かって来て、

ドリアン助川:
はい

相談者:
えーと、ま、次の日に会って、ま・・彼から要求はなかったんですが、わたしは、ま、30年以上の付き合いが、彼と、してるものですから。

ドリアン助川:
そうそう、それを聞きたかったですけど、

相談者:
はい

ドリアン助川:
いつ、からの、どういう、お知り合いなんですか?

相談者:
はい、10う、8歳からの、学生からの、友だちで。

ドリアン助川:
学生?

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、これ大学?

相談者:
専門学校ですね。

ドリアン助川:
専門学校?

相談者:
はいはい

ドリアン助川:
専門学校の時の友人、で、

相談者:
はい

ドリアン助川:
ま・・友人にも色んなレベルがあると思うんですけども。

相談者:
あ・・一番、ナンバーワンです。

ドリアン助川:
ナンバーワン、つまり、親友なわけですね?

相談者:
はい、そうです。

ドリアン助川:
「貸してくれ」という言葉はなかったんだけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
「貸してあげるよ」という形で・・

相談者:
ま、一応わたし・・

ドリアン助川:
それとも・・

相談者:
はい

ドリアン助川:
「使ってくれ」って言ったんですか?、どういう言い方したの?

相談者:
ま、使っ、彼とその時い、貸した時に別れたとき、別れる時に、
「必ず」彼は「返すから」と。

ドリアン助川:
はい

相談者:
「何年かけても」

ドリアン助川:
はいはい

相談者:
ていうことは言ってました。

ドリアン助川:
うーん

相談者:
はい

ドリアン助川:
その時の、彼の表情とか覚えてるわけですね?

相談者:
覚えてますね、はい

ドリアン助川:
うん

相談者:
ですからそれも、
「そういう風な事も言ってくれたし」っていう事で、

ドリアン助川:
はい

相談者:
やり取りしたんですが、

ドリアン助川:
うーん

相談者:
えーと、彼とすれば
「少しずつ返そうという気持ちはある」と。

ドリアン助川:
はい

相談者:
「ただ、保証人とか何かあった時の事は」、ま、「話はできないんだ」と。

ドリアン助川:
うん

相談者:
まあ、ま、多分、誰にも相談ができないんではないかな?と思うんですね。

ドリアン助川:
そうかもしれませんね。

相談者:
はい

ドリアン助川:
んで、でも30万返って来たわけですね?、これまでに。

相談者:
返って来ました、はい、それでこの間も・・

ドリアン助川:
はい

相談者:
久しぶりに彼と大体ま3、3ヵ月4ヵ月にい、1回ぐらい・・お酒飲んだりとかするんですけども、

ドリアン助川:
はい

相談者:
その時にい・・そしたら、ちょっと、女の話ばっかり彼がするんですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
えっと、そ、そいで、ま、ピアスを贈ったり何を贈ったりとか。

ドリアン助川:
はい

相談者:
プレゼント贈ったりとか。

ドリアン助川:
うん

相談者:
うん、それでえ・・食事をしたりとか・・いうような事はず、ずっと永遠と話があったものですから、

ドリアン助川:
はい

相談者:
「そんなお金があるんだったらあ、俺に返してくれよ」ってちょっと冗談で言ったんですが、

ドリアン助川:
ええ

相談者:
えと、彼はあ、なんか、聞く耳を持たなかったような感じで(苦笑)

ドリアン助川:
うーん、そうですか。

相談者:
はい

ドリアン助川:
で、ただそれでも・・毎月1万でも返そうという事は彼は、今後も・・

相談者:
彼は、言ってき、あのメールでは言って来てますが、

ドリアン助川:
うん

相談者:
あのお、えーと、わたしとすれば、えーと、書面をできれば交わしたいんですけども。
口約束、で、例えば、えーと少額訴訟とか、民事訴訟とかいうものが、今後どのような手続きをしてやれば、その、返済のあれができるのかどうか?という、やり方をちょっと教えていただければと思ってますね。

ドリアン助川:
なるほど。

相談者:
はい

ドリアン助川:
あのお、その前にちょっと伺いたいんですけども、

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、ナンバーワンの友人なわけですよね?これまでは。

相談者:
はい、はいそうです。

ドリアン助川:
でえ、しかしそこでなんか法的なね?・・ことをして。

相談者:
はい

ドリアン助川:
つまりこれ、友だち、その友だちを失う可能性もありますよね?

相談者:
え・・あの、あります。

ドリアン助川:
ええ

相談者:
それはもう・・彼からのこのお、要は・・いただいた返事ですね。

ドリアン助川:
はい

相談者:
それを、まあ、見た途端にわたしはもう、信用できなくなってしまいましたので、

ドリアン助川:
ああ

相談者:
ですから、もう、わたしもう・・今後、会うつもりはありません。

ドリアン助川:
あ、そういう事なんですか。

相談者:
もう、わたしはですね・・

ドリアン助川:
ええ

相談者:
わたしの中ではもう・・あの会っても、もう、信用、信頼ができませんから。

ドリアン助川:
・・そうですか。

相談者:
はい

ドリアン助川:
という事は、じゃ、えー、話を整理しますと、

相談者:
はい

ドリアン助川:
もう彼え、の事は友だちだとは思えないと。

相談者:
はい、そうです。

ドリアン助川:
はい。えー・・失っ、もう彼を失ったと。すでに。

相談者:
はい、はい

ドリアン助川:
なので、えー60万ちゃんと返してもらいたいと。

相談者:
はい

ドリアン助川:
えー、そのためにはどういう方法がありますか?という事ですね?

相談者:
はい、そうです。はい

ドリアン助川:
分かりました。

相談者:
はい

ドリアン助川:
今日の回答者の先生、紹介いたします。え、弁護士の坂井眞先生です。よろしくお願いします。

相談者:
はい、よろしくお願いします。

(回答者に交代)

「60万を返さない30年来の親友ナンバーワンに見切りをつけるも法的根拠ナシ」への1件のフィードバック

  1. 栄光の親友№1を頂いた相手さんは
    間違いなくあなたを
    友達とは思ってませんよ・・
    借りる時点で。いや、もっともっと前から・・
    50過ぎの男がようやく気付くにはあまりに粗末
    あなたの奥さんに同情します
    ジャイアン、スネ夫、のび太
    ドラがやってこなかった、のび太52の春

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