浮気症のカレは恋愛依存症。それが治ると思っているあなたも同じです
テレフォン人生相談 2018年4月27日 金曜日
結婚5年で4歳と1歳の子供がいる29歳の女性。
夫の浮気癖が治らない。
証拠を突きつけると、土下座して謝るものの舌の根も乾かぬうちにまた繰り返す。
離婚はお互いに考えていない。
慰謝料請求したところで心は晴れないと思う。どうしたら?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 坂井眞(弁護士)
相談者: 女29歳 夫34歳 子どもは2人で4歳と1歳
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はーい
加藤諦三:
もし・・はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いしまーす。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
えーと、29で、もうすぐ30になります。
加藤諦三
29歳・・今結婚してます?お1人ですか?
相談者:
結婚してます。
加藤諦三:
結婚してます。えー、ご主人何歳ですか?
相談者:
34です。
加藤諦三:
34歳。お子さんは?
相談者:
えーと、4歳の・・子お、と、1歳の子がいます。
加藤諦三:
あそ・・はい分かりました。で、どんな相談ですか?
相談者:
えーと、結婚当初からあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
えーと、旦那さんが浮気性で、
加藤諦三:
はい
相談者:
それが、もう治らず、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーと自分の、心の持ち様というのに今悩んでます。
加藤諦三:
あなた自身のですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、「浮気性で」その「結婚当初から悩んでる」って、あのお、要するに特定の人が・・を好きになって、関係が出来てるっていうんじゃなくて、次から次へと色んな女性と・・あの、浮気をしてるってこと?
相談者:
そうですね。あの、その場限りのお、えーと、体の関係という事もあるし、
加藤諦三:
ええ
相談者:
その、インターネットとか、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーと、そういうところで知り合って、ま、同じ相手と、何回も、その、えっとお、か、肉体関係を持つという事もあるんですがあ、ま、風俗に行ったリだとかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
えーっとお、そういう肉体関係を持つ女性を、何日も作ったりだとかという事があ、ずっともう5年、ほど続いてるというような、状況です。はい
加藤諦三:
それで・・会社勤めですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
会社では、何?真面目人間、し・・という事?、
わたしい、に対してこんな人なのにね?、
相談者:
・・はい
加藤諦三:
え?、なんでこんな・・立派な人に・・会社の、な・・って振る舞っちゃうの?ていう、そういう驚きはない・・ですか?
相談者:
えーとですね・・
加藤諦三:
うん
相談者:
立派・・とも、あのお、わたしは、ま、普通に過ごしてるという風に思ってるんですけどお、
加藤諦三:
ええ
相談者:
えーと、本人曰くう・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
あの「自分では、も、仕事が、出来ない」・・とか・・いう風に愚痴をこぼす事も結構ありますし、
加藤諦三:
あの「仕事が出来ない」・・という言い方よりも・・ん、劣等感が凄く、つ、強いで、しょ?
相談者:
あー、あると思います、はい
加藤諦三:
要するに・・このタイプではないという事ですね?、い、家では、とにかく、内面が悪くて不機嫌で、もう、どうしようもないけれども、
会社行ったら非常にニコニコ、ニコニコしてえ・・んでえ、せ・・家ではもう無責任な男なんだけども、会社行ったら・・責任感があるという、そういうタイプではない?
相談者:
そうですね、ま、そこまでハッキリ、分かれ、てはいないですけどお、
加藤諦三:
ええ
相談者:
はい、ま、家でも、うーんと、頼めば、色々子どもの事なんかもやってくれたりはしますけどお、
加藤諦三:
うん
相談者:
はい、まあ、頼まなかったら、ま、ゴロゴロして・・自分の好きなように振る舞ってるっていうような感じですかね。
加藤諦三:
はい。先程ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
その場限りの、場合もあるしい・・肉体関係が、その場限りでないようなね?、ネットで知り合ったような・・人とのあ、あるし、という事ですけれども、あなたの推測じゃなくてなんか・・こう、きっちり・・
相談者:
ハハ(苦笑)
加藤諦三:
証拠は・・あるん・・ですか?
相談者:
はい。その結婚1年目え、の頃からあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
段々、こうエスカレートしてるような感じ、なんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
最初は、その、携帯電話でのやり取りであったりとかあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
えーと、「『いついつ、どこに誰と行ってた』っていうような事を聞いたよ」っていうような、ま、そういう証拠の取り方から始まったんですけど、
ただずっと、それがあ、も、あの、半年に1回とかあ・・
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、ま、わたしが証拠を集めてえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、あのお、話し合いの場を持って、
「もうしません」っていうような事を、するんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、えっと、2ヵ月、3ヵ月、とか経たないうちに・・
加藤諦三:
ん
相談者:
また、そういう、えーとお、肉体関係を持つ人を作ってっていう事が、ずーっと、繰り返されてるんです。
で、わたしも証拠集めをもっとハッキリさせて、
加藤諦三:
ええ
相談者:
えっと、突き付けないと治らないなという風に感じたので、
加藤諦三:
うん
相談者:
つい先月、は(わ)あ、えーと、ラブホテルから、2人で・・出て来るところを写真に収めて、
加藤諦三:
うん
相談者:
そのまま3者で、えーと、話し合いの場を持って、
加藤諦三:
あーそうですか、はい
相談者:
はい、ていうような事もしました。それが一番新しいです。
加藤諦三:
それで3者で・・あの、話し合いの場を持って、ど、どうなったんですか?
相談者:
えーっとですね、あーま、慰謝料請求とか・・をして、あのお・・ま、しても、
加藤諦三:
はい
相談者:
いいというような、念書を書いてもらいましたね。
加藤諦三:
あーそうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、今日のあなたの相談というのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、そういうそのお・・ちゃんとした証拠お、が、色々揃ってるのでえ・・えー・・離婚に踏み切るとか、なんかそういう事とは違うんですか?、
じゃなくて・・
相談者:
はい、離婚はですね・・
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
はい、わたしも夫も全く考えてはいないんです。
加藤諦三:
あー、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで?、そうすっと、慰謝料が相手の女性から、欲しいというのが・・ん、その相談の・・ポ、ポイントですか?
相談者:
いえ、慰謝料お・・についてはあ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
えーと、ここで相談する、ことではなくって・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
ですね。
加藤諦三:
ええ、最初のうち「心の持ち方」って・・
相談者:
はい、あのわたしの心の・・
加藤諦三:
え・・
相談者:
そうなんです。
加藤諦三:
最初からおっしゃってましたね?
相談者:
はい・・えー・・
加藤諦三:
分かりました、はい・・どうぞ。
相談者:
わたしい、自身が、
加藤諦三:
はい
相談者:
もうこんな、どうしようもない人、どうでもいいと思いながら、離婚にも踏み切れないし、
加藤諦三:
ええ
相談者:
子どもの事考えると。
加藤諦三:
ええ
相談者:
ただそういう・・なんだろ?、そのお、も、浮気をしないように、必死に証拠を集めたり、色々・・
加藤諦三:
うん
相談者:
神経を、張り巡らせて、
そのお・・何だろ、縛られてるというか・・その愛情・・じゃない・・愛情かもしれないけど、そういう束縛、を・・ある形で、されてしまってる自分・・が、
加藤諦三:
はい
相談者:
心底、今、嫌なんです。
加藤諦三:
はい、はい、はい
相談者:
もっと、心の安寧(あんねえ)というか、
加藤諦三:
はい
相談者:
落ち着いた心でえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしはこれからあ・・この、どうしようもない(苦笑)男と、
加藤諦三:
はい
相談者:
何十年も、顔を突き合わせて生きて行くのに・・
加藤諦三:
そ・・
相談者:
どうやって、心の平和を手に入れたらいいんだろう?っていう・・その1つとして、
加藤諦三:
うん
相談者:
慰謝料請求も・・やってみようと今、思ってますけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
それで心が晴れるとは、自分でも思ってないんです。
加藤諦三:
うん、晴れないでしょうね。
相談者:
はい。わたしい、の、心のお・・晴らし方はあ・・どういう風にしたら・・・
加藤諦三:
どういう風にやったらいいかと。
相談者:
いいでしょう?
加藤諦三:
はい。大変、あのお・・難しい・・お、ホントに難しい、あの相談だと思いますけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあの、スタジオに、にですね、あの、弁護士の坂井眞先生がいらっしゃってるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと、いしょ、慰謝料の、ことなんかも含めてですね・・
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)