勤続20年の51歳。パワハラ社長と2人きりの会社。 辞めるべきか

テレフォン人生相談 2015年2月5日 木曜日

相談者: 男51歳 独身

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 中川潤(弁護士)

今日の一言:
愚痴は明日への扉を開きません。

(年齢、家族構成のやりとりは省略)

相談者:
あの、会社の関係なんですけども、今ですね、

加藤諦三:
はい。

相談者:
残業おお・・ゼロで、

加藤諦三:
はい。

相談者:
ボーナスもゼロです。

加藤諦三:
はい。

相談者:
で、あのお、こないだですね、

加藤諦三:
はい。

相談者:
社長からですね、

加藤諦三:
はい。

相談者:
パワハラちゅうですかね、

加藤諦三:
ああ、パワーハラスメントですね。
なんかイジメがあったっていうこと?

相談者:
ええ、

加藤諦三:
はい。

相談者:
なお、僕、何回もあったんですけど、

加藤諦三:
はい。
何回もあったっていうのは、この会社に、もう、何年くらい勤めてるんですか?

相談者:
僕、20年くらいです。

加藤諦三:
20年くらい勤めてる。

相談者:
はい。

加藤諦三:
あなたから見て、その、パワハラっていうのは、

相談者:
はい。

加藤諦三:
あの、社長からだけですか?
それとも、他の上司からあったとか。

相談者:
いや、あの、上司もいないんですよ。

加藤諦三:
あ、何?、会社で、今、働いて、何人ですか?
その会社。

相談者:
いや、僕が入ったときにですね、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
社員が20人くらいと、

加藤諦三:
はい。

相談者:
パートさんが10人くらいと、

加藤諦三:
はい。

相談者:
現場で働く人が、あのお、10人くらいおったんですけど、

加藤諦三:
はい。

相談者:
皆辞めちゃったんですよ。

加藤諦三:
みんな辞めたって、20人も、パートが10人もって、働いて、みんな辞めたら会社・・もたないじゃないですか。

相談者:
うん、そうなんですよ。

加藤諦三:
で、今、なに、すると、社長と、あなたと2人だけってこと?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
ちょっと、分かんないんだけれども、会社に、毎日あなたが行きますね?

相談者:
はい。

加藤諦三:
すと、従業員はあなた一人ね?

相談者:
あ、僕です。
一人です。

加藤諦三:
と、そこに社長がいるわけね?

相談者:
あ、社長ほとんど来ないです、今。

加藤諦三:
社長ほとんど来ないの?

相談者:
ええ。

加藤諦三:
社長は、いつ来るんですか?

相談者:
週に1回か、2回くらいですね。

加藤諦三:
週に1回か2回として、

相談者:
はい。

加藤諦三:
そいで、来たときに、あなたを、なんか、イジメるということ?

相談者:
イジメるっちゅうかですね、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
売上げがない月がありますよね?
僕、空調関係の仕事なんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
たとえば10月だと・・あのお、売上げがなくなっちゃいますよね?

加藤諦三:
・・はい。

相談者:
でえ、そういうことあって、あの、たぶん、腹立って、怒り散らしたと思うんですよ。

加藤諦三:
例えば、どんな、言葉で、怒り、散らすんですか?

相談者:
あの、暖房切り替えとかしたんですけど、

加藤諦三:
はい。

相談者:
早く・・涼しくなるんじゃないかってことで、、

加藤諦三:
はい。

相談者:
すぐ前、あのお、工程を組め、って言われたんですよ、僕。

加藤諦三:
はい。

相談者:
今、あの、暖房の工程を。

加藤諦三:
はい。

相談者:
明日までですかね。

加藤諦三:
はい。

加藤諦三:
組め、ちゅう言われて、

加藤諦三:
要するに、実際に、そんなの頑張ったって出来る、ハズもないようなことを、これをやれ、と。

相談者:
そうなんですよ。
で、あのお、僕は、あのお、市内とお、ま、隣の市とですね、

加藤諦三:
うん。

相談者:
20・・5箇所見とるんですよ、あのお、僕、◆△%&を。

加藤諦三:
はい。

相談者:
それ一人でやらされるんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
それを、一気にそんなん、工程組めって、あのお、言われても、出来ないんですよね。

加藤諦三:
その、出来ないと、

相談者:
ええ。

加藤諦三:
社長は、どういうふうに言うわけですか?

相談者:
一方的に、馬鹿だね、◆△%って言われたので、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
逆に言い返したんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
人を馬鹿にするじゃねえぞ、って。

加藤諦三:
ええ。

相談者:
んで、あと、あのお、先週のお、土曜日にもですね、

加藤諦三:
はい。

相談者:
出勤したんですけど。

加藤諦三:
はい。

相談者:
そのときもですね、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
ま、ある、業者使ったんですけど、なんで、そんな高いとこ使うんだ?、って、ボロカス怒られましてね。
ほいで。

加藤諦三:
要するに、こう、これをやらなければ辞めさせるぞ、とかですね、そういうことではないんですね?

相談者:
あ、でもね、それね、何年か前、言われたんですよ。
お前、給料やらんぞっちゅう言われて。

加藤諦三:
給料やらないと言われた。

相談者:
ええ、言われたんですよ。
何年か前に。

加藤諦三:
社長ってのは、何歳くらいの人ですか?

相談者:
68ですね。

加藤諦三:
うーん。
そいで、20人もいた人が辞めてったってのは、なんで辞めてったかっていうと、要するに、

相談者:
ええ。

加藤諦三:
社長の人柄が嫌で、辞めってったと。

相談者:
あ、そう、そうなんですよ。
人柄と、

加藤諦三:
はい。

相談者:
お金払わないんですよ、結局。

加藤諦三:
給料払わないと。

相談者:
給料もですね、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
ある程度、業者にですね、例えば100万だ、っちゅう請求来ますよね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
結局、振り込んだのが90万だとか。

加藤諦三:
はい。

相談者:
そういうことを、やる人間なんですよ。

加藤諦三:
うーん、要するに、単純に言うと、契約を守んないということですね?

相談者:
ええ。

加藤諦三:
で、それは、実際にですね、

相談者:
ええ。

加藤諦三:
相手方は、10万を、あ、そうですか、って、言うわけではないんでしょう?

相談者:
で、ないから、逃げてったんですよ、みんな。

加藤諦三:
ああ、要するに、取引しなくなるっていうことなんですか?

相談者:
そう、そう、そうなんですよ。

加藤諦三:
うん。
そいで、今日のあなたのね、相談ってのは、

相談者:
ええ。

加藤諦三:
その、会社に対する不満ですか?

相談者:
あと、不満とですね、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
会社入ったときには、ボーナスも、まあ、出るし。
あと、休日出勤もあるっちゅう・・僕、あれで入ったんですよ。

加藤諦三:
ええ。

相談者:
で、今、ボーナスゼロなんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
はっきり言って、そのお、土日行ったときに、せっかく、売上げを上げようと思ったときにですね、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
なんで、そんな無駄なことやるんだ?っちゅう言われて。
無駄なっちゅうかですね、

加藤諦三:
要するに、あれですか。
15万で出来るものを、なんで20万なんていう高いところを使うんだ?、という、

相談者:
そう、そう、そうなんですよ。

加藤諦三:
うん。
そうすると、今日のあなたの相談というのは、

相談者:
ええ。

加藤諦三:
そういう、社長との、言い合いの中で、社長がおかしいんだけど、どうしたらいいんですか?、ということですね?

相談者:
うん、あとですね、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
もう、どんどん、どんどん、労働条件、悪うなっとんですよね、僕。

相談者:
はい、はい。

相談者:
昔、あのお、ゴールデンウィークとかの、夏とかの、連休があったんですけどね、

加藤諦三:
ええ。

相談者:
うん、それもちょっとね、無くなってきたんですよ。

加藤諦三:
ええ。
だって、あなたの話は、とにかく、そのお、30人も40人もいた、社員が一人になっちゃっても、まだ倒産しないでいるっていうのは、ちょっと僕、不思議なんだけども、

相談者:
そうなんですよ。

加藤諦三:
うん。

相談者:
で、その、僕一人に、いない人間に、

加藤諦三:
うん。

相談者:
そういう言い方するのは、ちょっと、おかしいやないかと思うんですよ、僕。
だから、このまま、この会社におってもいいのかどうか?、ですかね。

加藤諦三:
も、辞めたいということですか?

相談者:
うん、も、辞めたいんです、はっきり言って。
あとですね。

加藤諦三:
ええ。

相談者:
最初にですね、土日とか、あのお、手当てが付くっちゅうことを、全く、くれないんですよ。
それ、訴えれること、出来ますかね?

加藤諦三:
・・ええ。

相談者:
あと、そのお、やめて、転職した方がいいのか、

加藤諦三:
はい。

相談者:
このまま・・おるのがいいのか。

加藤諦三:
はい、大変難しい・・相談だと思いますけれど、今日はスタジオに弁護士の中川潤先生がいらしてるので、

相談者:
はい。

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)

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