長男が5年来の彼女に謎の送金。唐突に口にした次男への想いに相談は意外な方へ

テレフォン人生相談 2021年1月29日 金曜日

相談者 「彼女ができて月に1回電車で1時間ぐらいのところに会いに行ってたんですよ」

おかあさん、それ彼女ちゃう。
きっかけは出会い系。

「その娘と結婚は考えてないの?」

残酷(苦笑)
察しなよ。

彼女と口走ってしまったのは、カラダ中からお荷物感を発する母親への対抗心と見栄。

息子のことになると思考力が働かないのねえ。
性愛から排除された中年男の内心なんて分かるまい。

6万5千円。
5万でも、10万でもなく。

何か総額の割り算の結果か、代金と考えるのが普通。
いずれにしても息子が主体的に決めた金額じゃない。

郵送?
ATMに持って行ったんじゃなく?
封筒に女性の宛名があったわけ?

さすがに心配になったわけだ。

借金の肩代わりか、
父親の手術代か、
弟や妹の学費か、
etc.(笑)

どうせ暇なんだからこっそり住所を訪ねてみたら?

ただし、もし何か分かったからって、胸に秘めておくこと。
あくまで家に入れるお金を勝手に減らしたことを問題にすること。

必死で守ってるものを母親に暴露されれば物DVじゃ済まない。

番組にそれをやられてしまった男。
中国人妻に利用されるだけの男の精一杯の虚勢が崩れるとき

 

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女70歳 夫は10年前に他界 同居の長男40歳独身 二人暮らし 家庭持ちの次男38歳

今日の一言: お互いに嫌いでお互いに関心をほしくてお互いに離れられない。共依存、コ・ディペンデンス(codependence)といいます。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい

加藤諦三:
テレフォン人生相談です。

相談者:
あ、お世話になります。おねがいします。

加藤諦三:
最初に、年齢教えてください。

相談者:
はい。70歳・・

加藤諦三:
70歳

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
主人は、10年ほど前に亡くなりました。

加藤諦三:
あーそうですか。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすっと今は、お1人で暮らしてんの?

相談者:
いいえ、長男と2人で暮らしてます。

加藤諦三:
長男とお2人?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、長男は何歳ですか?

相談者:
40歳です。

加藤諦三:
40歳。はい分かりました。

相談者:
はい

加藤諦三:
で、どんな相談ですか?

相談者:
5年ほど前にい・・

加藤諦三:
はい

相談者:
長男に、彼女ができて、
月に1回電車で1時間ぐらいのところに、会いに行ってたんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
んで、今は全然、行ってないんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
お金をなんかすごい送ってるみたいなんですよ(苦笑)。

加藤諦三:
その女性のところに?

相談者:
そうです。はい

加藤諦三:
はい、はい

相談者:
で・・1週間ほど前でしょうかね?、子供の部屋にお掃除に行ったら、封筒見つけて、

加藤諦三:
はい

相談者:
中をちょっとわたし・・開いてたから・・

加藤諦三:
はい

相談者:
ちょっと見たんですよ。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら・・6万・・5千円とかが入ってて、

加藤諦三:
はい

相談者:
えー!、こんな大金を、とか思ってたんですけど、

加藤諦三:
はい

相談者:
そいで、2、3日経ってから、その封筒、を、子供が持って・・彼女に送ってるみたいなんですよ。

加藤諦三:
送った。はい

相談者:
その前に、わたしも「もう5年も付き合ってるなら、結婚・・はどう?」って訊いたことがあるんですよね。

加藤諦三:
はい

相談者:
そしたら、「もうそんなあ・・ない」とかって言うんですよ。

加藤諦三:
結婚する意思がないと。

相談者:
意思がないのか・・知らないけどその、お金だけはずっと送ってるんですよ。

加藤諦三:
うん、うん

相談者:
うん、だから、へー、ひょっとしたらなんか・・詐欺に遭ってるのかなとか・・

加藤諦三:
あ、詐欺とかそういう意味で?

相談者:
ええ、そうですね。

加藤諦三:
ふうーん

相談者:
うーん、だから・・どういうふうにして・・訊くのかあ?、そのまま放っとくのか?、ていうことも心配なんですけど、
ただもう、会社から帰って来ると、ま、さっさと2階上がって、ご飯・・どきに下りて来て、また上がってくっていう感じなんですよね。

加藤諦三:
食事をするときには一緒に食事すんではなんですか?

相談者:
一緒にはしないんです。

加藤諦三:
そうすると今のあなたの関心はね?

相談者:
はい

加藤諦三:
小さなことまで・・この長男に、

相談者:
はい

加藤諦三:
向いているわけですよね。

相談者:
そうですね、はい、そうです。

加藤諦三:
ですから、封筒を見るわけですよね。

相談者:
気になっちゃうんですよね、すごく(苦笑)。

加藤諦三:
立て前としては「結婚してもらいたい」と・・

相談者:
はい

加藤諦三:
言っ・・てるけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
本音の部分としては、

相談者:
はい

加藤諦三:
このままいてもらいたいんじゃないの?

相談者:
いやぁ、全然そんな気持ちはないですよねえ・・

加藤諦三:
うーん

相談者:
うん、だからわたしはお友達に、
「も、早く結婚して、1人で暮らしたいわ」とか言うと・・
「寂しいよ」とかね、
「その子がいるからいいんだよ」っていうことは言ってもらうんですけど。&#△・・

加藤諦三:
うん、1人で暮らしたいならね?

相談者:
はい

加藤諦三:
「6万5千円も封筒、中に入ってたけど、そんなに毎月渡してるの?」ってあなたがほんとに思ってること、ポっと、言うってことはできないんですよね?

相談者:
ちょっと、こ、怖いような気がするっていうか(苦笑)、暴力までは行かないですけど、物を投げたりとかあ・・

加藤諦三:
うん

相談者:
物を壊したりとか、わたしには、全然手は出さないんですけど、

加藤諦三:
うん

相談者:
怖いっていうとこもあって・・これ訊いたら・・

加藤諦三:
だから、あなたに向かって、

相談者:
はい

加藤諦三:
物は投げないけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
怒りはあなたに向いてるわけですよ。

相談者:
そうです。&#△%

加藤諦三:
そんだけ怒りが、あるんだけれども・・

相談者:
うん、うん

加藤諦三:
あなたからは離れられないんですよ。

相談者:
そうなんです。はい

加藤諦三:
そいで・・あなたの側からすると・・早く結婚してもらいたい、わたしは1人で暮らしたい、

相談者:
うん、うん

加藤諦三:
と言いながら、あなたの、心の中は全部、この長男の一挙一動に・・関心が持たれてるわけですよ。

相談者:
子供で区別したらいけないんですけど、

加藤諦三:
ええ

相談者:
次男がすっごく可愛いんですよね(苦笑)

加藤諦三:
次男は何歳?

相談者:
38歳です。

加藤諦三:
あーあ・・気になるのは・・長男に対する気になり方と・・は違うんじゃない?

相談者:
はい、違います。

加藤諦三:
だから・・長男は嫌い・・だけど好き。

相談者:
うん

加藤諦三:
次男は・・好き。

相談者:
うん、うん、うん・・

加藤諦三:
で、今・・長男のほうと一緒にいる。

相談者:
はい

加藤諦三:
それで、あなたは・・この矛盾の中で、心理的に混乱しているということですよね?

相談者:
あーそうですね、はい、はい、はい、はい

加藤諦三:
だけどちょっとキツいことを・・訊きますけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
もし・・

相談者:
はい

加藤諦三:
もうちょっとあなたが年を取ったときに、

相談者:
はい

加藤諦三:
どちらを頼りにしますか?

相談者:
次男ですね。

加藤諦三:
そうかな?

相談者:
うーん・・

加藤諦三:
だって・・次男は、好きなだけで、

相談者:
はい

加藤諦三:
別にあなたの心に矛盾がないけれども。

相談者:
はい

加藤諦三:
長男は好きだけど嫌いなんですから。

相談者:
ええうーん・・

加藤諦三:
だから、今日の相談というのは、

相談者:
はい

加藤諦三:
そういう状況になった・・

相談者:
はい

加藤諦三:
家庭の状況を・・

相談者:
はい

加藤諦三:
どうしたらいいか?っていうことですよね?

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
その中の一端として、

相談者:
はい

加藤諦三:
封筒の中に、6万5千円入ってるっていうことを・・

相談者:
はい

加藤諦三:
どうやって言ったらいいか?っていう、ことですね?

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
はい。それではあの、心についてのエッセイストとしてお馴染みの・・

相談者:
はい

加藤諦三:
マドモアゼル愛先生に・・

相談者:
はい・・はい、すいません

加藤諦三:
お話を伺いたいと思います。

相談者:
はい、お願いします。

(回答者に交代)

「長男が5年来の彼女に謎の送金。唐突に口にした次男への想いに相談は意外な方へ」への6件のフィードバック

  1. 彼女への送金が6万5千円で
    送金を初めて家に入れてくれる分が半分になったということは
    以前は13万円相談者に渡していたという事でしょうか?
    よその家の事だから余計なお世話だけど
    それにしても多すぎるような・・・
    つまるところ、息子の入金が減ったというのが
    一番の気になるポイントなのでは?
    ていうか13万も取られなければ十分部屋借りて暮らしていけるだろうに。

  2. よく読んだら相談者への入金が半分になったことと
    彼女への6万5千円は違う話のようでした。
    早とちりしてすみません。

  3. 「彼女」への送金理由と、「彼女」の正体は分からず仕舞い。詐欺の疑いなら、警察なり行政なりにすれば良かったんじゃないかな。
    相談者息子が慰謝料背負っているんじゃないかとも思った。「彼女」に頻繁に会ってる訳で無い、定期的かつ程々の金額を渡している、相談者が詳細を知らない、相談者自身が「彼女」に対して面識薄そう。‥これらの事情を解明するなら、慰謝料なんかな、と。
    「元彼女」に何等かの被害を及ぼしたか。あるいは交通事故を起こして、見栄で「彼女がいる」と嘘ついて影で慰謝料払っているとか。
    最も、法的に賠償が決定した状態だと自宅に特別送達等の通知が来たにも関わらず、相談者が気づかなかったということに。慰謝料説も苦しいか‥。
    トラブルを話し合える程の関係性が築けていなかったとも言えるし、息子の「心配かけさせたくない」という不器用な孝行も伺える。

  4. この人、次男との関係も危ないのでは。
    可愛い可愛いで育てたというが結婚して子供ができて穏やかになったって荒れてた時期もあったということですよね?
    何かあったら頼るつもりのようだが次男のほうは案外冷たく見てそうだ。

  5. 知り合いのおばあちゃんは独身の次男と二人暮らしだったがケンカして、今はバツイチ長男と二人暮らし。長男はろくに口をきかなくて物に当たるので怖く、夜遅くまで帰ってこない。ケンカしたくせに次男の所に戻りたいと盛んに言っていて、いちばん好きなのは早くに亡くなった三男だそうです。先生方の説だと、このおばあちゃんも長男がいちばん好きで依存してるってことですね。自分の子育てや老後についていろいろ考えさせられました。相談者さんと関係ない話でごめんなさい

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