出産リミット迫る!混迷する独女の精子探し「わがままなんですか?」
テレフォン人生相談 2021年11月30日 火曜日
どんだけ引きが強いんや。
元旦那に続いて不妊症の彼。
WHOによれば不妊カップルの割合は15%。
そのうち女性だけに原因があるカップルが41%。
原因不明が11%。
つまり不妊カップルのうち男性にも原因があるのは48%。
ということは不妊原因をもつ男性に女性が出会う確率は7.2%。(15%×48%)
つまり、つき合った2人の男性の両方ともが不妊症である確率は0.5%。(7.2%×7.2%)
ここから統計的に導かれる結論は、今の彼はナンチャッテ不妊症。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーニング上級指導士)
相談者: 女44歳バツイチ
今井通子:
もしもしい?テレフォン人生相談です。
相談者:
も・・はい、もしもし、よろしくお願いします。
今井通子:
はい
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
・・えっと、2ヶ月ほど前から付き合っている方が、いるんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
えー、その方・・が・・
「僕は・・実は、男性不妊症なんだ」ということを言われまして。
今井通子:
はい
相談者:
・・わたしは結婚して、
今井通子:
はい
相談者:
子どもが欲しいんですけども、
それがどうやら・・望めないようなので、
今井通子:
はい
相談者:
で、実はわたしは・・その前に1回結婚してるんですけど、
今井通子:
あっ、はい
相談者:
そのときにも、
今井通子:
うん
相談者:
はい、男性え、側の不妊、で、子どもができなかったんです。
今井通子:
はい
相談者:
はい、それで・・わたしはもう子ども・・産むことが、できない運命なの、かな?とか、思ったりするんですけど。
今井通子:
なるほど。
相談者:
はい
それで・・これから?
今井通子:
うん
相談者:
あの・・人生で、
今井通子:
はい
相談者:
自分の、立てた目標が・・
今井通子:
はい
相談者:
叶わない・・ときとか・・そういったときは・・何を・・心の支えにして・・生きて、行けばいいのか?・・もう分からなくなってしまったんです。
今井通子:
はい
・・で、それをどうしたらいいのかがご質問?
相談者:
はい
今井通子:
はい
まずあなたおいくつ?
相談者:
44歳です。
今井通子:
で、えー、一度ご結婚されてるっておっしゃいましたよね?
相談者:
はい
今井通子:
何年前から何年前まで?
相談者:
・・6年前、で・・3年ほど、結婚生活、がありました。
今井通子:
で、このときは、要するに、お子さんができないことで離婚なさっちゃったの?
相談者:
結局、そういう、形になっちゃいました。
今井通子:
はい
相談者:
それが原因で喧嘩が絶えなくて。
今井通子:
で、そのときに、えーとお
相談者:
はい
今井通子:
ご主人のほうが・・
相談者:
はい
今井通子:
要するに、男性の、不妊症だというのは、
相談者:
はい
今井通子:
医学的にっていうか、病院で検査してるわけ?
相談者:
・・病院で検査、しました。
今井通子:
はい
相談者:
で・・決定的な・・ものっていうものははっきりしない・・ままだったんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
たぶんそうではないかと・・いう、ところでした。
今井通子:
・・あー、そうなの?
相談者:
はい
今井通子:
不妊治療はだからしてないわけね?じゃ。
相談者:
あ、不妊治療はしました。
今井通子:
うん、あ、してんの?!
相談者:
はい
今井通子:
はい
で、これでダメな、だったわけ?
相談者:
ダメでした。
今井通子:
・・今、お付き合いされている・・2ヶ月前から?
相談者:
はい
今井通子:
お付き合いされている方が、
相談者:
はい
今井通子:
やはり、その・・えー、不妊・・というのは、どこで分かったわけ?
相談者:
あの、要はその、「種がないんだ」ということ言われちゃったんですよね。
病院には行ってはない、けれど・・
今井通子:
ふっ(苦笑)ちょっと待って。
相談者:
は(苦笑)、ごめんなさい
今井通子:
病院には行ってないけど種がないって、どこで分かったの?
相談者:
あ、それは・・だからあ・・性行為とかしても?
今井通子:
ええ
相談者:
・・あの、「出る物が出ないんだ」と、いうふうに言われたんです。
今井通子:
あ・・精液が出ないっていうことか?
相談者:
あはい
今井通子:
分っかりました。
・・これはまた別の病気なのでね。
相談者:
ああ
今井通子:
これって治療してないのかな?
相談者:
治療はしてないです。病院、行ったことないって・・
今井通子:
あーじゃ、治療する気がないのね?
相談者:
「する気はある」とは言ってますけど。
「忙しくて病院に行かれないんだ」と、言っています。
今井通子:
・・で、ちょっと待ってよ?
相談者:
はい
今井通子:
あなたあ、に対してっていうか、あなたは・・
相談者:
はい
今井通子:
今、お付き合いをして、まあ、まだ2ヶ月だからあれだけど。
あの・・実は前は・・子どもが欲しいのに産まれなかったっていうことが原因で、産まれなかったらそれも、男性不妊のほうだということが分かったので、離婚してるんだって話はしてないの?
相談者:
してます。
今井通子:
あ、してるの?
相談者:
はい
年齢的にギリギリなので、
今井通子:
ええ
相談者:
もう、「結婚したら早く子どもが欲しい」っていうことは、もう、相手に伝えて、
今井通子:
うん
相談者:
・・そういう話をしてるうちに?・・今の、先生が言われたことは、
今井通子:
うん
相談者:
相手に、言いました。
今井通子:
はい
相談者:
はい
今井通子:
で、そこで初めて・・彼のほうが・・
相談者:
はい
今井通子:
「実は・・精液が出ないんだ」と、
相談者:
はい
今井通子:
いうふうに・・言ったわけ?
相談者:
あはい
今井通子:
で、じゃあ、「治療してくれ」って言った?
相談者:
言いましたけど。忙しくて・・
今井通子:
忙しくてでき・・
相談者:
あはい
今井通子:
(苦笑)忙しくてできないという・・
相談者:
い、い、いけ、い、はい、「行けない」って・・言うんです。
今井通子:
あなたは結婚したい、彼も結婚したい、だとしたら、
相談者:
はい
今井通子:
普通治療するでしょ?
相談者:
・・
今井通子:
もっと、リアルに、
相談者:
はい
今井通子:
この男性と結婚しようと思ってるわけ?
相談者:
・・うーん、そこですよね。
わたしは子どもができればいい、ていう考えで・・結婚は・・そもそももう望んでなかったので。
だから・・
今井通子:
要するに子どもが欲しい、故に結婚したい。
相談者:
・・はい
今井通子:
うん、で、それも・・えー、年が年だから、焦ってる?
相談者:
・・はい
今井通子:
ま、ひと・・おいとい・・1つね?
相談者:
はい
今井通子:
だけど、この人が(苦笑)・・その結婚に向いてる人かどうかっていうのが分からないっていうのも1つね?
相談者:
・・あはい
今井通子:
じゃ、その両者を踏まえた上でえ・・
相談者:
はい
今井通子:
えー、大事なあ、決断をするとき?・・
相談者:
はい
今井通子:
何を心の支えにするかについてを・・
相談者:
はい
今井通子:
今日は・・えー、ご質問にしますか?
相談者:
・・んも、わたしは・・結婚は・・そんなに望んでない、です。
子どもができれば・・いいので。
だから・・
今井通子:
子どもができればシングルマザーでもいいの?
相談者:
はい
今井通子:
なるほど。
・・分っかりました。今日はですね・・
相談者:
はい
今井通子:
シンクロの銅メダリストで・・メンタルトレーニング上級指導士の、田中ウルヴェ、京さんに、お話を伺いたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
よろしくお願いしまあす。
(回答者に交代)
出産リミット迫る?じゃなくて過ぎてると思います。
もし今この相談者さんが、結婚していて不妊治療に全面的に協力してくれる男性不妊でない夫がいてもこれからの懐妊率かなり低いです。それこそ奇跡。といっていいかもしれない。(44歳の懐妊、流産の可能性の数字を見ればみんなそう思うかと)
今井先生そこに触れないのはどうかと思ったけど。
でも答えはこんな感じの方が相談者さん納得できるよな…という感想です。
今井先生も敢えて手控えたんかな。実際聴くと両先生方は言葉を選んでいた模様。「年齢的には厳しいよ」とは言わず、相談者のエゴイズムを切り出す方が相談者に届く、と判断したかと思われる。ウルヴェ先生も腕を上げた。TwitterやKBCラジオ「テレ人でした」コーナーの方がド直球の意見が散見されたが、相談者が見たら鬼の形相になってただろう。最後ら辺で相談者はさっぱりした声だったが、両先生と視聴者の思いが通じていればいいなと思う。嫉妬や劣等感に苛まれる人生か、己と向き合えるか、分水嶺にいる。
追記
私は38歳から猛烈に子供が産みたい!と思い初めて41で産んだのですが、この気持ち私の周りでは結構あるあるの話です。(子供1人いたのですが。多分3人いたらそうはならなかったと思うけど)
浜崎あゆみとか。そんな気がする。
子宮の叫びって感じでした。
38でも遅いんですけどね。
うーむ、今日の方の考え方はいろんな意味でキツいわ〜自分が満たされなかった思いを子供で実現というのは…支配とか依存とかテレ人でよく出てくる問題が再生産されてしまうように思います。
考え方を変えないと厳しいと思われますが、出来るかな〜
夫がいなくてもいいなら、精子バンクという手がありますが。
今井さんがパーソナリティということで、いつも組む三石さんだったらどんな回答だったかが気になりますが、子供が出来ずでの離婚でしたかあ。
今は仕事や趣味と結婚して(?)、独身を謳歌する方も多くいますが、ご相談者さんも社会保険付き長期雇用や趣味を謳歌したらどうでしょうか。
付き合ってまだ2か月なのに不妊治療に行ってくれとか言われたら
男性は引くだろうな・・・。
自分には種がないと言ったのは
早くあきらめて次の人に行ってほしいという
優しい嘘なのではないかと思われます。
全く同感です。
子供を産んで育てる事が、どんなに大変な事か、理解しているのでしょうか?
何より、44歳〜での高齢出産のリスクも考えてるのでしょうか?
もし、産まれた子供に何かあったら、しっかり受け止められる覚悟もあるのでしょうか?
ただ、自分の子供が欲しい!だけで、結婚は望んでいないと言う相談者。
最後の今井先生の言葉通りだと思います。
元夫とは不妊治療に励んでいたとの事ですが、精子が奇形だったのか少数だったのかはたまた一匹もいなかったのか、その辺の明確な原因が分かってなさそうなあやふやな口ぶりが気になりました。
また相談者自身は年齢以外の原因は見当たらなかったんでしょうか?
とにかく「絶対子供は欲しい」という割に高齢妊娠に関する知識や覚悟に乏しい。本人が幼すぎてとても一人で子育てするなど無謀です。
そして恐らく…現在付き合っている彼が自称してる男性不妊は嘘でしょうね。
結婚、まして子作りなんてして責任は取りたくない。彼氏彼女としてのフランクなお付き合いだけしていたいんでしょう。彼は賢明ですね。
泌尿器科医の今井先生にはまさに専門領域だったろうけど、それ以前の問題だった
ウルヴェさんも呆れた口ぶりだったし
相談者、口ぶりこそはきはきとした言い切り口調だけど、話す内容は自分の願望だけで、周囲の景色が全然見えない
結婚したくないのは自由だが、シングルでも子供を育てていけるだけの収入はあるのか、「自分がしてもらえなかったことをしてあげる」だけの物心両面の余裕はあるのか
そもそも20代30代の時分から、男女問わず人間関係作れてたんだろうか
話す内容からだけでも相当なエゴイストが見て取れるが、わが子にどんな態度で接するつもりなんだろうか
「子どもを育てる」ことが目的なら、特別養子縁組とか里親という選択肢もあるにはあるが、「親の心の葛藤を解消するために子育てします!」と宣言してるこの相談者じゃまず無理だろう
ひょっとしたら、相談者は薄々客観的な状況には気づいていて、そのうえで結婚も出産も難しくなった自分の姿から目をそらして、誰かのせいにしたいがために、「彼氏が男性不妊なんです!」と叫びたくてテレ人に電話してきたんじゃないか
邪推に過ぎないけど、あまりのリアリティのなさにそんな気さえしてくる
年齢的にリスクが高いことは本人が一番分かってるでしょうし
最もデリケートな部分なので、先生方もあえて地雷を踏みには行かなかったんじゃないでしょうか。
いっぱいいっぱいで少し刺激したら決壊してしまいそうな危うさを感じたのかも。
というか、問題の本質は目的と手段が入れ替わってしまってることですよね。
目的は「親の呪縛から逃れて幸せになること」であって、出産は複数ある手段のうちの1つに過ぎない。
生まれてきた子を利用して親が幸せになろうとしている歪さもあり、不幸の再生産にもなりかねない。
焦りや離婚経験からか「幸せになるには子どもしかない!」と余計に固執したのか出産がゴールになってしまっている。
出産はスタートであって産んだ後のほうがよっぽど大切なのだということを腹落ちしてもらうには、
今の婚活をどうこうするより「出産しても別にトラウマは解消されませんよ(テレ人聞いてたら分かるでしょ)」というのを知ってもらいたいなと思いました。
1日前の相談、修学旅行を楽しめなかった人の心残りといい、人間は子供の頃の満たされなかったことを満たしたいと思う生き物なんですね。。。
川上未映子さんの「夏物語」を読むと良いと思います。
たしかになにかしらの運をもってらっしゃる。
いいか悪いか判断無し。
おそろしい世の中
戦略的シングルマザーとか流行ってるみたいだしね
精子バンクも商売だからね
お相手を手段と考えることには抵抗がない相談者。
優秀なオスの遺伝子が欲しい、なんて堂々と言う輩がいるもんだから
世の奥様方も注意しないとね
まだ見ぬ子どもに「愛されてるんだよ」と言いたいには爆笑
最近政府の一人親家庭支援が手厚いのは、これが関係していると
まことしやかに語られている。
社会に、子に復讐されそうな身勝手さを無邪気にやるのが怖い