テレフォン人生相談　2023年1月30日　月曜日

パーソナリティ：　加藤諦三
回答者：　マドモアゼル愛（心についてのエッセイスト）

相談者：　女４７歳　夫３７歳　結婚１３年　長女１３歳　長男８歳　次男６歳

今日の一言：　問題が出て来たとき誰かが解決してくれると思っている。これを躊躇ノイローゼと言った人がいます。

加藤諦三：
もしもし？

相談者：
はい

加藤諦三：
はい、テレフォン人生相談です。

相談者：
よろしくお願いしますう。

加藤諦三：
はい、最初に年齢教えてください。

相談者：
４７歳です。

加藤諦三：
４７歳、結婚してます？

相談者：
はい、しております。

加藤諦三：
ご主人何歳ですか？

相談者：
３７歳です。

加藤諦三：
３７歳

相談者：
はい

加藤諦三：
で、結婚してからどのぐらい経つんですか？

相談者：
１３年です。

加藤諦三：
１３年？

相談者：
はい

加藤諦三：
お子さんは？

相談者：
３人おります。

加藤諦三：
３人？

相談者：
はい

加藤諦三：
男の子女の子どんなん＆#

相談者：
女・・１３歳

加藤諦三：
はい

相談者：
男・・８歳

加藤諦三：
はい

相談者：
男、６歳です。

加藤諦三：
はい分かりました。それでどんな相談ですか？

相談者：
夫の、借金癖について、の相談です。

加藤諦三：
今どのぐらい借金があるわけですか？

相談者：
債務整理はしたのですが、

加藤諦三：
はい

相談者：
その債務整理した物は、２００万弱なのですが、それまで、わたしや、向こうのご両親が、立て替えした部分も合わせたり、貯金など？、わたしとかの貯金を全部持って行くんですよ。

加藤諦三：
はい

相談者：
全部。
それを合わせると（含み笑い）・・最近１週間前ほどに、喧嘩したときに、計算したら、１５００万くらいありました（苦笑）・・

加藤諦三：
１５００万？！

相談者：
はい

加藤諦三：
それで、その１５００万の使い道っていうのは、どういうことなんですか？

相談者：
増やしたい、という願望がある、らしくて。
FX・・投資というか、一種のギャンブルだと思います。

加藤諦三：
あーあ

相談者：
飲み食いに使うとか、服を買うとか、誰か女性がいるとか、そういうわけではないんですよ。

加藤諦三：
だけど、どんどん、どんどん、借金が増えて行っても・・

相談者：
はい

加藤諦三：
こんなことやってちゃダメだというふうには、学ばないんですね？

相談者：
そうなんです。
借金が原因で、わたしと、義理の父親ですね、

加藤諦三：
ええ

相談者：
一緒に同居というか２世帯で同居してたので、

加藤諦三：
ええ

相談者：
すごく関係が悪くなったんですよ。

加藤諦三：
ええ

相談者：
父親は・・夫の味方をするので。
それで、すごく、喧嘩別れして、

加藤諦三：
うん

相談者：
家を出て、その後やっぱり、彼の、父親が、癌だったんですけど、それがまた悪化して、亡くなったんですけど、それでもやっぱり彼は治らないです。

加藤諦三：
ふうん

相談者：
はい

加藤諦三：
それでお金儲かったときっていうのあるんですか？

相談者：
それは・・ほんとに、結婚して最初の頃、１０万２０万儲かったのか、１日で？投資というか、そのFX、金融関係で、それで儲かったのか、その最初だけであとは全部、そんなことはなかったと思います。

加藤諦三：
分かりました。それで、ご主人とね？

相談者：
はい

加藤諦三：
あなたは１０歳違うわけですよね？

相談者：
はい、はい、そうです。

加藤諦三：
そいで、１３年前って言いましたっけ？

相談者：
はい、そうです。
わたしが３３、彼が２３かな？

加藤諦三：
この年齢だけから考えるとね？

相談者：
はい

加藤諦三：
あなたのご主人は・・

相談者：
はい

加藤諦三：
あなた、に、奥さんということよりもなんか母親のような物を期待してたってことはないんですか？

相談者：
も、しかしたら、ある、かもしれないですね。

加藤諦三：
単純に言うと、まだ２３歳で、

相談者：
はい

加藤諦三：
一人前の、男性として、成長していなくて。

相談者：
はい

加藤諦三：
男の子っていうような段階で、

相談者：
はい

加藤諦三：
あなたを母親代わりにして結婚して。

相談者：
はい

加藤諦三：
で、結婚したから自分は、夫だっていう、

相談者：
はい

加藤諦三：
或いは父親だっていう自覚がなくて。

相談者：
はい

加藤諦三：
男の子っていう気持ちのままで暮らしてるってことはないんですか？

相談者：
ああ、でも、言われてみればそうかもしれないです。
今考えると、そうですよね？２３歳だと・・はい

加藤諦三：
これはテレフォン人生相談でも時々言うんですけど、大きくなった、

相談者：
はい

加藤諦三：
幼児っていう、ね？

相談者：
はい

加藤諦三：
肉体的、社会的には、大人だけれども、

相談者：
はい

加藤諦三：
心理的にはまだ、幼児と。

相談者：
はい

加藤諦三：
だから２３歳、なったからって・・

相談者：
はい

加藤諦三：
一人前の、人ではないんですよね、まだ彼は。

相談者：
はあ、そうですね、なるほど。

加藤諦三：
彼のその、小さい頃の、親子関係ていうの分かります？

相談者：
お母さんは、ほんとに何も言わないで今でもそうなんですけど、

加藤諦三：
ええ

相談者：
義理の母は、物静かな、優しい人というか、ま、なんでも許す感じで。

加藤諦三：
ええ

相談者：
で、父い、親はもう亡くなったんですけど、口のうるさい人だっただろうなとは思います。
「今でもグジグジ、俺は言われて嫌だった」とかって、言って、

加藤諦三：
それでお母さんからは、

相談者：
はい

加藤諦三：
甘やかされてたんですよね？

相談者：
猫可愛がりみたいな甘やかしではないけども、

加藤諦三：
あ

相談者：
たぶん甘いんだろうなあっていう感じはします。

加藤諦三：
ううん・・要するにスポイルされちゃった子どもということですよね？

相談者：
・・はい

加藤諦三：
一人前の、社会人になってれば、

相談者：
はい

加藤諦三：
こんなことでお金は・・増えるはずがないということで、

相談者：
はい

加藤諦三：
失敗から、多少学んでくんですけれども。

相談者：
はい

加藤諦三：
甘やかされて育ってるから、何度失敗しても失敗から学ばないんですよね？

相談者：
はい。ほんとにその通りです。

加藤諦三：
で、今日のあなたの相談というのは・・

相談者：
はい

加藤諦三：
３０、７歳の・・

相談者：
はい

加藤諦三：
夫・・今、どうしようかってことですか？

相談者：
そうですね。今後どうしていけばいいのかなあ、と思って。はい

加藤諦三：
ええ
今日はあの、

相談者：
はい

加藤諦三：
心についてのエッセイストとしてお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、ご意見を伺ってみたいと思います。

（回答者に交代）