変則3世帯住宅。嫁の母親と妹までもが移住して来て乗っ取りを図る
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
あのお、あなた、40年・・我慢してきたって言いましたね?
相談者:
ええ、お姑に仕えて、はい。
加藤諦三:
そのとき・・の、問題ってのは、まだ、あなたの心で、解決してないわけ・・
相談者:
ええ、少しあります。
だから、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
同じことを、今、お嫁さんには、させたくないと思って。
加藤諦三:
それ、本心ですか?
それ・・
相談者:
はい、◆△%&2世帯住宅したんです。
加藤諦三:
それが、本心だとね、
相談者:
私?
加藤諦三:
ちょっと、心が違ってくると思うけども。
相談者:
はい、そうです。(意味が通じてない)
加藤諦三:
むしろ、あなた、その40年間の、
相談者:
はい。
加藤諦三:
恨みつらみが、まだ心の中で、解決してないんじゃないの?
相談者:
あ、それは、あると思います。
加藤諦三:
解決してないですよね?
相談者:
はい・・はい。
加藤諦三:
そうすると、解決してないのに、
相談者:
はい。
加藤諦三:
そんな、その思いを、嫁にさせたくないっていうのは、本当ではないでしょ?
相談者:
ああ、そうですか。
加藤諦三:
そこらへんが、ほんとの、この問題の核心じゃないの?
相談者:
あ、そうですか、はい、分りました。
加藤諦三:
いや、分りましたって・・分ってないと思うんだけど。
相談者:
はい。
加藤諦三:
何言ってるか、分る?
相談者:
はい、分る・・はい。
加藤諦三:
この、お嫁さんに対する、あなたの憎しみが、
相談者:
はい。
加藤諦三:
どこから、来てるかっていうことを、僕は今から言おうとしてんだけど。
相談者:
あ、そうですか、はい。
加藤諦三:
あなたは、
相談者:
はい。
加藤諦三:
嫁にこういう思いをさせたくないって言うのは、それは、
相談者:
はい。
加藤諦三:
嘘ですよね?
相談者:
ああ、はい、はい。
加藤諦三:
本心じゃないよね?
相談者:
あ、本心じゃないですね。
加藤諦三:
本心じゃないよね?
相談者:
はい。
加藤諦三:
本心は、まったく、逆じゃないですか?
相談者:
あああ。
加藤諦三:
本当に憎んでんのは、
相談者:
はい。
加藤諦三:
この30歳のお嫁さんではなくて、
相談者:
はい。
加藤諦三:
かつて、あなたが仕えたお母さんの方じゃないの?
相談者:
あああ。
加藤諦三:
・・
相談者:
そういうとこ、まだ、心のどこかに、残ってますよね。
加藤諦三:
いや、心のどっかに残ってる・・申し訳ない、もちろん、その通りなんだけど、
相談者:
はい。
加藤諦三:
かなり・・いや、あなたの意識、無意識を含めて、
相談者:
はい。
加藤諦三:
非常に、大きな位置を占めてるのは、
相談者:
はい。
加藤諦三:
お母さんの方であって、
相談者:
はい。
加藤諦三:
この30歳のお嫁さんでは、ないですよね?
相談者:
ああ、はい、はい、はい。
加藤諦三:
なんらかの形で、その憎しみを表現しないとダメでしょうね。
相談者:
ああ、はい、はい。
加藤諦三:
今、何が一番、忘れられない?
正直なところ。
相談者:
正直言って?
加藤諦三:
うん。
相談者:
ええと・・。
私はね、
加藤諦三:
うん。
相談者:
子どもを産んだときに、
加藤諦三:
うん。
相談者:
実家へ、帰してくれなかったことです。
加藤諦三:
ああ・・。
それが、あの、憎しみとして、ずうっと、残ってるわけだねえ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
それは、許せないねえ。
相談者:
(笑)
でも、帰りたいって言いましたら、
加藤諦三:
うん。
相談者:
こっちで貰った身だから、こっちで面倒看ますって言われたんですよ。
加藤諦三:
うーん。
だけどもね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
それが、あなたに、どうしても忘れられない・・怒りと憎しみになって残ってるわけですよね?
相談者:
はい。
加藤諦三:
ところが、今度、逆に、
相談者:
はい。
加藤諦三:
今、お嫁さんは、
相談者:
はい。
加藤諦三:
息子さんと一緒に、
相談者:
はい。
加藤諦三:
一緒に住んで、
相談者:
はい。
加藤諦三:
子どもが一人、また居ますよね?
相談者:
はい。
加藤諦三:
さっき、一人居るって言いましたね?
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
孫がいて、
相談者:
はい。
加藤諦三:
当然、ここに、昔の怒りは、転移しますよ。
相談者:
あ、そうですか・・
加藤諦三:
こういうの、トランスフォームって言ってねえ、
相談者:
はい。
加藤諦三:
あなた、今のお嫁さんとの関係って思ってるでしょ?
相談者:
はい。
加藤諦三:
違いますよ。
相談者:
昔の関係ですか?
加藤諦三:
昔の関係を、
相談者:
はい。
加藤諦三:
今の関係に、
相談者:
はい。
加藤諦三:
置き換えてる、トランスフォームしてるんです。
相談者:
あああ。
加藤諦三:
だから、今の関係が問題じゃないんですよ。
相談者:
あ、そうですか。
加藤諦三:
昔の関係を整理しない限り、
相談者:
はい。
加藤諦三:
今の関係に、いっつも、振り回されてる。
相談者:
あ、そういうことですか。
加藤諦三:
ですからね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
正面から、その、色んな、今、一つしか、◆△%ませんでしたけどね。
相談者:
はい。
加藤諦三:
たくさんあるんだろうと思います。
相談者:
はい、あります、はい(笑)
加藤諦三:
それを、一つひとつ、
相談者:
はい。
加藤諦三:
ちゃんと、自分の前に、意識化してください。
相談者:
はい。
加藤諦三:
全部、それを、書くんでも、何でもいいんです。
相談者:
はい。
加藤諦三:
書いて、それを燃やすんでもいいです。
相談者:
ああ、はい。
加藤諦三:
とにかく、それを自分の中で、解決するということが先決で、
相談者:
はい。
加藤諦三:
2階の話し声が・・リビングの話し声が、
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
聞こえて、
相談者:
はい。
加藤諦三:
イライラしたときにね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
あの話にイライラしてんじゃないんだってこと、ハッキリさす。(ハッキリさせる)
相談者:
あ、はい。
加藤諦三:
昔の、屈辱や、怒りが、刺激されてんだという風に思ってください。
相談者:
あ、はい。
加藤諦三:
そいで、早く、その、昔の怒りを処理しようと。
相談者:
はい。
加藤諦三:
言ってること分ります?
相談者:
はい、分ります。
加藤諦三:
そらあ、鍵掛けられたら、頭きますよ。
相談者:
ええ。
加藤諦三:
だけど、その、ものすごい頭にくることも、
相談者:
はい。
加藤諦三:
もし、昔のことがちゃんと、解決してれば、
相談者:
はい。
加藤諦三:
それほど、すごい、頭にくることではなくなるんですよ。
相談者:
あ、そうですか、はい。
加藤諦三:
で、おそらく、その、あなたの、昔の怒りがね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
2階にも、3階にも、伝わるんですよ。
相談者:
はい。
加藤諦三:
そうすると、むこうも面白くないから。
相談者:
ああ、そうですよねえ。
加藤諦三:
なんで、お母さん、あんなに、心の底でイライラしてるんだ、って。
相談者:
はい。
加藤諦三:
付き合いたくない、ってなっちゃうわけです。
ですから、昔の関係から、自立すること。
相談者:
はい。
加藤諦三:
そしたら、
「鍵掛けるのなんか、やめてよ、寂しいわ」、
って言えるようになるはずです。
相談者:
はい、分りました、はい。
加藤諦三:
昔の怒りに・・を処理しない限り、
相談者:
はい。
加藤諦三:
面と向かっては、決して、何も言えません。
相談者:
あ、はい。
あ、それとね、
加藤諦三:
うん。
相談者:
この前、嫁が言ったんですよ、私に。
加藤諦三:
はい。
相談者:
あのお、息子はね、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
家のこと何にもしてくれない、って言うんですよ。
加藤諦三:
ええ。
それも、頭にくんね?
相談者:
(笑)
うん、だから、私はね、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
ちょっと、お父さん、に言ったら、主人がね、ええと、それが、男っていうものは、
加藤諦三:
ええ。
相談者:
頼まれればやるって。
加藤諦三:
うん。
相談者:
頼まれないと、あんまり、やらないよ、っていうことを、話してたんですけどね。
加藤諦三:
ですからね、
相談者:
はい。
加藤諦三:
色んなことが一々、イライラするけれども、
相談者:
はい。
加藤諦三:
昔の、
相談者:
はい。
加藤諦三:
怒りに、火が付いちゃったと。
相談者:
はい。
加藤諦三:
みんな、マッチだと思ってください。
相談者:
はい。
加藤諦三:
自分の心の中に、今、怒りがあるんです。
相談者:
はい。
加藤諦三:
だから、昔の関係から自立すれば、言いたいことが言えるようになります。
相談者:
あ、はい、分りました。
加藤諦三:
はい、どうも、失礼します。
相談者:
はい、どうも。
加藤諦三:
言いたいことを言うためには、自立すること。
(内容ここまで)
変わった3世帯住宅だ。
建て替えもそうだけど、こんな同居話、よく両家でまとまったもんだ。
てか、嫁の母親と、妹までもが、両親のいる旦那の実家に転がり込むって、どんだけ図太い神経なん?、嫁家族。
相談者が多少もの言えるようになっても、この嫁の家族とじゃ勝負にならんよ。
嫁の妹も結婚して、そのまま3階に居座ったらもう笑えないね、これ。
相談者には、長女もいるんだけど、嫌だと思うよ。
嫁以外はほとんど他人なんだしさ。
相談者の息子、嫁の家族を大事にするのはいいけど、入れ込み過ぎてて引く。
一体、どんな洗脳を受けたのか?
なんか、非常識な彼女一家に振り回される相談を思い出した。
「一度は婚約破棄も結婚へ。息子が見せる大人の姿」
今日は、せっかく加藤さんの名回答だったんだけど、私にとっては、嫁家族のインパクトが強すぎてね。
背筋が寒い。
加藤さんが言ってた、心の内を書き出して、燃やすみたいなこと。
ネットでは、おまじないなんかと混同されててウケた。
もちろん、これ、肝心なのは、燃やすことではなく、書き出すこと。
不安や、アンガー(怒り)マネジメント、ダイエットにまで応用できる心理療法です。
やってみるといいよ。
ひでー話だな。
俺なら、只じゃおかないけどな。
せめて、地代貰ったらどうですか?
息子家族と、嫁親家族から。
そうしたら、少し割り切れるかも?