嫁に振り回された大家族。 地獄への道は善意で舗装されている

テレフォン人生相談 2015年3月17日 火曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)

相談者: 男51歳 妻50歳 長男26歳 長女23歳 次男17歳 父75歳 母72歳

今日の一言:
地獄への道は善意で舗装されている。

(家族構成、年齢のやりとりは省略)

加藤諦三:
で、どんな相談ですか?

相談者:
長男・・が結婚してるんですけども、

加藤諦三:
結婚して一緒に居るの?
それとも、もう、出て、

相談者:
嫁は、出てるんです。
子どもを連れて。

加藤諦三:
あ、今、別居状態ということですね?

相談者:
はい。

加藤諦三:
お嫁さんの方の、年齢は、

相談者:
25です。

加藤諦三:
25?
で、お子さんは何歳なんですか?

相談者:
4歳。

加藤諦三:
4歳。
男の子、女の子?

相談者:
女の子です。

加藤諦三:
女の子。
で、どのくらい前に出たんですか?

相談者:
1年8ヶ月くらい前ですね。

加藤諦三:
ということは、結構、もう、出てるわけですね?
別居生活は、

相談者:
そうですね。

加藤諦三:
そいで、別居・・した理由っていうのは何なんですか?

相談者:
最・・初は、わたしたちと同居だったんですけども、

加藤諦三:
はい。

相談者:
嫁の方が、3人で、あのお、暮らしたい・・って、言い出したもんですから、

加藤諦三:
はい、はい。

相談者:
で、わたしは別に、いいなと思って、

加藤諦三:
はい。

相談者:
自分たちの人生だからって言うんで、
「いいですよ」、って言ったんですね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
で、アパートに引越した・・のは、いいんですけども、

加藤諦三:
はい。

相談者:
最初のアパートで、ちょっと大家さんとの、揉め事があって、別なアパートに引越して、

加藤諦三:
はい。

相談者:
その引越しの・・片付け・・する間、夜だけ、寝泊りに来てたんですね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
でえ、何ヶ月か、居たんですけども、

加藤諦三:
そのお、引越して、落ち着くまでに、そんな、何ヶ月も、

相談者:
ええ。
で、わたしも、おかしいな、と思ってたんですけども、

加藤諦三:
はい。

相談者:
でえ、そうしてるうちに、夜、遅く帰って来るんですね、3人で。

加藤諦三:
はい。

相談者:
そうすると、その、必ずって言っていいほど、喧嘩が始まるんですよ。

加藤諦三:
はい、はい。

相談者:
でえ、我慢出来なくなって、わたしも・・
「何で、喧嘩しているんだ?」、って聞いたんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
そしたら、なんか、2人の、携帯料金、合算で、10万近くの請求書が来たらしいんですね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
それ、それが支払えないっていうので喧嘩してた、って言うんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
その他に、色々と、なんか、カードで、色んなものを買っていたみたいで、

加藤諦三:
それはあの、カードで買ったのはどちらですか?

相談者:
あのお、物は嫁の物なんですけども、カードは息子のものです。

加藤諦三:
ああ、そういうことですか。

相談者:
黙って・・やったわけではないみたいなんですけど、

加藤諦三:
はい。

相談者:
うちの息子が、そういった家計のやりくりっていうの、

加藤諦三:
はい。

相談者:
全部、嫁に任せて、買い物するとき・・
「パパ、これ買っていい?」、って聞くみたいなんですね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
で、
「間に合うんだったらいいよ」、って言っていたみたいなんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
でえ、全然、うちのは家計、預かってないんで、

加藤諦三:
はい。

相談者:
その辺、支払い、いくらあるっていうのも知らなかったみたいなんですね。

加藤諦三:
はい。

相談者:
で、そういうので喧嘩してた、って、そのとき、嫁は言ってたんですけど、

加藤諦三:
はい。

相談者:
実際、息子から後で聞くと、本当の原因は、息子が・・作った夕飯が(笑)、気に入らなかったみたいなんですよ。

加藤諦三:
はい、はい。

相談者:
毎晩のように、なんか遅く帰って来て、息子が夕飯作ってたみたいなんです。

加藤諦三:
要するに、あの、毎晩、働いて遅く帰って来たけど、夕飯も作ってくれないってことね?

相談者:
ええ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
んでえ、結局、息子が作って嫁にも出してたみたいなんですよ。

加藤諦三:
ふうん。

相談者:
それで、その夕飯が気に入らなかったみたいで、それで、喧嘩してたんですけども、

加藤諦三:
はい。

相談者:
わたし・・が聞いたのでは、その、支払いのことで喧嘩した、っていうふうに、嫁が言い始まったんですよ。

加藤諦三:
要するに、奥さんの言い分と、ご主人の言い分とが、違うということですね?

相談者:
ええ。

加藤諦三:
だから、これ、どっちが本当だかっていうのは分んないわけよね?

相談者:
いや、喧嘩してた理由は、確かに、夕飯の・・が気に入らない、っていうのが本当の、そのときの喧嘩の理由なんです。

加藤諦三:
だけどお、それは、

相談者:
だけども、

加藤諦三:
息子が言っている理由ね?

相談者:
うん、でもお、それは、嫁も、後から認めたんですね。

加藤諦三:
そいで?

相談者:
ただあ、その、支払いが出来ないっていうのが、ま、前からあったみたいなんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
それでえ、その支払いで、やっぱり、あの、頭ん中が一杯になってたみたいで、わたしが行ったときに、
「子どもの借金払うのは親の責任だろう?」、
っていう言い分で、わたしに食って掛かってきたんですよ。
んで、わたしも、ちょっとお、頭にきたんで、

加藤諦三:
はい。

相談者:
「何もせっかく、アパート借りてるんだから、家に来ることないから、そういうふうに言うんだったら、帰りなさい」、
って言ったんです。

加藤諦三:
はい。

相談者:
そしたら、嫁が、
「あんたの息子が借金作るから、アパートに帰れないんでしょ」
って言い始まったんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
で、その、アパートに帰れないって理由も、嘘で、本当は、アパート・・の前に、嫁の嫌いな人が、なんか、住んでたみたいなんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
それで、そこへ、行きたくないっていうので、ずっと、家に居たみたいなんですよ。

加藤諦三:
息子さんに言ったということですね?

相談者:
ええ。

加藤諦三:
分りました。
色々言ってることは、違ってるみたいなんですけど、要するに、今日のあなたの相談っていうのはどういうことですか?

相談者:
息子と嫁が、あの、離婚した際に、子どもの親権を取れるかどうか?ということを・・

加藤諦三:
で、離婚の話って、もうすでに出てるわけですか?

相談者:
あの、嫁の方から何度もメールも来てるみたいなんです。
あのお、離婚届持って来いとかあ・・

加藤諦三:
息子さんが、お嫁さんから、離婚したいと言っている、というふうに、あなたが聞いているということですね?

相談者:
はい。

加藤諦三:
あなた自身が聞いて、確かなことっていうのは、どこなんですか?
息子が、あのお、嫁が離婚したい、と言っているということですね?

相談者:
はい、嫁・・からも聞いてます。

加藤諦三:
お嫁さんも実際にあなたに、息子さんと離婚したい、という、あなた自身に言ってるわけね?

相談者:
はい、聞きました。

加藤諦三:
あ、そうですか。

相談者:
はい。

加藤諦三:
で、その話というのは、

相談者:
あのお、嫁の実家に行って聞きました。

加藤諦三:
で、話が進んでるわけですね?

相談者:
いや、ところがあ、嫁の・・父親の方が、子どものために、よりを戻せって言ってるんですよ。
何度か会って、話し合って、戻りなさい、っていう言い方・・なんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
ところが、嫁のほうは、嫌だ、っていう感じなんですよ。

加藤諦三:
はい。

相談者:
息子の方は、嫁次第だ、って言うんですけども。

加藤諦三:
すると、今日の相談というのは、

相談者:
ええ。

加藤諦三:
離婚するかどうかは、本人たちの問題だけれども、

相談者:
はい。

加藤諦三:
もし、離婚したときには、

相談者:
はい。

加藤諦三:
その、お嬢さんの親権が、息子の方に欲しいんだけれども、それは可能ですか?という・・そういう相談ですか?

相談者:
はい、そうです。

加藤諦三:
はい、分りました。

(回答者に交代)


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