同い年の彼女の機嫌を損ねてしまう現役74歳。言葉と裏腹な女心とは?

(回答者に交代)

大原敬子:
こんにちは

相談者:
あ、こんにちは

大原敬子:
あのね?あの、何が違うかというと、女性は毎回、毎回、自分がこんなに良い女性よって。あなた、私を見てね?っていうんで、100も200もの力を出してるんですね。

相談者:
・・

大原敬子:
あなたは・・

相談者:
100も200も何ですか?

大原敬子:
100も200も、自分の良いところアピールしてるんです、女性は。

相談者:
ああ、はあはあ

大原敬子:
女性は最終的に、

相談者:
はい

大原敬子:
い、2本のレールを、1本のレールにまとめたい、

相談者:
はい

大原敬子:
気持ちがあるんですね。あなたは永遠に、

相談者:
うん

大原敬子:
平行、線のレール、要するにあなたは、お友達感覚。

相談者:
うーん

大原敬子:
女性は、後々は一緒って頭は、なかったですか?

相談者:
あ、それはないです。元々、最初に付き合う、始めた時から結婚はないと、こういうことで、お互いに了解してますし、今もそれは変わってません。

大原敬子:
えーとですね、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたがね?

相談者:
はい

大原敬子:
いつもトラブル起きるっての、あなた悪いじゃないんです。言葉を、言葉として、あなたは喋ってるんです。その、言葉の奥に含まれてる、感情とか、心のひだっての、あまり考えないんですね。

相談者:
はあはあ

大原敬子:
だから、「私はあなたと結婚しないわよ」って、言ってる人が何でこんなに怒るの?
そういうこと考えてないんです。
あなたを見て、この人、すぐに入っていけないなと思っ、「いや、あたしだって結婚する気ないわよ」って言ったら、あなたは、「はい!その言質(げんち)いただきました。お互いに、ずーっと平行線でいきましょうね」ってことで、あなたは、もうこれで大丈夫だと思ってるわけですよね?

相談者:
うん

大原敬子:
女性は違いますよ?

相談者:
・・

大原敬子:
そこが大きなズレだったんです、実は。

相談者:
ああー・・

大原敬子:
それでね?今、あのお、先ほど、「さ、家庭菜園で帰る。家が恋しいな」って言って帰って行った。

相談者:
うん

大原敬子:
女性が怒ったっていう気持ちもそうなんです。その3日間、

相談者:
うん

大原敬子:
彼女は全力で、素晴らしい女性で、やったわけです。働いたわけ、あなたに。

相談者:
うん

大原敬子:
奉仕。献身的努力したわけ。

相談者:
はいはい

大原敬子:
で、あなたはそれを、あ、当初から結婚する気はないし、「あ、こういうもんかなあ?よくしてくれるなあ」だけで捉えてるんですね。

相談者:
はいはい

大原敬子:
だから、「いやあ、3日もいたからそろそろ家(うち)帰って、もう家(うち)も恋しいしね」っていうのは、「だって君、最初言ったじゃないか。お互いに友達同士だもんね?」

相談者:
うん

大原敬子:
友達同士の時は「家が恋しい」って言いますよね?

相談者:
うん

大原敬子:
でも、女性としては、「それは建て前よ」と。「この3日間、私は髪を振り乱してね?」

相談者:
うん

大原敬子:
「これでもか!ってサービスしたのに、『家が恋しい』って、この人なんだろ?」って思ったんですよね。

相談者:
うん

大原敬子:
そこに、女性の一途さがあるんです。

相談者:
うん

大原敬子:
ちょっと、伺っていいですか?

相談者:
はい

大原敬子:
もしあなたが病気になった時に、

相談者:
はい

大原敬子:
あなたのお子さんに看てもらいますか?この女性ですか?

相談者:
あー、子供は、あ、そこまでは、看ないでしょう。

大原敬子:
いや、看なくていい、自分の願望です。

相談者:
あ、願望としては、彼女に看てもらいたいと思います。

大原敬子:
そしたら今日から、考えなくちゃ。74歳でしょ?

相談者:
はい

大原敬子:
いや、一緒にはならないけども、

相談者:
うん

大原敬子:
この病気の時だけ看てくれとはいかないでしょ?

相談者:
あ、それはそうです。

大原敬子:
あ、それは分かりますか?

相談者:
はい

大原敬子:
うん。
そう考えた時に、

相談者:
うん

大原敬子:
でも、今考えた、そうは言うけど、結婚は嫌だけども、

相談者:
うん

大原敬子:
でも、今このじょが、女性がいなくなったら寂しいなと思ったら、

相談者:
うん

大原敬子:
それなりの対応の仕方をしなきゃじゃない?

相談者:
うーん

大原敬子:
そしたら今日、今からね?

相談者:
うん

大原敬子:
電話切りました。

相談者:
うん

大原敬子:
彼女とずっといって、いや、キツイかな?とかとか、こ、いろいろ考えるでしょ?

相談者:
うん

大原敬子:
まずは大事なことはエゴイストでも構わないから、自分が、将来、一人でも生きていけるのか?

相談者:
うん

大原敬子:
他のお世話でなるのか?

相談者:
うん

大原敬子:
彼女のお世話なのか?

相談者:
うん

大原敬子:
この3つの選択はできますよね?

相談者:
ああ

大原敬子:
それをもう、しなければ。

相談者:
うん

大原敬子:
して、あ、間違いないと。

相談者:
うん

大原敬子:
彼女とは、最後には、別れると思ったら、今の状況で、す、続けても、彼女は話しませんから、付いてきます。口が悪くても、彼女は付いてきます。

相談者:
・・要するに私が、将来ですね、あのお、この女性とどういう、風になりたいか?ということを、か、頭に入れて?

大原敬子:
そうですよ?

相談者:
うん

大原敬子:
それもね?

相談者:
うん

大原敬子:
将来っていうのがね?

相談者:
うん

大原敬子:
今、恋愛していてね?ワクワクする気持ちじゃなくって、

相談者:
うん

大原敬子:
1年、2年、3年後の、自分という姿を、考えなくちゃいけないってことです。

相談者:
うーん

大原敬子:
分かります?

相談者:
はい

大原敬子:
そこは現実を見て、あ、やっぱりこの若さを保つには、彼女が必要だなと思ったら、

相談者:
うん

大原敬子:
あなた、自分が可愛ければ、間違った判断はしないでしょ?

相談者:
うん

大原敬子:
今あなたは、もう、いくつぐらいの年代、40代、50代の考えで見てますよね?今。

相談者:
いやあ、フッ(笑)

大原敬子:
だって考えはそうじゃない、あなた。違います?(笑顔)

相談者:
うーん。そりゃね、

大原敬子:
そう、そうよ?

相談者:
いやあ、若いつもりでいますね。

大原敬子:
とんでもない、とんでもない、1年ごとに変わってくの、私達は。

相談者:
・・

大原敬子:
慎重とは違いますよ?

相談者:
ま、分かりました。

大原敬子:
それと・・

相談者:
それでね?

大原敬子:
うん

相談者:
あのお、過去に付き合った女性の、ま、もう辞め、この人達とは、もう縁が、無くなっとるんだけども、その、情婦の女性がそれを、頭にあるもんで、私の口の悪いのが、なんちゅうんかな?

大原敬子:
いや、過去の、女性達とは何で別れたの?

相談者:
それほど、深い付き合いはなかったから、別れたんです。

大原敬子:
その過去の、その女性って、あなたがいくつの時?

相談者:
六十、五、六(65、6)のことを言うとるわけですよ。

大原敬子:
で、相手の女性は?

相談者:
六十・・五(65)ぐらいですかね?

大原敬子:
その人と一緒になりたかったの?

相談者:
いやあ、単純に、あ、遊びだけでした。

大原敬子:
ていうことはあなた、恋愛ごっこが好きなんだ?

相談者:
あ、恋愛・・ハッハッ、恋愛ごっこ・・(笑)

大原敬子:
ねえ?

相談者:
(笑)

大原敬子:
74歳。恋愛ごっこはもう、限界。

相談者:
はい

大原敬子:
現実を見て。

相談者:
はい

大原敬子:
分かりますか?

相談者:
ええ

大原敬子:
で、前の女性の時は、男と女の関係なかったわけでしょ?

相談者:
ありません。あー、あった人もいたけども・・

大原敬子:
何人いたの?あなた、全部で。

相談者:
うん

大原敬子:
今まで。

相談者:
4人ほどいましたかね。

大原敬子:
それ奥さま亡くなってから?

相談者:
はい、そうです。

大原敬子:
寂しかったのね?

相談者:
はい・・

大原敬子:
じゃあもうこれが最後かな?楽しむのは。

相談者:
はい

大原敬子:
この後は、奥さまが出てきて、お尻つねりますよ?「しっかりあなた、自分の人生考えなさい!」って。

相談者:
うん

大原敬子:
分かります?

相談者:
はい

大原敬子:
もうこれは、初めて自分がブレーキをかけて、

相談者:
はい

大原敬子:
もう、ルンルンスキップからね?

相談者:
うん

大原敬子:
さて自分が老後って考えて。

相談者:
うん

大原敬子:
考えた方が良いと思いますよ?

相談者:
はい

大原敬子:
どうですか?今の女性とは男と女の関係あったわけですか?今、今の人。

相談者:
ああ、あります。

大原敬子:
・・ああ・・あなた・・幸せね?

相談者:
幸せですか?まあ、あまり・・(苦笑)

大原敬子:
だって恋愛しようってもできないでしょ?

相談者:
まあそういう、方もいますけども、幸いか、幸か不幸か、分かりませんけども、そういうことはできました。

大原敬子:
そしたらね?

相談者:
うん

大原敬子:
ほんとに今、最後、真面目に言ってますけども、

相談者:
はい

大原敬子:
是非自分、もう、相手の女性云々は抜きです。あなたが幸せになってほしいので、

相談者:
うん

大原敬子:
自分の74歳っていう現実の年齢と、

相談者:
うん

大原敬子:
体力と、

相談者:
うん

大原敬子:
それから、自分が今後、起きるであろうこともあるわけでしょ?

相談者:
はいはい

大原敬子:
最悪の、中で、要するに危機管理能力っていうんですけども。

相談者:
うん

大原敬子:
最悪、やっぱりこの彼女に看てもらおうと思ったら、あなたの、最初に、冒頭におっしゃった、「いや、僕は言葉が悪くて」は、直ります。

相談者:
うん

大原敬子:
看てもらおうと思うから。

相談者:
ああー

大原敬子:
お金か?今の彼女か?

相談者:
うん

大原敬子:
それはあなた自身が考えると思いますけども?

相談者:
はい

大原敬子:
どうですか?

相談者:
分っかりました。

今井通子:
フ・・(笑)

大原敬子:
どういう風に分かってくれました?(笑)
「分っかりました」っておっしゃったけど(笑)

相談者:
あの、彼女の方を大事にしたいと思います。

大原敬子:
結論決まった!?

相談者:
・・

大原敬子:
そしたら優しい言葉ができますから。

相談者:
はい

大原敬子:
先生いかがでしょうか?(笑)

(再びパーソナリティ)


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