左半身不随の夫を支えて30年の妻が三行半。焦る横暴男に女弁護士の冷たい宣告

(回答者に交代)

大迫恵美子:
もしもし?

相談者:
あ、もしもし

大迫恵美子:
はいこんにちは

相談者:
あ、こんにちはどうも

大迫恵美子:
はい

相談者:
お願いします。

大迫恵美子:
うんーとですねえ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの非常に難しいですね。

相談者:
あ、はい

大迫恵美子:
あのおわたし自身ん、もね、あの・・同じような・・あー、ことで・・ま、奥様側に、付いてね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、裁判ん、をしたことがありますけど。

相談者:
ああ、は、はあ

大迫恵美子:
まああのお・・ご主人の方は、ご病気い、があるのでね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
定年、を迎えて、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
え奥様に、大変頼るお気持ちもね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
強くて。

相談者:
ま、こん、今後のもう年取ってくこと、ばっかりだし、

大迫恵美子:
うーん

相談者:
体もこういうような状態ですので、

大迫恵美子:
はい

相談者:
もう、か、かなり不安になってる状態なんですね。

大迫恵美子:
ま、そうでしょうね。

相談者:
一人では、住めなくなっちゃうと思います。

大迫恵美子:
うーん。それで、その、ご自分も病気なんだからあ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
その部分も、含んで・・大目に見てもらいたいと。

相談者:
あーそうです。

大迫恵美子:
ええ、ま、そういうようなお気持ちですよねえ。

相談者:
そうです、はい

大迫恵美子:
ええ。ところがですね大体、あ、このお、この場合奥様の方はね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
もう、散々・・こりごりと。

相談者:
うん

大迫恵美子:
いう風に思ってることが多いんですよ。

相談者:
そうです、もう、実際、その通りだと思います。

大迫恵美子:
はい

相談者:
はい

大迫恵美子:
だから、そのお、ね、お気持ちをなかなか、あの、翻意させるの、難しいですよ。

相談者:
あ、はあ

大迫恵美子:
それでね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
その「お嬢さまを連れて出る」と、

相談者:
はい

大迫恵美子:
いうことの、意味もね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
お分かりになりますか?

相談者:
うーん、ちょっと・・(息を吸って)理解できないですね。

大迫恵美子:
うーん「理解できない」っていうところがね、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
やっぱりちょっと、奥様の気持ちも分かっていないし、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それからま、多分お嬢さんの気持ちも分かっていないんだと思うんですけど。

相談者:
あー・・はい

大迫恵美子:
あの、ここでね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
奥様がお嬢さんを置いて出てしまうとお、

相談者:
はい

大迫恵美子:
おー、お嬢さんを身代わりにするだろうと思ってると思いますね。

相談者:
うんうんうんうん・・あーそうっかあ・・

大迫恵美子:
だからお嬢さんを置いて行けないと。

相談者:
そうです・・

大迫恵美子:
母親としては思っているし、

相談者:
うん

大迫恵美子:
それから、これが凄く大事なことなんですけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
お嬢さんが、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そのお母さんのね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
考えを、おー、支持してるって、ことですね。

相談者:
あーそうですね。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
うんはい

大迫恵美子:
あのお、お父さんが可哀想だからわたしが残るとは思ってないと、

相談者:
いや

大迫恵美子:
いうことですね。

相談者:
そういうことは・・ないですね。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
はい

大迫恵美子:
これはね(苦笑)やっぱり、かなりね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのお、「これから改めます」って言われてもお、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
おー・・それをそのまま真に受けてね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
「それならやり直しましょう」という話にはならないんじゃないかと思いますね。

相談者:
うん「もう何回も、口酸っぱくう、言ったけど、直してくれない」と・・言われましたので。

大迫恵美子:
うーん

相談者:
はい

大迫恵美子:
あのね、その直すっていうことをね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
奥様が口にするので、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたの方ではね・・直しさえすれば、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あー元に戻れると、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
いう風に思っておられるのかもしれませんけど、

相談者:
うん、そうです、はい

大迫恵美子:
それはねえ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの全く違いますよ。

相談者:
あー・・

大迫恵美子:
要するに、女性の考えてることはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー直すか直さないかではないんです。

相談者:
ああ、はあ、そうですか。

大迫恵美子:
ええ

相談者:
はあ

大迫恵美子:
今まで直して来なかったこの人、というね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
人格評価をしてるわけですよ。

相談者:
そうですよね(苦笑)いや、ごもっともです。そうです、はい

大迫恵美子:
んーだから今更ね、直したからと言って、人格が変わるものでもないっていう風にね、

相談者:
あもう、そうですね。

大迫恵美子:
ええ思っちゃってるんですね。

相談者:
ええ、そうです、えもう、

大迫恵美子:
ええ

相談者:
そうです、その通りです。

大迫恵美子:
うん、ですからちょっとねえ、そのお、なかなか難しいんじゃないかと思いますよ。

相談者:
あー

大迫恵美子:
あの、あなたとしては、恐らくは・・自分が働けなくなった途端にね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
こんな体の悪い自分をね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
見捨てて、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、出て行くのかと。酷いやつだと。

相談者:
はい

大迫恵美子:
いう風に、ね、あの非常に、その自分を可哀想だなと思いつつ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あの相手の仕打ちがあ、許せないとか、あの非道だとかね。

相談者:
はい

大迫恵美子:
あー、思ってらっしゃるんじゃないかなあと、わたしは(苦笑)想像しますけど。

相談者:
いや、その通りです。

大迫恵美子:
でしょ?

相談者:
はい

大迫恵美子:
でもね、その、それを奥様の側から聞くと、

相談者:
はい

大迫恵美子:
これまでの話が山ほど出て来てしまうのでね。

相談者:
あー

大迫恵美子:
決してそのお、あなたがあ、可哀想な人、ということでは済まない話が出ちゃうんじゃないのかな?という気がするんですよ。

相談者:
あーそうですえ

大迫恵美子:
ま、それはもう(苦笑)お互い様、色々、あるのかもしれませんけど。

相談者:
ええ

大迫恵美子:
でも、そういう風に、全く違うことを考えてる二人がね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
えー、また元に戻るのは、大変難しいと思いますよ。

相談者:
ああ、はあー

大迫恵美子:
それから、あのお、まあ、離婚された時にね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
「退職金半分」というお話が出ましたけど、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
離婚の時は、財産分与と、いうものがあります。

相談者:

大迫恵美子:
あの、本当の財産分与の考え方は、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなた名義のものもあれば、奥さん名義で貯まってるものであるものもね、

相談者:
あります、はい

大迫恵美子:
全部足して、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
清算していかなきゃいけないので、

相談者:
うん

大迫恵美子:
退職金半分を出すことが得なのか損なのかはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
計算してみないと、分からないかもしれません。

相談者:
あーはあはあはあ

大迫恵美子:
で、退職金っていうのは、働き出してから、退職するまでの間の、おー累積ですので、

相談者:
はいそうですね。

大迫恵美子:
あのお、結婚は、その途中からだとすると、

相談者:
はい

大迫恵美子:
結婚してからの、期間で、考えて行くと、

相談者:
はい

大迫恵美子:
いうのが普通の考え方です。

相談者:
ふんふんふん・・

大迫恵美子:
そうすると、まあ、半分にならないと、

相談者:
はい

大迫恵美子:
いうことが・・ま多いです。

相談者:
あーはあはあはあ・・

大迫恵美子:
だけどお、退職金半分を差し出す事とね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
それ以外の財産を、足し算引き算した時の、総額、を、半分す、にするのと、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
どっちが得なのかは、人によって違いますので、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
それは一概に、何とも言えませんけど、

相談者:
あーはあ

大迫恵美子:
正式には、その・・お互いの、夫婦の・・

相談者:
はい

大迫恵美子:
名前で残っている、財産について、足し算引き算をして、

相談者:
ええ、え

大迫恵美子:
えー、総額を計算して、それの半分ずつというのが、

相談者:
あー

大迫恵美子:
普通の考え方ですね。

相談者:
なるほど、そうですか。

大迫恵美子:
はい。でも・・

相談者:
もし、

大迫恵美子:
はい

相談者:
出さなかった場合は、

大迫恵美子:
はい

相談者:
あもう、裁判に出された場合は、

大迫恵美子:
はい。負けますね。

相談者:
そこを聞きたかったんですけど。

大迫恵美子:
負けますね。

相談者:
負けます?

大迫恵美子:
要するに、財産分与ですから、

相談者:
ええ、はい

大迫恵美子:
恐らくあなたとしてはね、

相談者:
はい

大迫恵美子:
自分はその、体のお、麻痺があるので、

相談者:
はい

大迫恵美子:
少し多めにもらわないと困ると。

相談者:
ええ

大迫恵美子:
そんな半分なんかあげちゃって、これからね・・暮らして行くのに困るっていう、お気持ちがあるのかもしれません。

相談者:
うん、あ、はい、ええ

大迫恵美子:
でもお、一応財産分与っていうのはもう非常に・・単純な考え方で、

相談者:
ええ

大迫恵美子:
夫婦の協力で作ってる、今、残ってる物は半分こ、ま、は、大体半分こ、という風になると思いますけど、

相談者:
うんー

大迫恵美子:
そうすると、お、半分は・・ほとんど持って行かれてしまうと(苦笑)

相談者:
うんー

大迫恵美子:
ま、いうことだと思いますよ。

相談者:
あ、分かりました。

大迫恵美子:
はい

相談者:
はい

(再びパーソナリティ)


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