（再びパーソナリティ）

今井通子：
お分かりいただけましたか？

相談者：
あ、はい、どうもありがとうございます。

今井通子：
・・あのお、もうちょっと言ってしまうと、

相談者：
はい

今井通子：
あなた自身に負い目がありません？

相談者：
・・そうですね。

今井通子：
あ・・

相談者：
それえ・・も、

今井通子：
あの時にい、

相談者：
はい

今井通子：
自分があ・・要するにちゃんと甥御さんを、

相談者：
はい

今井通子：
どこに居るか？確かめといたらあ・・

相談者：
はい

今井通子：
甥御さんは助かったんじゃないか？とかって思ってない？

相談者：
・・思ってます。

今井通子：
ですよね？

相談者：
はい

今井通子：
だから・・ある意味この電話って、妹さんのことにカッコつけてえ・・自分のことだったんじゃない？

相談者：
・・（泣き）そうかもし、そうかもしれません。

今井通子：
うん

相談者：
はい

今井通子：
のような気がするのよ。

相談者：
はい

今井通子：
だから、あなた自身が自分の心を、奮い立たせてえ・・今後どういうふうにした方がいいか？ってのを考えてえ、

相談者：
はい

今井通子：
その時にい・・三石先生がおっしゃったようにい・・叔母さんになろうって決めてえ、

相談者：
はい

今井通子：
まずしっかりしなきゃあ・・妹さんの立場なんか考えるどころじゃないでしょうが。

相談者：
そうですね。

今井通子：
うん、分かる？

相談者：
はい・・分かります。

今井通子：
だから、ま、まず第一に、そこのところをきっぱりとやって下さい。

相談者：
・・はい、分かりました。

今井通子：
で、それができたらね、

相談者：
はい

今井通子：
妹さんに、

相談者：
はい

今井通子：
あなたの気持ちが分かる、同情するようなことを言っちゃダメ。
逆にい・・

相談者：
はい

今井通子：
「何考えてるのあなた！、しっかりしなさい！、あと二人の子どもがちゃんと育つようにしないとお」

相談者：
はい

今井通子：
「あなたの仕事はまだ終わってないよ」って。

相談者：
はい

今井通子：
うん

相談者：
わたしがまずしっかりしないといけないです。

今井通子：
だからまず自分が、さっき言ったように・・

相談者：
はい

今井通子：
三石先生が、言われたようなことをして、

相談者：
はい

今井通子：
で、まず、自殺は本人の意思なんだから、あなたのせいじゃない。

相談者：
・・はい

今井通子：
分かる？

相談者：
はい

今井通子：
自分の心を治しなさい？

相談者：
・・分かりました。

今井通子：
うん

相談者：
はい

今井通子：
で、それができた段階で・・妹さんに、
「しっかりしろ」と・・叱りなさい。

相談者：
はい

今井通子：
大丈夫？

相談者：
はい。どうもありがとうございます。

今井通子：
よろしくお願いしますよ？

相談者：
はい

今井通子：
はーい、失礼しまーす。

相談者：
ありがとうございました。