食欲が失せ10キロ痩せた一人暮らしの75歳女性

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
あ・・えー高橋です。よろしくお願いします。

相談者:
よろしくお願いします。

高橋龍太郎:
ま、お話伺ってるとお、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どう見ても、えー今いる、状態が楽しめない。で本来好きだった、サークルにも・・足が向かない。
それから、お孫さんやなんか、遊びに来るの?

相談者:
はい、たまには来ます。

高橋龍太郎:
うん・・で、お孫さん、と一緒にいると楽しい?

相談者:
はい、お、あの、いると楽しいですけど。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
そう滅多に来ません。

高橋龍太郎:
あ、滅多に来ないんだね(苦笑)。
ま、結局・・うん、そういう言い方をするとまあ・・ちょっとこう厳しい言い方になっちゃうけど、年を取って来るとね、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
将来に新しい目標が、中々・・見えないもんだから、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
放っとくと、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
段々段々、引きこもりになって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・で、何やってもおんなじだから・・ていうように、考えるようになって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
鬱っぽくなっちゃうの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で今・・えーあなたの症状は、もう典型的な鬱状態。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、鬱状態を・・治してくには、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
やっぱり自分にとって楽しい事、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
例えば趣味だとか、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それから例えば毎日のようにお孫さんが、毎日とは言わないけど、週1回来てくれたら、多分凄く・・ね、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなたにとってもお・・幸せ感が包まれるところだけど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
事情がそう許さないとしたら・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・中々、えー、楽しい目に巡り合えないので、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
抑うつ状態、みたいなものは、今・・のままで行ったら中々改善しないね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で・・あなたにとっては、最善の、方法は、サークルにい・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
顔を出して、楽しめるようになるって事が大事なんだけれど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そこまでのエネルギーも、失っちゃった状態。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
人間って・・あるレベルを・・維持してれば、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
楽しい事に、出会えれば、また少し・・気持ちが上がって・・えー楽しい日常を過ごせるんだけど、
あるレベルを超えて、気持ちが下がっちゃうと・・自分が楽しかったサークルにももう行けなくなっちゃうの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
その状態を、鬱っていうんだけれど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今の状態で、鬱を改善するには、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ちょっとね・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
やっぱり・・よっぽど、子どもたちがあ、一緒に住んでくれてえ・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
毎日楽しい事があるっていうような、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
何か凄く劇的な変化でも起きない限りは、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
改善しないね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で・・あとはやっぱり、心療内科や精神科の治療が、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今は必要な状態だと思うよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
うん、そうじゃないとね、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
結局、食べ物も・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
美味しく食べないと、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
体の栄養にならないし、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ね、10キロも痩せちゃったんでしょ?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、結局、心も体もどんどん痩せ細ってるから、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今あるのは体だけじゃなくて、心のエネルギーも痩せ細ってるわけ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・だから・・ちゃんと、周りの楽しい事を、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
太る材料にできるぐらいに、気持ちが少し、膨らんで行かないと。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今みたいな状態で無理矢理楽しい事たくさんやらせても・・心が太って行かないから。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ある程度、心が太れるような状態まで、心を少し太らせて。

相談者:
うん

高橋龍太郎:
そっから楽しい事をやるっていう2段階を、

相談者:
うん

高橋龍太郎:
これからやってかなきゃいけないから、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
同じ病院に電話をしてね、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
であなたが大変だったら娘さんに電話をしてもらって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
心療内科とか、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
精神科があるかどうか聞いてもらってくれる?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それで、あるようだったら、ぜひ、そこに通いなさい。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そうすると気持ちも楽になるし、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
まず何よりも食欲を改善すると割と、えー、そんな難しい事じゃないからね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
まず食欲が、改善して来て、それから夜の睡眠の、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
熟眠感っていうかな・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あーぐっすり寝たなっていう事が回復して来てくれて、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それから気持ちが少しずつ膨らんで来るから。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そういう状態を経て、元々好きだった、サークルに顔出すと・・もう、みんなが、あー見違えて、
「昔のあなたに戻ったよ」って言ってくれるよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今はね、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
精神科にはもう、お年寄りがもう本当にたくさんいるの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それはなぜかっていうと、あなたみたいに、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・年を取ってから、子ども達が独立して、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それで、夫婦でいる間はいいわけ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
会話もキャ、キャッチボールできるし、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
食べ物食べても、「この食べ物美味しいねえ」とか、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
「これは今日は不味いぞ」とかさ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
だから、その、会話の、やり取りで・・人間てそんな鬱にならないで済むの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
でもたった一人で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ご飯食べたり、たった一人でテレビ見てても、やっぱり、最初の1年ぐらいはもつけど。その後どんどんどんどん寂しくなって行っちゃうの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
会話する相手がいないとね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
だから人間っていうのは、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・人と一緒にいる事で人間らしくなるの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
だから人と、いられなくなると、どんどんどんどん自分の内側に入って行って、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・ま、変な言い方だけど・・まあ、言ってみれば・・人間らしくなくなっちゃうのよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、その状態を鬱っていうわけ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
だから、鬱を・・治して、取り戻して、人間らしくなるにはあ・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
まず・・そういう仲間のところに、行くまでのエネルギーをもう一度回復させなきゃなんない。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、そのためのエネルギーには・・もうここまで、ちょっと落ちちゃうと、心療内科か精神科医に、行く。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そうすると待合室に・・あなたと同じ年齢ぐらいの、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お年寄りがたくさんいるよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
だからそんな心配しないで。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
気楽に、あのお、出掛けて行って下さい。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・あと将来的にはさ、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一緒に住むとか、住まないとか、そんな話は娘さんとしてないの?

相談者:
してないです。

高橋龍太郎:
で・・住みたくないの?一緒に。

相談者:
・・住みたい、事ですけど、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
娘には、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
あまり・・迷惑掛けたく、ないなと思って・・

高橋龍太郎:
迷惑掛けたく・・でもやっぱ、向こう側に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一ヵ月でも、いられるとか。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
いうような事でも、随分違うんだよ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
「一ヵ月ちょっと、お邪魔させてね」っていう・・で、あんまり迷惑掛けない、あんまり迷惑掛けない生き方をしようって、遠慮し過ぎてると・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ホントは娘さんも、一緒に住んでもいいと思ってるかもしれない・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
し。でもそれを言っちゃうと何か・・凄く決定的な・・事になって、言い出しかねるっていう・・事だったとしたら、まあ、中々言いにくいとは思うけど。
「ホントは住みたいんだよね」ぐらいはポソっと言ったって、いいと思うけどね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
うん

相談者:
・・それえ、となくこの間言ったんですけど、

高橋龍太郎:
うん言ったら?、どうだった?

相談者:
そしたら、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「友だちもお・・あのお、離れちゃうし、それでもいーい?」って言われたんですけど。

高橋龍太郎:
あーそっか。あはは(笑)

柴田理恵:
そ、それは、嫌ですよね?

相談者:
だから、それを考えると、

高橋龍太郎・柴田理恵:
うん

相談者:
やっぱり・・気を丈夫に持って一人で暮らさないかんかなと思ってはいたんです・・

高橋龍太郎:
と思った・・

柴田理恵:
うーん

高橋龍太郎:
そうなんだねえ。じゃ、まあ、とりあえず、い、今この1、2年は、一人で暮らすように、頑張るために、お医者さんに行って、少し・・エネルギーが、もう少し、出るようにやってもらおう?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
でも、もうちょっと先になったら・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・やっぱり家族と一緒にいる方が、僕は楽しいように思うけれど、ま、それは娘さん次第だからね。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
話を・・それはもう少し元気、逆に言うともっと元気になった時に・・ざっくばらんに話し合いなさい。

相談者:
はい

高橋龍太郎:

柴田理恵:
はい

高橋龍太郎:
はい

(再びパーソナリティ)


「食欲が失せ10キロ痩せた一人暮らしの75歳女性」への1件のフィードバック

  1. まずいだろ
    鬱?病気?
    単純自然、意地悪ばあさんの寂しい老後の話じゃねのか?
    このばあさんに薬漬け提案でなんとかなんのか?
    まずいだろ

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