障害者枠の就活が行き詰まるウツ男。実は手帳の乱発で競争激化のあおり

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
あ、初めまして高橋です。

相談者:
あ、よろしくお願いいたします。

高橋龍太郎:
えーっと・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
1年半前に仕事を、辞められたという事ですけれど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
その、うつの発病自体はいつ頃になるの?

相談者:
うつ、自体は、6年ん・・ぐらいです。

高橋龍太郎:
ぐらい前?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、その発病の時からすでにずっと・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
精神科医い、のところは訪ねている?、間を開けずに。

相談者:
そうですね。
それでえ、ま、認定を受けたのが、2年半ほど前なんですけれども、障害者認定だ・・

高橋龍太郎:
障害者認定っていうのは、手帳って事ですか?

相談者:
そうです。

高橋龍太郎:
2年半前に?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
「2年半前に手帳もらってた」っていうけど、会社辞めたの1年半前だとすれば・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
会社に在籍中に手帳を取ったの?

相談者:
・・あの、認定を受けた時はあ、ちょっと仕事、その時も辞めてました。1回。

高橋龍太郎:
あ、1回辞めてるの?

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
ふうん、それで、今・・年金は貰ってるの?

相談者:
いや、頂いてないです。

高橋龍太郎:
主治医はずっと同じ?

相談者:
主治医は同じです。

高橋龍太郎:
ふうんー、今ね、物凄く、手帳取る人が多くて。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、昔はホントに、手帳って、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
統合失調症ベースだったから。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・手帳を持ってると、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
割と楽に就職できたの。要するに統合失調症の人で・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
就労に臨むっていう人はそんなに多くなかったから。

相談者:
あー、はい

高橋龍太郎:
今、あなたが、そうであるように、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
うつで・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
手帳を取るっていうのが物凄く、敷居が低くなっていて、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
会社辞めて、半年、仕事がないと、
「手帳取ったら?」って、すぐ勧める人がいるもんだから、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・障害枠の・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
就労希望者が、物凄く・・増えちゃうって結果になってしまってるわけ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、法律的には、障害枠就労の全体数は・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
増えているんだけれど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
うつの人と、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それから大学う、にいる発達障害の人、達が、積極的に・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
手帳を取るもんだから、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
障害枠の就労は・・少し就職難なのよ。

相談者:
・・あーあ

高橋龍太郎:
うんー、残念ながら。だからあ・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
就労できない人が、もう少しずつ、どんどん、どんどん増えて来てしまっている現状が、どうしてもあるの。

相談者:
・・あーそうなんですか。

高橋龍太郎:
うーん

相談者:
はい

高橋龍太郎:
これはだからあ・・変な言い方だけど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
大卒バリバリの、手帳の保持者っていうのは、ゴロゴロいるのよ。

相談者:
あー

高橋龍太郎:
就職説明会で。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、企業は・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなたのように40過ぎた・・男性よりも、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
20代前半の・・特に発達障害やなんかの手帳を持っていて、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
ちょっと偏ってるけど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
でも、ま、実務能力は高いっていう人を、優先的に雇ったりするもんだから、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
益々、中年の、うつの、障害者手帳持ってる人が就職からはじ引かれるの。

相談者:
・・あーあ

高橋龍太郎:
うーん。昔はあ、障害者手帳持っていて、逆に・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
通常就労の、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
経験が長い人は、ほとんど・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
大体会社見つけて・・だって現実には、1年半前まで普通に仕事してたわけだからね?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
就職できたのが・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
就職がどんどん、どんどん、難しくなってるっていう現状があります。

相談者:
ああー

高橋龍太郎:
うんー・・だから、あんまり焦っても、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
うんー、しょうがないところがあるんだけど、1つ・・やっといた方がいいのは、もう1年半も・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
就労出来てないし、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それから、あなたが・・社員の時に・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
発病してるので、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
当然年金は・・貰えるし、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ただし年金と言っても、もちろん、今の様子から見ると、2級ではなくて3級だけど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
社会保険の年金は、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
3級でも5万円ぐらい貰えるの。

相談者:
・・あー、そうなんですか?

高橋龍太郎:
うん。だから・・

相談者:
はい、はい

高橋龍太郎:
手帳についてそこまで協力してくれるお医者さんで、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
1年半、就労出来てないよ、って事になれば、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
年金の書類を書いてもらえるので。

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
まずそれを・・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
取って、少し・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
身を固めるう、ことが大事。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それからさっき言ったように、手帳でも、就職難時代なので、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
焦らずに、地道に?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
続けるっていう事が大事だと思うよ。

相談者:
・・そうですか。

高橋龍太郎:
うんー

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あのお、お家の中の、収入の割合はどうなってんの?、お母さん、妹さん。

相談者:
ま、母もお、年金・・いただいてますけれども、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ま、一番い、収入源は、いわば、妹のお・・

高橋龍太郎:
収入?働いてるの?

相談者:
給料ですかね?・・はい

高橋龍太郎:
うんー・・
ま、だから、それに、あなたが、とりあえず5万円分・・ちゃんと、年金として提出して、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
少しでも、お家の中が上手く回るようにして、ゆっくり・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
進めていかないと、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
焦って行っても、ちょっとしょうがない。企業としても・・さらに、障害枠就労を・・の募集を増やしてく、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あの、流れになってるから。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
その動きに少し・・期待い、を、持つ事がいいんじゃないの?

相談者:
・・そうですか。

高橋龍太郎:
うんー

相談者:
ああ

高橋龍太郎:
ただ、現実に・・僕らの患者さんの流れを見ていると、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
確かに、2、3年前に比べると、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
手帳を持っていても就労困難な人は、あの、どんどん積み上がって来て増えてはいる。

相談者:
分かりました。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
じゃまずう・・掛かり付けの先生に・・

高橋龍太郎:
まず、年金の事、相談してみてごらん?、そうすると・・

相談者:
あ・・

高橋龍太郎:
精神的な余裕が出来るので。

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
むやみに焦らなくても・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ゆっくり準備が出来るようになると思うよ。

相談者:
あ、はい

高橋龍太郎:
はい

相談者:
あ、すいません。

(再びパーソナリティ)


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