我慢して上手くいっていた人間関係。姑舅と別れて暮らしたいホントのワケ

テレフォン人生相談 2018年6月4日 月曜日

同居する夫の両親との人間関係がよくない。
夫は両親と離れて暮らすことに賛成しているものの、話が具体的に前に進まない。
夫婦仲は良好。
女の内面に切り込む回答陣。

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)

相談者: 女34歳 自営の夫40歳 子ども2人(5歳と1歳) 舅74歳 姑82歳 6人暮らし

今日の一言: すべてのことには時があります。
今まで上手く行っていた方向を再検討する。そういう時もあります。

加藤諦三:
もしもし?、

相談者:
もしもし

加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、よろしくお願いしますう

加藤諦三:
はい
最初に年齢教えてください

相談者:
34歳です

加藤諦三:
34歳

相談者:
はい

加藤諦三:
結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
えーとご主人何歳ですか?

相談者:
40歳です

加藤諦三:
40歳
お子さんは?

相談者:
娘が2人いましてえ

加藤諦三:
はい

相談者:
5歳と一歳です

加藤諦三:
5歳と一歳
はい、分かりました。
それで、どんな相談ですか?

相談者:
あの、夫の両親と、

加藤諦三:
はい

相談者:
4年前ほどから同居しているんですけれどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
あまり関係が、上手く行っていないのでえ

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、別々に暮らすことを考えてるんですけれどもお

加藤諦三:
はい

相談者:
あの、夫も、ま、その方向で賛成はしてくれてるんですが、なかなかその、決断に、至っていなくて、

加藤諦三:
はいはいはい

相談者:
どおいうふうに伝えれば決断をしてくれるのか?

加藤諦三:
うんうん

相談者:
っていうことをご相談したいんですけれどもお・・

加藤諦三:
あっ・・あ、そうですか

相談者:
はい

加藤諦三:
あのお、四年から上手く行ってないって、これ、一軒のお、家の中で住んでんですか?
それともお・・あの、別の・・

相談者:
そうですね。
あの、一戸建てで。

加藤諦三:
一戸建ての中で。

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすると、1階と2階・・とかという、そういう感じで?

相談者:
いえ、もお、普通の一戸建てに、

加藤諦三:
一緒に

相談者:
あのお、二家族が暮らしてる状態です

加藤諦三:
ということは、台所も一緒?

相談者:
そうです、全部水回りは一緒です。

加藤諦三:
ということは、関係が上手く行ってないと、

相談者:
はい

加藤諦三:
かなりキツいですね?

相談者:
そお、です、ね、あの、両親はもう、あの、高齢なので、仕事はしていないですけれどもお、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、日中ずっと家に居て、わたしたち自営なので、

加藤諦三:
はい

相談者:
昼間は、ま、もちろん・・

加藤諦三:
あ、なるほどね

相談者:
別の、職場に行ってますので、顔を合わせないんですが・・

加藤諦三:
ああ、そうですか

相談者:
はあい

加藤諦三:
ご両親は何歳ですか?

相談者:
父親が74

加藤諦三:
はい

相談者:
母親が82です

加藤諦三:
ああ、そうですか

相談者:
はい

加藤諦三:
そいで、ま、あの、お年だって言いますけど、元気は元気なわけですね?

相談者:
う、そおですね、まあ、あの、足腰はちょっとシンドイみたいなんですが、元気は元気です

加藤諦三:
ええ

相談者:
はい

加藤諦三:
それでえ、父親の方と母親の方と、両方上手く行ってないんですか?
それとも・・

相談者:
んん・・まあ、あの、父親の方がどちらかと言えば、過干渉なタイプでして、

加藤諦三:
はいはいはい

相談者:
ま、それにい・・比べて、母親の方が、ま、それに対して、「ちょっとやり過ぎじゃないの?」とか、そういう口を出すことも一切ないのでえ、

加藤諦三:
ああ、はあ、はあ

相談者:
なんて言うんですかね、ま、それがちょっと、だんだんしんどくなってきてえ・・

加藤諦三:
具体的な衝突みたいのは起きていないですか?

相談者:
えー・・

加藤諦三:
気持ちの上の・・行き違い・・

相談者:
ま、あり、ありました。具体的な衝突もありました。

加藤諦三:
どんなことで?食事の準備・・

相談者:
いえ、ま、子供に対する、物を買ってえ、くれたんですけれども、

加藤諦三:
はい

相談者:
ま、それがわたしに何の相談も無かったのでえ、

加藤諦三:
あー

相談者:
ま、それに対してえ、あの、ちょっと一言、相談してくれませんか?ということを言ったら、ま、父親の方が、ちょっと・・怒ってしまって、

加藤諦三:
怒った

相談者:
それで、こう、口論、のような感じになりました。

加藤諦三:
うーん・・
なるほどねえ・・

相談者:
はい

加藤諦三:
それでえ、先程の話だと、

相談者:
はい

加藤諦三:
別に暮らす方向・・

相談者:
はい

加藤諦三:
ということは、夫婦の間では、夫との間では、分かったわけですね?

相談者:
そうですね・・

加藤諦三:
分かったっていうか、もう、そういう方向、で行こう、ということですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
だけど、父親(夫)の方が

相談者:
はい

加藤諦三:
具体的に、じゃ、家を探すとか、そういうふうにはなっていかないわけですか・・

相談者:
あのですね、その自営をしてる所っていうのが、あのお・・住居にも可能は可能なんです。

加藤諦三:
はい

相談者:
なので、そこをちょっと手を入れて、そこに移ろうか?っていう話で、

加藤諦三:
はいはい

相談者:
まとまってはいるんですけれどもお

加藤諦三:
はい

相談者:
ただ、それえ、だけで、ま、何を改装するわけでもないですし、

加藤諦三:
はい

相談者:
もお、そこで・・ずっと・・

加藤諦三:
うん

相談者:
ストップしてる状態です。

加藤諦三:
そうすると、上手く、今までは上手く行っていた夫婦関係が、

相談者:
はい

加藤諦三:
なんとなくトゲトゲしてきたっていうこと?

相談者:
いや、夫婦関係は上手く、行ってます。
それ以外の面では。

加藤諦三:
ふうん・・

相談者:
あのお、別に、喧嘩をすることでもないし、気を遣ってくれてるとは思うんですけれども、ただその一点が・・いつも引っ掛かってるのでえ・・

加藤諦三:
うん・・

相談者:
夫婦関係が上手くいってないわけではないんですが

加藤諦三:
ええ

相談者:
・・
そこだけです・・

加藤諦三:
ああ、そこだけね?

相談者:
はあい

加藤諦三:
そいじゃ、夫の方も、別に暮らした方がいいというふうには、これは本音ですね?

相談者:
それは本音だと思います。
夫も両親との関係があ、あの、いいとは・・言えない・・ので・・

加藤諦三:
うん・・

相談者:
はい

加藤諦三:
すと、こういう関係の中にあるとね?

相談者:
はい

加藤諦三:
この5歳と一歳の子供ですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
敏感に家の中の空気ってのは感じ取りますよね?

相談者:
上の子なんかは特にそうですね

加藤諦三:
でえ、こういう関係の・・あの、上手く行ってない関係のときってのは子どもってのはすごくそれに敏感で、

相談者:
はい

加藤諦三:
ま、ちょっと悪い言葉ですけど、調子のいい子になっちゃうことが多いんですよね。

相談者:
あー・・

加藤諦三:
アッチに行ったら・・だって周りが、意見が対立してれば、

相談者:
はい

加藤諦三:
子どもの側からすれば

相談者:
(咳)
はい

加藤諦三:
お父さんのところに行ったときはお父さんに都合のいいことをし、お父さんの意見に賛成するし、

相談者:
はい

加藤諦三:
で、お母さんのとこに来たらお母さんのとこに言うし、
お爺ちゃんのとこ行ったらお爺ちゃんに言うし、という・・

相談者:
うん・・

加藤諦三:
その場その場の、相手に、すごく合わせて、調子のいい子になっちゃうんですよね。

相談者:
はい

加藤諦三:
ま、ちょっと、悪い言葉ですけどもお、

相談者:
はい

加藤諦三:
誠実味が欠けてくることあるんですよ。
子どもの立場からすりゃ、しょうがないわけですよ?そりゃ。

相談者:
はい

加藤諦三:
家の中でそうなってるわけですから。

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、どうしても調子がよくてえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
人間としての誠実味に欠ける・・ていうか、周りから信頼されないんですよ。
アイツ、言うこととやることと違うよ、っていうような、

相談者:
うーん・・

加藤諦三:
に思われちゃう。

相談者:
はい

加藤諦三:
だから、それでよく、その、夫婦関係が上手く行ってないときには、子どものためには別れた方がいいっていうのはそういう意味なんですよね。

相談者:
はい、はい

加藤諦三:
で、今日、今回の場合は別に、夫婦関係が悪いわけじゃないわけでえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
すけれどお、

相談者:
はい

加藤諦三:
あのお、祖父祖母と上手くいってない・・

相談者:
はい

加藤諦三:
と・・やっぱり、どっちにもいい顔してしますね。

相談者:
そおですね、そんな感じがします、今。

加藤諦三:
と、それはあ・・、良くない・・

相談者:
はい、良くないですね・・

加藤諦三:
良くないですよね?

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすると、今日のあなたの相談っていうのは、どおしたらこの夫が、

相談者:
はい

加藤諦三:
も、別に暮らす方向は決まってんだから、

相談者:
はい

加藤諦三:
どうしたらもうちょっとキチンと、

相談者:
はい

加藤諦三:
決断、してもらえるか?っていうことね?

相談者:
はい

加藤諦三:
で、両親が74歳、あ、82歳と74歳で、これが2人で暮らして別になんの問題もないんですね?

相談者:
あのお、一度それをちらっと話したところ、ま、別々に暮らすのは構わないという話でしたので、

加藤諦三:
ええ

相談者:
はい、それは大丈夫・・

加藤諦三:
あ、それは大丈夫ですか?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい、大変難しい、相談だと思いますけど、今日は、あの、スタジオに、心についてのエッセイストとしておなじみの、マドモアゼル愛先生がいらしてんので、

相談者:
はい

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

相談者:
はい、お願いします

(回答者に交代)

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