夫に息子、ダメンズの尻拭い人生。女60歳に回ってきた孫息子二人の母代わり

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
はじめまして高橋です。

相談者:
あ・・どうぞよろしくお願いいたします。

高橋龍太郎:
これ、自分のお子さん育てる時も、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ずっとお仕事をしてらしたの?

相談者:
はい、ほとんど仕事に行ってました。

高橋龍太郎:
ふう・・と、どんなお仕事をされてたんです?

相談者:
色々パートなんですけど、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ほとんどは事務だったんですけど。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
今はあ、清掃員なんですけど。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
若い時にですね・・

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ちょっと主人ん、が、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
ギャンブルう、が、好きで、

高橋龍太郎:
ふうん

相談者:
借金背負ったりで、その借金を返すために、

高橋龍太郎:
ふうん

相談者:
必死に働かないと食べていけないっていうのがあって・・

高橋龍太郎:
・・今も?

相談者:
今も行ってます。

高橋龍太郎:
いやいや、そうじゃなくて。
今も働かないと食べていけない状態なの?

相談者:
ええ、あの、年金もお・・ホントに少なくて・・

高橋龍太郎:
ふん

相談者:
主人の年金も少なくて、

高橋龍太郎:
ふん

相談者:
で、やっぱり、老後のことを考えると、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
これじゃ・・何年も、仕事なしになるともう、食べて行けない状態になるんで・・

高橋龍太郎:
ふうん

相談者:
仕事には行かないといけないです。

高橋龍太郎:
いけないの?ふうん・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
一緒に住んでるご長男はあ・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
収入は・・それなりにあるの?

相談者:
それなりにあります。

高橋龍太郎:
ふうーん

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
それだけ仕事をしながら・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
しかも、ご長男の方は・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
遅く帰って来るわ・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、疲れて帰って来てえ・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
食事の支度をして、もう元気盛りの、8歳、9歳・・面倒看るのはホントに大変だろうなと思うけれど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
例えば、うちのクリニックやなんかに来る・・親御さんが、何らかの形で、両親が揃ってない、お家い、はお爺ちゃんお婆ちゃんが面倒看るんだけれど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
・・みんなお爺ちゃんお婆ちゃんのことがもう大好きなの。

相談者:
・・ええ、ええ、ええ

高橋龍太郎:
でそれは・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
どういうことかっていうと・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
要するに、親子だと・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
もう自分の、血を分けたって意識が、あの、親の方から強いから・・

相談者:
ええ、え

高橋龍太郎:
親の言うことを聞かないと、もう怒り、込み上げて来て、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
強い態度で、色んなこと言ってみたり、しつけを強くみたりっていうような・・子ども達と、親との距離が近いもんだから・・子どもは物凄く息苦しいんだけれど、

相談者:
ええ、ええ

高橋龍太郎:
だけどお爺ちゃんお婆ちゃんになると・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ちょっと距離感があるので、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
その距離感が余裕で、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
双方がすごく・・いい関係で、愛情を交流し合えるように・・大体どんなお家でもなってるの。

相談者:
ええ・・ええ

高橋龍太郎:
だからお爺ちゃんお婆ちゃんのことを悪く言うっていう・・そのお孫さんっていうか・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
えー、僕にとっての患者さんは、あんまり見たことないのよ。

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
だからあ・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
ちょっと、あなたの場合は、忙し過ぎるところが・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
大変だとは思うけれど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一つ・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ま、人生のベテランとしてね?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
その8歳、9歳の子のお・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
世界みたいなことを想像してあげて欲しいの。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
単純に言っちゃうと・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
お母さんは「いらないよ」って言ってえ、子ども達を、ま・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
うん、はっきり言っちゃうと、ま、置いてきぼりにした、捨てて、出て来ちゃった、お母さんだよね?

相談者:
はい、そうです。

高橋龍太郎:
で、見捨てられてしまって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、お父さんとようやくう・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
実家に戻って来て、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
そこに、お婆ちゃんがいてくれて、一生懸命面倒看てくれたっていうことだから。

相談者:
ええ、ええ

高橋龍太郎:
あなたに対する、母性の憧れって物凄く強いんですよ。

相談者:
あー、そうですか・・

高橋龍太郎:
うーん
これはね?

相談者:
ええ、ええ、え

高橋龍太郎:
もう生涯忘れないと思う。この子たちにとってお婆ちゃんの、母としての役割みたいなことは。

相談者:
ああー

高橋龍太郎:
うん、だから・・
半分第三者であるお婆ちゃんが、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
自分たちを、ここまで・・可愛がってくれて色んなことやってくれたんだなっていうのは、もう成長期のたびに、いつも、な、何度も何度も繰り返して思い起こして・・感謝をするっていう・・大体そんな仕組みになってるよ、お婆ちゃんと、お孫さんで・・

相談者:
ああ、ああ、&#△

高橋龍太郎:
尚且つ、えー

相談者:
&#△%

高橋龍太郎:
え、お母さんがいないっていう風になると。

相談者:
ええ、ええ

高橋龍太郎:
だからあなたのイライラする気持ちはすごく分かるんだけど、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
本当に、その子ども達って、寄る辺(*)ないの。

(*)寄る辺: よるべ
頼りにして身を寄せる所

相談者:
・・

高橋龍太郎:
この世の中で、ま、言ってみれば裸身で生まれてね?

相談者:
ええ、ええ

高橋龍太郎:
さっき言ってたように・・オムツ状態でしょ?

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
で、全く頼るものなしに、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
でも8歳9歳まで、あなたが育てたわけじゃない?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
これはもう、あの、一生、彼らにとって・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
最大のプレゼントだからあ、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そーんなにイライラしないで、むしろ・・少々悪態つかれても・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
笑って過ごすぐらいの・・こと・・
それこそ、お婆ちゃん、グランドマザーってよく言うけど・・

相談者:
ええ、え

高橋龍太郎:
おっきなお母さんっていうようなスタンスで、

相談者:
ええ、ええ

高橋龍太郎:
もう少し余裕を持って見てあげたらどうかな?、そしたらすごくいい関係になってくと思う。

相談者:
あーあー

高橋龍太郎:
うーん

相談者:
そうっかあ・・

高橋龍太郎:
ただ、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
むしろ・・問題はあなたじゃなくて、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
ご長男や・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
それからあなたのパートナーである・・

相談者:
はい、はい

高橋龍太郎:
お爺ちゃんになるかな?ま・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
その人たちが・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
あなたの苦労を・・

相談者:
ええ、ええ

高橋龍太郎:
あんまり褒めてあげないので、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなた一人があ・・髪振り乱して、戦ってるっていうことであなたが・・もう、イライラして・・怒り・・それこそ心頭みたいになってるんだと思うけれど。

相談者:
あーあ

高橋龍太郎:
周りと・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
そういう自分の辛さをちゃんと打ち明けて、

相談者:
ええ、ええ

高橋龍太郎:
「こんな大変だよ」って言って、愚痴を周りにこぼして・・子ども達にこぼすことはないよ?

相談者:
ええ、ええ

高橋龍太郎:
子ども達にこぼすと可哀想だから。

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
ちょ、ご長男や、ハ(笑)・・ご主人に・・

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
自分の愚痴を聞いてもらって、
やっぱり少し、ゆとりのあるお婆ちゃんで・・

相談者:
ええ、ええ

高橋龍太郎:
接すると、ホントに子ども達のいい面が見えて来る。

相談者:

高橋龍太郎:
今、悪い面しか見えてないんじゃない?もしかして。

相談者:
そうなんです、そうなんです。

高橋龍太郎:
ね?だけど・・

相談者:
で、自分がもう、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
イライラ、イライラするから・・

高橋龍太郎:
イライラしてね?

相談者:
当たっちゃうんですよね、孫たちに。

高橋龍太郎:
ああー、す、そうすると子ども達もイライラするから。

相談者:
ええ、ええ、ええ

高橋龍太郎:
あなたがニコニコしてたら子ども達もニコニコするよ。

相談者:
あー、なるほど、そうですか。

高橋龍太郎:
うーん

相談者:
はあ、分かりました。

(再びパーソナリティ)


「夫に息子、ダメンズの尻拭い人生。女60歳に回ってきた孫息子二人の母代わり」への10件のフィードバック

  1. 離婚して子育て実家の母に丸投げ
    そういう長男だから離婚されたのだろうか?
    不倫して相手と再婚するために子ども捨てたのか?わかりませんが
    不憫なのは子どもたち。

    高橋先生加藤先生の言う通り怒りは長男と夫へぶつけちゃって下さい!
    そして子どもたちと嫁の事は切り離して
    考えましょうよ。と思いました。

  2. これからどんどん、こういう母親が自分の産んだ子供をいらないという離婚が増えそうですね。まだこちらの家は、お母様がギリギリ面倒を見られる年齢と体力と気持ちがあったから、子どもさんたちも大きくなってますが、、。それにしても突然小さい子ども二人をよく面倒を見てあげたと感心します。大きくなって、祖母に感謝できる人に育って行ってほしいですね。

  3. 孫は来てよし帰ってよしと言われる位なのに、息子+男子孫2人の毎日の世話は大変だろうと思います。
    パート代は息子から貰ってはどうでしょう?安心して働く事が出来るのは相談者のおかげなんだからね~

  4. 家族ぐるみで親しくしていた友人が離婚し、同じように子どもさんは旦那さまが引き取り 現在は実質旦那さまのお母さんが育ててあります。
    こちらの場合は元々奥さんが子どもが好きではなく、イヤイヤ期の真っ最中に 突然家を出ていかれた感じです。
    お子さんがもうすぐ2歳を迎える という頃でした。

    子ども同士をよく遊ばせていたこともあり、お子さんのことを勝手ながらずっと気に掛けていました。

    旦那さまは当直も多く帰りも遅く、年に何度か長期で不在のことも。
    おばあちゃんが一生懸命頑張っていらっしゃると伺っていますが、今回同じようなお話があり 改めて辛くなっているところです。

    子どもたちは 色々な思いを抱えながら毎日を過ごしていることでしょう。
    親の身勝手で 運命が大きく変わってしまったこと、とても心が痛みます。
    いつかおばあちゃんと心が通い、感謝の気持ちを持てるように。
    またおばあちゃんも、お孫さんたちを可愛いと思えるように。
    そうなるといいなと願います。

  5. 自分の子供でも反抗期は辛いのに
    64歳でまた育児なんて辛すぎる。
    孫育てはなく子育てなんだもんな。
    息子と話し合うべきだろうけど無駄かもね。
    施設に預けるとか言い出しそう。

  6. 旦那さん、息子さん、お祖母ちゃんを何かから開放してあげて〜(^_^;)やっぱり男の人には、子育ての大変さはわからないんだよなあ(^_^;)精神の先生も、あんまり分かってない‥
    しかも男だらけの家でしょ?女は家事子育て、息をするように出来る、ストレスになんてならない、って絶対思ってる!っていうか、考えてもないはず‥
    子供の事は、親の責任、ばあちゃんの責任ではないよ。手を貸す程度はしてあげて良いけど、丸投げされるのは絶対ちがう!しっかりお金もらえないなら、出ていっても良いと思う。お祖母ちゃんがパート出るなら、男どもは、酒のまずに、家事一切を引き受けるべき。お祖母ちゃんは、旦那の借金返す手伝いしてるんだから。
    稼がせた挙げ句に家事全部やらせるとか、奴隷やん。
    出ていった嫁からは、慰謝料もらってないんかな?

  7. お祖母ちゃん、旦那の借金のために働いているんなら、旦那さんが家事すれば良いんじゃない?
    男の中に女が一人で家事って、無理があるよ〜
    全員の都合のいいように使われているよ。出ていっても良いとおもう。

  8. 今日の相談者さんこそ大原恵子先生に担当になって頂きたかったです!決して高橋先生がダメということではありません。大原恵子先生も、実の母親に疎まれてひねくれた子になりかけた時、運良くおばあちゃんに育てられて、おばあちゃんから愛情たっぷり注がれて、おばあちゃんにたくさんんたくさん可愛がられて、おばあちゃんに叱られて(怒られた とは全く違います)おばあちゃんにいろんな事をたくさんたくさん教わって、今こうして活躍されるようになられた事は有名な話です。相談者さん どうぞ大原恵子先生の著作本をお探しなられて、参考にされて頂きたくて、コメント申し上げます。相談者さんも、本当は心からお孫ちゃんお二人、まっすぐに育って欲しいって思っていらっしゃる方だから、大原恵子先生のおばあちゃんみたいな素敵なおばあちゃんになれる方だと思います。物心つく前からおばあちゃんに育ててもらって、本当はおばあちゃんに感謝していると思う、そしておばあちゃんの事大好きなお孫ちゃん二人、必ずおばあちゃん孝行してくれる素敵な男の子たちに成長されると思います。今まで、本当に残念なご主人と息子さんたちに、真剣に怒って、気づかせて、二人のお孫ちゃんの事を協力させて、明るい楽しい家族に戻って幸せになって欲しく思いました!

    1. その通りですね。放送を聴きましたが、相談者さんはきちんと考えを持っている様子。今後は息子さんには金銭面での協力を、ご主人には家事を協力してもらい、少しでも肩の力が抜ければ、素敵なおばあちゃまにきっとなれると思います。将来、お孫さんが大切にしてくれるような。

  9. 現在のテレ人にケースワーカーみたいな福祉に強い回答者がいないのが痛い。感情論精神論よりも、法律や行政も絡めた客観的回答が、他の似た事情を抱えるリスナーの励みになるのに。

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